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もし芸人に不思議な力があったら2

1 :名無しさん:05/02/10 19:26:11
現まとめサイト
http://geininstone.nobody.jp/


・芸人にもしもこんな力があったら、というのを軸にした小説投稿スレです
・設定だけを書きたい人も、文章だけ書きたい人もщ(゚Д゚щ)カモォン!!
・一応本編は「芸人たちの間にばら撒かれている石を中心にした話(@日常)」ということになってます
・力を使うには石が必要となります(石の種類は何でもOK)
・死ネタは禁止
・やおい禁止、しかるべき板でどうぞ
・sage必須でお願いします
・職人さんはコテハン(トリップ推奨)
・長編になる場合は、このスレのみの固定ハンドル・トリップを使用する事を推奨
 <トリップの付け方→名前欄に#(半角)好きな文字(全角でも半角でもOK)>
・既に使用されている石、登場芸人やその他の設定今までの作品などは全てまとめサイトにあります。
書く前に一度目を通しておいてください。

71 :ブレス ◆bZF5eVqJ9w :05/02/15 22:24:10
こんばんは、ブレスです。本日お届けするのはロンブー過去編ラスト・息抜編です。
しばし駄文にお付き合いください。


〜回想・戦の後で〜


亮の脳裏には、まだあの時の記憶が残っている。


亮は困っていた。
この人達の家を知らない。
仕方なく、自分の家へと運ぼうか。そうも思ったが、また中本と石澤に襲われるのは困る。
とりあえず、公園のベンチに座る。
「ふぅー・・・。」
一息ついた。

ふたつのベンチに、男が5人座っている。
ひとつには中本と石澤が横たわり、もうひとつには亮を挟んで上田と有田。
「どないしよ・・・」
両は、今日何度目となるこの言葉を漏らした。
もう、太陽が赤く滲んでいる。
「・・・・・・」
皆、眠りについたままだった。
それだけあの戦いは激しかったのだろうか。
亮の体ももう限界だった。意識は、だんだんと薄れ始めていた。

72 :ブレス ◆bZF5eVqJ9w :05/02/15 22:24:54
――――ぴくっ。
「魂消ったぁーーーっ!!!(びっくりしたぁ!)」
「うわぁぁっ!!」
亮はびくんと跳ね起きた。
隣で上田が物凄い勢いで叫んでいたからである。
「何が起こったとやて思ったわ!!(何が起こったのかと思ったぜ)」
「はっ??」
「あれ・・・、俺なんばしとったかな?(あれ・・・俺何してたっけ?)」
「・・・上田さん?」
「あ?」
「・・・・・・なんて言ってるか分かりません。」
「・・・あぁ・・・」
「・・・・・・方言ですか?」
「・・・・・・そうだ」
「・・・・・・そうですか」
「おぉ・・・・・・」
暫くの沈黙。亮は亮で軽いショックを受けているみたいだった。
「あ、上田さん」
「なんだ?」
「あの・・・、有田さんお願いして良いですか?」
「・・・どう言う意味だ?」
「あの・・・ですね、家まで送っていってあげて欲しいんですよ」
「ばぁー?そっば俺がせぇてや?!(はぁ?それを俺がやれってか?!)」
「は?」
「俺なんもしてねーけど、すっげー疲れてんだぞ・・・」
「・・・そうすか」
一瞬の沈黙。

73 :ブレス ◆bZF5eVqJ9w :05/02/15 22:26:13
――――どさ。
「・・・・・・え・・・・・・」
上田は、自分にいきなりよしかかってきた亮を一度支えた。
そして、ゆっくりその場に寝かせる。
「・・・・・・寝てる・・・・・・」
亮がいつもの穏やかな顔で眠りに入っていた。
「何で俺がお守りばせなん・・・・・・(何で俺がお守りしなきゃいけないんだよ)」
普通ならば、最早日常で使うことも少ない、故郷の言葉。
それが亮の前で出ていると言うことは、きっと疲れているんだろう。
ふぅ、と一息つく。
「これからどうすっかなー・・・」



亮が気付くと、そこは車の中だった。
「・・・あれ?上田さんは・・・ここは・・・?」
「上田さん?・・・・・・いませんでしたよー」
「そうそう、亮さんしかいませんでしたよ」
運転席と助手席から、それぞれに暢気な声が聞こえた。
片方は川田、もう片方は照屋、通称『ゴリ』。
沖縄が生んだお笑い芸人、ガレッジセールの2人だった。

74 :ブレス ◆bZF5eVqJ9w :05/02/15 22:27:52
「・・・ゴリ・・・川田・・・」
ありがとう、と言おうとして亮はその前に
「俺しかおらんかったって事は・・・、テツさんとトモさんも?」
「テツ?」「トモ?」
2人が素っ頓狂な声を出していた。助手席の照屋が後ろを振り返る。
「亮さん、テツさんとトモさんって、テツトモですか?」
「そうやで」
「・・・うーん、いたっけ?川田ぁ」
川田はいつもの調子でうーん、と唸ってから、いなかったと返した。
「いませんでしたよ」
「そうなんか・・・」
ならば2人が自分を迎えに来る前に帰ったのだろうか?
石は、もしかしたらまだ汚れたままかもしれなかった。
だからこその不確定要素が怖い。
また襲われたらどうする?
相方だけでなく、ここにいる2人まで巻きこんだらどうする?
悩むのは俺で――――俺だけで良いのに・・・・・・。

75 :ブレス ◆bZF5eVqJ9w :05/02/15 22:29:38
「・・・う・・・ん・・・ょうさ・・・・・・亮さん・・・?」
「あん??」
亮は照屋の声で顔を上げる。なにやら変な声を出しながら。
「どうしたんですか?亮さん、考えこんで」
「亮さんらしくもないっすねぇ〜?」
照屋の心配と、川田ののほほんとした一言に、亮はふっと笑い。
「うるさいねん、お前らは自分の心配だけせぇ。
それと、川田!おい!一言多いねんっ・・・・・・」
なんかよくわかんないけど、また泣いてしまった。


白い煙が彼の視界を過ぎ去る。
そして、顔が水面下に沈みかけているのを
「何時までお風呂に入ってるのー?」
という、優しい声のお陰で止められた。


以上、ロンブー編でした。
駄文にお付き合い頂きありがとうございました。
次回以降ははねる編中心になると思います。ちなみに方言はよく分かりません(汗)
それでは、おやすみなさいませ〜。

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