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オリジナルウルトラマンを創るスレ【sixth】

1 :名無しより愛をこめて:2006/12/10(日) 14:01:37 ID:xO6gxf9X0
オリジナルウルトラマンを創るスレ【first】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1148132212/
オリジナルウルトラマンを創るスレ【second】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1154531054/
オリジナルウルトラマンを創るスレ【third】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1157799460/
オリジナルウルトラマンを創るスレ【fourth】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1160846909/501-600
オリジナルウルトラマンを創るスレ【fifth】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1163688391/

オリジナルウルトラマン公式ホームページ
http://originalultraman.cyber-ninja.jp/index.htm

・オリジナルのウルトラマンを創るスレです。
・M78星雲・光の巨人・その他大歓迎です。(下品な作品等はスルーさせて頂きます。)
 ただし、しっかりと最終回まで書き完結することが条件であります。
・感想も大歓迎ですが、中傷・悪口・否定等は止めて頂けるよう、お願い致します。
(アドバイス等はOK)
・荒らしは完全無視の方向でお願いします。
・sage進行でお願いします。
スレッドが落ちてしまいそうになった時のみageてください。

2 :名無しより愛をこめて:2006/12/10(日) 14:06:07 ID:viTR4sle0
乙ですー

3 :乙っす:2006/12/10(日) 19:13:04 ID:8ihdk7sY0
オリトラ五つの誓い

一つ、ここはオリジナルのウルトラマンを創るスレである事を理解する事

一つ、作風は自由だが、話はしっかり完結まで書き、なおかつ下品な作品はスルーする事

一つ、感想も自由だが、批判意見等はアドバイス程度に済ます事。

一つ、荒らしには絶対反応しない事。

一つ、sage進行で進める事。



4 :リュウラ著者:2006/12/11(月) 10:14:46 ID:/Hz2yFeR0
おつかれです

5 :ピース作者:2006/12/11(月) 16:20:58 ID:oEORMZMC0
>>3
いいですねー!
7スレ目からはこの表示でいきましょう(^^

みなさんこれからもよろしくお願いします。
オリトラスレ、ナンバーシックス!♪

6 :ピース作者:2006/12/11(月) 16:35:09 ID:oEORMZMC0
>アルファ作者様、リュウラ作者様、メテオ作者様
感想ありがとうございます。
パワード、うまく使えるよう頑張ります。
人間ドラマもちゃんと均等にわけなくてはいけませんので、
そちらもがんばりたいです。。。

>メテオ6話感想
なるほど、単独出動ができるウルトラマンなんですね!
突然現れる宇宙人にはほんと困りますよね。
巧く考えられた作戦ではありましたが、逆転勝ち!すっきりします!

7 :ウルトラマンオーバー:2006/12/11(月) 16:57:37 ID:+aSlE0TL0
1さん、スレ立て乙です
んじゃ前のつづきを・・・

8 :アルファ作者:2006/12/11(月) 17:02:34 ID:xApR+ehS0
乙です。

前スレにまだ、アルファ20話書き込んでます。
チェック入れてくれるとうれしい・・・

9 :ピース作者:2006/12/11(月) 17:30:53 ID:oEORMZMC0
>>アルファ作者様
更新致しました!
青空前・後編感想・・・
なにより、達志が無事でなによりでした。
善人の方がいてとても嬉しいです。
でも子供等達の防衛隊・ウルトラマンへの心境が
こんなにも分かれるとは珍しい。。(良い意味で)
最後の犬・・・なんだか怖い予感。


10 :ウルトラマンオーバー:2006/12/11(月) 19:10:37 ID:+aSlE0TL0
出撃したスペースジェット2隊
宇宙空間を超スピードで飛行する戦闘機体の前に、ついに標的が姿を現した
形の無い、黒い半透明のアメーバの様なそれは、中心核らしい部分を不気味に光らせながら地球に向けて直進している
四条「見たこと無い奴だな・・・、攻撃!」
四条の指示で一斉攻撃を開始するスペースジェット編隊
強力な熱戦砲が機首から一斉発射されてアメーバに命中する
熱を吸収したらしい体皮が真っ赤に変色し、ボロボロと崩れていく
反撃に核から黒い怪光線が発射されたが、スペースジェットは見事な旋回でそれをかわす

ステーションの観測ルームで戦況を見ているEAR一同
石野「腕は落ちてないみたいだな」
怪光を難なくかわし、熱線を発射するスペースジェットを見ながら、満足げに石野が言う
その横で、ただじっと、戦闘を見つめる川浪
わずかに、瞳の色が赤みを帯びた
道城「・・・川浪」
川浪「え?」
横にいた道城にヒジでつつかれ、我に返る川浪
道城「本当に大丈夫なのか?具合悪いんなら無理するなって、お前俺に言ってただろ?」
真剣な表情で言う道城に、川浪は本当に申しわけなさそうな顔で謝罪した
しかし本当に川浪が疲れていると思った道城は、彼女を休息させるべく、仮眠室に向かわせる
それを視線で追っていた石野は、一瞬川浪の目が完全に赤くなったように見え、首を横にふった

11 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:24:10 ID:v6i+XZnk0
えぇとこれは……投下してもいいんでしょうか。
一応投下します……。

12 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:24:54 ID:v6i+XZnk0
6話・地下800メートルの戦い

・地底怪獣テレスドン 登場


「「地底人ぃ?」」
火竜隊基地司令室。その何とも奇妙な指令を聞いて一同は一斉に聞き返した。
「まぁ、そうだ」
隊長も複雑そうな表情をしている。
しかし受けた指令は果たさなければならないので質疑応答もそこそこに概要の説明に入る。
「何でも、今町では地底人伝説なるものが流行っているらしい」
その内容というのは、この地上の遥か下の地下には高度な文明を持った地底人が王国を築いているらしいというもの。
議論は議論を呼び、ついにはそれ専門の研究チームまで出来てしまったほどとのこと。
「けっ! 馬鹿馬鹿しい。何でそんな迷信のために働かなきゃならないんっすか」
心底呆れた様子のハヤト。他の者も口には出さないまでもいまいち信じていなさそうだ。
それは勿論隊長だって同じである。
「私だって噂程度の信憑性で依頼されてはたまらんさ。だが……」
隊長の顔が参ったといった表情になる。そして少しの間を置いて続けた。
「その地底人とやらを実際に見て、しかも被害にあった人がいるとなれば話は別だ」
それを聞いて驚く一同。見ただけならまだしも、被害にまであってるとは。
遠野が身を乗り出す。

13 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:25:29 ID:v6i+XZnk0
「それで、その人はどうなったんです?」
何故かその言葉は楽しそうな響きを帯びている。
しかしそれは気にせず星斗も同じことを尋ねた。
「まぁ命に関わることではない。よほど地底人の姿を見たのがショックだったのか気絶しているだけだ」
なーんだ、とつまらなそうな遠野。この男、少し危険である。
その後頭部をべし、と叩くのはカゲリ。
「で、調査に行って来いと」
隊長はそうだ、と返しながらも全員が行くわけにはいかないとも付け加えた。
「万が一留守中怪獣が出現したりしたら一大事だからな。星斗、カゲリ。お前たちが行け」
「私が!?」
「俺が!?」
いつぞやの時のように、ほぼ同時に叫ぶ2人。
その様子を見て今度はハヤトが噴出した。
「そうだ。まぁそんな危険な任務じゃなさそうだし大丈夫だろう」
隊長もまた随分いい加減だ。しかしこれでも今まで問題という問題を起こしていないのだから不思議である。
あっ、と思い出したように隊長が付け加えた。
「そうそう。今回は地底人の専門研究チームの人に同行してもらう。――どうぞ」
言い終えると同時にドアが開き、靴音を立てながら隊長の横に歩いてきた。
一同はその姿を見るまでの僅かの間、地底人研究チームの人と聞いていかにもなおっさんが来ると思っていた。
だが実際に来たのは……

「上杉サヤカ。歳は23です。よろしくお願いします!」
それは目も眩むような美しさを秘める、若い女性。

一同、沈黙。

14 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:26:28 ID:v6i+XZnk0

「えぇぇぇぇ!?」
そして次の瞬間には思わず露骨に驚いていた。
「どうした?」
「あ、いえその……ちょっとね」
と適当に誤魔化しながら星斗は横にいるカゲリに小声で話しかけていた。
「(やっぱ、偏見ってのは当てにならない。俺は今つくづくそう思ったよ)」
カゲリも大きく頷きながら同意する。
「(流石にビビったわ……。まさかこんな若くて、しかも女の人とはね)」
「あの〜……」
不安そうな表情の研究者、サヤカ。
それに気づいた星斗は再び大声で誤魔化す。
「え? あぁいや何でもないですから! さぁ行きましょう!」
カゲリを押しながらさっさと部屋を出る。
サヤカの方も素直というべきかそれとも単純というべきか、ともかく安心してついていった。
その後ろでハヤトが物凄く悔しそうにしてることも知らずに。


15 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:27:25 ID:v6i+XZnk0

「すげー!」
任務内容のおおよその説明を聞いた後、乗ることになる車両の確認のため格納庫にきた星斗は大声を上げた。
そこにあったのはキャタピラつきの大型車。背部にはドリル方のサブアームまでついてた。
「先程説明したとおり、地底人を見たという洞窟からこれに乗って地下に進みます」
星斗の驚きようを無視して、サヤカは淡々と説明を続けた。
いまいち性格がつかめない人だ。
「では時間も無いのでそろそろ行きましょうか! 何かご質問は……」
カゲリがハイ、と手を上げてから尋ねる。
「もし途中で地底怪獣とか出てきたらどうするんですか?」
この前のゴートゲラのこともあり、確かに予想できることではあった。
それを聞いたサヤカはあっさり答える。
「それは逃げるしかないですね!」
「あらら」
ガクッ、と肩の力が抜ける。肝が据わってるのかただ深く考えてないだけなのかわからない。
激しい不安を感じつつも、二人はサヤカについていくことにした。


16 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:27:55 ID:v6i+XZnk0

――地下100メートル、110メートル、120メートル……。

目的の洞窟に着いた3人は、早速あのドリルマシンに乗って地下へ潜ることに。
そのスピードは予想以上に速く、いとも簡単に100メートルを越してしまった。
「しかし、途中にいたモグラとかミミズは哀れね」
任務と全く関係ない感想を漏らすカゲリ。まぁ確かにそうではあるが。
それとは別に星斗はサヤカに質問していた。
「何でサヤカさんは地底人の研究者なんかに?」
先程からずっと疑問に思ってたことだ。こんな美貌持っててしかも若いなら、モデルでも目指しそうなものだが。
サヤカは戸惑いつつも一応答えてくれた。
「私の父の夢なんです」

サヤカの話によれば、こういうことらしい。
彼女の父は子供のころから地底人の存在を信じて疑わなかった。
大人になったら絶対地底人を発見してやる、と意気込んでいたらしい。
そして大人になった彼は発明者となり、地下を安全にかつ速く、そして深くまで進める機械の開発を始めた。
その道のりは長く険しいものでやっと完成したと思ったら、最早それに乗って地底を旅するのは無理だというくらいまで年老いていたのだ。

「その半年後、父は落胆しながら寂しく死んでいきました」
沈黙する二人。サヤカの声意外にこ聞こえるのはドリルの回転音ぐらいなものだ。
「その時私は決めたんです。父に代わって夢を成し遂げようと。そしていつか天国に行ったときに教えてあげようと」
そうした結果、今のような趣味か職業かわからないような仕事に就いたらしい。
二人は何も言う言葉が見つからなかった。

17 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:28:25 ID:v6i+XZnk0
丁度その時、何やら今までと違う音がしたと思うと突然落下するような感覚に襲われ、更に数秒後車体が激し揺れていた。
「な、何だ!?」
慌てて外を見る三人。
暫くの間は砂埃で何も見えなかったが、やがて見えてきた光景に言葉を失った。

そこは壁も、床も、おおよそ空間の90%以上が銀色で占められた世界。よくよく見ると、人工物であることがわかる。
また4箇所にある巨大な柱は滑らかな流線型。どう見ても地上の建造物とは異質な物だ。
「ここは……」
ドリルマシンのドアを開き、外に出ながら星斗は呆然と呟いた。
「本当にあったんだ……」
続いて出てきたカゲリも心底驚いている様子。
そして何よりも一番感動したのはサヤカだった。
「見つけた……見つけたんだよ、父さん……」
思わず泣きたくなる。それをぐっとこらえて彼女は言った。
「先へ行きましょう。こうなったら、一目地底人を見てみたいんです」

興奮しつつ、それでいて慎重に三人は長い通路を進んだ。
地底人が今だに生存してるのか、そして友好的なのかそれとも敵視しているのか。何もかもわからないが慎重に行くに越したことはない。
レーザーショットを構えながら、一歩一歩進んでいった。
やがて通路を終え、再び開けた場所に出る。
そこは何かの研究室のようだ。赤やら青やら、様々な色の液の中に得体の知れない物体が浮いている。
何だか見ていて気味が悪い部屋だ。
「何だここ……」
「さぁ……」
呆気に取られて周りを眺める三人。誰も後ろから近づく人影に気づくものは無かった。


18 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:28:56 ID:v6i+XZnk0

全くもって突然、最初は何が起こったかわからないほどいきなりのことだった。
体が、動かなくなってしまったのだ。
「!?」
慌てる三人。しかしどうにもならなかった。
そんな彼等の前に、一人のサングラスをかけた男が近づいてくる。
「地上の者だな……」
静かな口調だった。しかしどこか怒っているようにも聞こえる。
あんた誰よ、とカゲリが叫ぶ。
「誰でもいい。お前達には今すぐ死んでもらうのだからな」
その言葉を聞いて肝を潰す星斗。
「は!? 何で殺されなきゃ……」
「黙れ!」
男のその威圧感に満ちた声だけで、全く声が出なくなってしまった。
男は再び静かな口調に戻って言った。
「まぁどうせ死ぬのだしこれだけは言っておいてやるか。……我々はお前達が地底人と呼ぶ存在だ」
そんなことは言われなくても知っている。
「我々はこの薄暗い地下に住み、いつも、地上に対して憧れを抱いていた」
男は続ける。
「しかし地上には既にお前達人間がいた。我等は何度か、お前達に接触を試み地上に住まわしてくれないかと願ってきた」
そこで男の声は露骨に怒りを帯びた。
「お前達は全てその申し出を断った! 我等が……我等がお前達とほんの少しだけ違うことを理由に!」
男はおもむろにサングラスを外した。
星斗は男のその顔を見て、絶句した。

19 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:29:31 ID:v6i+XZnk0

男のサングラスの下には、本来あるはずの目が無かったのだ。まるで、のっぺらぼうに鼻と口だけをつけたような感じ。
彼は忌まわしそうにその顔を手で拭う。
「たったこれだけ、たったこれだけを理由に我等を否定したのだお前達は!」
何も言葉が出なかった。ただ、男の話を聞くしかない。
「我等は呪った。お前達を。そしてそっちが我等を否定するのなら、我等もお前達を否定しようと心に決めた!」
そして……と男は後ろを向き、中央の唯一何も無いところに指を指した。
「我等は、お前達を滅ぼし地上を奪うことに決めた!」
男が言葉を言い終えた刹那、男が指した先の床がぱっくりと割れた。
そして中から、巨大な物体がせり上がってくる。
「これは……!」
カゲリは思わずその物体を見て声を上げた。

それは怪獣だった。皮膚は地底に相応しい茶色で、頭部は平べったく長い。その頭部の上の方には小さな目が2つ。
「見ろぉ! これが我等の技術の粋を集めて完成した究極の生物兵器! “テレスドン”だ!」
いつの間にか、三人の周りには数人の男女が並んでいた。
皆同じようなサングラスをかけている。
男は振り返り、にんまりと実に嫌な笑いを浮かべた。
「さて、お前達の処刑の時間がやってきたぞ……」
手も足も出ない。このまま自分達は殺されてしまうのか……。


20 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:30:15 ID:v6i+XZnk0

と、星斗の心を絶望感が支配したとき、急にメテオの意識が語りかけてきた。

“星斗! 安心したまえ。今君達を動けるようにしてやる。そして君の仲間たちを逃がした後、あのテレスドンを倒すのだ!”

「メテオ……!」
と、星斗が驚きをあらわにするころにはすでに動けるようになっていた。
「あれ? 動ける……」
カゲリが不思議そうに呟いた。それを無視して星斗は二人の腕をむんずと掴み、走り出した。
「!? 何故貴様等動ける!」
男が叫ぶがひたすら無視する。目の前に立ち塞がった二人の地底人に思い切り体当たりをかまし、走り続けた。
突然のことにまだ理解できていないカゲリ。とりあえず、とばかりに叫ぶ。
「ちょ、星斗痛い! 何すんの!?」
しかし星斗はまたもそれを無視して走ることに専念した。
そして通路のところまでくると、二人をそこに押し込み自分はそれを守るようにして立った。
「星斗!?」
「逃げろ!」
「え……?」
「いいから逃げろっての!」
何が何だかいまいちよくわからない。一体星斗は何をする気なのか。
しかし彼の真剣な表情を見て、それに同意した。
「……どうなっても、知らないからね」
カゲリはサヤカの手を引っ張り、足早にその場を去っていく。

21 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:31:56 ID:v6i+XZnk0
星斗はその様子を見届けた後、一人地底人たちの所へ歩いていった。
「身を犠牲にして仲間を逃がすか? ご立派なことだ」
彼の行いを嘲笑する男。だが無駄なことだ、と星斗に言う。
「たとえお前の仲間が地上に逃げ切れたとしても、いずれこのテレスドンによって殺される運命なのだ。
つまり死ぬのが多少遅くなっただけのこと。それがわかっているのか?」
しかし星斗はそんな男の話など聞いてはいなかった。
逆に男に問い返す。
「お前達は、何故サングラスをかけているんだ?」
男は不思議そうな表情をしている。この男はこの期に及んで何を……
「それはもしかして、強い光が苦手だからじゃないのか?」
「!」
地底人達の間にどよめきが起こる。
暫くの間うろたえていた男だが、やがて元気を取り戻した。
「底まで見抜くとはな。だがこの状況でどうする? 残念だがそこらの証明程度の光では我々は痛くも痒くも無いぞ」
男はそう告げながら思わず笑みを浮かべる。
しかし、そこでおかしなことに気づいた。星斗が笑っていることに。
「貴様、何を笑って――」
その言葉を遮るように、星斗は腕をクロスさせその両腕にはめられた宝石を重ね合わせた。
「ならばお前達にこの光は致命傷となるはずだ! メテオォォォ!」
刹那、眩い光が辺りを包んだ。


22 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:32:26 ID:v6i+XZnk0

「ぎゃあぁぁぁぁぁ!」
「ひ……光が……」
「やめてくれぇぇぇぇぇ!」
地底人達の阿鼻叫喚の嵐。
メテオに変身する瞬間に起きた光は、地底人達が苦しむのに十分すぎるほど強かったのだ。
やがて光は止み、メテオが地底に降り立つ。
その周りには多数の地底人が倒れていた。先程の男も例外ではない。
それを少しの間、哀れそうに見ていたメテオ。しかしすぐにテレスドンへと目線を向けた。
奴が動き出す前に片付けなければ。
しかし、ふいに下で声がした。苦しそうで、今にも息絶えそうな。
「おの……れ……」
一人の地底人の男だった。テレスドンのそばに体を引きずるようにして寄せている。
「もう許してはおけぬ……。地上人も………道……連れ……に………」
血反吐を吐きながらも男はテレスドンのところにたどり着いた。そして、その皮膚に触る。
彼が何をしようとしているのかを理解し、慌てて止めに入るメテオ。
「やめ………!」
「……してくれる……!」
男の手がぼんやりと、薄暗い緑色の光を発し始める。
その光はテレスドンへと移り、その体を包み込んでいった。
そしてカッ、と見開かれる瞳。少しの間をおいた後の、甲高い咆哮。
テレスドンは目覚めてしまった。
「まずい……!」
メテオはすぐさま飛び掛る。だが奴の太い尾で叩きつけられ、吹き飛ばされてしまう。
再度咆哮するテレスドン。ゆっくりと、歩き始めた……。


23 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:36:54 ID:v6i+XZnk0

何とか立ち上がったメテオは、再びテレスドンに挑みかかった。
瞬時に近づき、その体に拳や足をめり込ませる。
テレスドンは多少のうめき声をあげはしたが、それだけだった。すぐにカウンターの一撃が来る。
「(くっ……!)」
ギリギリで避ける。しかし奴は巨体に似合わないスピードで第二撃、第三撃と繰り出してきた。
二発目を防御して防ぎ、三発目でその手をしっかりと掴む。そのまま勢いよく背負い投げをかました。
大きく吹き飛ばされるテレスドン。床にたたきつけられ、床の瓦礫が舞い上がる。
しかしそれでも奴は平気で立ち上がってくるではないか。どこまで固い体をしてるのか。
地を蹴って体当たりをしてくる。何とか押さえようとしたが、し切れず仰向けに倒れてしい、更に圧し掛かかられて首を絞められる。
振りほどこうと抵抗を試みるが、中々話さない。やがてカラータイマーまで点滅し始め、まずい状況に追い込まれてしまった。
「ぐぅ……!」
意識が飛ぶ直前の所で腹を蹴り、どかせることに成功する。危ないところだった。
しかし休む暇を与えてはくれず、テレスドンはなおも飛び掛ってくる。
再度首を狙われたが、今度は受け流すことに成功し背中を蹴りつけてやる。思惑通りバランスを崩して転倒した。
先の仕返しとばかりにそこに馬乗りになり、首を何度も叩きつけた。いつかのヴァドス戦を思い出す。
だがヴァドス以上に頑丈で力強いこいつは、たちまち起き上がりメテオを振り落とすと尾で叩きつけて来た。
それは何とか回転して避けるものの、そろそろ限界だ。早く止めを刺さないと。
しかしここは地下。メテオニックウェーブを使えば周りの柱を破壊し、この建物自体を崩してしまうかもしれない。そうしたらメテオである自分はともかくカゲリ達はひとたまりもない。
その上ゴートゲラのときのように空に飛ばしてそこを狙うということもできない。何とか別の手段を考えなければならなかった。
しかしメテオは何も言ってくれない。このままでは時間が尽きてしまう!

24 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:37:25 ID:v6i+XZnk0
「(そうだ!)」
ピンチに陥ると以外に思い付きがいいものだ。メテオはメテオニック・ウェーブの時と同様、腕を掲げエネルギーを溜め始めた。
やがて最高にまで高まるエネルギー。いつもならここで腕をかざすのだが、そうはしない。
突如メテオはエネルギーを腕にためたまま駆け出した。と同時にテレスドンも向かってくる。
ぐっ、と溜めてある方の腕を後ろに引く。まもなくテレスドンと激突しそうだ。
そして腕を伸ばせばもう届く、というその時、
「メテオ・ナックル!」
一気に腕を突き出し、拳をエネルギーが溜まったままテレスドンにめり込ませたのだ。
凄まじいエネルギーの前に容易く破れていくテレスドンの皮膚。
そして完全にメテオの腕が貫通する。その間、テレスドンは悲鳴すら上げることはできなかった。

やがてエネルギーが消え、元の腕に戻る。それをゆっくりと引き抜いた。
戦闘態勢のまま固まっていたテレスドンは、それと同時に徐々に崩れ落ちていく。
そして数秒後、土へと帰って行った。

25 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:37:56 ID:v6i+XZnk0

「散々な目にあわせてもらって、申し訳ございません」
ペコリ、と頭を下げて誤るサヤカ。
カゲリは慌てて顔を上げさせた。
「いいんですいいんです! こんなこといつものことですから!」
それでもしばらくは申し訳なさそうな表情をしていたサヤカだが、やがて笑顔を取り戻した。
「でも火竜隊の皆さんのおかげで父の夢をかなえることが出来ました!」
敵対的であったにしろ、実際地底人は存在したのだ。それだけで彼女には満足だった。
本当はもう、いないのだが。
「もし今度お会いできたら、その時は何かご馳走しますね!」
それを聞いて星斗は飛び上がる。
「え!? 本当ですか! いやぁありがとうございますぅ!」
が、すぐさまカゲリに脇腹を殴られた。
蹲る星斗を無視してカゲリは笑顔で答える。
「きっとそうさせてもらいます」

それでは、と去っていくサヤカ。
その後姿を見ながらカゲリは呟いた。
「しっかし、あんたもよく無事だったわね。ウルトラマンとテレスドン……だったっけ? あの二体の戦いに巻き込まれて」
ギク、とする星斗だが、笑って誤魔化す。
「うん、まぁ、俺って優秀だから!」
だが、
「調子にのるな!」
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ!」
再度カゲリに殴られるのだった。


26 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 19:39:34 ID:v6i+XZnk0

次回予告
ある日を境に夢を見なくなってしまった星斗!
理由がわからず悩むが答えは見つからない。
しかし時を同じくして人々が次々に無気力になっていく事件が発生!
ついにそれは火竜隊のメンバーにまで……!?
一体この現象は何なのか!

次回・「侵略者の罠 夢の見過ぎにはご用心!」

・催眠宇宙人ドリフェス星人 登場



以上です。こんなのテレスドンじゃない! と思われたかもしれませんが勘弁して下さい(´・ω・`)


27 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 21:20:06 ID:v6i+XZnk0
他の作者様方に習って私もデータ投下。

ウルトラマンメテオ

M78星雲、『宇宙警備隊』所属の宇宙人。(※)本人曰く地球を『大いなる災い』から守るために来た、とのこと。
しかし地球上では僅かしか活動できない。
そのため偶然ヴァドスに襲われやられそうだった火竜隊のメンバー渡星斗を救い、彼と二心胴体となることで共に平和を守ることにした。
普段は星斗の意識を全面的に出しているが、時々出てきて色んな点で未熟な彼にアドバイスを与えたりしている。
またゼルカド星人戦では動けない星斗から分離、単身で戦うということも成し遂げている。

必殺技

・メテオニック・ウェーブ 
エネルギーを片腕にため振り下ろすことで生じる光線。
絶大な破壊力を誇る。
また威力を抑えて撃つことで手軽な技としても使用可能。

・メテオ・ナックル
メテオニック・ウェーブ同様腕にエネルギーを溜めた後、それを腕ごと相手に直接ぶち込む技。
リーチは短いが威力は絶大。更に周りに被害が及ぶことも無い。
6話で初登場し、殴っても蹴ってもビクともしなかったテレスドンを一撃で粉砕した。

確認されている技はこれだけだが、まだまだあるらしい。

28 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 21:21:05 ID:v6i+XZnk0
火竜隊

特殊事件専門対策チーム日本支部の別称。
主要構成メンバーは大野隊長以下4名の隊員で、他にクルーや研究員を含めると総勢670名となる。
なお平和憲法の下武器を持たない日本ではあるが、特殊生物『怪獣』に備え火竜隊には自衛隊同様例外的に武器の所持が認められている。

・渡星斗
火竜隊の新人隊員。
まだひよっ子で、得意分野も特に無い。
しかし持ち前の判断力と正義感で仲間を救う。
地球に飛来したウルトラマンメテオと融合。共に世界を守ることとなる。

・城ヶ咲カゲリ
星斗とは逆で火竜隊でもトップクラスのエリート隊員。
全てにおいてオールマイティな力を発揮する。
何か知らないが星斗を気に入ってるっぽい。果たして気があるのかどうかは不明。
ちなみにどっかのお嬢様。

・新堂ハヤト
カゲリと同じエリート隊員。
操縦テクニックがずば抜けており、その腕前はカゲリ以上。
ただし元暴力団の頭ということもあって性格は粗暴かつプライドが高い。
事あるごとに星斗とは激突している。
何故か隊長である大野だけには忠実で、噂では昔この二人の間で何かがあったとのこと。


29 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 21:22:57 ID:v6i+XZnk0
・遠野ヒカル
星斗より少し前に入ってきた隊員。
調査とかが主な仕事だが、戦闘でも異常なまでの精密射撃でかなり役に立つ。
誰に対しても丁寧な言葉使いで接し、それは新人である星斗にも同じである。
その一方子供っぽいところもあり、何か星斗のほうが先輩に見える。

・大野善司
火竜隊の現隊長。
自分はあまり現場に出ず常に指令を出してばかり。
だがその指令が極めて明確かつ正確なため、隊員からは慕われているようだ。
だが逆に6話では少しいい加減な面を見せており、色々とわからない人である。
余談だが酒が駄目。


メカ

・スター ・ムーン ・フェニックス
火竜隊に配備されている三機の戦闘機。
武装はスターがガトリングでムーンが普通のレーザー。フェニックスはかなりの精密射撃が可能なレーザーガンスナイパー仕様。
それぞれスターに星斗とカゲリ、ムーンにハヤト、フェニックスに遠野が乗る。
○テオールみたいに特別な能力があるというわけではないが、基本性能は優秀で信頼度は高い。

・ドリルマシン
火竜隊のメカではないが、6話で登場。
ドリル型のサブアームを装備し、これで地下深くまで進むことが可能。
装甲も頑丈で、滅多なことでは傷はつかない。
ただし陸上では極めて鈍重。

※……ゾフィーや父がいる警備隊とは別。脳内では並行世界に存在する別の警備隊という設定です。

30 :名無しより愛をこめて:2006/12/11(月) 21:34:01 ID:bt+y+xlkO
なるほど。やはりマックスタイプの世界観みたいですね
思わせ振りなのはあるけど繋がりは無いというか。
テレスドンにもそれっぽい反応は無かったしね

31 :ウルトラマンメテオ:2006/12/11(月) 21:37:51 ID:v6i+XZnk0
そして皆様方の作品の感想を。

>アルファ作者様
あ……アルファ……。お父さん、ナイスです(笑
しかしハーケンさんを秒殺するとは、欲は人を強くするものですねw
果たしてゾーリミオスとどこまで渡り合えるのか、見ものです。

>オーバー作者様
うぅぅん、先が読めるようで読めないのがまた凄い。
とりあえず川浪さんが何かキーパーソンであろう事は予測できますが……。
とにかくこれは先を待つしかありませんっ。

皆様6話の感想有難うございました。
ウルトラマンの単独行動はパワード最終回の影響だったり。

以上です。長々と失礼しました;


32 :ウルトラマンオーバー:2006/12/11(月) 21:40:39 ID:+aSlE0TL0
失礼、席をはずしてました
>メテオ作者様
第六話、本編のテレスドンの設定をうまく応用した、完成度の高い作品だと思いました
キャラクターの使い方もうまく、見ていて楽しめました、面白かったです

33 :ウルトラマンオーバー:2006/12/11(月) 22:13:50 ID:+aSlE0TL0
海矢『隊長駄目です、火力が足りません、撃ったところがすぐに再生して熱線砲だけでは殲滅不能です』
SJU隊のひとりで、真理と共に四条の片腕的存在であるSJ隊のナンバー3、海矢 ハジメが攻撃を続けながら四条に叫ぶ
真理『目標速度、2%上昇』
四条「攻撃を続けろ!なるべく一点に集中するように攻撃するんだ!」
熱線が連続命中するが、先ほどより回復速度が増している
海矢「・・・糞、パワーアップしやがった」
再攻撃しようとした海矢の動きが、一瞬止まった
海矢「笑った?」
次の瞬間、黒い光線が命中して、海矢のSJUは爆発した
四条「海矢!!」
思わず叫ぶ四条、しかし、すぐに我に返る
四条「フォーメーション攻撃続行!なんとしても地球への侵入を阻止しろ!」

仮眠室のベッドに横たわる川浪
顔に少し元気が無い
それを心配げに見下ろす道城
しかし、彼女が大人しく寝ているらしい事を確認すると、すぐに仮眠室を出た

34 :ウルトラマンオーバー:2006/12/11(月) 22:49:28 ID:+aSlE0TL0
観測室に戻った道城に、石野が悲痛な表情で顔を向けた
石野「・・・・一機やられた」
それは、さっき自分達が見送ったうちの一人が、二度と戻ってこないという意味の言葉である
名も無き隊員に心中で黙祷をささげると、道城は石野の目を真っ向から見据えた
道城「ヴァルチャーEを出しましょう、川浪隊員がいなくても甲と丙がある」
≪駄目だ!万一我々までやられたら、誰が地球を守る?≫
石野「よし!いっちょやるかああ」
味方が目の前でやられるという事態に直面して、石野の口から防衛軍模範解答が出ることは無かった


「助けてくれえええええ」
「敵はどこだ?どこから現れたんだ!?」
「駄目です!攻撃が当たりません!!」
断末魔が耳の奥で蘇る
「脱出用意!」
一瞬、モニターに姿を見せる「それ」
「それ」を鬼の様な形相でにらみつける、その人
「てめえら、全員脱出しろ!急げ!!こいつは・・・」
そこで、後ろから誰かに後ろに引っ張られる
抗う事さえ忘れ、その人の最後の後ろ姿を目に焼き付ける
鬼の様な、勇者の様な、王者の様な・・・ただの隊員
その姿が隔壁の向こうに消え、最後の台詞はその耳には届かなかった

かっと目を見開く川浪
その目は、真紅で、雰囲気も常人を逸していた
無言ですばやく立ち上がると、迷うことなく走る

35 :バルグ作者:2006/12/12(火) 01:57:02 ID:qyxQUigo0
第5話 「運命」 光の大賢者ウルトラノストル 王様怪獣モア登場

古い遺跡内
古い遺跡の中で何かをしている老人がいた
「フン…ヌゥゥゥゥン!…ふむ、やはり何度やっても同じ結果となるか…」
老人は何かを占っている様だった
「…やはり、一度当人と会ってみる必要がありそうだな」

二日後、SPIRITS基地 ブリーフィングルーム
「皆さん、ちゃんと勤務してますか?」
SPIRITS基地を見に来たオノが隊員達に声をかける
「もちろんです」
隊員達はオノの質問にそう答える
「フフフ、そうですか。それは結構。では、皆さん頑張って下さい…あぁ、トダ君、少し話したいことがあるので会議室へ来てください」
「了解しました」


36 :バルグ作者:2006/12/12(火) 01:59:11 ID:qyxQUigo0
会議室
「ところでオノさん、話とは?」
「SPIRITSにもMSを配備します」
「なっ!?」
「現在、特殊防衛隊日本支部にはガンゲリオンが配備されているのはしっていますね?」
「えぇ、先日の作戦行動の際に拝見しました」
「あれは確かに強いのですが操縦できる人間が非常に少ない。いくら強力でもそれでは意味がありません」
「………」
「ガンゲリオンと違うコンセプトの元開発されている機体があります。僕はそれをあなた達に配備しようと思います」
「…そのMSの名前は?」
「コードネーム“ゼロ計画”試作機…MSゼロです」
「ゼロ計画…」
「えぇ、そうです。この機体は操縦のしやすさと量産性を追及しています。ガンゲリオンのように単体での能力は高くないのですが…」
「数で対抗する…。そういうことですね?」
「まぁ、そういうことです。さすがに察しが早い。まぁ、詳しいことは後日またお話するということで」
「了解しました」
「では、今日はこの辺で」

夜 帰宅途中のジン
「うー、最近寒くなってきたな…」
そうつぶやきながらジンは家へ帰っていた。
すると、いきなりマンとを羽織った老人に声をかけられる。
「ちょいとそこのお兄さん、占いやってみないかね?いまならただでやったるよ」
「え、…うーん、お願いします」悩みながら占いをお願いするジン
「そらきた!…ムムム、これはこれは…!」
「えっ、なんなんです?」
「ウムムムムム、ここでは話しにくい。ワシの家まで来てくれんかのう?」
「まぁ、いいですよ」
「それじゃ、ワシの家へとレッツゴーじゃ」

37 :バルグ作者:2006/12/12(火) 02:00:45 ID:qyxQUigo0
老人の家
「そ、それで俺に何が?」
「では、お話するかのう…カキノキ・ジン君…いや、ウルトラマンバルグ」
「…!?(このお爺さんどうしてそのことを!?)」
「ホッホッホ、驚くことはない。なぜならワシも…」
老人がそういうといきなり老人がマントを脱ぎ光に包まれる
「君と同じ、ウルトラマンじゃからな」
そういうと、老人はバルグやゼクスと同じ…ウルトラマンの姿になっていた。
そのウルトラマンはマントを身につけ、堂々とした風格をもっていた。
「さて、まずは自己紹介から始めるとしよう。ワシの名はウルトラノストル。一部じゃ光の大賢者といわれておる。人間体の名はクマドリ・ゲンゾウじゃ」
「…ノストルさん。一体なんの目的で僕を…?」
「ホッホッホ、君だけじゃなくてバルグにもいいたいことがあっての。さ、一度分離させてあげよう。ホレ」
ノストルがそういってマントをジンにかぶせるとジンとバルグが分離しジンの前に等身大のバルグが現れた。
「え、僕とバルグが…分離した!?」
「なんという力…」
「ホッホッホ、まぁ気にするな。さて、わしが君達をなぜ呼んだかじゃが…」
「…特殊防衛隊のあの兵器のことですか?」バルグがノストルに尋ねる
「あの兵器?」
「…ガンゲリオン…といったかな。あれだ」
「あの兵器が!?けど、あれは地球を守るための…」
「ホッホッホ、まぁそのこともある。じゃが、まだ他にも話したい事はあるんじゃよ」
「他の事?」
「ジン君…心して聞いてくれ…」

38 :バルグ作者:2006/12/12(火) 02:01:49 ID:qyxQUigo0
そう言うとノストルは話し始める。
「まずはあの地球の兵器…ガンゲリオンとか言ったかな…?あれについてじゃが…」
ノストルはガンゲリオンについて語り出し、信じられない事を言った。
「…僕は、僕はそんな事信じませんよ!」
「ジン…」
「…君には辛い事かもしれんが事実じゃ。…カミシロ・ロウはガンゲリオンが暴走した後、ウルトラマンゼクスによって機体を破壊されカミシロ・ロウは死亡する。これが運命じゃ」
「そんな、そんなこと…!」
「…ノストルさん。その運命を変えることは…?」
「…ほぼ、不可能に近い。じゃが…君達がこの事を知れば少しは…この運命を回避する事ができる可能性が上がるかもしれん…」
「僕は…変えて見せます!そんな未来、僕は認めない!」
「…ジン……」
「そうなる事を祈ろう…。続いての話じゃ。ここから先は地球を狙う宇宙人についての話じゃ」
「地球を狙う…宇宙人…」
「…ラグ星人のことですか?」ジンが尋ねる
「それだけではない。その他にも地球を狙う侵略者がいる」
「一体どういう…?」
「宇宙人連合と呼ばれるやつらじゃ。今までにいくつもの星が奴らによって滅ぼされてきた」
「そんな強敵が…地球を?」
「先日君達が戦った怪獣…あれも奴らの所持していた怪獣だ」
「そんな…」
「そして、先ほど君がいったラグ星人。奴も不穏な動きを見せておる」
「……」

39 :バルグ作者:2006/12/12(火) 02:03:29 ID:qyxQUigo0
「そこでじゃ…ワシは君達に今から試練を与えようと思う」
「試練?」
「ワシの作り出した異次元で怪獣と戦ってもらう!」
「………」
「この試練を乗り越えられない様じゃ地球を守ることなどとても出来ぬし運命を変えるなど夢のまた夢の話じゃ」
「…!…やります。僕が地球を守ることができるということを…運命をかえることができるということを証明して見せる!」
「ジン…」
「いこう、バルグ。僕達が地球を守りきれることを…運命を変えることができるのを証明するんだ!」
「あぁ、いこうジン!」
再び二人は融合した。
「では、行くぞ!十の秘奥義の一つ、ノストルウェイブ!」
ノストルはマントをふり、ノストルウェイブでジンを異次元に送った。

異次元
「…聞こえるかな?ジン、バルグ」
「えぇ」
「お前たちが今いるその場所が異次元じゃ。その異次元には怪獣がいる。その怪獣を倒すのだ」
「それだけでいんですか?」
「ホッホッホ、それだけじゃ」
「分かりました。やってみます」
「頑張ってくるんじゃぞい」
そうして、ジンとバルグは怪獣の捜索を行った。
怪獣は以外にもすぐに見つかった。
「見つけた!…いくよ、バルグ。準備はいいかい?」
(あぁ、大丈夫だ。いつでもいける)
「よし、いくぞ!バルグー!」
ジンはバルグに変身し怪獣に向かって構えた。

40 :バルグ作者:2006/12/12(火) 02:04:04 ID:qyxQUigo0
怪獣はバルグをみるとすぐに火炎を吐き出してきた
バルグは火炎を側転で避けた後に右手の人差し指を上に上げエネルギーを溜めた後、前につきだし光線を発射した。
バルグの技の一つ、フィンガーショットだ。
フィンガーショットは怪獣に命中し、怪獣は怒りの声をあげた。
そして、怪獣は驚くべき行動に出た
「グルルルル…」
怪獣はそううなった後に分身したのだ。
「なっ!?」
ジンとバルグは怪獣の能力に驚いた
そのとき、ノストルがジンたちに話しかけてきた
「いい忘れておったがその怪獣はこの次元の怪獣の王モア。そうそう楽にはたおせんぞい」
「…上等です。分身しようとなにしようと必ず仕留めて見せます」
「ホッホッホ、いい気合じゃ。では、ワシはまた傍観者にまわらせてもらうかの」
話を終えるとモアがこちらへと攻めて来る。分身しつつ接近してきたモアがバルグを殴る
バルグは倒れるがすぐにおきあがりモアにチョップを食らわせた…はずだった。
しかし、バルグが攻撃したのはモアの残像だったのだ
「デヤァァァッ!」
なら、残像ごとモアを攻撃するとでも言うようにバルグは全ての指からフィンガーショットを出す技…フィンガーブレイクを発射した。
そして光線の一つがモア本体に命中する。
モアがひるんでいるところにバルグは飛び蹴りをあびせ、その後馬乗りになってモアを連続で殴る
そして、間合いをとり、スピリッツ光線を発射した。そして、モアは爆発して消え去った
「ほほぅ…なかなかやるのぉ…。試練は終了じゃ」
そういうとノストルはバルグを元の老人の家にもどした

41 :バルグ作者:2006/12/12(火) 02:10:58 ID:qyxQUigo0
老人の家
「ふぅむ、なかなかやりおるわい」
感心した様にノストルがいう
「……………」
「君達なら、地球を守り運命を変えていくことができるかも知れぬ。地球を頼むぞ、ジン、バルグ」
「はい、任せてください!」
「どんなことがあってもあきらめるでないぞ!ギリギリまで踏ん張って、頑張ってもダメじゃッた時には助けに行くからな」
「はい!ノストルさん、今日はありがとうございました。では、また!」
「うむ、さらばじゃ。ジン」
そうして、ジンは自分の家へと帰った

ある地下室
「ちっ、まさかあの光の大賢者までもが介入してくるとは…。計画を修正しなければ…」
バルグやゼクスの力量を測っていた謎の男がそうつぶやいていた
「…様」
と、そこにその男の部下が現れる
「…お前か。なんだ?」
「どうやら、宇宙人連合どもが地球にスパイを送ったそうです…」
「ホウ…」
「どういたしますか?」
「ほうっておけ。別に計画に大した影響はない」
「了解いたしました。では」
「…やつらも本格的に地球への侵略を進め出したか。…まぁいい。最後に勝つのは…オレだ。クックックッ、ハーッハッハッハ!」

42 :バルグ作者:2006/12/12(火) 02:25:58 ID:qyxQUigo0
今回はなかなかにきつかった…。MMRっぽいひと出せなかったしw
第7話と新しい技、ノストルの設定は近日中に投下する予定!

では、他の方への感想を
>>デウス作者様
始めまして。これからよろしくお願いします

登録ウルトラマンなどの独特の世界観に期待しています

>>メテオ作者様
ウルトラマンの王道を行っているような感じですね。
これから先にワクテカです

>>ピース作者様
パワードキタ−!
子供の頃見たかったのに見れなかったんだよなァ…。
ピースとウルトラマン達の逆転に期待します

>>シグマ作者様
指先からロケット砲…俺の心のことせんに触れる宇宙人でした。
とてもよかったです

>>アルファ作者様
大ピンチからの逆転劇!
俺の大好きな展開です!アルファたちの反撃に期待します!

43 :ウルトラマンメテオ:2006/12/12(火) 06:04:15 ID:wBUsr8OU0
>バルグ作者様
ノストル登場、ついに動き出しそうな謎の男。
一気に盛り上がってきましたね! やっぱ真の敵は男の法ほう何でしょうか。
怪獣の倒し方もうまかったです。

それと……昨日私が投稿したやつですが、7話のはずが6話になってました(汗
それに伴ってデータのメテオ・ナックルとドリルマシンの文章も6話登場じゃなくて7話登場ということに。
お手数ですが習性お願いできますでしょうか。

……あ、これは要望に当たるので先にパス発発行した方がいいんでしょうか?

44 :ピース作者:2006/12/12(火) 17:41:09 ID:ySilvh/W0
>メテオ作者様
いえいえ、それぐらいでしたらこちらかBBSで伝えるだけで良いですよ(^^b
修正いたしました。
というより、質問・要望はあまり意味が無いものです(笑
メルアド明かすのが嫌になったため設置したものです。
ほとんどはBBSで済んじゃうんですけどね〜・・・。
画像UPぐらいでしか使われないかも・・・
 というより撤去予定です。。。

>バルグ作者様
感想ありがとうございます。
どうか、これからの展開にご期待を(^^

感想・更新はしばしお待ちください

45 :バルグ作者:2006/12/12(火) 20:28:35 ID:0yXn5+eH0
設定、設定ー♪

ウルトラマンノストル
身長70m
体重5万5千トン
通称「光の大賢者」とも言われるウルトラマン。
様々な特殊技を持ち、戦闘能力も高い。
出身地は不明。
人間体の時の名前はクマドリ・ゲンゾウで占い師として生活している
姿はキング+父みたいな感じ

ノストル十の秘奥義
ノストルがつかえる特別な力。

・ノストルウェイブ
この技をかけた対象を異次元へと送る

46 :ウルトラマンオーバー:2006/12/12(火) 22:11:59 ID:VwwMpnWz0
格納庫まで走ってきた道城と石野だったが、そこで思わぬ待ったをくらった
警備隊員「フライト許可の無い機体を発進させるわけには行きません」
サブマシンガンを構え、石野達を威嚇する警備の隊員達
石野「そこをどけ、命令だ」
警備「官制網に支障をきたします、キャプテンの許可が取れなければ、絶対駄目です!」
道城「目の前で味方がやられているんですよ!」
警備「現在スペースファルコンの一個小隊が向かっています」
石野「SGTスペースの管轄化からどれだけ離れてると思ってんだ!地球に侵入されるぞ!」
警備「しかし下手に出れば味方ミサイルの標的になりますよ、それに私の一存では・・・」
石野「責任者出せ責任者!!」
警備「ステーション責任者のリーブ参謀は今休暇中で・・・」
石野「じゃあ責任は俺がとる!どけ!!」
警備「無理です!」
激しい口論を始めた石野と警備兵にイラつきながら、ふと、廊下に目をやった道城は、見覚えのある長い髪が見えたような気がして、目をこすった

川浪は走った
途中すれ違う隊員が、何事かといぶかしげな顔をしたが、それに構わず、ただ無言で、格納庫入り口近くのある場所に向けて
やがて薄暗い区画にやってきた川浪の前に、あまり手入れの行き届いていないひとつの重そうな特殊合金製の扉が現れた
扉の前にいた警備兵が何事かと身構えた次の瞬間、川浪は加速をかける
一瞬、警備兵の視界から川浪が消え・・・
そして次の瞬間、警備兵のみぞおちに重い一撃が見舞われ、警備兵は悶絶し、倒れた
警備兵を倒した川浪は、平然とした顔で扉の横の端末に恐ろしい勢いでパスワードを入力する
やがて扉は開き、彼女の眼前に、真紅の戦闘機が姿を現した

47 :ウルトラマンオーバー:2006/12/12(火) 22:33:20 ID:VwwMpnWz0
石野「・・・・」
無言で警備兵から間合いを取る石野
道城「副隊長!」
危険を感じた道城が叫び、警備兵がサブマシンガンを一斉に石野に向ける
道城「暴力h」
石野「頼む、この通りだ!そこを通してくれ!!」
石野は土下座して、頭を地に擦り付けた
あまりの光景に、警備兵も一瞬たじろぐ
しかし、その場を退こうという者はいない
石野「・・・・・頼む」
涙まで流して懇願する石野、道城もそれに続いて土下座する
道城「お願いします!」
流石に困りはてたという顔で、警備兵が何か言おうとしたそのとき、ステーションを衝撃が襲った

四条「・・・・くそう、化け物め」
既にアメーバは四条達のSJの攻撃を弾き返すまでに進化していた
真理「攻撃に対する抗生が高いんだわ・・・どうすれば」
四条「やむおうえん、いったんステーションに戻って体制を」
言いかけた時、四条の通信機が激しく鳴り響いた
四条「こちら四条、どうした?」
ステーションクルー『予備区画に保管してあったレッドフライヤーが強奪されました!』
四条「何?状況は?何が奪った?」
クルー『レッドフライヤーは地球に向けて降下中、強奪者については現在調査t・・・へ?』
四条「わかったか?」
クルー『川浪隊員です、石野副隊長の部下の川浪 生(かわなみ せい)隊員が・・・』
あまりの事に、四条は声を失い、クルーの言葉の後半は耳に届かなかった

48 :ウルトラマンシグマ:2006/12/12(火) 23:00:39 ID:Tas78s/H0
投下してもいいですか…?とりあえず5分したらまた来ます。

49 :ウルトラマンシグマ:2006/12/12(火) 23:07:47 ID:Tas78s/H0
まずみなさん、前回の話の感想ありがとうございます。
今回の話は地球侵略ももっとインパクト大だけどこそこそやる感じに
したくて考えました(地球侵略じゃなくて地球破壊が目的だったけど)
で、イカルス星人のイメージはやっぱありましたね。武器がロケット弾なのは
2期イメージというより、俺の考えた怪獣、宇宙人が大抵、火炎と怪光線が
武器だから変えてみようということでこういう具合に。

作品感想。
ピース作者さん、遂にバルタン星人と決戦ですな。シグマも出るとは嬉しいです!
しかも次回はパワードが出る!でも次回はみんなボコボコにやられちゃうのか!?
う、う〜む…。ちなみにパワードは繋がりが曖昧なようで繋がっているような
台詞があるので(パワードのケムラー)違和感は無いです。というか俺も名前は
出さなかったけどグレートのことには触れたっけw

アルファ作者さん、おお!達志の単純な火のつき方に笑いましたw
てゆーかーお父さん良いよお父さんwそれにしてもここまで地球が追い詰められた
ことも少ないですね。

メテオ作者さん、テレスドンだ!んでもって地底人だ!侵略者は宇宙だけじゃ
無いですからね。メテオナックルも力強くていいです!で、世界観が改めて
独立したものだと分かりました。

バルグ作者さん、ウルトラノストル登場!姿が父とキングの2割だということで
偉大さが伝わってきます。それにしてもゼロ計画…親父にも殴られたことないのに?
そんな感じなんだろうか?なんにせよ次回も期待します。

さあ今日は新スレ記念で2本立てだぜ!!持ってけドロボー!!

50 :ウルトラマンシグマ:2006/12/12(火) 23:08:26 ID:Tas78s/H0
第四十七話「都会に眠る大怪獣!」古代大怪獣ジュヤーブ登場

東京の都会…いわゆる新宿や渋谷などである。そこには一つ、なんの変哲も無い
人が腰掛けるのにちょうどいい石があった。だが何があっても動かない、
謎の石。人々はその石が邪魔でしょうがなく思っていた。昔、まだここらが
草ばかりの時ならまだしも、今の大都会となったこの場所ではただの邪魔な
障害物でしかない。しかしこの石には秘められし秘密があったのだ…。

ある日、まだ親のスネをかじっていそうな若者達が石に躓いた。
男「くそ!邪魔なんだよ!」
と言うとペッと唾を吐き、石に付着する。その時、老人が駆け寄ってくる!
老人「こらぁ!お前、今何をしたか分かっておるのか!?」
男A「あっ!?んだよジジィ!!こんなとこにあんのがいけないんだよ!!」
老人「この石にはとてつもない化け物が封印されておる!そのような
罰当たりなことをすると後で痛い目をみるぞ!!」
男B「知るか!どうしようと俺らの勝手だ!」
老人「ワシはお前達を許すわけにはいかん!」
男A「やんのかジジィ?みんなボコボコにしてやろうぜ!」

一斉に老人に襲い掛かる若者達。だがこの老人、杖を使っているとはいえ、
なかなかの善戦っぷり。杖で襲いくる連中を殴る殴る。だが数に物言わす
若者達に結局は捕まり、殴られてしまう!
男A「ジジィ!今なら金置いてけば許してやるよ?」
老人「いや、そのようなことをするわけにはいかん!」
男A「へっ、そうかよ。じゃあこのままやっちまうぜ!」
男が殴りかかろうとした時、パトロール中だったSGTが通りかかる。

真悟「あっ!おい君達止めろ!!」
中村「大丈夫ですかおじいさん!」
男B「ちっSGTの野郎…邪魔すんじゃねぇよ!」
真悟「何を言うんだ!君達は自分が何をしてるかわかってるのか!」
真悟達が青年達と口論している中、先ほどの老人が割ってはいる。

51 :ウルトラマンシグマ:2006/12/12(火) 23:09:24 ID:Tas78s/H0
老人「おお、SGTのみなさん。どうかワシの話を聞いて欲しい。
あの石にはとんでもない化け物が封印されている。じゃがこの馬鹿者どもは
ワシの話を無視して罰当たりなことを繰り返すんじゃ!」
男A「ふざけんなよジジィ!今時、そんな迷信信じる奴がどこにいやがんだ!」
真悟「君!…おじいさん、詳しいことを教えて下さい」
老人「わかりました。ではワシの家にてゆっくりと話しましょう」

真悟達は老人の家に向かう。若者達は気が削がれたのでとりあえず解散した。
老人の家に着いた真悟達はあの石について聞き出す。
真悟「おじいさん、あの石はいったいなんのですか?」
老人「うむ。あの石には戦国時代に暴れておった化け物が封印されておる!」
中村「戦国時代の化け物!?」
老人「うむ。まあ今で言う怪獣という奴じゃ」
真悟「しかし、どうやってその怪獣をあの変哲も無い石に封じ込めたんでしょう?」
老人「詳しいことは分からん。じゃが家の蔵にあった文献によればそいつは
炎で焼かれたが精神は死なず、当時の坊さん達が必死になってあの石に封じ込めた
そうな」
真悟「なるほど…ということは精神体はまだあの石の中で…」
老人「そう、生きておる。そこでSGTにお願いがある」
中村「はい、なんですか?」
老人「あの石は確かに邪魔ではある。だがあれになにかあったらこの世は再び地獄じゃ。
だからあの石には絶対に触れないように警告を全国に出してくれんかのう」
真悟「わかりました。なんとかしてみましょう」

その頃、さっきの若者はぶらぶらと帰路についていた。
男B「ちっ、何が化け物が封印されてやがるだ!SGTも簡単に
信じるなんて単純な野郎だぜ!」

52 :ウルトラマンシグマ:2006/12/12(火) 23:10:07 ID:Tas78s/H0
そんなことを愚痴りながら歩いていると後ろから、風を切るような音が聞こえた。
しかし特に気にせずそのまま歩いていると、さっきのより強い音になって響く。
男B「なんだってんだ一体!」

男は不気味に感じ走り出す!だが風の音はどんどん強くなり、青年は
恐ろしくなってくる!そしてとうとう青年は風の実体が見えてしまった!
男B「うわあぁぁぁぁ!?来るんじゃねぇ!!来るんじゃねぇ!!やめろ!
来るなぁ!!ひっ!?アアあぁぁァァァ!!!…」

SGT基地に帰還した真悟と中村は今日のことを話す。
真悟「というわけであそこの石には怪獣が封印されていると言うことです」
荒井「そんな話は…」
真悟「俺だって正直、信じがたいです…。だけどもしも本当の話だったら
大変なことです!それにあのおじいさんも嘘とは思えないぐらい説得力と言うか
勢いみたいなのがありました」
神「うむ…わかった。さっそく発令を出してみよう」

翌朝、SGTは渋谷にある石には絶対に触れるなという発令を全国に出した。
昼頃、真悟と雪は都心のパトロールを行っていた。その途中、人だかりを発見する。
警察も出ている。真悟達は駆けより事情を聞く。
真悟「どうしたんですか?」
警官「ええ、どうも殺しらしいんです。でも不思議な話で外傷も無いし、
毒物も発見されませんで…」
雪「被害者はどのような人ですか?」
警官「はい、こちらの写真の人です」
真悟「この人は…!昨日の青年じゃないか!」
そう写真に写っていたのは昨日の若者の一人であった。
真悟「いったいどういうことだ…?」

その様子を見ていた者がいた…死亡した青年の仲間達であった。

53 :ウルトラマンシグマ:2006/12/12(火) 23:11:09 ID:Tas78s/H0
男A「おい!なんであいつが死んでいやがるんだ!!」
男C「そんなこと分かるかよ!もしかしてあの石に手を出したからじゃ…」
男A「馬鹿野郎!てめぇあんなクソジジィの話、信じるのかよ!?」
男D「だけどあいつも悪だけど殺されるようなことはしてないんだぜ!?
外傷も毒物も無いんだろ?説明できるか!?」
男A「…ちっ!じゃああの石をぶっ壊してやろう!!」
男C「なんだって!?」
男A「あの石が無くなっちまえば呪いめいたことも無くなるだろうぜ!」

青年達はあの石のところへ向かう。何時の間にやら金槌とか持ち出して。
男A「さあ、始めようぜ!」
男D「本当にいいのかよ?」
男A「今さら怖気つくな!さあやるぞ!」
彼らは石を壊そうと持ってきた工具で石を壊し始める。だが…
男C「…俺やめた!!いつ殺されるか分からないんだ!」
男D「俺も俺も!こんな冒険できねぇよ!!」
男A「あっ!てめぇら!!ちっ、俺だけでやってやるさ!」

だがそこに老人とSGTが駆けつける!
老人「おい!お前何やってるのじゃ!!」
真悟「不吉なことが起きるかも知れないんだぞ!!」
男A「うるせぇ!これで終わりだぁ!!」
とうとう男は石を破壊してしまう!!その時、石に雷が落ち、黒い煙が発生する!
その煙は少しづつ形を作り怪獣ジュヤ―ブとなり復活してしまう!!
男A「うわあぁぁぁ!!か、怪獣だ!!ぐわあぁぁぁ!!」
男はジュヤ―ブに踏み潰されてしまう!ジュヤ―ブはそのまま、街を破壊し始める!

真悟「くそ!SGT本部!渋谷に怪獣が出現!」
神「了解した。すぐにファルコンで駆けつける。全員出動だ!」
老人「言わんこっちゃない!SGTの方々、なんとかあの怪獣を倒してくれ!」
ジュヤ―ブは109を破壊し、街を地獄絵図へと変えていく!そこに
ファルコン隊が駆けつける!

54 :ウルトラマンシグマ:2006/12/12(火) 23:12:07 ID:Tas78s/H0
谷村「真悟!ファルコン3号を近くに着地させる!」
真悟「了解!」
谷村に地上を任せ、真悟はファルコン3号で攻撃を開始、他のファルコンと
協力しミサイルを連射し攻撃する!だが数百年の間、封印されながらも
力を蓄えていたジュヤ―ブには効き目が無い!ジュヤ―ブの怪光で真悟のファルコンが
撃墜されてしまう!ファルコン3号が爆発したのと同時に…

真悟「シグマァァァ!!」
光と共にウルトラマンシグマ見参!ジュヤ―ブと対峙する!
ジュヤ―ブの怪光を側転で避け、エネルギー光球で反撃!しかしジュヤ―ブは
片手でそれを弾き、さらに口から火炎を放射する!シグマはそれを受け止め
カウンター光線で反撃!これは直撃し、ジュヤ―ブを吹き飛ばす!
神「よし!シグマを援護しろ!」
神の合図でファルコン1、2号のレーザー砲に地上の谷村、雪がスペースガンで
一斉攻撃!ジュヤ―ブを怯ませる!さらにとどめのアスシウム光線が
ジュヤ―ブの肉体を焼く!だが、やはり精神体は死なずシグマは新しい
石を念力で作り出し、それに精神体を吸収、封印した。

シグマ「地球人達よ…私の力では奴を完全に倒す事は出来なかった。だが
再び石に封じ込めることは出来た。みんなが協力し合いこの石を守っていってくれ…」
シグマはそう地球人に伝えるといつも通り空に向かって飛び立ち去った。
その後、石はお札が貼られ、改心した若者達はそれを守ろうと努めた。
人はいつかこのことを忘れていくだろう…だが忘れるまでの期間を長くすることは
出来る。そのためには一人一人がその記憶を後世に伝えようと努力することなのだ…。

次回予告「少女が拾った雛人形。それは呪われた地獄の死者だった。
捕らわれた人々を救うため、真悟は孤独な戦いを挑む!断ち切れ悪夢の連鎖を!
さあ来週もみんなで見よう!!」

55 :ウルトラマンシグマ:2006/12/12(火) 23:13:24 ID:Tas78s/H0
第四十八話「雛祭りに見えた黄泉の国」黄泉人お雛登場

あかりをつけましょぼんぼりに…お花をあげましょ桃の花…
今日は雛祭り。子供の数が減ってはいるとはいえ、各家庭で雛人形を飾っていた。
だけど、楽しいはずの雛祭りなのに、とある公園では一人寂しそうにしていた
女の子がいた。この子の名前は仁美。まだ小学一年生だ。
仁美「みんなはいいな…可愛いお雛様を飾って美味しい御菓子も食べて…」
仁美がぶつぶつ言いながら公園を出て街を歩いていると雛人形を売っている
お店を見つけた。仁美は思わず見つめてしまう。

仁美「うちもこんな物飾りたいな…だけどパパもママも居ないしなぁ…」
仁美の両親はいない。仁美がまだ赤ん坊のころに二人とも飛行機事故で
遠いところへいってしまったからだ…。それから仁美は親戚の家に預けられていた。
だが親戚は冷たい、というわけではないがあまりにもコミュニュケーションが
取れないぐらい忙しい。だから仁美はいつも一人だ。

このまま見ていても雛人形をもらえるわけではない。仁美はすぐに帰路についた。
その帰り道の途中…。
仁美「あれ?なんだろうこれ…あ!ひな人形だ!!」
そう、雛人形の女雛形が落ちていた。こんな偶然あるのかと驚きながらも
仁美はそれを持って家に帰る。一発で気に入ったからか仁美は雛形の
汚れているところを綺麗にしてあげた。すると雛形の目が光り…

仁美「きゃあ!」
お雛「驚かないで仁美ちゃん…私はお雛と言います…」
仁美「お雛ちゃん?」
お雛「そう。私を綺麗にしてくれて有り難う…。これからは私があなたの
すぐ側にいてあげる…あなたのお願い事をなんでも叶えてあげるわ…」
仁美「なんでも?」
お雛「そう…なんでもよ…」

56 :ウルトラマンシグマ:2006/12/12(火) 23:14:12 ID:Tas78s/H0
その頃、SGT基地では異常なマイナスエネルギーを観測していた。
荒井「とてつもないほどのエネルギー量だ…」
中村「よし!俺が行ってきます!」
谷村「俺も行こう。場所はどこです?」
荒井「東京の…B32地区だ」
B32地区…そこは仁美の家の周辺である…。

仁美はお雛を持って外へ出かけた。いつも一緒にいてくれる友達が出来たから。
しかもお願い事を聞いてくれる!仁美が浮かれながら歩いていると
いじめっ子達が仁美をからかい始めた。
いじめっ子A「あ!暗い暗い仁美が笑って歩いてる!」
いじめっ子B「しかも変な人形を連れているぞ!」
いじめっ子C「気持ち悪りぃ〜!!」
仁美「何よあんたたち!!あたしのお雛を馬鹿にしないで!!」
いじめっ子A「何言ってやがんだ!気持ち悪いから気持ち悪いって言ったんだよ〜!」
仁美「うるさいうるさい!お雛ちゃん!こいつらをどうにかして!」
いじめっ子C「うわぁ〜!人形にお願いしてやがるよ!」
お雛「分かったわ!」

SGTが駆けつけると仁美は一人でブランコで遊んでいた。
谷村「お嬢ちゃん、このあたりで何か、怪しい物を見なかったかい?」
仁美「怪しい物?見てないわ、そんな物」
中村「あれ?可愛い雛人形だね」
仁美「うん、お雛って言うのよ。私の大事なお友達よ」
中村「そうかそうか(谷村さん…マイナスエネルギー計測器が微弱ながらも
反応しています)」
谷村「(そうか…もしかしたらってこともあるかもな)」
仁美「お兄さん達、なにごにょごにょ話してるの?」
谷村「いや、なんでもないよ。ところで君、そのお雛ちゃんを
少し見せてもらえないかな?」
仁美「いやよ、あたしお雛ちゃんがいないとまた一人ぼっちになっちゃうわ!」
お雛「仁美ちゃんを傷つける人は許しません!」

57 :ウルトラマンシグマ:2006/12/12(火) 23:14:47 ID:Tas78s/H0
中村「なっ…!?雛人形が喋った!!」
谷村「本部!雛人形が…!!」
お雛「あなた達も邪魔するのね…!」
谷村「しゃべっ…!」
お雛・仁美「閉じ込めてア・ゲ・ル」
谷村達の会話が本部に流れるがなにが起こったのか、それは分からない…。

荒井「谷村達は一体何を見たんだ?」
真悟「よし!俺が見てきます!」
雪「私も行きます!」
神「うむ、二人とも気をつけろ。中村や谷村がどうなったのか全く分からないんだ。
未知の敵と言っていい」
真悟・雪「了解!」
谷村と中村が最後にいた場所へ真悟と雪は向かう。そこには一人たたずむ仁美の姿が。
仁美は、ぼぉーとしながら綺麗な星空を見つめていた。
雪「ねぇ、お嬢さん。さっきこの辺で二人組みのお兄さんを見なかったかな?」
仁美「…知らない…」
真悟「なんでもいいんだよ。何か変なもの見なかったかな?雛人形とか」

その瞬間、仁美の目が青白く光二人を睨む!
仁美「お前たちも私を奪いに来たのか…?」
真悟「…何者だ!貴様!」
仁美が持っていたお雛が宙に浮かび出し、仁美と同時に喋りだす。
仁美・お雛「私は黄泉の国から来たお雛。私はこの少女の体を依代とし、この世と
あの世を連結し生け贄を作るために来た。
雪「生け贄!?」
真悟「何故そんなことをする!」
仁美・お雛「私がこの世へ復活し、またこの世を支配するため…」
仁美とお雛はそう言うと、異空間へと消えていく…!

58 :ウルトラマンシグマ:2006/12/12(火) 23:15:35 ID:Tas78s/H0
真悟「待て!」
雪「真悟!行っちゃ駄目よ!」
雪の制止も聞かず真悟は二人を追って異空間へ飛び込む!
飛び込んだ先は不気味な空間がどこまでも続いていた…。
真悟「嫌な感じだ…亡霊の気を数えきれん…」
先へと進む真悟の背後に亡霊群が襲い来る!
真悟「うわっ!くそ…ウルトラ念力!!」

真悟はウルトラ念力で亡霊達の動きを止め、またさらに奥へと進む。
その先には仁美をいじめていた少年達や中村、谷村が牢屋に捕まって眠らされていた!
真悟「中村!谷村さん!君達!大丈夫か!?」
仁美・お雛「無駄だ…今は眠っておる…」
真悟「貴様!自分が何をしているのか分かってるのか!?」
仁美・お雛「私の復活のためだ。むしろ光栄なことだ…ふふふ…!」
真悟「許さんぞ!シグマァァァ!!」

真悟はシグマへと変身!中村達を救出する!そしてお雛を攻撃しようとするが…
お雛「ははは!!ここは私の空間!例え貴様でも勝つことは出来ん!」
お雛が仁美から離れ、全身が赤く光りだすと…等身大サイズに巨大化!
長刀を取り出しシグマと対峙する!シグマもシグマソードを作り身構える!
長刀を振り回し襲い来るお雛をシグマソードで切り払い、逆に袈裟懸けに
斬りかかる!だがお雛は宙を舞いそれを逃れ、目から破壊光線を発射し
シグマを苦しめる!さらに先ほどウルトラ念力で動きを止めていた亡霊達も
復活し、シグマの手足を掴み、身動きを取れなくさせる!

59 :ウルトラマンシグマ:2006/12/12(火) 23:16:10 ID:Tas78s/H0
お雛「これでとどめだ!」
シグマ「くそ!このままではやられてしまう!!」
その時、中村と谷村が目を覚ました!
中村「あ!シグマが!」
谷村「攻撃するんだ!!」
二人のスペースガンがお雛を攻撃!お雛は地へと叩きつけられる!
お雛「ぐわぁ!!」
シグマ「今だ!!」
隙あり!シグマは亡霊達を振り払い、アスシウム光線を発射!お雛は
次々と爆発していく!
お雛「ぎゃああああぁぁぁぁぁ!!!!」

お雛を倒すと異空間は消え去り、元の場所へと移っていた…。
仁美「…うん…あれ…お雛ちゃんは…?」

次の日、1日経ってしまったがSGTから仁美へ雛人形一式が送られた。
新しくてとても良い出来をしている…。
仁美「こんなのよりお雛ちゃんの方が良いな…」

次回予告「帰還中のファルコン1号が突然消滅!謎を探る真悟と雪が
向かう先は!?消えたファルコンは無事なのか!?そして姿を
見せる大怪獣!さあ来週もみんなで見よう!!」

60 :ウルトラマンシグマ:2006/12/12(火) 23:19:47 ID:Tas78s/H0
お雛はマイナスエネルギー関係ではないと言っておきたいなぁ…。
そうは見えないけど。よくよく考えればこの前の悪心鬼も人形だったし
こういうネタ好きね、俺。

オーバー作者さん、何気にスペースファルコンが出てますね。
それでいて川浪は一体どうしたのかすごく気になります。
続き待ってます

61 :名無しより愛をこめて:2006/12/12(火) 23:56:01 ID:4Lns3R/o0
シグマ作者様
 感想有難うございます。ここまで地球が追い詰められたことも少ないと
申されましたが、ついこないだ地球儀侵略作戦で大ピンチになったばかりですがな。

 バトルキングやバンドラークもそうですが、ジュヤーブも強敵怪獣としては
かなりの風格ですね。出現経緯も正統派です。
 ひな祭りの話は、オチがさり気に怖いです。

62 :アルファ作者:2006/12/13(水) 00:01:04 ID:d1ovUos50
コテつけるの忘れてました。

メテオ作者様
 サヤカさんがよかったです。ドリルマシン、折角だから名前が欲しかった。
「ドリルマシン」が正式名称か? メテオナックルには私も燃えました。

バルグ作者様
 ふと思ったんですが、ウルトラ世界なのでやはり宇宙怪獣も地球圏に
襲来するわけですよね。コロニーもやはり宇宙怪獣に襲われて、
MSで迎撃したりするんでしょうか? それはそれで燃える図ですが。

63 :ピース作者:2006/12/13(水) 00:34:57 ID:My+P8+CS0
>シグマ作者様
迷惑ではないかと不安でしたので、
良かったです(^^
はい。やはりパワードは同じ世界観と取らせてもらいました。
今製作中であります。

みなさんの作品の更新・感想はまた次の機会でお願い致します。
すみません。


・・・アメリカにやってきた・・・
怪獣達。
「私がつくってしまった。責任を持って君一緒になってと戦いたい。頼む・・・」
そこには謎の巨人が。
失敗を償う巨人。彼を非難する人々。唯一心を通わせた主人公。
そして平和ボケした感情が、逆に悪のパワーへと。。。

ミラクル作者第3弾。
【ウルトラマンフェリング】
放送予定。

64 :ピース作者:2006/12/13(水) 00:37:28 ID:My+P8+CS0
「私がつくってしまった。責任を持って君一緒になってと戦いたい。頼む・・・」
訂正「私がつくってしまった。責任を持って君と一緒になって戦いたい。頼む・・・」

新ウルトラマン企画中。
(上記内容変更予定あり)
舞台は・・・全世界
日本・アメリカ・中国・ブラジル・・・?!

お楽しみに。

65 :アルファ作者:2006/12/13(水) 00:50:56 ID:d1ovUos50
まだピース1クールくらいだったと思うんですが・・・まさか、
もう終わっちゃうんですか?

66 :ピース作者:2006/12/13(水) 00:57:45 ID:My+P8+CS0
>アルファ作者様
いえいえ、同時進行予定であります!
ご安心を(^^m
ピースは少なくとも40話前後の予定であります。
フェリングの設定にはいろいろ悩んでますし。

前スレにあやまって書いちゃいました
>メテオ作者様
ストーリー展開が非常に良かったです!
地底人ネタ好きですし(^^
目が無いだけで差別されるなんて、ひどいですよね。。
戦闘シーンも迫力あってよかったですし、カゲリのキャラが良かったです。

>バルグ作者様
謎の老人がまさかウルトラマンだとは驚きました!
そんな予言されてしまっては、ひとたまりもないですよね。。。
異次元での訓練なども斬新で面白かったです!
最後の謎の男も期待しております。

67 :フォルテ作者:2006/12/13(水) 01:04:36 ID:zKsVH9qhO
こんばんは。スレにも家にも半月振りに帰って来たフォルテ作者です。
忘年会シーズンですからね、御無沙汰してすみません。
申し訳ありませんが感想は次回以降から書かせて頂きます。
メテオ作者様は、初めまして。これからよろしくお願いします。


68 :名無しより愛をこめて:2006/12/13(水) 01:09:00 ID:S6JyUy4MO
フォルテ作者様お久しぶりです。
ゆっくりでいいのでこれからも頑張ってください。

69 :フォルテ作者:2006/12/13(水) 01:13:01 ID:zKsVH9qhO
第4話「遥か昔の警告文」死神怪獣ヘルドラン登場
AMKSドームの廊下、窓際に立ち、海を見つめる奈緒。
大地「奈緒隊員、どうしんだ、こんなところで?」
奈緒「…聞こえませんか?」
大地「えっ?」
奈緒「海が泣いているんです…。」
そう言われ、驚きながら大地も海を見つめる。
大地「いや、オレには何も聞こえないけど…?」
奈緒「そうですか…大地隊員なら聞こえると思ったんですけどね…。」
そう言うと、奈緒は黙って作戦室に向かい歩き出す。
大地は不思議そうな顔で奈緒の後ろ姿を少し見つめ、再び海を見つめる。
大地「海が泣いている?」と呟きながら。

この世界には、まだ人類が足を踏み入れてない地が数多く存在する。
東京湾から数十キロ離れた離島に存在する遺跡もその一つである。
誰が何の為に遺跡を建てたのか?謎は調べてみないと解けないものである。
そこで、世界各国の考古学者達は調査団体を設立し、この遺跡の調査を行った。
遺跡内は白い霧のような物が漂い、風の音であろうか?何やら呻き声みたいなのも聞こえる。
土器や琥珀、昔の民族衣装など数々の物が発見される中、調査団体が最も注目したのは、古ぼけた石盤である。
石盤は古代文字で何かが書かれていたが、損傷が激しく解読不能。
調査団体はAMKSドームの吾郎博士に石盤の復元、ついでに解読を依頼する。
吾郎博士は非常に面倒くさがりながらも作業を順調にこなし、見事に石盤を復元させる。
吾郎博士は石盤を作戦室に移し、損傷が激しかった石盤
をここまで復元させた自分の腕を高々と、そして長々と自慢する。
みんなが、うんざりとして聞き流しているのに気がついてもらいたいものだ。
さて、調査団体に頼まれたのは復元だけではない。
次は古代文字の解読である。考古学者なら後は自分達でやれよと誠也が呟くが、
吾郎博士が調査団体の代表の人には普段から世話になっているしと言い、解読も引き受ける。
面倒くさがり家の吾郎博士がそう言うのも、解読は吾郎博士の仕事ではないからである。


70 :フォルテ作者:2006/12/13(水) 01:15:36 ID:zKsVH9qhO
奈緒「私の名はガイル、今ここに闇の龍ヘルドランの封印に成功した。しかし、
奴の暗黒の力は凄まじく、封印の効力は3000年も保たないだろう。
本来なら我々で奴を葬り去るべきだが、とてもかなう敵ではない。
未来の人類なら今よりは科学が進歩し、奴を撃退できる力を持っている事を信じている。
必ずやヘルドランを倒してくれ。奴の襲撃で滅んだ我が故郷マーラット共和国の仲間達の為にも。」
何の資料も見ずに古代文字をスラスラ読む奈緒。驚く大地。
誠也「あっ、そっか。大地さん知らなかったですよね。」
ボムス「奈緒隊員は大抵の古代文字とか宇宙文字は読めるんですよ。」
ロベルト「奈緒は地球の言葉が通じない宇宙人とも会話する事ができるんだぜ。」
大地「…すごいな。」驚く大地を奈緒はチラっと見て得意げに微笑む。
ジェイコブ「マーラット共和国…インド洋に沈む、あの巨大古代都市か…。」
ボムス「今までマーラット共和国が何故、海に沈んだのかは謎でしたからね。
これは想像以上の大発見ですけど、まさかそんな恐ろしい奴が…。」
ジェイコブ「うむ、しかも奴は今も遺跡内にいるとなると即急に対処しなければならんな…。
奈緒、調査団体に避難指示を出してくれ。」
奈緒「了解!」
遺跡では連絡を受けた調査団体が撤収の準備を始める。
考古学者の一人はさっきより白い霧が多く漂っている事と、呻き声のような音も大きくなってきた事に気がつく。
復活の時が一刻、一刻と迫っているのだ。
ジェイコブ隊長が下見の為、大地を1号機で出撃させる。AMKSドームから遺跡まで続く青い海。
大地は廊下で奈緒が言ってた事を思い出す。
大地(海が泣いている…。マーラット共和国の人々がヘルドランの復活を知らせているのか…?)
そう考え海を見つめる大地。目をつむると確かに海が泣いているようにも聞こえる。
大地は目を開き、驚いた表情を見せる。その視線の先には遺跡が白い煙りを噴出しながら、
みるみる崩れていくのが見える。


71 :フォルテ作者:2006/12/13(水) 01:17:16 ID:zKsVH9qhO
瓦礫の中からは、背には大きな翼、右腕は鋭い鎌、二足歩行で、全身黒づくめの
ドラゴンのような怪獣が姿を現す。死神怪獣ヘルドランである。
大地「こちら一号機!遺跡からヘルドランが現れました!攻撃を開始します!」
連絡を受けたジェイコブは攻撃をしないように指示を出す。
ジェイコブ「ターゲットの周りには調査団体がいる。うかつに攻撃は出来ん!
威嚇弾で敵の注意を一号機に向けるんだ。」
大地「了解!」
3000年振りに目覚めたヘルドランは、まず食事を取ろうと調査団体に迫る。
一号機は怪獣の頭上に向け威嚇弾を発射、弾は大きな音を立て花火のように空に咲く。
一号機は上を見上げる怪獣の周りを旋回し、再度威嚇弾を発射した後、全速力で遺跡から離れる。
ヘルドランは大きな翼を広げ、一号機を追うために飛び立つ。
敵の速度は、予想していたより遥かに速く、一号機はぴったりと後ろにつかれる。
必死で敵から逃れる一号機、敵は大きく口を開き嘲笑うかのように迫る。
大地「何て素早い奴だ!!」
一号機が絶対絶命の危機に陥った時、敵は背後に攻撃を受ける。
攻撃をしたのは二号機で駆け付けたジェイコブ隊長とボムス、三号機のロベルトと誠也である。
突然の攻撃に怯むヘルドラン。
大地「助かりました。ありがとうございます!」
ジェイコブ「まだ油断はするな!全機フォーメーションβで一気にかたをつけるぞ!」
メンバー「了解!!」
二号機が怪獣の前を横切り、気を取られている隙に、背後から一号機と三号機が攻撃。
怒った怪獣が振り向き一、三号機に攻撃をしようとしたところを二号機が攻撃。
よろめく怪獣を目掛け三機の戦闘機は一斉攻撃を仕掛ける。
怪獣は攻撃に耐えきれず、雄叫びをあげながら撃墜され海に沈む。
誠也「よっしゃー!!」
ロベルトとボムスも歓喜をあげ敵が沈んだ海を見つめる。
奈緒「…まだです!」
通信機から奈緒が叫ぶ。それと同時にヘルドランは水柱を立て一号機目掛け飛んで来る。


72 :フォルテ作者:2006/12/13(水) 01:18:46 ID:zKsVH9qhO
大地「しまった!!」
一号機は回避出来ず怪獣と衝突する。ヘルドランはそのまま猛スピードで飛び去り、一号機は海に落ちる。
ジェイコブ「大地!!」
寸でのところで無事に着水する一号機。
大地「隊長!オレに構わないで奴を追ってください!!あの方向は市街地です!!」
ジェイコブ「わかった!奈緒に救助隊を手配させる、後は任せろ!!」
全速力で怪獣を追う二号機と三号機。しかし敵との差は広がり、
ヘルドランはあっという間に港町に到達し砂煙をあげ着陸する。
慌てて逃げ惑う人々に建物を破壊しながら迫るヘルドラン。
大地は海に浮かぶ一号機の中でウルトラマンフォルテに変身し、二号機と三号機を抜いて、全速力で港町に向かう。
ジェイコブ「おお!ウルトラマンフォルテ!来てくれたか!!」
奈緒「…救助隊は必要ないみたいですね。」
モニターでフォルテを見て微笑みながら奈緒が一人呟く。
港町に着いたフォルテも砂煙をあげ着陸し、敵に向かい構える。
怪獣は雄叫びをあげながら鎌で斬り掛かるが、
フォルテは軽々と回避。敵の隙を見て打撃攻撃で応戦する。しかし、
ヘルドランは口から火炎を吐き、フォルテは直撃を受け、怯んでしまう。
ヘルドランはフォルテを再び斬りつけ、倒れ込んだところを踏みつけ、蹴りつける。
フォルテが危機に陥った時、やっと追いついた二号機と三号機がヘルドランに向かい攻撃を開始する。
ヘルドランはターゲットをチームAMKSに変更し口から火炎を吐きながら応戦する。
フォルテは立ち上がろうとするが体に痛みが走り、なかなか立ち上がれない。するとフォルテの耳に何やら声が聞こえて来る。
いつものように平和に暮らしていたマーラット共和国の人々。しかし、突如現れたヘルドランにより共和国は炎に包まれ、
人々は苦しみながら海に沈む。そんか光景がフォルテには見える、人々の叫びが聞こえて来る。
大地「海が泣いている…!」
フォルテは目を覚ましたかのように立ち上がり再びヘルドランに立ち向かう。


73 :フォルテ作者:2006/12/13(水) 01:21:59 ID:zKsVH9qhO
カラータイマーの点滅は既に始まっている。敵の戦闘能力はフォルテを上回っているが、
二号機と三号機の援護で、戦況はフォルテの方が有利である。
フォルテがヘルドランを突き飛ばしたところに、二号機と三号機がミサイルを打ち込む。
フォルテは素早く腕を十字に組みフォルテッシモインパルスを放ち、ヘルドランを粉砕する。
ロベルト「やった!」
確実に敵を仕留め今度こそと歓喜をあげるチームAMKSのメンバー。
ガイル「ありがとう…光の巨人よ…。」
どこからか声が聞こえたような気がしてフォルテは空を見つめ、黙って頷く。
夕方、古代遺跡の跡地に集まった調査団体とチームAMKSのメンバーは、瓦礫の上に花を手向け、黙祷を捧げる。
遺跡の跡地を背に海を見つめる奈緒。
大地「奈緒隊員、そろそろ帰るってよ!」
奈緒「大地隊員、海が…ありがとうって…。」
そう呟く奈緒。大地も海を見つめる。
大地「…オレも聞こえたよ。」
そう笑いながら大地も呟くのであった。

次回予告
メカに熱い情熱を捧げる新人女性整備士の菅野。彼女のメカにかける想いを信じボムスが出動する。
次回「鋼の魂」(蛇足怪獣コブラス登場)



>>68読者様、お気遣いありがとうございます!これからもよろしくお願いします。

74 :名無しより愛をこめて:2006/12/13(水) 01:30:21 ID:S6JyUy4MO
いえいえ、フォルテは個人的に非常に好きな作品ですので
でも無理は絶対にしないで。年末で忙しいですし。
今回の作品は後々ゆっくり読みます。それにしても携帯で
ここまで書き上げるとは改めてすごいと思います。ではまた次の話を
待ってます

75 :リュウラ著者:2006/12/13(水) 10:47:12 ID:kutqBzVH0
フォルテ作者さま
ご無沙汰してました。師走ですもんね。ご苦労様です。
>ロベルト「奈緒は地球の言葉が通じない宇宙人とも会話する事ができるんだぜ。」
大地「…すごいな。」
うわ、冷静(笑)
中国で龍は神なのですが一方中世ヨーロッパでのドラゴンは悪魔でして(以下略)
携帯からというのが労力を感じました。

アルファ作者さま
お父様、お幾つでどこぞのご出身でごわすか
今の所ハンターナイトどもは行方不明ということなんですよね。
ゾーリミオスと如何に決着をつけるのか楽しみです。
最後の「後期戦闘テーマ」が泣けます。

シグマ作者さま
人形は元来ヒトガタと申しまして、古代の呪術で(以下略)
二本立てという状況を使って二つの話のオチを比較させる手法がナイスです。
ジュヤーブは当然として、お雛も死んだ気がしないんだよなあ…。

オーバー作者さま
いや先日は遅くまでどうも。
ここのところ各シリーズでヒロインの描写が好感触ですね。
未だ見せ場が多く残っているようなので期待してます。

メテオ作者さま
そうだよねえ、モグラとか死んでるよねえ。考えてみれば。
最初の復活怪獣がテレスドンなのは意外のようでドンピシャなようで。
あの話七十回は観てるんですよ。
カゲリちゃん良いなあ。凶暴で(笑)

76 :劇場版(リュウラ著者):2006/12/13(水) 11:39:08 ID:kutqBzVH0
ウルトラマンシグマは、大和真悟は居心地が悪かった。この隣の男…。
ウルトラマンリュウラが、マミヤヒスイがバーベキューを食べながら憮然としている。

ヒスイ「…高級な肉料理と聞いたが、牛肉ばかりじゃないか…。」
普通だろ。
ヒスイ「猫肉はないのか。」
ねえよ。
ヒスイ「アンタら、祝いの席で猫を食わんのか!?」
食わねえよ。
ヒスイ「大体なんだこの酒は!茶褐色に濁っている上妙な泡も立っている!味が濃厚すぎる。冷やして品質の悪さを誤魔化したつもりか!?」
ビールだよ。

ウルトラマンカイザーの、鈴木隼人の第三班における後始末が終わるや、野郎どもは海岸でバーベキューを始めた。
野郎どもは乾杯する。ビールが飲めない人間も数名いるので、烏龍茶を出しておいた。
隼人「今回の勝利は、兄さんたちのおかげです。本当に感謝しています。」
殆どレアのバーベキューに齧り付きつつウルトラマンバーンが、天川一八が返す。
天川「まあ、アレだな。お前はまだ若いからな。」
暁「光の国での訓練と、実戦は異なる。今回のように予測不能な敵も沢山現れる。」
同調するウルトラマンイレイズ、明野暁。
奇跡「他の惑星ならまだともかく、地球には特殊な力を持つ敵がやたらと多く現れるんだよね。」
これまでの戦いを振り返り、少し感傷に浸るウルトラマンミラクル、宮野奇跡。
真悟「地球への滞在はしんどいけどさ、宇宙警備隊にとっちゃ最高の名誉でもあるんだよな。」
真悟の言葉に全員が同意する。

ここまでです。最初のネタはどうしてもやっておきたかったもので(苦笑)
大目に見てください。

77 :劇場版(リュウラ著者):2006/12/13(水) 11:51:59 ID:kutqBzVH0
すいません、天川さんは「大八」でしたか?間違ったかもしれません。ごめんなさい。

78 :ピース作者:2006/12/13(水) 20:07:26 ID:6swa5GC50
>シグマ作者様
47話
憎たらしい奴等ですねー!
殺されてしまったのは残念ですけども。。。
1つの岩でも大事にするって大事なんですね。
48話
80のマージンの話にちょっと似ていてお気に入りです!
(マージンの話自体が好きですので)
雛怖い・・・、奇妙な話で面白かったです!

>バルグ作者様
あの女性はいったい・・。
なにか関係がありそうですね。
オリトラDVDの登場は嬉しかったです!(笑
そして夢の真相はいったい?!

>フォルテ作者様
久々の更新お疲れ様です。
古代的な要素が強く、「海が泣いている」というフレーズも
なんだか心に残ります。
とても悲しいお話でした。

79 :ピース作者:2006/12/13(水) 20:08:11 ID:6swa5GC50
第11話「力のかぎり 生きること」宇宙忍者バルタン星人1〜8代目、サイコバルタン星人
                    ウルトラマン、ウルトラマンジャック、ウルトラマン80
                    ウルトラマンシグマ、ウルトラマンパワード登場

前回のあらすじ
突如として現れたバルタン星人達。
過去、バルタンと戦ったウルトラマンらが必死に倒そうとするも、大ピンチに!
さらにはウルトラマンピースは十字架にかけられ、公開処刑の身に!
そのとき、あのヒーローが・・・・

ジュワッ!
 ウルトラマンが倒れた・・・。
 1〜3代の挟み撃ちによって。
シャアッ!
 ジャックも仰向けに倒れてしまった。
 Jrの発する光線を直にうけたためだ。
ウァーッ!
 80は眼を点滅させながらバタッと倒れ、
 サクシウム光線と同じ威力の光線をうけてしまったからだ。
ウッ!!
 シグマはスペルゲンによって跳ね返された、
 アスシウム光線に敗れた。

フォーッフォッフォッ
バルタン星人がついに勝ってしまったのだ。
4人のウルトラマンは、起き上がる力さえないのだ。
1代目「ついに、ついに我等の勝利のときがきたようだな。
     ではお前等も、ピースと同じように殺してくれるわー!」
そのときウルトラマンが最後の力を振り絞り、ウルトラサインを出現させた!

80 :ピース作者:2006/12/13(水) 20:09:02 ID:6swa5GC50
だが、Jrの光線によって消されてしまったのだ!!
Jr「その手には乗らんぞ。フォーッフォッ!」
そのまま力尽きたウルトラマンは気絶。意識を失った。


その頃、ピースは公開処刑まであと10秒というとこまで追い詰められていた。
8代目「みておけ、犯罪者ども!
     ウルトラマン最後の日をな!」
ピース(俺は・・もう終わりだ。。
     父、母、兄さん、師匠・・・本当にすみません。。。)
そのとき、どこからともなく声が。
?(ピースよ)
ピース(・・・)
?(ピース!)
ピース(?!だ、だれだい?)
パワード(私はウルトラマンパワードだ。)
ピース(パワード兄さん?!いったい?)
パワード(お前は今、死を覚悟したであろう?)
ピース(えぇ・・・)

8代目「残り8秒!」

81 :ピース作者:2006/12/13(水) 20:10:28 ID:6swa5GC50
パワード(何故、そう簡単にあきらめてしまうのだ?
      お前の使命は平和を創ることだろう。
      なのに守ることすらできずに、その使命を投げ捨ててしまうのか?)
ピース(しかし、もう助からない!)
パワード(そう思ったのなら、もう死ぬしかないな。ピースよ。)
ピース(・・・・)
パワード(それでいいのなら、もう何も言わない。
      だがひとつだけ言っておく。”力のかぎり 生きること”・・・。
      私のモットーだ。)
ピース(力のかぎり・・・生きること・・・。。。)
パワード(そうだ。
      何かピンチに追い込まれるとすぐ逃げてしまうことはたしかにある。
      だが誰の心の中にも光があるということを、忘れるな)
そういい残し、会話は途絶えた。

8代目「残り5秒ー!フォッフォッー」
そんなとき、ピースは神経を集中させた。
真っ暗な世界に閉じ込められている自分。
だが歩き続け、歩き続け、ついに光が見えてきた。
出口だ!
そこへ入ってゆくピース。
その瞬間、ピースのカラータイマーが真っ青になりそこから光線が放たれた!
機械に命中し故障させ、死を逃れるピース!!

8代目「ば、馬鹿なー!」

これぞ奇跡を信じて放った技”イッツ・ミラクル・オーラ”だ!
ピースの前に地球の平和を守っていた、ウルトラマンから習った技である。

82 :ピース作者:2006/12/13(水) 20:11:39 ID:6swa5GC50
直後に青い光が高速でピースの周りを動き回ったではないか。
その瞬間に十字架が崩れ落ち、ピースは体の自由を取り戻した。
その青い光の正体は・・パワードだ!

ピース「パワード兄さん!」
オウノ「ああ! あなたは、昔アメリカを守っていた!」
パワード「えぇ、ウルトラマンパワードです。
      あなたはオウノさんですね。あなたの息子のユウタ君が心配していました。」
オウノ「私の息子は無事なのか?!」
パワード「ちゃんと地球にいます。
      さあ、ピース。ここは私にまかせなさい。
      ピースは罪無き人間達を地球へ連れ戻すのだ!」
ピース「了解!」

そういい、パワードが放った光のオーラに包まれた、
百人ほどの人間達を連れて、ピースは地球へ急いだ。
ピース自身もパワードの力を半分分け与えてもらい、体力も回復した。

8代目「おのれ、パワードめ!」
パワード「さあ、戦おう。」




83 :ピース作者:2006/12/13(水) 20:14:56 ID:6swa5GC50
その頃、倒れてしまった4人のウルトラマンは謎のカプセルに閉じ込められ、
氷のマグマに入れられようとしていた。
−9000万度という、一度入ればウルトラマンでさえ即死であろう冷たさである。
このままではどうしようもない。
4人のウルトラマンは、ほんのわずかしかない力にかけた。
スペシウム光線、サクシウム光線、アスシウム光線をぞれぞれカプセル外へ
通り越すように放ち、その4つの光線を1つに合わせる。
その合わさった光線をこちらのカプセルに向けて撃ちつけて破壊する作戦。
題して”ウルトラ・自爆作戦!”だ!

実行された作戦はうまく進行し、カプセル外で4つの光線が合体。
巨大な塊となり、そのままこちらに向かって突進。
そのままカプセルと激突したと同時に大爆発!!
見事カプセルは、逆さまにしたジグソーパズルのように崩れ去り、
中のウルトラマンらは無事生還した。
また、今の爆発と共に密かにウルトラサインを送っていたため、
M78星雲から4人の向けてパワーが施された!

1代目「な、なんてことだ?!」
6代目「おのれ、生き返るとは、お釈迦様もびっくりじゃー!」

そのまま一致団結して、まずはウルトラマンが、襲ってきた3代目に八つ裂き光輪!
真っ二つに分かれて倒された。
これを見て驚いた5代目は、空を飛び回り光線を発射してきたが、80が5代目へ向かって飛行。
そして空中で5代目の足を掴み、地面へ叩きつける!!
その衝撃で5代目も爆死!

84 :ピース作者:2006/12/13(水) 20:16:09 ID:6swa5GC50
Jr「うっ!ウルトラマン達、なかなかやるではないか!」

今度は2代目が襲う。
マン、ジャックがスペシウム光線を放つが、スペルゲン反射鏡を開いてきた!
跳ね返される光線を避ける二人。
それと同時に閉じる反射鏡。と、その閉じる瞬間を狙ってマンが再びスペシウム光線!
コンマ何秒という差で2代目も敗れた。

次に7代目だ。
強化された反響、強烈な光線。
4人を苦しめる。
シグマは以前戦った知識を生かして、ロケット砲を側転で避け続け7代目に接近。
目の前にきたと同時に右足で思い切り蹴り上げ、アスシウム光線!
だがこれは避けられてしまう。
するとシグマは思い切りジャンプをして、7代目の背中側へ移動した!
そこを抱えて持ち上げ、上空へ投げ飛ばす!
ヒューと飛ばされてゆく無防備の7代目へ今度はスペシウム光線!
これによって見事、7代目は倒された。

残るは1代目、Jr、6代目の強豪バルタンだ・・・。
果たして?!




85 :ピース作者:2006/12/13(水) 20:17:34 ID:6swa5GC50
地球へみんなを連れてやってきたピース。
それに対して、無事に残っていたみんなは大喜び。
ユウタ「わーい!わーい!みんなが帰ってきたぞー!」
といって、坂道を駆け下りるユウタ。
オウノ「俺達助かったんだ!」
キムラ「くーっ!よかったっす!」
ミキ「本当・・・怖かったわ。。」
一般人「万歳!」

そして、みんな揃って「ありがとう!ウルトラマンピース!」とお礼を言う。
それに対してピースサインを突き出して返事を言って、再び去ってゆくピース。

オウノ「そうだ!モチヅキは?!」
コウノ「そういえば。。。」



8代目はパワードにボコボコにいたぶられていた。
ハサミから放たれる、火炎放射もリフレクションバリアで跳ね返し、
そのまま、あの伝説の技”メガ・スペシウム光線”が発射された!
だが8代目は姿を消していってしまった・・・。
そして急いでウルトラマンらのいる場所へ。

そこではやはり強い1代目、Jr、8代目が有利に戦っていた。
だが諦めるものか!
と、ウルトラマンは1代目に激しい格闘戦で立ち向かう。
何度も振り落とされてしまうのだが、全力を尽くし、再び八つ裂き光輪。
しかし、避けられてしまったではないか・・・と、思ったそのとき、
1代目が避けた位置に向かって後方からブーメランのように、
八つ裂き光輪が返ってきた!
そのまま1代目は真っ二つとなり、溶けて消えていった・・・。

86 :ピース作者:2006/12/13(水) 20:19:22 ID:6swa5GC50
次はJr.
と思ったら、再びどこかへ逃げていってしまった。
だがジャックの目から放つ光で居場所をキャッチ。
そこへスペシウム光線!シグマはアスシウム光線!
ダブル攻撃を受けて、完全に粉砕していった。

最後は6代目。
以前の80戦とおなじように、強烈な光線で襲い掛かり、
分身や瞬間移動で全員をまどわす。
だが全員は1度立ち止まった。
「おー!」の掛け声と共に、それぞれが背を合わせて、別々の方向を向いたのだ。
そう、これならばどこに現れても見抜ける、という作戦である。
この作戦にヤバイと思った6代目は80の目の前に現れた瞬間、
逃げ出そうとするが、サクシウム光線が命中!
6代目もついに敗れた。

そこへパワードが現れた!
4人のウルトラマンが握手をし、勝利を喜び合う。
だがパワードは「待て、まだ戦いは終わっていない。
          8代目、そして1〜7代目のデスエネルギーが集結し、
          あいつを呼び覚ましてしまうであろう。」
ウルトラマン「あいつ?あいつっていったい・・・・」

87 :ピース作者:2006/12/13(水) 20:21:03 ID:6swa5GC50
すると巨大な闇が出現し、そこからなんとサイコ・バルタン星人が現れたのだ・・・。
その隣には8代目!

ジャック「サイコ・バルタン!!」
シグマ「そんな、サイコ・バルタンまで生き返るなんて!」

8代目「フォッフォッフォッ!今までのバルタンを倒すとはさすがだな、罪人よ。
    だが、サイコ・バルタンと力を合わせた私に勝てるわけがない!」

パワード「みんな、パワーはどうだ。」
マン「この空間だと、カラータイマーの心配はないのだが、
   体力はもう・・・」
パワード「だが、力のかぎり 生きること 最後のパワーを振り絞るぞ!」
80「ああ!5VS2だ。いくぞ!」

「5VS2じゃない。6VS2ですよ!師匠!」

マン「ん?」
8代目「あ!貴様ー!」
80「ピースじゃないかぁ!」
ピース「心配かけてすみません。
     パワード兄さんのおかげで、無事に生還致しました!」
パワード「よし、では5人揃ったところでゆくぞ!」

サイコ「フォッフォッフォッ」
不気味な笑い声と共に、衝撃波を放つ。
耐え切れず、ジャックと80はぶっ飛んでしまう。
その後に走り行くシグマだが、目の前で煙を吐かれ苦戦。
そのままハサミで打ち飛ばされてしまう。

88 :ピース作者:2006/12/13(水) 20:22:42 ID:6swa5GC50
8代目「みたか!復活サイコバルタンの力を・・・。
     再び倒された仲間の恨み、必ず晴らしてやるわー!」
だがその時、マンが八つ裂き光輪を発射!
だがギリギリでテレポートされ避けられてしまった。

直後に赤い光球をうけてマンまで倒れてしまう。
パワードとピース。
二人はお互いを見合ってうなづき、同時にジャンプ!
サイコはそれに惑わされ、後ろを向く。
そこへ倒れていたマン、ジャック、シグマ、80が同時に必殺光線を発射!
背中が大爆発し、苦しむサイコ。
そして正面にいたピースはエクスプレイション!
パワードはメガ・スペシウム光線!

完全な挟み撃ちの光線を受けたサイコは、徐々に変化してゆく・・・。
そこへ8代目が現れ「おのれ!!!・・・また負けてしまうとは。
             覚えておれー!」
といって逃げようとする。
そこをパワードが狙おうとするが、ピースはそれを阻止。
「バルタン星人はたしかに憎いし、許すことのできない敵。
だけど気持ちはわからなくない。
今回ばかりは見逃そう。。」
そうピースが言うと、パワードはうなづき腕を下ろした。

そしてサイコバルタン星人もパッと消滅したのだった。
全員が勝利をわかちあい、それぞれ光となってM78星雲へと飛び立った。

89 :ピース作者:2006/12/13(水) 20:24:02 ID:6swa5GC50
地球。
PET基地にて、モチヅキの心配をする隊員達。
そしてユウタ君とオウノ隊長。
するとウィーンと自動ドアが開く音が!!
一同が反応してその場を見上げる。

そこにはモチヅキの姿が!!
全員「モチヅキー!」(イシモリ・ミキ「---さん!」)

モチヅキ「みなさん、本当にご迷惑をおかけしました!」
キムラ「おいおい、一体どうしたんだよ?」
コウノ「お前だけ居ないから心配したんだぜ。」
ミキ「本当、無事で良かったわ」
ハナサカ「あの後お前はどうしてたんだよ?」

モチヅキ「え?・・・あぁ、いや、そのー」
オウノ「まぁまぁ。そんなこといいじゃないか。
    相当危険な目に合わされていたのだろう。
    だが無事で私も本当に安心している」
モチヅキ「はい!ありがとうございます。」
オウノ「ということで、今日は地球が無事だった記念で
    パーティーを開こうじゃないか!」
喜ぶ一同。

90 :ピース作者:2006/12/13(水) 20:25:02 ID:6swa5GC50
そんな中、小さな声で
モチヅキ「ハハ、大げさですって」と話すと、
オウノ「モチヅキ、ありがとな!」
と小声で返事が。
モチヅキ「え?なんのことでしょうか?」
オウノ「ん?いや・・・、PET警備員として活動してくれたお礼だよ。」
モチヅキ「は、はぁ〜。ありがとうごございます。」
と直後に、シャンパンが降り注ぐ基地内。

長く、辛い戦いが終わり、バルタン星人との戦いもひとまず決着が着いた。
だがウルトラマンピースの戦いはまだ終わらない。
頑張れ!モチヅキ・ショウ!
モチヅキ(ありがとう!兄さん達!)
空には、協力した4人のウルトラマンが浮かび上がり
そのままウルトラマンの形をした星座が創られた。

次回予告
第12話「違うもの・・・”気持ち”」盗作宇宙人ジサラー、ピース・ダミー登場

91 :ピース作者:2006/12/13(水) 20:26:35 ID:6swa5GC50
バルタン編完結です・・・。
長く険しかったです。。
キャラの個性が崩れていたら、どうぞお叱りを。

次回もまだまだ、犯罪+警備員編!
お楽しみに・・・。

92 :名無しより愛をこめて:2006/12/13(水) 21:13:11 ID:S6JyUy4MO
スペルゲン反射鏡ってスペシウム以外も跳ね返せるんだ?
バルタンは「スペシウム」対策として開発した物だったと思うんですが

93 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 21:34:47 ID:dSnS/dcz0
パワーアップした際にできるようになったものと想像。
それにしても燃える展開でしたね。
あの歌詞はパワードのモットーだったんですねw

でも、もう少しで勝てたのに負けてしまったバルタンが少しカワイソス(・ω・`)

94 :アルファ作者:2006/12/13(水) 21:42:09 ID:P2Apkn550
−9000万度!? 氷点下余裕で突破ですか!?
バルタン6代目の「お釈迦様」発言のフォローの細かさに泣けました。

95 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:37:11 ID:dSnS/dcz0
夢――それは眠りの最中に起こる不思議な現象。
それは普段の日常の生活から現実では起こりえないような出来事までを見せてくれる。
人はそれを見て喜怒哀楽、様々な感情を露にするのである。

しかしこの素晴らしい現象も、時にはとんでもない事件を招くこともあるのだ……。


8話・侵略者の罠 夢の見過ぎにはご用心!

・催眠宇宙人ドリフェス星人 登場


火竜隊基地の星斗の部屋。
朝を迎え星斗は伸びをしながら今日一日のことを考えていた。

ふとその途中で、何か違和感を感じる。
何だろう。何かが足りないような。
「あ、そういえば……」
ぽんと手を叩いてやっと思い出す。
ここのところずっと、彼は夢を見てなかったのだ。
最初はただ忘れているだけだろうと考えていたのだが、それが二週間ぶっ続けともなると流石に不思議に思い始めていた。
何でだろう、と少しの間考える星斗。
しかし携帯通信機器から大音量で飛び出てきたカゲリの声に急かされ、それ以上続けることは出来なかった。

96 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:38:13 ID:dSnS/dcz0
そして特に事件も起きることも無く五日がすぎる。
星斗は相変わらず夢を見ることは出来ないでいた。
「何でだぁ?」
いよいよ不安になってくる。この前までは三日に一度はちゃんと覚えている夢を見ていたのに。
「ほうひたの?」
カゲリがくっちゃくっちゃとパンを頬張りながら尋ねてきた。
物を口に入れながら喋るなといった上で、星斗は事の次第を説明した。
それを聞いたカゲリは特に気にする様子も見せなかった。
「別に夢を見なかったところで死ぬわけでもないんだし、いいんじゃない?」
まぁ、それはそうではあるが。
この女に相談しても無駄だと言うことを理解した星斗はそれ以上何も言わずにおいたのだった。


97 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:39:06 ID:dSnS/dcz0

それとほぼ同時期、火竜隊基地の近辺ではちょっとした事件が起きていた。

ある日、とある建設現場で頭領の男が首をかしげていた。
本来作業場に出てきていなければならないはずの男が一人いないのだ。
風邪でもこじらせたのかと思い、その場で電話してみる。しかし何故か誰も出ない。
「今こっちに向かってんのかなぁ」
そう思いとりあえず作業を始めることに。だがその男は一向に現れる気配を見せなかった。

夜、作業が終った後結局現れなかった男に腹を立てた頭領は彼の家まで行くことに。
しかし玄関の呼び鈴を鳴らしても誰も出てこない。
留守かもしれないと思い、怪しまれないようにそっと窓から覗いてみると、何と男はちゃんといるではないか。
彼は布団を片付けもしないでその上で座ってボーっとしていた。
いよいよ怒りが頂点に達した頭領はドアを蹴り飛ばして家に入り込んだ。
「コラァ! テメェなめてんじゃねぇぞぉ!」
もしこの声を誰かに聞かれていたら、絶対ヤクザと勘ちがいされていたことだろう。それほど凄い声だった。
しかし男の反応はというと……
「はぁ………」
驚いても無ければ恐れても無い。反省の色は皆無だ。
頭領はますます真っ赤になって怒鳴る。
「テメッ……無断で仕事サボっておいてはぁ………だぁ!? なめんのも程々に――」
「はぁ………」
そこでついに頭領の頭の中で何かが切れた。
思い切り男をぶん殴り、首根っこを掴まえ揺さぶる。
「テメェェェェ! 俺を怒らせやがって! どうなるかわかってんだろうなぁ!」
元々怒っていたではないか。
しかしそんな突っ込みすらせずに、男の言う言葉は相変わらずはぁ、のみ。
流石の頭領もこれには参ってしまった。
「おっかしいな……。いつもなら俺に怒鳴られた途端ひっくり返って怖がってる奴なのに。どうしちまったんだ?」
考えてもわかるわけが無い。
とりあえず念のため、男を病院に引っ張っていくことにした。


98 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:39:47 ID:dSnS/dcz0

だが、同じような事件はこれだけではなかった。
子供が突然学校をサボりだしただの、近所のラーメン屋のおっちゃんが消えただの、
状況は様々ではあったが、いずれもサボったり消えたりしている当本人がはぁ、しか言わなくなってしまったということが共通していた。
この異常な現象は、ついに火竜隊に報告されるまでの騒ぎへと発展していくことになる。

報を受けた火竜隊は早速調査を開始。
だが全く原因の見当がつかないため、思うような進展が無い。
一番困るのは当の被害者がはぁ、しか言わないことだ。これでは推測すら出来ない。
「だー! もうやだ、何でこんな埒の明かない調査を続けなきゃならないのよ!」
調査開始から四日目の夕方、ついにカゲリがキレた。
一緒に調査をしていた遠野がそれをなだめる。
「まぁまぁ、まったく進展がないというわけでもありませんよ」
「一体何がわかったってんのよ!」
そう言われた遠野は懐からメモ帳を取り出し、パラパラとめくり始めた。
そして暫くのところであった、と言ってその内容をカゲリに見せる。
「? 何コレ」
それはどうやら、被害者がおかしくなったと思われる時間帯をメモしたリストのようだ。
遠野は説明する。
「このリストを作成してる途中、どの被害者もある共通点があることに気づいたんです」
それは、とカゲリが問う。どこか遠野は得意そうだ。
「それはこの時間帯の間に全ての被害者が、長い短いは別にしてとにかく寝ているんです」
「寝てた?」
つまりは、その寝ている間に何かが起こったということか。
問題はその『何か』の正体なのだが。


99 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:40:33 ID:dSnS/dcz0
それを聞いた星斗は一人部屋に入って考えた。
そしてある人に質問してみることにした。
「……メテオ、聞いてるなら返事してくれ」
暫くの間沈黙が流れる。
しかしやがて、どこからか声がしてきた。

“何だ星斗”

運よくメテオと話をすることが出来た。
早速気になってたことを尋ねる。
「あのさ、人の夢に入ることって、どっかの宇宙人ならできるのか?」
さっきふいに思いついたことだ。
被害者が眠っているときに異変が起きた可能性が高い。だとしたら夢の中で何かが起こったということも考えられるのではなかろうか。
他の者に話せば笑われてしまうような話だ。星斗だって少し前なら考えもしなかっただろう。
それをこうして思いついた背景には、今話しているメテオとの出会い、そしてこの間のゼルカド星人の襲撃があった。

“夢……? まぁ、不可能ではないな”

「マジ!?」
思わず飛び上がって念押しする星斗。まさか本当に可能だとは。
メテオは不思議そうだ。

“何か例の事件について思いついたのか?”

星斗はメテオに自分の考えを述べた。
それは、この一連の事件は宇宙人の仕業ではないか。その宇宙人は夢を利用して人類をフヌケにするつもりなのではないだろうか、と。
メテオハしばし黙っていたが、やがて感心したような声を出す。

100 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:41:18 ID:dSnS/dcz0

“……よく考えついたな。それは私でも思いつかなかった。だが、あり得る事かもしれない”

いやはや、今日は何時にも増して勘が冴えているようだ。
星斗は更にメテオに何か言おうとする。が、そのことについてはメテオは既にお見通しのようだった。

“ならば何とかして夢の中に入れないか、と言いたいのだろう?”

まさしくその通り。

“やったことはないが……できないことはないかもしれない。だが……”

“どの人物の夢に出てくるのか、わかるのか?”

張り切っていた星斗は、その言葉の前に固まる。
しまった、一番肝心なことを考えてなかった、と。

推理するところまでは良かったがこれでは行動の取りようが無い。
仕方が無く、今日のところは諦めることにした。


――が、翌日。事態は更に悪化していた。

101 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:41:52 ID:dSnS/dcz0

「たいへんたいへんたいへんたいへんたいよ星斗!」
「誰が変態だ!」
早朝から何ともありきたりなボケと突っ込みを交わすカゲリと星斗。
しかし彼女の慌てようはただ事ではない。
何だよ何かあったのか、と星斗はモーニングコーヒーを飲みながら彼女に尋ねた。すると、
「ハヤトが……ハヤトが例のはぁ、状態になっちゃったのよ!」
それを聞いてせっかく飲んだコーヒーをぶちまけてしまう星斗。
「何だってぇ!?」
「ともかく速く来て!」
そう言われ、星斗は寝巻きのままハヤトの部屋へと駆け出していった。

「おいハヤト」
「はぁ……」
「おいってば」
「はぁ……」
「………このアホバカタコナスハヤト!」
「はぁ……」
まさしく、例の症状だった。
ハヤトの目は死んだ魚のように虚ろで、生気がない。
隊長もまさかといった様子だった。
「おいおい、勘弁してくれよ……。事件を捜査する側がこれじゃあ話にならん」
とは言ってもなってしまったものはどうしようもない。
一方遠野は凄く興味深そうに観察していた。
もう何というか、マッドサイエンティストのようである。


102 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:42:51 ID:dSnS/dcz0

星斗は気づかれぬように司令室から抜け出し、メテオと会話していた。
「メテオ、これはチャンスかもしれない」
第三者から見れば、仲間のうち一人がやられたのに何と不謹慎な発言だと思うことかもしれない。
だが、星斗にはある確信があった。
「もしこれが宇宙人、もしくはそれの類だったとしたらいつか邪魔な火竜隊を襲うんじゃないかと思ってた」
続ける。
「そして今それが実現した。やってしまった以上、犯人はきっと次も火竜隊隊員を狙うはずだ。色々騒がれないうちに」
黙ってそれを聞いていたメテオじゃ、やがて口を開いた。

“……星斗、何か悪い物でも食べたんじゃないのかい?”

いや、いくらなんでもそれは酷いだろメテオ。


103 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:43:31 ID:dSnS/dcz0

――というわけで星斗はその晩、こっそりと各隊員の部屋を巡回。謎の犯人の出現に備えた。
しかしもしこれで何事も無かったらメテオに笑われてしまう上、ここまでした労力も無駄になってしまう。
だから星斗は自分の推理が正しいことを内心で祈っていた。

カゲリ、遠野、隊長の順に巡回する。狙うとしたらメインの彼等が一番確率が高そうだからだ。
だが一週目は何も見つけず。少し落胆しつつももう一度巡回する。
今度は隊長、遠野、カゲリの順番に。しかしこれも駄目だ。
「頼むぜ謎の犯人さんよ……」
犯人にお願いしてどうする。気持ちはわかるが。
もうすがりつくような気持ちで三週目を実行することに。

――そして、ついに見つけた。
そぉっと覗いたカゲリの部屋で、ベットのそばに佇む謎の影。
奴は何やら変てこな動作をしている。一体何をしてるのか……。
その時、突然影が光になった、と思えば次の瞬間にはその光がカゲリの中へと飛び込んでいったのだ。

“――急げ星斗! 早くしないと手遅れになるぞ!”

言われるまでもなかった。星斗はすぐに宝石をあわせ、今回は無言でメテオに変身する。と言ってもその大きさは人間程だが。
駆け出すメテオ。その体が徐々に光と化していく。
そしてカゲリのベットと激突すると思われた瞬間、目の前の景色は消え何やら見知らぬ世界にたどり着いていた……。

104 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:44:08 ID:dSnS/dcz0

「(ここは……夢の中?)」
何ともメルヘンチックな場所だった。これがカゲリの夢の中と言うなら何とも変な感じだ。
しかしそんなことを気にして入られない。早く犯人を――

「――ちっ、見つかっちまったのならぁしょうがないにゃいのな」
探すまでも無く、向こうから声をかけてきてくれた。
反射的に声のした方を振り向く。すると、何とも奇妙な姿の怪人が視界に飛び込んできた。
形的には人間と似ているが、指が六本で爪が鋭く、更に皮膚の代わりにに紫の鱗に覆われていて目がでかい。
その怪人は自分はドリフェス星人だ、と名乗った。
「まったくいいとこで出てくれるのにゃあ。せっかく夢を介して人間共に催眠術をかけて地球を征服しようと思ってたのにさ」
コッチは全然聞いてないのに勝手にベラベラと喋るドリフェス星人。しかもその声には反省の色が全く無い。
「テメェ、この俺が見つけたからには覚悟しろよぉ〜?」
こいつのおかげでどれだけ仕事が増えたか。とりあえず一発ぶん殴ってやらないと気がすまない。
だが星人は恐れてはいなかった。
「ハッハッハッ。僕をボコボコにするぅ? 無駄なことは止めたみゃえよ。君は僕に手を出すことなんてできゃあしないんだからにゃ!」
ブチ。

105 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:44:42 ID:dSnS/dcz0
どこまでもむかつく野郎だ。ここは一気に粉砕してやると思って、メテオ・ナックルをかまそうかと構えた。が、
「おぉっとぉ! 止めたほうがいいよぉ! もしここで戦ったら、この女は精神崩壊しちゃうよぉ?」
「なにっ……!?」
何ということ。人の夢の中で戦い、少しでも夢を傷つければその人の精神は崩壊してしまうらしいのだ。
メテオの動きが止まる。
「ウヒャヒャヒャ! 残念だったねぇ!」
星人は愉快そうに腹を抱えて嘲てくる。むかつくが手を出せない。
奴は更にこんなことまで教えてくれた。
「しかし君は凄いねぇ。いや僕は最初さ、君を真っ先に狙ったのさ。だけど何度やっても君はフヌケにならない。
若干の効果はあったのかもしれないけどね。さすが宇宙警備隊を名乗るだけのことはあるよ!」
あぁ、そういうことだったのか。
ここ最近ずっと夢を見なかったが、それはこいつのせいらしい。
ますます腹が立つ。
「テンメェ〜! 人の夢奪いやがって、絶対許さねぇぞ!」
「へぇ〜。どうやってやるんですきゃあ?」
奴の言うとおり、許せなくても制裁する術がない。
しかもそろそろ時間も無い。――しかし、


106 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:46:03 ID:dSnS/dcz0

“星斗、安心したまえ。少し手助けしてやろう”

メテオの意識がそう語りかけてきた途端、ドリフェス星人とメテオの体が宙に浮いた。
「アレレレレェ!?」
いきなりのことに慌てる星人。それはメテオ、というか星斗も同じこと。
「これは……」
暫くの間浮いていったが、やがてそれは止まり代わりに周囲に薄く青い壁が形成され始めた。
どうやらバリアらしい。

“君と奴の周囲にバリアを張った。これで彼女の夢を傷つける心配は無いぞ!”


107 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:46:44 ID:dSnS/dcz0

形勢逆転だった。途端に元気付くメテオ。それに対し焦るドリフェス星人。
「ゲゲゲ! こ、こうなったら……これでもくらえ!」
星人は腕を前に突き出しビームを放ってきた。いきなりのことで避けきれずに直撃を受けてしまうメテオ。
しかし、傷は一つもつかなかった。
「?」
何故だ。確かに直撃はもらったはずなのに?
「あれれ、もう一度ぉ!」
再びビームを放つ。それも命中するが、相変わらず傷はつかない。
「………」
「………」
数秒間、お互い睨めっこをする両者。
やがてメテオが口を開いた。
「……お前、もしかして………超雑魚?」
星人はそれには答えない。代わりにくるりと後ろを向いた。
「あーあ! もう地球侵略も飽きちゃった。いい加減帰ろう!」
とは言ってもここはバリアの中、帰れるわけが無い。
メテオは星人の肩をがっちり掴んだ。
「まぁまぁ、そう急がないで。時間まで俺と遊んでくれや!」
ニヤニヤ声のメテオ。そして顔面蒼白のドリフェス星人……。
「ヤメテェェェェェェ………」
その後、星人がメテオにボコボコにされたのは言うまでもない。


108 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:48:06 ID:dSnS/dcz0
翌日、火竜隊司令室。
面白くなさそうにハヤトが文句を垂れていた。
「ったく、まさかこの俺がフヌケになっちまうなんざぁ……」
今までフヌケになっていた人々は全て元に戻った。
いつぞやの男も頭領にしごかれてしっかり働いている。

「あぁおしい。どういう原因か知りたかったのに……」
悔しがっているのは遠野。いい加減にしないとまたカゲリに殴られそうだ。
そして一方、星斗は別のことに悩んでいた。
「うぅ……眠い………」
彼の目には大きな隈ができている。そう、今彼は不眠症に悩まされていたのだ。
その不眠症の原因はと言うと……

夜、星斗がベットに横になって寝付く。そこまではいい。だがせっかく見れるようになった夢を見始めた途端、
「ハーロー! 元気ですかぁ?」
滅茶苦茶軽快な声と共に現れたのは、何とドリフェス星人。
実はあの後、ボコボコにされた奴は必死に命乞いをしてきた。まぁ誰も殺してはいないということでメテオは許してやったのだが、それが運の尽き。
それから毎晩、こうして寝る度に奴が現れ、騒ぎ立ててくるのだ。
「うっせぇ!」
そしてすぐに起きてしまう。こんなんなら、まだ夢を見ないほうがマシと言うもの。

夢は多くのことをわれわれに授けてくれる。
だが、見過ぎにはくれぐれもご用心!

109 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:49:00 ID:dSnS/dcz0
次回予告
日本に怪獣上陸! それは何とあのヴァドスだった!
星斗はメテオになって迎撃するが、パワーアップしたヴァドスの前に手も足も出ない。
カラータイマーも点滅し始め、当に絶体絶命と思われたその時。
空の彼方から謎の影が現れて……!?

次回・「ヴァドス再び」

・古代両棲怪獣ヴァドスU(ツヴァイ)
・???                  登場

110 :ウルトラマンメテオ:2006/12/13(水) 22:50:37 ID:dSnS/dcz0
今日はここまでです。

皆様7話の感想有難うございます。
カゲリの性格については勢いでああなりましたw

そしてフォルテ作者様初めまして。
作品はまだ未見ですが、必ず見させてもらいますね!

111 :アルファ作者:2006/12/13(水) 22:59:44 ID:P2Apkn550
メテオ作者様
 ドリフェス星人、生き残ってしまったのが意外でした。倒されなくても
宇宙へ逃げ帰ってもう来ないとかだと思ったんですが。今後も出るんでしょうか?

112 :名無しより愛をこめて:2006/12/14(木) 00:23:12 ID:jHeTZBI70
 改造巨獣ゾーリミオスが、上空から大量の炎を吐きかける。
 ウルトラマンアルファはアルファブレードを高速回転させて炎を弾いて防御しつつ、ジャンプして飛び、
ゾーリミオスに一気に接近する。


 ウルトラマンアルファ 21 アルファ逆襲
 改造巨獣・ゾーリミオス、量産ゾーリム軍団、宇宙異次元人・ゼバット星人、
 ハンターナイト・アヴォル、ハンターナイト・ヴァニル 出現


 目前まで詰め寄られたゾーリミオスは、目からの電撃に攻撃を切り替える。
 しかし、アルファはウルトラ縮地を使い、テレポート同然の身のこなしで電撃を次々避け、更にブレードを
抜いて、ウルトラ居合い抜きを素早く奔らせる。
 次元の穴からはみ出した巨大な頭部の全面に次々斬り付けられ、火花が走り、ゾーリミオスが苦痛に絶叫する。
 異次元のアジトで焦るゼバット星人達。
「おいおいおい、何かやばい雲行きだぞ!」
「ハーケンマグマは一発でやられてしまうし・・・」
「落ち着け!」
 リーダーのゼバット星人が一喝。
「まだあれがある!」

113 :名無しより愛をこめて:2006/12/14(木) 00:24:14 ID:jHeTZBI70
 ゾーリミオスの援護のため、ゼバット星人は更に、巨獣ゾーリムの量産型・量産ゾーリムの群れを出現させた。
といっても、原典のようにアホほど巨大ではない。平均的な怪獣のサイズになったゾーリムそっくりの生首が、
ろくろ首のように尾を引きながら複数異次元から飛び出してきたのである。
 火を吐きながら群れで襲い掛かり、牽制する。西野家に帰還出来る権利という餌を与えられ、ノッている今の
城達志=アルファは、その程度の攻撃は食らわず素早く避けて反撃し続ける。しかし、このままでは標的である
ゾーリミオスへの攻撃が滞ってしまう。
「煩わしい! どうしたものか・・・」

 そこへ、アルファへの増援登場。
「隊長!?」
 ウルトラマンズィーベンも、休息を経て復帰、飛来した。更に、地球に来た際に万一のために携帯していた
エネルギー補充装置・ウルトラコンバーターを、複数腕につけてブースターとしている。
 それだけではない。そこまでの用意をしなければならない理由があった。
 ズィーベンバリヤーを大きな球状にして封じ込めた何かを、頭上に掲げている。バリヤーの内部には何か
強力なエネルギーが充満し、眩しい光を発していて中が見えない。
「ズィーベン隊長、それは?」
「ゾーリミオスに決定的なダメージを与えるための策だ。今からこいつを奴の口に放り込んで飲み込ませる。
お前はその間、邪魔が入らないように量産ゾーリムを牽制してくれ」
 詳しく聞きたいが、その余裕はなさそうだ。凄まじいエネルギーを発している何かを封じ込め続けている
ズィーベンは見るからに辛そうだ。長くは持つまい。
 アルファは引き受けた。

114 :名無しより愛をこめて:2006/12/14(木) 00:25:44 ID:jHeTZBI70
 間を置かず、斎木俊一と霧島美樹のトライビートも飛来。何時になるか判らない機体の強化改造を待っている
わけにはいかず、結局旧性能の予備の機体で駆けつけたのである。それでもアルファの側に加わり、量産ゾーリム軍団を
攻撃して引き付けることに専念する。
斎木「俺達だって、これくらいのことはやれる!」
 その隙に、ズィーベンはゾーリミオスに接近。先程アルファの攻撃でダメージを受けたゾーリミオスは苦痛に
呻いている。その半開きの口目掛け、ズィーベンはバリヤーの球を思い切り投げ込む。
 焦ったゾーリミオスが炎を吐くが、高速で飛んでくるバリヤーの球はその炎を勢いで押し退け、ゾーリミオスの
喉の奥深くに飲まれた。
 もう出てこないと見たところで、ズィーベンはバリヤーを維持していた念力を解除した。ゾーリミオスの体内で
バリヤーが解ける。
 直後、一帯の大気が震撼した。
 先程まで以上に激しく苦しみ出すゾーリミオス。体内からは壮絶な爆音が響く。
「・・・一体何を放り込んだんですか、ズィーベン隊長?」
「アヴォルとヴァニルだ」
「!?」

 ゾーリミオスの体内。
 バリヤーに閉じ込められてもその中で必死に取っ組み合っていた両ハンターナイトが、力を一気に解放し、
場所など一切気にせず青と赤の力を撃ちあい、蹴りあい殴りあい、序でに内臓の内壁を破壊し捲る。

115 :名無しより愛をこめて:2006/12/14(木) 00:26:57 ID:jHeTZBI70
「ゾーリミオスに一度敗れた俺は、何か対抗策がないものかと色々考えた。だが、俺一人だけでは
そう強力な破壊力は出せるものではない。考えていたとき、そういえば、これまで宇宙各地に壊滅的な被害を
出してきたアヴォルとヴァニルの力があるじゃないかと思いついたのだ。
 そこで、ゾーリミオスに吹っ飛ばされて姿を消していたアヴォルとヴァニルを独自に探し回り、漸く
見つけてきた。しかし、説得したところでどうせお互い同士のいがみ合いに手一杯で話なんか聞かないことは
見えていたので、ウルトラコンバーターで力にブーストをかけた後、ズィーベンバリヤーで無理やり
捕まえてきた。大変だったぞ」
「・・・・・・」
 量産ゾーリム軍団と戦いつつ、唖然と聞いているアルファ。
「それで、二人をゾーリミオスに食わせたんですか!? 何かあったらどうするつもりですか!?」
 ズィーベンは黙ってゾーリミオスを指す。
 ゾーリミオスは、アヴォルとヴァニルの体内での猛攻に苦しみっぱなし。体表が破れ、青と赤のビームも
あちこちから漏れ出し始める。
「何かあると思うか?」
「・・・大丈夫っぽいですね」

116 :名無しより愛をこめて:2006/12/14(木) 00:28:09 ID:jHeTZBI70
 言ってるうちに、防衛軍からプロライザーで編成された地上部隊も駆けつけ、特防のトライビート隊と
協力して量産ゾーリム軍団に砲撃を掛け始める。次第に撃墜されていく量産ゾーリム。
「もう後は放っておいても雑魚のケリはつくだろう。一気に勝負を決めるぞ、アルファ」
「了解!」
 アルファも対ゾーリミオス側に戻り、空中でズィーベンと並んで構える。印を組んで力を貯める。
ズィーベンもウルトラ松葉杖を引っ込め、両手を組んでエネルギーを収束。
「ギャラシウム光線!!」
「ズィーベンショット!!」
 二人の必殺光線が合わさり、ゾーリミオスに命中。同時に、体内で争う両ハンターナイトのエネルギーの解放も
最高潮に達する。
 巨獣は遂に大爆発を起こし、粉々に砕け散る。無数の破片が廃墟に降り注ぐ。
 現場中継を自宅で見届けた西野一家、ディフェンスポートの川上隊長や基地一同、その他多くの日本中の
人々が歓声を上げた。
 アルファとズィーベンは、更に虚空に鋭い視線を向ける。次元の向こうのゼバット星人達に、その視線は
注がれていた。
 ゼバット星人達は、又も怖気づいて情けなく撤退した。

117 :名無しより愛をこめて:2006/12/14(木) 00:29:08 ID:jHeTZBI70
 さて、ゾーリミオスが粉砕された後、両ハンターナイト=長門と梶山はどうなったのか。
 生還した。
 事態を知った柏村と梶山下の地上部隊、留美や子供達が急いで街へ戻ってきた。彼らの目の前に
積み上がったゾーリミオスの破片の山の奥から。しかも、人間に戻って。
 二人のいがみ合いはどうなったのかと懸念していた一同は、どんな結果であろうとも受け入れなければ
ならないと身構えていたのだが。
 よろめいて歩く長門と梶山は、互いを支えあい、肩を貸し合っていた。
 拍子抜けする一同の前に辿り着いた二人は、散々勝手な言動をして皆を心配させたことを詫び、
最後にお互い同士も詫び合った。
 どうも、ハンターナイトとなって全力を出して戦い合ったことで、溜まっていた互いのストレスが
一気に全部長門と梶山の中から抜けてしまったらしい。結果的に二人が仲直りしたことに、
柏村や留美や皆は心の底から喜んだのだった。

 一同の気付かないところ。
 遥か上空、宇宙さえ見える辺りに、二つの小さな光が飛んでいく。別々の方向に。
 青い色の光と、赤い色の光。
 それらは、宇宙へと飛び去りはしなかった。
 地球上の何処かに潜むように、地平の彼方に消えていく・・・のだが。
 その件についてはまだ先の話としておこう。
 気付かなかった一同は、今はただ、束の間の平和が戻ってきた実感を心から噛み締めていた。

 続く。

118 :名無しより愛をこめて:2006/12/14(木) 01:07:31 ID:lsHVjlV5O
やっぱりアルファやシグマぐらいの長さだと読みやすくて良いな。
余計な表現や台詞が無くてそれでいて盛り上げてくれる。
もちろん長いのは長いので良い。ストーリーがしっかりしてれば
読みごたえがあるから。

119 :ピース作者:2006/12/14(木) 19:49:30 ID:B+ING/V90
>アルファ作者様
あの子犬、怪獣だったんですね、やはり。
でもみんながなわけない!と信じあっていたのはとても良かったです!
梶山隊員は酷い!
最後、子犬は倒されてしまいましたが、とても良いお話でした。

>メテオ作者様
お!!
自分が、予定していたストーリー、先をこされてしまいましたねー!
でも物凄くよくできていて、自分がやらなくてよかったかもと思っております(笑
「はぁ」しかいわなくなるんですか・・。
怖いですね!!
夢はずっと見続けていたいです。
敵が雑魚だったのも、面白かったです!

120 :名無しより愛をこめて:2006/12/14(木) 21:24:34 ID:nhpmqyOP0
ピース作者様
 えー・・・そうですか。よかったですか。子供達がベロスを引き渡すのを
渋ったために多くの兵隊さんが殺されたのも、防衛軍は怪獣と戦うのが
仕事なんだから真っ先に怪獣に立ち向かって死ねと言い捨てた長門も・・・
よかったですか。まあ、よかったのならそれはそれで。

121 :アルファ作者:2006/12/14(木) 21:58:38 ID:nhpmqyOP0
>>120。又コテ忘れた。失礼。

122 :ウルトラマンオーバー:2006/12/14(木) 22:56:26 ID:gS4b8R1q0
レッドフライヤーを強奪した川浪は、まっすぐに地球を目指した
アイアンタワーでもその姿を捉え、すぐに戦闘態勢が敷かれる
石野不在という悪状況をぼやいていた和崎だったが、赤山からレッドフライヤーの搭乗者が川浪である事を知らされ、愕然としてしまう
それは、あの冷静な津上でさえも同じことで、表向きはいつもの冷静な表情を装っているが、その体が不可思議に震えている事から彼の動揺が伺える
赤山「・・・川浪は裏切るような人間じゃ無い、まして狂うような隊員でもない、何か原因があるはずだ、俺がそれを調べる、二人は川浪を足止めしてくれ」
言って、出動指示を出す赤山
敬礼して走る和崎と津上
それぞれエアーハリケーンとタイフーンで出撃する
津上「・・・和崎、いざとなったら」
和崎「わかってます、どうしても川浪隊員を止められない・・・ようなら」
瞬間、目をつぶり、決意をする和崎
和崎「撃墜します」
和崎にとって、EARの面々は第2の家族である
それは、津上にとっても同じことだ
だが、だからこそ隊員達はためらわない
いや、ためらえない
ためらえば、ためらうだけ、隙が生まれる
隙が生まれれば、結果はどんどん悪くなっていく
川浪の命も、世界の平和も守らねばならない
だからこそ、少しでもよい結果を残すために、迷うわけにはいかないのだ
津上「来たな」
二人の眼前はるか彼方から、真紅の機体が接近してくる
ロックオンされる事を防ぐために回避運動を連続しながら、2機のEAR戦闘機はレッドフライヤーに挑んでいった

123 :ピース作者:2006/12/14(木) 23:03:11 ID:B+ING/V90
>>92
感想ありがとうございます。
メテオ作者様のいいますとうり、
パワーアップという形でお願いします。

>メテオ作者様
感想ありがとうございます。
もっとーにしてみました!
サイコ戦が短かったのが反省です。

>アルファ作者様
感想ありがとうございます。
余裕で突破してしまう、この星のマグマであります!
お釈迦様〜発言は僕も80のお話でとても気に入ったので
使わせていただきました。
 そして、「良かった」という部分ですが、
自分はこういう部分に感情をさされるようです。。
たしかに犠牲になった人のことは悲しいです。
でも全体的にとても興味をそそる作品でありました。

124 :アルファ作者:2006/12/14(木) 23:45:00 ID:nhpmqyOP0
ピース作者様
 レス有難うございます。いや、解釈の仕方はそれぞれなので
それはいいんです。只、あの話は、民間人には民間人の、防衛軍には
防衛軍の、各々の立場にいる人の考え方やそれゆえの偏見があるという
ことを言いたかったのですが。梶山の言い方は確かにひどいですが、
「子犬の正体が怪獣でほっとくと危険だ」という言い分自体は
間違っていたのか? 同時に、幾ら子供達の味方をするためといっても、
口を開けば死ねくたばれの長門の態度はどうだったのか? と。

 イレイズでもバーストでも折を見て描いてきましたが、私は基本的に
愛や正義や勇気や信頼と対になって間違いなく存在している、人の中の憎悪や
邪悪や恐怖や疑心暗鬼を、てきとーに流しとくことがどうしても出来ません。
しかし、そういう話を読むのが嫌という人に読めと強制する権利も
ありません。見捨てるなら今です。

125 :リュウラ著者:2006/12/15(金) 00:33:47 ID:9/FdpGw7O
まあ、「見捨てる」とか簡単に言わんで下さいお願いします。
「よかった」というのは「ハートフルなお話で感動しました」という意味ではなく「話の完成度が高かった」という意味ではないか、と勝手に思いますが…
まあピース作者さまもちょっと安直な書き方だったんではないでしょうか?私もピース作者さま自身も決して笑顔では終れない話を結構な量書いてるわけで、それが「よかった」というやや曖昧な感想だと「メッセージ伝わってないんじゃ?」と心配にもなります。
実際は感想ってモンは書いてもらえるだけでも有り難いわけですが、それならやっぱ、読み手の責任として「この話は何を言いたいのかな?」という事を一度考えてみるべきなんじゃないかな。我々は全員作者であると同時に読者なわけですから。
以上、携帯でした。

126 :リュウラ著者:2006/12/15(金) 00:44:08 ID:9/FdpGw7O
すみません偉そーな事書くだけ書いといて勝手に寝ます。
良い夢を。

127 :ピース作者:2006/12/15(金) 01:23:33 ID:bbgAx03t0
>アルファ作者様&リュウラ作者様
はい。話全体としての「良い」としてとらえさせておただきました。
ただ、自分でも薄々「感想が安易かな・・・」と、思っておりました。
その感想がこのような事態を生んでしまい申し訳ありませんでした。
文章力をもう少し身につけたいとおもっております。
そして話のテーマを的確に捉えていこうとおもいます。
(「良い!」「感動!」という単語は少なくとも、何回かは出てしまうとおもいますが、
 それが僕の表現だと思ってくださいませ。もちろん、安易な気持ちではございません。)

アルファ作者様の作品はもちろん、全作品を見捨てようとは考えたことがございません。
どうかこんな小心者の感想でもよければ、どうかこれからもよろしくお願いします。

128 :ウルトラマンシグマ:2006/12/15(金) 11:20:57 ID:2qqfjceD0
第四十九話「ファルコン1号消滅す」異次元怪獣バドキラ登場
SGTの神隊長と荒井隊員、中村隊員がファルコン1号で北海道に
調査へ向かおうとしていた。北海道・篠ヶ谷の空にアザラシのような怪獣が現れたという
報告があったからだ。
中村「発進準備完了です」
神「よし、ファルコン1号出動!」
奥多摩の棚田を割り、ファルコン1号は北海道へと飛んだ。

東北地方の上空でファルコンから連絡が入る。
荒井「こちらファルコン1号。もうすぐ北海道だ。現在、異変も特に無く順調だ」
姫子「了解です」
真悟「いいなぁ〜北海道〜」
雪「真悟、隊長達は遊びに行ったわけじゃないのよ」
谷村「そうだぞ。まったくお前は…」
真悟「すみません…でも空に現れた怪獣かぁ…どういう奴なんだろう?」
谷村「ヤプール人が作った超獣のいくつかは空を割って現れたという話もあるが…」
そんな話をしているうちにファルコン1号は北海道へ到着。

荒井「ファルコン、篠ヶ谷に到着。調査を開始する」
ファルコンは平地に着陸し、神隊長達は周辺を調査する。
岩場、川岸、森林…いろいろと深く調べるが何もおかしなことは無い。
そして怪獣は空から現れたということで時折、空を見るが特に変わったことは無い。
神「何か分かったか?」
荒井「いえ、異常は特に見当たりませんね」
中村「通報してきた人は何か見間違えでもしたんじゃないでしょうか」
神「そうか…仕方ない、今日は引き揚げるとしよう」

とりあえずこのままここで調査を続けていても進展は無さそうだ。
神達は一先ず、引き揚げることにした。
荒井「ファルコン1号、発進準備完了」
神「よし、発進!」

129 :ウルトラマンシグマ:2006/12/15(金) 11:21:30 ID:2qqfjceD0
ファルコンがSGT基地へ帰還するため、空高く飛び上がった。
しかし、その途中、事件が起きた。

中村「…?隊長!あれはなんでしょうか?」
神「うん…?」
見ると、曇りの空に一つ浮かんでいる渦のような物を発見。
神「荒井、本部に連絡だ」
荒井「了解!本部、こちらファルコン1号。空に渦のような物を発見。
至急、分析を…」
しかしその瞬間!穴のような物にファルコンは吸い寄せられてしまう!
神「いかん!中村、スピードを上げろ!」
中村「駄目です!これ以上上がりません!!」
荒井「本部!我々はその渦に吸い込まれ…!」

通信はそこで途切れてしまった。ファルコンは突如として消滅してしまったのだ!
これから30分、あなたの目はあなたの体を離れて、この不思議な
時間の中に入っていくのです…。

姫子「ファルコン1号!ファルコン1号!応答せよ!ファルコン1号!!」
真悟「ファルコンが…消えた!?」
雪「一体、何が起きたっていうの…?」
一方その頃、ファルコンに乗っていた神、荒井、中村の三人は…?
神「みんな、大丈夫か?」
荒井「はい…なんとか」
中村「こっちも大丈夫です…隊長ここは…?」
ファルコン1号の周りは見渡す限りの白い世界。ここは一体、どこなのか?
3人は外に出てみて辺りを調査する。とにかくファルコンからあまり離れないように
しながら進んでいくと、第二次世界大戦当時の戦闘機があった!

130 :ウルトラマンシグマ:2006/12/15(金) 11:22:24 ID:2qqfjceD0
神「なぜ、こんなところに…あっ!人が乗っているぞ!」
中村「そんな馬鹿な!…よ〜し…」
中村は恐る恐る戦闘機のパイロットに近づき触ってみると…
中村「うわぁっ!」
なんとそのパイロットは風船のようにしぼんでしまった!どうやら身体は
風化しているようだ。
荒井「この不気味な世界は…まさか」

谷村「俺はこう推測する。空に浮かんだ渦、つまり時空の歪みに
ファルコンは吸収されてしまった」
真悟「それってどういうことですか?」
谷村「こういう原因不明な現象ってのは昔っからあってな…こういうのを
一括りにこういう風に言うんだ」

神「間違いない。アンバランスゾーン現象だ」
中村「アンバランスゾーン現象?なんですか一体?」
荒井「約40年前、まだ科学特捜隊が出来る以前の話だが当時からすでに
怪獣の出現や怪奇現象などは起こっていた。高性能肥料によってモグラが巨大化したり
お金好きの子供が怪獣になったり、地球人の肉体を奪いに来る宇宙人…。
そして206便消滅事件…間違いなく俺たちはこれとほぼ同じ現象にあっている」

真悟「そんな怪奇現象を解決出来そうなのは…雪、一緒に来てくれ」
雪「わかったわ」
真悟「谷村さんは姫子と一緒にファルコンのことをお願いします」
谷村「わかった。気を付けて行けよ」
真悟と雪が向かった先は…梶総合研究所。ヤプール人と戦っていたTACの
兵器開発担当者であった梶洋一氏が建てた研究所である。

131 :ウルトラマンシグマ:2006/12/15(金) 11:22:55 ID:2qqfjceD0
島村「SGTの方ですね?私はこの研究所の代表代理の島村です。今日はどんな御用で?」
真悟「はい。TACはヤプールとの決戦の際、ヤプールのいる空間へ突入するための
装置を開発したと聞きました。それをお借り出来ませんか?」
島村「危険です。今は時空の歪みがやたらと酷い。この状態での仕様は…」
真悟「いえ、どうしても使わなければならないんです!お願いします!」
島村「…分かりました」

基地に帰還した真悟と雪はファルコン2号で飛び立つ。そして指定された位置に着陸。
島村「いいですか?空間を越えるのはあまり長く出来ません。3人を救出したら
すぐに戻ってきてください!
真悟「はい!それではお願いします!」
真悟は再びファルコンを浮かす。それと同時に島村が時空移動光波を発射!
ファルコンは消え去った。
真悟「本当に賭けだ…上手く隊長たちがいる空間へ出れるといいけど…」
雪「大丈夫よきっと…あっ見えたわ!」

出てきた空間は真っ白い空間…そしてそこには3人の姿が!真悟はファルコンを
着陸させ、三人に駆け寄る!
真悟「隊長!荒井さん!中村!」
荒井「おお!真悟!」
中村「雪も!」
神「助けに来てくれたのか。すまない、ありがとう」
雪「これぐらいどうということは…」
その瞬間!なんと怪獣が出現した!
中村「隊長!通報にあった怪獣ってこいつのことでは!?」
神「ああ、奴は空に歪みが出来た時、姿を晒したんだ。だがアザラシというより…」
荒井「セイウチ、ですね」

132 :ウルトラマンシグマ:2006/12/15(金) 11:23:31 ID:2qqfjceD0
怪獣はこちらに向かってきた!真悟達はスペースガンで牽制しながらファルコン2号に
向かって走っていく!だが怪獣も速い!このままではすぐに追いつかれてしまう!
真悟「俺が惹きつけます!みんなは先にファルコンで!」
神「待て真悟!あまり無茶をするな!」
しかし真悟は怪獣に踏み潰されてしまう!だが、その瞬間、辺りが光に包まれて…
ウルトラマンシグマ登場!怪獣と取っ組み合いを始める!神達はファルコンの発進準備を
急いだ。基本2人乗りだから狭い。
神「よし、ファルコン発進だ!」
雪「でも真悟が…!」
神「あいつは必ず無事だ!雪も信じて待っていてやれ」
雪「はい…!」

シグマはシューティングビーム、マシンガン光線と続けて光線を発射し怪獣を怯ませる!
さらにバーニングキックで怪獣を時空の狭間に叩き落すのであった。
そしてテレポーテーションでファルコン2号へ変身を解きつつ移動する。
中村「おいおい真悟!何時の間に!」
真悟「シグマが助けてくれたからその間にヒュ―っとね」
雪「まったく。心配させないでよ」
真悟「ごめん」
ファルコン2号は空間を脱出!富士山上空に出てきた。無事なのを確認した
本部の谷村と姫子も安堵した。
皆さんの乗る、ジェット旅客機が北海道の上空を通過する時、この不思議な空間にぶつからないとも限らないのです。その時はくれぐれも座席の安全ベルトをお忘れなく

次回予告「外宇宙移民計画でたどり着いた星は怪獣の王国だった。
移民計画メンバーの救出に向かうためSGTは宇宙へと進む!さしものシグマも
大苦戦の怪獣群!さあ来週もみんなで見よう!!」

133 :ウルトラマンシグマ:2006/12/15(金) 11:36:38 ID:2qqfjceD0
一度はやりたかったこのネタ、やっとできた!
とりあえず今回のシグマはモノクロ放送ということでw

アルファ作者さん、そうやった地球儀侵略やったばかりだ!(忘れてたんかい!)
ジュヤ―ブはエンマーゴとか田舎の方で封印されてたから都会でやってみようと
いう経緯ですwお雛のオチは一瞬で思いつきました。もっと明るい終わり方
だったんです本当は。

リュウラ作者さん、ジュヤ―ブは再び封印されただけなのでやっぱ死んでないですね。
お雛は…自分でもどうなのか…。とりあえずしばらくはお雛の力で行方不明に
なる人はいないかなと。

ピース作者さん、世の中、何が大事かなんて分からないもので…。もしかしたら
その辺にある木でも石でも何かが閉じ込められているのかもしれないですよ…。
お雛の話はそんなにマージンの話に似てますか?俺としてはまったく狙って
無かったのでなんというか拍子抜けというか意外と言うか。
う〜ん、マージンの話はやっぱり違うかな…お雛はただとにかく和風ホラーとして
いたつもりなので。



134 :ウルトラマンシグマ:2006/12/15(金) 11:37:32 ID:2qqfjceD0
みなさんの作品の感想を
フォルテ作者さん、お久しぶりです。調査団体を守りながらの緊迫感のある戦いでした。
奈緒隊員、宇宙文字読めるのか…宇宙後翻訳機とか使ってる場合じゃないw

ピース作者さん、冒頭でウルトラ兄弟が敗れるシーンはどうせならもっと濃くやって
ほしかったかも。シグマの扱いは良い感じでしたがもう少し強気でも良かったとは
思います。なんにせよパワードもやってきてバルタンも大集合!これはすごい!
サイコバルタンかぁ…相変らずモンブラン頭してんのかなw

メテオ作者さん、>たいへんたいへんたいへんたいへんたいよ星斗!
うお!コロコロのマリオ思い出した!w今回はコメディ的なノリでいいですね。
ヤメタランスも俺の頭では浮かんだwそして次回はヴァドス再びですか…
期待します

アルファはまだ未見です。ごめんなさい

135 :アルファ作者:2006/12/15(金) 15:00:19 ID:myZIEN/20
昨夜は色々お騒がせしました。言いたいことは作中に秘めるものであって、
別の場でムキになって叫ぶもんじゃないですね。まだまだ未熟です。

シグマ作者様
 トドラネタが来たのに驚きましたが、それだけでなく、メビウスの
「虚空の呼び声」の色もちょっと感じますね。しかし、まいったね。
次のアルファでやろうとしているネタが・・・うーん、どう攻めるか。

136 :ピース作者:2006/12/15(金) 15:01:50 ID:bbgAx03t0
>シグマ作者様
40年前のあの作品の話題が出てきて、「つながり」を実感しました。
こんな不気味な世界が、存在しているなんて、怖いですよね。
でもSGT隊員達も無事でなによりでした!
 そして、自分は1月にスキー合宿予定・・・、じわじわと怖さがましてきました(笑

前回のマージン意見ですが、「コメディチックで」という意味ではなく、
あくまでも展開がということでお願いします。
気を悪くさせてしまいましたら、本当に申し訳ありません。
 倒れるシーンのインパクトの無さには自分も反省しております。
感想ありがとうございました!

第12話前半部分のみ投稿します

137 :ピース作者:2006/12/15(金) 15:02:52 ID:bbgAx03t0
第12話「違うもの・・・”気持ち”」盗作宇宙人ジサラー、ピース・ダミー登場

ユウタ君の通う、南岡小学校も参加する町内開催のイラスト大会が、今週末の土曜に開催される。
これは誰がより、オリジナリティあふれる絵を描くかを競う大会である。
絵の下手・上手は関係なし。
とにかくアイディアが勝負の鍵となる。

そんな大会に南岡小学校1年代表として参加することになった、イケダ少年。
一応絵が上手いということから推薦されたのだが、本人はあまりその気ではないようだ。
ユウタ「でも、イケダっちなら優勝できるって!」
オウノ隊長の息子が励ます。
イケダ「だからやる気がないっていっているだろう。
    しかも、アイディア勝負って・・・何も浮かばないっつーの」
ユウタ「う〜ん。。」
そんな光景を睨んでみる少年が居た。
同じ1年の山上清志だ。
彼も絵が上手いと評判で、テレビ番組の子供・絵ぇ子大賞で優勝したこともある。
それだけに、今回選ばれなかったことをかなり悔しがっていた。
彼は既にアイディアもあり、絵もつくっていた。
それは、一人のスポーツ選手がサッカーボールとバスケットボールとテニスを同時に行う
という、漫画であるようで、余り無い、斬新な絵であった。

138 :ピース作者:2006/12/15(金) 15:03:37 ID:bbgAx03t0
PETの基地の入り口で警備しているモチヅキとイシモリ。
モチヅキ「そういば、もう少しで例の大会なんですよね。」
イシモリ「そうそう!憧れちゃうわ〜」
PET基地内。
そこでは、コウノ隊員が代表参加することになった。
「よっしゃっ!会心の一枚ができたぜ!」
それはPETのGANファイヤーが大空を舞う絵。
だが、隊員らからは「オリジナリティがない・・・」と否定されてしまう。
コウノ「なんでさー!こんな素晴らしい絵、なかなか描けないぜ」
オウノ「もっとアイディアをいかすのだ。」
ミキ「そうよ、そうよ、GANファイヤーが飛行する光景なんて目新しくないじゃないの」
コウノ「うーん・・・」

そこへキムラ隊員が走って入ってきた!
キムラ「できたぞー!他人の力や資料を一切使わず、発明したロケットをな!
     ウルトラマンを倒す力もあるぞ!
    よって、名称は”ウルトラ・ジェット”じゃ!」
それは、近年強化し続ける怪獣対策のためにキムラ隊員が1年前から開発を進めていた武器だ。
(怪獣が現れたのは3ヶ月前)
真似嫌いのキムラが創っただけに、デザインを神秘的である。
さらには小型。 かなりの技術である。
オウノ「ほぉ、ついにできたか!」
拍手喝采。
キムラ「まぁ、本当にウルトラマンに使うわけないがな」
ハハハと響くPET基地であった。

139 :ピース作者:2006/12/15(金) 15:04:30 ID:bbgAx03t0
その日の夜。
イケダ少年は描く絵に困っていた。
大会まであと3日。
そうアイディアなんて浮かばないであろう。
そのためランドセルをあさっていると、自分のものではない絵が入っていた。
名前の欄には「山上きよし」と。
イケダ「あ、この子たしか絵がうまいっていわれてた・・・」
どうやら何かの手違いで持って帰ってきてしまったようだ。
そういいながら、例のスポーツ選手の絵を眺めながら、
「すごいや〜」と感心する。
そのため、この絵をそのまま真似して描いてしまおうと企んだのだ・・・。

3日後。
大会が開かれた。
PETのコウノ隊員は子供がGANファイヤーに乗る夢をその子供が見ているという絵にした。
だが予選落ち・・・。
他にも多数の参加者があらわれ、大人顔負けの絵が続出する。
モチヅキもその絵を見ており、「いや〜、こんな素晴らしい絵が並ぶと、美術館にいるみたいですね!」
と笑顔でイシモリ警備員に話す。
イシモリ「そうねえ、みんな心がこもっているわ。」
モチヅキ「気持ちが伝わってきますね!」
と、そこにはユウタとイケダ少年もいた。
モチヅキ「そうか!南岡小学校も参加だったね。
      どんな絵を描いたんだい?」
と、イケダ少年の絵を見せてもらう。
その壮大さにはびっくり!
イシモリ「すごいわー。何故だか頑張ろうとする気持ちが湧いてくるわ」
町内のみんなもその絵にはびっくり!

140 :ピース作者:2006/12/15(金) 15:05:18 ID:bbgAx03t0
だがモチヅキだけ、(何故だか、悪意と罪悪感が感じてくる・・・)と心の中で思う。
そのまま、その絵が大賞となり、イケダ少年優勝!!
翌日の学校でも話題となる。
そんなとき大会を見に来なかった山上くんが怒ってイケダ少年を突き飛ばした!
山上「俺の絵を真似してだろ!」
イケダ「え?!・・・そんな、し、してないよ!」
山上「嘘だ!あれは家で描いた絵そのものだ!
    推薦会の時に僕が選ばれると思って、その時にみんなに見せようとしていて
    僕はあの絵を持ってきたんだ。
    だけど家に帰ったらなくなっていた!盗んだな!」
イケダ「違う!何かの手違いでランドセルに入ってたん・・・あっ!」
山上「やっぱり!盗んだな!」
イケダ「盗んではない!たしかに絵はお手本にさせてもらったけど・・・」
山上「君は最低だ!盗作男だ!」
この盗作疑惑は次第に広がり、優勝も取り消し。

二人は壮大な喧嘩を繰り広げる。
そこをたまたま通っていたモチヅキといイシモリが止めに入る。
その直後であった。
いきなり雲が黒に染まり始め、一本の雷が直撃。
そのまま謎の宇宙人が現れた!!

モチヅキ「危ない!さぁ、みんなは逃げるんだ。
      イシモリ警備員、この子達をよろしくお願いします!」
イシモリ「わかりました!」子供達と避難するイシモリ。
モチヅキ「こちらモチヅキ。南岡小学校周辺に星人出現!」

141 :ピース作者 :2006/12/15(金) 15:08:49 ID:bbgAx03t0

基地ではオウノが「出動!」と指示を出し、勤務中のキムラ、コウノ、ミキが出動。
(残りのメンバーは特別休暇中)
20分後にPETは現地へ到着し、攻撃開始!
だが全く攻撃があたらないのだ・・・。
キムラ「どういうことじゃ?!」
ミキ「キャー!」光線を受けて、墜落するミキ。
しかも脱出装置が故障したらしい。
どうしようもないその時、ピースが突如として現われ、ミキ隊員を救出。
キムラ「ウルトラマン!」
コウノ「ふぅーっ。良かったー」

どうやらモチヅキが瞬時に変身していたようだ。
そして謎の星人へ立ち向かうピース。
キックで腹を痛めつけ、顔面をパンチ!
さらには持ち上げて地面へ叩きつける!
だが、何故だかダメージが効いている感じがしない。
やけになり、サンシャインシャワーやストレート光流、
エクスプレイションを連続で出すも、ノーダメージ。
しかも、あちらからエクスプレイションが放たれた!
これに倒れるピース。
起き上がった頃には、星人はいなかった・・・。

コウノ「消えた?!」
キムラ「んな馬鹿な!」

CM

142 :名無しより愛をこめて:2006/12/15(金) 15:32:44 ID:myZIEN/20
 ウルトラマンアルファ 22 アルファ対ズィーベン・1
 ウルトラマンズィーベン 出現


 横浜での騒ぎも一段落つき、西野家の家父長・一誠からお許しを頂いた城達志は、胸躍らせて東京へ
戻ってきた。早足で西野家に向かう。
 遠くに見える家の前では、恵、一誠と和子、そして哲夫が笑顔で待っていた。
 一誠は、ウルトラマンを家族として迎えることで今後襲ってくるであろう色々な面倒のことを考えると
実は笑顔だけでもいられなかったのだが、まあ許可したのは自分である。後の面倒のことは後で考える
ことにした。それに、達志と再会した自分の娘の暫くぶりの心からの明るい笑顔を見れただけでも、
自分の選択は間違いではなかったと思えた。
 激しく手を振って呼ぶ恵と哲夫に向かい、達志は頬をバラ色に染めて目を昔の少女漫画調に
きらきら輝かせ、うすた京介の描く駄目人間のようにダバダバ〜〜〜〜〜と異様な足取りで突進した。
 だが、その突進を、横合いの裏路地から現れた人物が遮った。
 松葉杖をついて片足を引きずって。

143 :名無しより愛をこめて:2006/12/15(金) 15:33:32 ID:myZIEN/20
「・・・ズィーベン・・・隊長」
「どさくさに紛れて、適当に見逃してもらえるとでも思ったか?」
 ウルトラマンズィーベン=大谷勇の纏う辛気臭い空気が、一帯に一気に伝染。
「しつこいですね!! こういうのは大きな心で見逃すのが粋というものでしょう!!」
「お前が言うな。俺は元々お前を連れ戻すために地球へ来たのだ。そのために、ここ暫く脇から
湧いて出た色んな面倒にも、やむなくお前と共闘して付き合ってきた。このまま帰ったら俺が
馬鹿みたいではないか」
「それはそっちの、宇宙警備隊の都合でしょう!」
「宇宙警備隊の都合だけではない。俺個人の信条においても、お前のこれ以上の地球滞在を認める
気はない」
「何ですか、隊長の信条って?」
「それは、これからお前と戦ってケリをつける序でに教えてやる。一緒に来い。河岸を変えよう」
「そんなことに付き合う義理は・・・!」
 そのとき。
「又邪魔する気!?」
「どっかへいけ!!」
 やばい雰囲気を察した恵と哲夫が、勇を排除するために駆け迫ってきた。

144 :名無しより愛をこめて:2006/12/15(金) 15:34:17 ID:myZIEN/20
 だが。
「う・・・うわ!?」「何これ!?」
 勇=ズィーベンの発したウルトラ念力で二人とも軽く宙に持ち上げられ、浮かんだままじたばたするが
どうにもならない。
「恵ちゃん、哲夫君!? 隊長、何てことを! 二人には手を出さないでください!」
「この街の中で巨大化変身して戦ってもいいんだぞ」
「・・・・・・・・」
「これからもたちの悪い怪獣や宇宙人は次々地球に攻めてくるだろう。そいつらのやることはこんな
もんじゃないぞ。何をぬるいことを言っている。そんな気概でお前が大切な存在だと思っている
地球人達を守れるのか?」
「・・・・・・・・・・・・・・」
 達志の目つきが変わった。
「判りました。戦います。取り合えず二人を降ろしてください」

 光の国、勇士司令部。
「・・・・・・・・・」
 遥か遠くの星の修羅場を、黙ってテレパシーで見届け続けるデリート隊長。

145 :名無しより愛をこめて:2006/12/15(金) 15:35:07 ID:myZIEN/20
 郊外に出て行くと、なんかてきとーに、ウルトラマン同士が戦うにうってつけな高台の広い丘があった。
周囲には風力発電用の細身の白い風車が多数並び、からから回っている。
 達志にどうにか説き伏せられ、西野一家は安全な場所から遠巻きに見るしかない。
 両者は既にウルトラマンになっている。ただし、周囲への被害を避けるため、どちらも等身大サイズだ。
そして既に戦いは始まっており、アルファはウルトラ縮地で素早く移動、ズィーベンはそれと同等の速さで
杖を付きながら動き回り、互いに有利なポジションの確保を狙い続けている。光線の撃ち合いも格闘も
まだ行われていないが、一帯の空気は既に痛いほど張り詰めている。
「この前、あのハンターナイトと化したアヴォルとヴァニルの凶行を見ただろう」
 序でに教えてやると言ったとおり、ズィーベンは動き回りながら、テレパシーで自分の考えを語り出した。
「アヴォルとヴァニルだけではない。彼らがあれだけの破壊力を発揮したその原動力となったのが、長門
信次郎と梶山宏之という二人の地球人の愚かな憎み合いだった。そして、そういう行動に走るのは彼らだけに
留まらず、地球のみならず、宇宙中の文明あるところ全てに同じような事例が溢れている。残念ながら、
人という存在はそんなに賢くは出来ていない。ウルトラマンでさえ時としてハンターナイトになるのだ」
「・・・・・・」
「そういう、一時の感情だけで無茶な行動に走る者が、しかもウルトラマンの巨大な力を持っている者が、
地球というさして大きくもない場所で己の欲に任せて好き勝手なことを始めたらどんな事態になると思う!?」
「隊長は・・・僕にもそれが当てはまると?」
「違うか!? 地球防衛の継続の必要性を言い訳にしているが、本当はその一家と一緒にいたいだけだろう!?」
 杖の先で、見ている西野一家を指す。
「・・・それは・・・」
「言語道断だ! これまで地球滞在の際に現地の人々と作り上げてきた関係をかなぐり捨て、戦士として黙って
帰還命令に従って宇宙へ帰っていった者達の立場はどうなる!? お前だけはその立場から逃れようというのか!?
許さんぞ、そんなことは!!」

146 :名無しより愛をこめて:2006/12/15(金) 15:36:29 ID:myZIEN/20
 地上で名残惜しそうに見つめる霧島美樹の視線を振り切り、一筋の光となって宇宙へ帰ってゆく、
三年前のウルトラマンズィーベンの映像。
 他にも、身を裂かれる想いで名残を振り切って帰還する、歴代戦士達の映像が次々と・・・

「僕は・・・!」
 二人のウルトラマンの戦いは加熱し、両者は宙に浮き、アルファブレードとウルトラ松葉杖のつばぜり合いになる。
「僕は、自分の私情にも大きな力にも飲まれません! 地球を守るウルトラマンとしての本分は守ります!
恵ちゃんや哲夫君や、お父さんやお母さんと同時に、地球全体も守り抜いて見せます! やってみなきゃ判らない
でしょう!」
「ほう、大きく出たな」
 ズィーベンは鼻で笑い、杖による素早い打撃のラッシュでアルファを圧倒する。
「所詮口だけよ! お前もいずれ現実の巨大さに押し潰される羽目になる!」
「・・・隊長のその言い草は・・・」
「?」
「アヴォルとヴァニルが暴走したときの理屈と、同じなんじゃないですか?」
「・・・・・・!?」
 ウルトラマンの能面のような顔に、確かに変化が起きたのをアルファは察した。
「僕のこと私情剥き出しって言いますけど、隊長だって、自分がかつて地球に留まることが出来ずに結局
宇宙へ帰ることになっちゃったから個人的に怒ってるだけじゃないんですか!?」
「・・・何を・・・」
「隊長が現役当時、本当に地球の誰かを心から好きだったなら!!」
 アルファは叫びと共に、力にあかせ、打ち込んできたズィーベンの杖を、ブレードで弾き飛ばした。
「例え宇宙警備隊から追われることになっても、周りの全てを敵に回しても、大事な人のために地球に留まって
戦い続ければよかったんです!!」

147 :名無しより愛をこめて:2006/12/15(金) 15:44:05 ID:myZIEN/20
「・・・・・・・・・・・」
 痺れる手を呆然と見つめるズィーベン。
「地球防衛の役目を忘れ、自分の都合だけを優先するのは、確かに本末転倒です。だけど、不完全で欲に
まみれた『心』があるからこそ、僕達は・・・只機械的な作業として宇宙の平和を守り続けるため『だけ』の、
『モノ』じゃない!! 違いますか!?
 大体、そこまで人間の心を疑うんだったら、ズィーベン隊長は何でかつて地球を守ってたんですか!? 本当は
人間を信じてる・・・いや、信じたいんじゃないんですか!?」

 その頃。
 特命防衛隊の霧島美樹隊員は、トライビートに乗って日本上空のパトロールをしていた。
 その顔は、何時も通り表情が乏しい。ここ暫く色々あって精神的に疲れているのが、仏頂面に拍車をかけていた。
トライビートをベースとした新型の高性能戦闘機はまだ開発中。それを待っているに忍びなく、斎木俊一は
飛行訓練や射撃訓練に以前以上に力を入れている。しかし、美樹のほうは最近アルファと共に頻繁に現れる
ズィーベンのことが気になって、斎木ほど訓練に身が入らない。
(勇・・・あなたはもう本当に、手の届かないところへ行ってしまったの?)

148 :名無しより愛をこめて:2006/12/15(金) 15:46:46 ID:myZIEN/20
 憂鬱な感情に耽っていた美樹の目が、突如、大きく見開かれた。
「!?」
 超高空の場の眼前に、大きな穴が広がっている。次元の穴であることは、ゼバット星人との何度もの交戦による
経験で直ぐ察せたが、その穴に、強力な力でトライビートが引き寄せられている。幾ら操縦桿を引いても
脱出できない。
 至急ディフェンスポートに緊急連絡を入れるが、その直後には既に穴の中へと。
 穴の中の別世界は、一面灰色・・・というより、色の全くないモノトーンの世界。空一杯に、マーブル色の渦が
うねっている。
 ごん きいいいい〜〜〜〜〜 ごん かーーーーーんと一帯に響き渡るゲテモノBGM。
 マーブルの空の中心には、巨人のような真っ黒のシルエットがそびえ、不気味な笑い声を・・・

 続く。


 ええ、今さっきのシグマとかぶっちゃいました。でも、次回のネタにもう伏線張ってるから
書くしかないんだよ俺のちきしょう。

149 :ピース作者 :2006/12/16(土) 03:10:55 ID:2PdXbq+80
今までとはおそらく全く違う、ウルトラマンができました・・・・。
が、果たして受けいれられるのでしょうか・・。
ピースと共に放送していく予定であります。
次回投稿予定です。

150 :ウルトラマンデウス:2006/12/16(土) 03:23:50 ID:XotCHjBV0
第3話「道化師の意地」
マネー怪獣ジャイアントカネゴン、登場。
P.O.S.E.に包囲されたリキは、スカイテンプルに乗せられ、P.O.S.E.日本基地へ連行される。
ウルトラマンの姿をした石像に祈る人々。壇上に立った男が、人々に説教を施す。P.O.S.E.基地はまるで、ウルトラマンを崇める教団のようであった。
応接室に案内されたリキに、イノリ隊長が話を切り出した。ウルトラマンと認定された人物をP.O.S.E.特別隊員として迎え入れる“登録ウルトラマン”として、リキを迎えようというのだ。
登録ウルトラマンになる事を拒否するリキだったが、好奇心に負け、登録ウルトラマンの暮らす“ウルトラマン団地”を見学する事に。そこでリキが見たのは、自堕落三昧の生活を送る、登録ウルトラマンとその家族たちの姿であった。
その時、団地を割るように怪獣が出現する。慌てて避難する登録ウルトラマンたち。家族の懇願に応え、登録ウルトラマンたちは変身するために物陰に引っ込んだ。だがしかし。
「こりゃ、そろそろ逃げ時かなぁ」「ウルトラマン手当よりも命の方が大事だもんなぁ」そう、登録ウルトラマンたちの中に、本物のウルトラマンは一人もいなかったのである。
皆が逃げる算段を考え始める中、一人、決意の表情を浮かべる者がいた。登録ウルトラマンの一人、フルハシ・ランである。
「俺がウルトラマンだから、女房と子供に苦労をかけずにやってこられたんだ」怪獣の方に向き直ったフルハシは、ふと一本の棒を発見する。コロナスプレッダーだ。「俺が、俺がウルトラマンなら!」
天に掲げたコロナスプレッダーが光を放つ。次の瞬間、近くにいたリキの姿がウルトラマンへと変わる。
リキとフルハシの目が合う。フルハシの目に決意の光を見たリキは、敢然と怪獣に立ち向かっていく。
ウルトラマンと怪獣の戦いが始まった。だがその時、フルハシは気付いてしまった。怪獣の鳴く声が、フルハシの妻の声にそっくりである事に。ウルトラマンを制止しようと叫ぶフルハシ。
だが、ウルトラマンは無慈悲にも怪獣を倒した。喜ぶ登録ウルトラマンの家族たち。その脇で、フルハシは一人涙を流すのであった。
皆が喜ぶ中、子供の一人が疑問を口にする。「何でウルトラマンは一人しか戦わなかったの?」
今は、その問いに答える時ではない。

151 :ウルトラマンデウス:2006/12/16(土) 03:29:38 ID:XotCHjBV0
さて、作品内容の補足ではないので、早いうちに補足させていただきます。
国際防衛組織「P.O.S.E.」は「ポーズ」とお読み下さい。

152 :劇場版(現アルファ作者):2006/12/16(土) 10:31:39 ID:NiINXcLy0
 バーベキューパーティから数日後。
 集まった各戦士達は、各々のフィールドへ帰ることになる。

 カイザーの時代での地球の危機を最初に知ったのは、ミラクルだった。厳密には、奇跡の国の王・
ハイパワーマンが大いなる奇跡の力でその危機を察知し、ミラクルを呼んでその危機を救う使命を与え、
更に時空を超える奇跡を起こし、まずミラクルを彼が地球防衛の現役だった時代へ向かわせた。そして
ミラクルは、既に彼と分離して一人の人間として暮らしていた宮野に助力を請い、再び二人が合体する
ことで当時の力を取り戻した。その後、各方面を回って他の戦士達にも協力を要請したのである。
 その時空超えの奇跡の恩恵を受け、唯一偶発的に戦いに参加したフレンズは自分達の世界へ帰る。
ウォータ「何かあったら又呼んでくれ!」
ウッド「俺達は友達だからな!」
ミラクル「ああ、本当に有難う!」
 四人の仲間達は時空の彼方へ去っていった。見送るミラクル。

 他の戦士達も既に大気圏外に集まっている。
「何度見ても、ここから見下ろす地球は綺麗だな」
「ああ」
 感慨に浸る一同。
リュウラ「さて、俺達も先に行くぜ」
シグマ「うむ。俺達には、自分の世界での戦いがまだ残ってるからな」
 まだ本スレで現役の二人が告げる。
 じゃあなーと、シグマは大和真吾の時代の東京へ、リュウラはマミヤ・ヒスイの時代、ネオアースセンチュリー
よりも更に遠い未来の帝都へと帰還していく。
リュウラ「くれぐれも、アンタらの時代でおかしなことが起こらないように頼むぜー!」
 彼の時代にうようよしている邪仙や高位神仙やその他なんやかんやを見るに、それは難しそうだが。
これからもまだまだ、何か怪しいものがくる。正体不明でやってくる。襲い来る敵はまだ限りないのだ。

153 :劇場版(現アルファ作者):2006/12/16(土) 10:32:33 ID:NiINXcLy0
 バーンとイレイズは、まだ青い地球の光景に想いを馳せていた。
 この星を守るために最後まで命を賭け、旧BIDステーションと運命を共にしたHEETの面々も、明野暁の
地球防衛の意志を傍らで支え続けた百合子と信也の姉弟二人も、ネオアースセンチュリーの時代に
おいては既にいない過去の人である。
バーン「何万年単位の寿命ってのも、ままならねえもんだな」
イレイズ「ああ。だが、俺達を支えてくれた人々が過去にいたという事実は、今もここで生きている俺達の胸に
残り続ける。それもまた、絆というものなのだろう」

 使命を終えたミラクルは、宮野と分離。宇宙空間で光のフィルターに包まれた宮野は、ミラクルと二度目の
別れの挨拶を交わす。
ミラクル「お別れだ、宮野奇跡。今回も世話になったな」
宮野「何てことないさ。君との友情がある限り、僕はいつでも手を貸すぜ。又機会はありそうだし」
ミラクル「そうか・・・そうだな。じゃ、元気でな」
宮野「隊長・・・いや、ハイパワーマンにも宜しくな!」
 宮野は光に包まれ、彼の故郷へと飛び去っていく。

ディアナ「じゃ、私達も帰りましょうか」
イレイズ「うむ」
 残った四人、イレイズとディアナ、ミラクル、そしてバーンも、光の国へ向けて飛んでいく。
バーン「地球の平和を頼んだぜ、弟よ!」

154 :劇場版(現アルファ作者):2006/12/16(土) 10:33:19 ID:NiINXcLy0
 既に兄達と別れを済ませたカイザー=鈴木隼人は、地上から空を見上げていた。彼には既に、地球防衛軍・
第3班の一員としての任務が待っているのだ。
高橋「何をしている、隼人。パトロールに出動だ!」
隼人「了解!」

 隼人の個室の机の上に立ててある、バーベキューパーティでの集合記念写真が、ロングで引いていく。
 エンドロールへ。


 終わり。長かった。各位、お疲れ様でした。

155 :ピース作者 :2006/12/16(土) 13:50:43 ID:2PdXbq+80
>アルファ作者様
涙溢れるラスト、本当にありがとうございます!!
そして、共に製作した皆様、おつかれさまでした!
これほどまでに長く、濃く、素晴らしい作品ができて嬉しい限りです。
あとはこれを編集するのみ。

全文を掲載する、サンプルページを創りますので、
そこから訂正していくということでよろしいでしょうか?
ご返事お待ちしております。

156 :ピース作者 :2006/12/16(土) 13:52:06 ID:2PdXbq+80
翌日、先生らがイケダ少年と山上少年を仲直りさせようとするも、
なかなか二人は目すら合わせない。
仕方なく、二人を帰す。
その途中、お互いが持っていた絵が風に飛ばされ同じ地点に重なって落ちてしまう。
しかも名札も外れてしまった。
イケダ「あーっ!!」
山上「ちょっと!これじゃあどっちがどっちなのかわからない。。。
    俺はお前が描いたやつなんて持って帰りたくない!」
あまりにも似ている絵のため判断が難しいのだ。

そこへ事情を聞いた、モチヅキとオウノ隊長がそこへやってきた。
オウノ「やぁ、イケダくんと山上君」
モチヅキ「よっ!」
山上「あっPETさん!ねえ、こいつのせいで僕の絵がわからなくなっちゃったんだ」

モチヅキ「まずそれより、イケダくん。絵を盗作したっていうのは本当なのかい?」
イケダ「ぅ・・・ぅん。。。」
オウノ「うーん。それはとてもイケナイことだな〜」
イケダ「ごめんなさい。。。」
山上「謝ってすむものか!」
モチヅキ「まぁまぁ、落ち着いて。
      イケダくん、なんで絵を盗作しちゃったんだい?」
イケダ「・・・最初はいけないことだとわかってました。
    だけどみんなに期待されている不安心と緊張感から、
    見惚れた山上くんの絵を盗んでしまいました・・・」
モチヅキ(やはり、あの時の感じられた感情はこのせいだったのか)
      「うん。たしかに人というのは、プレッシャーに追い詰められると
       別の人や物に頼ってしまうよね。
       でも、盗むということは本当に駄目なんだ。

157 :ピース作者 :2006/12/16(土) 13:53:03 ID:2PdXbq+80
       だって、人が感情込めて作ったものを、そのまま真似したって、
       感情なんてこもらないだろう?
       ではどうすれば感情がこもるのか。・・簡単さ!
       自分だけのアイディアを駆使すればいいんだ」
イケダ「でもアイディアなんてうかばなかったもん。」
オウノ「アイディアなんて簡単なものさ。
    今自分が何をしたい?何が欲しい?何になりたい?
    そういう身近な発想を展開していけばいいのさ!」
モチヅキ「そう!」

山上「でも、この区別はどうすればいいんだい?」
モチヅキ「簡単さ。いくら同じものでも、必ず違うものが1つでてくるんだ」
イケダ「なにそれ?」
モチヅキ「さっきもいったけど、”気持ち”さ。
      どれが良い方の絵か、心して感じてごらん。
      じっと絵を見つめるんだ」
言われたととうりにする二人。
・・・・・・すると山上少年は片方の絵を取り「これが僕のだ!」と決心。
「こっちは確実に僕のだ」ほぼ同時に感じたイケダ少年。
すると絵の裏に名前が書いてあったことを思い出し、確認する二人。
山上「やっぱり僕のだー!」
イケダ「あってた!」
と喜ぶ二人。次第にうちとけて、ついに二人は仲直りしてくれた。
喜ぶモチヅキとオウノ。
すると突然、地震が巻き起こった。
震源地だと思われる方向を見上げると、なんと・・・・

先ほどの星人が街を破壊しており、それをピースが守ってる!!
さらにはエクスプレイションで星人を追い詰めている。。

158 :ピース作者 :2006/12/16(土) 13:55:12 ID:2PdXbq+80
モチヅキ(馬鹿な!!)
オウノ「さっきの星人!そしてウルトラマンピース!!」
モチヅキ(これが今までにあった、偽者というやつか・・・
      兄さんからは聞いていた・・・)
すると今までの偽者ウルトラマンの回想が流れる。

ウルトラマンVSニセウルトラマン。
 ニセの方は目が釣りあがっている。
ウルトラセブンVSニセウルトラセブン。
 ニセの方は腰に謎の鉄が巻かれている。
ウルトラマンAVSエースロボット
 同じニセは見た目が違う。

他にもアストラ、妄想セブンと見た目が同じ偽者も現れている。
だが違いはなんとなくわかる。

だがこのピースは、星人を倒そうとしており、
身長・体重・デザイン・色・技なにもかもが同じなのだ・・・。

そしてそのピースは星人に逆転され、全く反撃できない状況へ追い込まれてしまった。

みんなは本物と思い、応援している。
そこへPETも現れた。
キムラ「ウルトラマンを援護だ!」
と、怪獣に攻撃開始。

オウノはモチヅキへ子供等の避難を要請。
そのとうりみんなを逃がすモチヅキ。
そして逃げたところで迷った。

159 :ピース作者 :2006/12/16(土) 13:56:26 ID:2PdXbq+80
(果たして、ここで俺が変身したところで
 みんなは偽者だと思わないだろうか・・・。
 あのピースはいったい?)
だが一大決心をし、モチヅキはウルトラマンピースへ変身した。

イケダ「あ!ウルトラマンが二人?!」
キムラ「なんじゃあ?!」
オウノ「・・・」
その直後であった、猛スピードでニセピースがこちらへ迫ってきて、ビルを破壊!
煙がたちこもり、煙が消えてゆくと、ビルの上には本物のピースが!!
(な?!いきなり俺は移動している・・・)
ニセピースはやはり悪であった。
ビルを壊し、本物のピースを移動させ濡れ衣をきせたのだ。
あの宇宙人も演じているだけ・・・?
そしてPETは本物であるピースに攻撃を開始してしまう。

キムラ「ニセピースへ攻撃じゃ!」
コウノ・ミキ「了解!」
(待ってくれ!偽者はあいつなんだ!)
そんな声もむなしく、倒れこんでしまう本物のピース。
(以降は、本物のピースは”ピース”。偽者のピースは”ピースダミー”と表記)
そしてピースダミーはそのまま対戦中であった宇宙人をエクスプレイションで撃破!

山上「やったー!よし、そのまま偽者も倒してくれピース!」
キムラ「では、ピースを援護しよう」
ミキ「くれぐれも間違えのないようにね」
イケダ「・・・・違う。。。」
オウノ「これは・・・」

160 :ピース作者 :2006/12/16(土) 13:57:13 ID:2PdXbq+80
イケダとオウノだけは戸惑っていた。
果たして後に現れたほうが本当に偽者なのかを。
オウノ「おい、キムラ。もしかしたら後に現れたほうが本物なのかもしれん。
    少し様子を見るのだ」
キムラ「へへ、隊長何をいっているんですか?
    ビルを壊し後の方が偽者ですって!」
オウノ「だがわからんぞ!まずは様子を見るのだ!!」
キムラ「は・・はい。了解。。」

そしてピースvsピースダミーの戦いは始まった。
だがまるで鏡に向かって攻撃しているかのように、動きが同じで区別がつかないのだ。
光線を打たれたら飛んで避け、そのままドロップキック!
などと、お互い一歩も譲らぬ勝負である。

そのうち、ピースとピースダミーは、キムラ「どっちがどっちだかわからなくなっちゃっぞ・・・」

その後も、黒帯同士の空手のように打ち合いがつづく。
山上「くそー!どっちがどっちだかわからないけど、ピース頑張れ!」
イケダ「どっち・・がどっち・・・。」

そしてついに勝負は最終決着へと差し掛かった。
片方のピースが、片方のピースを羽交い絞めで捕らえたのだ!
そして「さあ、いまのうちに!」

キムラ「よし!さすがピースはん!」
コウノ「キムラ隊員、ここであれを使いましょう!「
ミキ「まさか?!」
コウノ「そう。”ウルトラ・ジェット”を!」
キムラ「・・・・・・・そうじゃなっ!
    この互角の対決には使うしかない。
    でもまさか、本当にウルトラマンに使うとはな。ハハハ」
そしてオウノ隊長に使用許可を取ろうと通信する。

161 :ピース作者 :2006/12/16(土) 13:58:45 ID:2PdXbq+80
オウノ「なに?ウルトラ・ジェットを使う?」
キムラ「えぇ、これで一発です!」
オウノ「お前はどっちが本物なのか、わかっているのか?」
キムラ「そんなの、捕まっているほうに決まってるじゃないですか!」
オウノ「バカもの!」
キムラ「え?!だって・・・・隊長。。」
オウノ「もしも捕まえられているほうが本物だったらどうするんだ?
    そしたら地球は終わりだ。
    もっと慎重に確かめるのだ」

ピース1「僕が本物だ!うたないでくれ!」
ピース2「騙されるな!僕が本物なんだ。さぁ!」
ピース1「頼む!これでは地球が・・・」
ピース2「みんな、どうしてわかってくれないんだ!
      早くしないと地球はこいつのものに!!早く打つんだ!」

そしてオウノは助言した。
オウノ「心で感じるんだ。」
キムラ・ミキ・コウノ「え?」
オウノ「いくらどこからどこまで同じ物でも、
    違うものが1つだけあるんだ。何をどうしても必ず、この1つは変わってくる」
キムラ「それはいったい?」
オウノ「”気持ち”だ!
    片方が平和を愛する、我々のヒーロー。
    片方は地球侵略を狙う、悪の偽善者だ!
さあ!感じるのだ!ピースの気持ちを!」

162 :ピース作者 :2006/12/16(土) 14:00:04 ID:2PdXbq+80
全員が目を閉じた。
そこは当然暗闇なのだが、そこには2つ光があった。
片方の光はやはりピースなのだが、
片方は宇宙人の姿が・・・。
その直後にパッ!と目を開けると、捕まえている方のピースからは光のオーラが!
実際に現れているわけではない。
PET隊員達が見抜いた真実である!
一方捕まえられている方は、例の宇宙人!

これで判明した。
さっき倒された宇宙人は分身の姿であり、今ピースに変装しているのが実体だ!と。

キムラは「隊長!ロケット発射します!」
オウノ「ようし、いけ!」
許可を得て、キムラは”ウルトラ・ジェット”を捕まっているピースダミーに発射した!
見事直撃し、本来の姿ジサラーへと戻り、そのまま苦しみながら爆発と共に倒された。

PET「やったー!」

ピースは大空へと飛び立った。

・・・そしてモチヅキが隊長のもとへ。
オウノ「おー、モチヅキ。」
モチヅキ「隊長・・・。やはり盗作するということはよくないですよね。」
オウノ「あぁ、悪いことさ。」
モチヅキ「イケダくんには頑張ってもらいたいですね。」
オウノ「彼も反省している。
    きっと素晴らしい絵でリベンジするはずさ!」

163 :ピース作者 :2006/12/16(土) 14:00:59 ID:2PdXbq+80
次回予告
第13話「時代の訪問者」合体怪獣バクチューズ、バグチュー獣人登場
過去から、未来から謎の男がやってきた。
そこへさらになぞの怪獣が?!
モチヅキらの運命はいかに!
お楽しみに。

164 :ピース作者 :2006/12/16(土) 14:02:04 ID:2PdXbq+80
記入漏れ・・・
(次回予告の前でお願いします)

そして再び開かれた大会。
イケダくんも再度挑戦している。
その絵は・・・自分が怪獣と戦っており、それをピースが見守っているという絵だ。
その絵からは、優しいオーラが満たされていた。

165 :メテオの人:2006/12/16(土) 15:22:36 ID:lXhY+ymn0
>フォルテ作者様
古代語に宇宙語も読めるって(汗
英語でヒィヒィいってる私にゃ想像もつかん領域です…。
話は変わってヘルドラン、模写を見るにかなりかっこよさそう。
フォルテとの戦闘も中々有利に進めてましたね。
苦戦しつつも、沈んだ亡国の人たちの想いと仲間達のおかげで勝利を取る。
いい話です。

>シグマ作者様
おぉ、時間系の話ですね。
最初読んで、登場怪獣はトドラかと思ってましたが、登場怪獣の覧を見たところ別怪獣のようで。
一見地味な回のように見えてアンバランスとかヤプールやらいろんな単語が出てきましたね。
最後の「今回はモノクロで」ってのがナイスですw

>コロコロのマリオを思い出した
好きなんです、アレw

>アルファ作者様
ここんところの共闘でズィーベン隊長の目的すっかり忘れてました;
アルファを連れ戻しにきたんでしたっけ、そういや。
隊長の台詞の1つ1つに重みがあってよかったです。
ウルトラマンといえども別れはつらいもんです。
必要以上に現地の人と仲良くならなければいいのかもしれませんが、そういうわけにもいきませんしね。
となると初代やうちのメテオみたいに憑依系のウルトラマンはある意味楽なんですかね?

>デウス作者様
登場怪獣にジャイアントカネゴンとあったのでてっきりギャグ回かと思ってたんですが違いました。
しかし登録ウルトラマンにヘタレが多すぎますねw ていうか本物のウルトラマンがいないって(´・ω・`)
こういうところはしっかりしろよ政府、と。
どうやらジャイアントカネゴンはフルハシ氏の奥さんだったようで……。
ウルトラマンも時には罪深いこともやってるんですよねぇ……。

166 :メテオの人:2006/12/16(土) 15:26:15 ID:lXhY+ymn0
>ピース作者様
盗作はやっぱいけませんね。気持ちはわかりますが。
それにしても凄い策略でしたね。信用を失墜させるのではなく、自分を本物にし本物を偽物にしようとするとは。
しかもそのために最初分身と戦ってそれを倒しておくという念の入れよう。ある意味尊敬できます。
まぁ結局人とウルトラマンの絆の前には通用しなかったですが。
隊長にお礼を言わんとなりませんね。

引き続き9話投下します。今回は短めですが。

167 :メテオの人:2006/12/16(土) 15:28:19 ID:lXhY+ymn0
9話・ヴァドス再び

・古代両棲怪獣ヴァドスU(ツヴァイ)  
・???                  登場



話は変わり、日本。
ここ最近ヴァドスを撃破したおかげで起こっていなかった船舶の事故が再び増え始めていた。
火竜隊の中ではまたヴァドスが復活したのではないか、という噂が流れ始めている。
「どう思う? 星斗」
前回のドリフェス星人のおかげでここのところずっと寝不足が続いていた星斗。
ようやく奴はどっかへ行ってくれたみたいで、昨日からは安眠できているのだが……それでも眠い。
そのためカゲリが意見を求めてきても一瞬何のことだか全然わからなかった。
「え、あ、うぅんと、それは無いと思うけどなぁ」
とりあえず適当に答える。運よく質問の内容には適した答えだったので怒られずには済んだ。
頷き、やっぱそうだよねぇと同意するカゲリ。

星斗はカゲリのおかげでようやく目覚めてきた頭の中でそのヴァドスのことを思い浮かべた。
ヴァドス。自分がメテオになって最初に戦った怪獣。
あいつをメテオニック・ウェーブで粉砕したときの光景は今でも良く覚えている。
あれが復活するなど、到底不可能のはずだが………。

168 :メテオの人:2006/12/16(土) 15:30:05 ID:lXhY+ymn0

そこまで考えたとき、突如基地内にアラームが鳴り響いた。
続けて放送が入る。

『三浦半島沖を警戒中の米軍艦より報告。日本へ進行中している謎の反応を確認。
それに伴い火竜隊への出撃命令が下されました。火竜隊は至急出撃してください。繰り返します……』

いきなりの出撃命令。しぶとく残っていた眠気が一気にすっ飛んでいく。
「隊長!」
ハヤトが立ち上がり隊長を見る。
彼は頷き、一同を見渡して張りのある声で叫んだ。
「今の放送は聞いたな。速やかに出撃するぞ!」
「「了解!」」


轟音を立ててカタパルトが開いていく。
徐々に見えてきた青い空と光に目を細めながらも、星斗は謎の反応の正体をアレコレ想像してみた。
「なぁ、一体謎の反応って何だと思う?」
発信前の準備で色々と忙しそうなカゲリは、顔の方向こそ変えなかったが答えてくれた。
「そうね……。まぁ多分所属不明の潜水艦とか、あるいは怪獣じゃない?」
どうせなら潜水艦の方であって欲しい。そう星斗は思った。
ついに開ききるカタパルト。それに伴いムーンが出撃し、続いてフェニックスも出撃していった。
「いいわね、星斗」
カゲリが聞いてくる。このやりとりは出撃のたびにかわされているものだ。
「あぁ」
そういつも通りに返事をする。
しかしこの時星斗は、心の隅に引っかかる正体不明の不安感にまだ気づいてはいなかった……。

169 :メテオの人:2006/12/16(土) 15:31:13 ID:lXhY+ymn0


出撃から十分ほど経つと、もう現場の海域が見えてきた。
まだその反応の正体と思しき物体は見えていないが、すでに自衛隊も出撃しているようだ。
その中にはチラホラと米軍の機体も見える。
「何だかしらねぇが。これじゃああまり出番はなさそうだな」
目下に広がる光景を見たハヤトがポツリと呟いた。
確かにこれでは、たとえ怪獣が現れようともたちまち返り討ちにしてしまいそうだ。
自然と星斗も気が緩む。今回はまぁ自衛隊と米軍のお手並みは意見かな、その程度に思っていた。
だが――

“星斗、気を緩めるな。奴が来るぞ!”

ここ最近よく喋るメテオ。今回も話しかけてきた。
しかしそれは緊張感に溢れている。
「(メテオ? 奴って一体――)」
カゲリに聞かれるとまずいので小声で話す。しかし言い終えないうちにそのカゲリが大声をあげた。
「星斗! アレ見て!」
反射的にカゲリが指す方向をを凝視する。
遠くの方で、不気味に光る巨大な水柱が立ち上っていた。
それ自体はすぐに消えるものの、それに代わって巨大な影が現れる。
あの発光、そして巨体。間違いない。あれは――

「ヴァドス!」

170 :メテオの人:2006/12/16(土) 15:32:18 ID:lXhY+ymn0

それは確かにヴァドスだ。だがその皮膚は以前と違いどす黒い。
そして何より一番の違いは、胸部に彫られた謎の紋章。
「何だアレ?」
尋ねてみるものの、答えられる者などいるわけがない。
とにかく今は奴の撃破が最優先だ。すぐさま攻撃が開始される。
しかし火竜隊や自衛隊、更には米軍の攻撃を受けてもなお、ヴァドスは怯む気配すら見せない。
防御能力は以前より格段に上がっているようだ。
「なら……これでどうだ!」
スター、ムーン、フェニックスが三機一斉にエネルギーをチャージ、それをレーザーとして一気に放出する。
狙うは胸の紋章部分だ。ああいうのがあるとつい狙いたくなるのは人間の本能か。
そして命中。三発とも狙いは寸分の狂いも無い。これには流石のヴァドスも少し動きを止めた。

ぎろり、と奴の頭がこちらを向き、口から続けざまに熱線が三発放たれた。
それぞれが別々の機体を狙っている。
すぐに回避行動に移るが、予想外の動きのため動きが少し遅れていた。ムーンとフェニックスは避けるが、スターはエンジンを損傷してしまう。
「っ!」
スターはたちまち高度を落とていく。
カゲリはヴァドスのほうを見ると、忌々しそうに吐き捨てた。
「このトカゲっ! 最近落ちてばかりじゃない!」
とは言ってもやられたのは仕方が無い。已む無く限界まで陸地に近づき脱出用のレバーを引く。

171 :メテオの人:2006/12/16(土) 15:33:18 ID:lXhY+ymn0

頭上のフードが吹き飛び体が宙に舞い上がった。
星斗はカゲリが陸地に近づいていくのを確認した後、周りの様子を確認する。
皆戦いに集中していて、誰もこっちは見ていない。――チャンスだ。
そして間髪入れず星斗は腕を掲げ、メテオに変身した。

メテオが光を纏いながらヴァドスの目の前に着地する。
周りの者は一斉に感嘆の声を上げた。
「ウルトラマンッ……!」
モニターを見ていた大野隊長もつい立ち上がってしまう。
ヴァドスは天を仰ぎ咆哮している。そして突進してきた。

それを落ち着いて受け流し頭に肘うちを叩き込む。更に顎を蹴り上げた。
よろめいたヴァドスは顔をブルブル振るって気を取り直し、再度向かってくる。
すかさずがっちり受け止め、投げ飛ばした。相手は巨大な水飛沫を上げながら海面に激突する。
しかしそれでも怯みはしない。雄たけびを上げて熱線を吐いてきた。それは海面を蒸発させながら一直線に飛んでくる。
危うく当たりそうになるが横に避け、体勢を立て直そうとする。だがそこできつい尾の一撃が。
吹き飛ばされ海面に激突し、仰向けに倒れてしまう。体中を這い回る激痛。
暫くの間悶絶する。その隙に首根っこをつかまれ、投げ飛ばされ、更に熱線をくらった。
点滅し始めるカラータイマー。時間が無い!
ヴァドスはなおも熱線を連続で発射してくる。だが僅かな隙を突いて脱出することに成功した。
今度こそ体勢を立て直し、構える。奴は逃げられたことに腹を立て、三度突進してきた。
その顔を飛び上がって思いきり蹴りつける。奴はよろめき、隙が出来た。今だ、と思い右腕にエネルギーを溜める。
すぐに相手もこちらの動きに気づいたようだが、もう遅い。放たれるエネルギーの渦。
それは真直ぐにヴァドスに向かい、激突した。たちまちのうちに光がヴァドスを包み込む。
――終った。誰もがそう思っていた。
だが、

172 :メテオの人:2006/12/16(土) 15:35:13 ID:lXhY+ymn0

奴は健在していた。紋章が光り輝き、メテオニック・ウェーブのエネルギーを吸収している!

そんな馬鹿な。

唖然とするメテオ。気のせいかもしれないが、ヴァドスの顔がどことなくにやけているように見えた。
やがて消え去る光。相手はどこも傷ついてない。エネルギーを吸った紋章だけが、不気味に輝いていた。
そして奴の口が開き、熱線が吐き出される。物凄いエネルギー量、それは今までの熱線の比ではない。
吸い込まれるようにして熱線はメテオの腹にぶち当たった。途端に体中を迸る激痛、そして浮遊感。

海面に激突するまでの数秒感が、永遠に感じられた。

一体何が起こった?
――負けた? 俺が、ウルトラマンメテオが?
そんなこと、そんなことがあるわけ……

今起こった出来事を何とか理解しようとしていた星斗の意識は、そこでぷっつりと途絶えてしまった。
それに伴い、仰向けに倒れたまま動かなかったメテオの体も薄れ、消えていく。
ヴァドスは勝ち誇ったように咆哮した。その叫びは、呆然とする人間達の心を容赦なく痛めつける。
ウルトラマンが負けた。こんな化け物を、どうやって倒せと?
人々の間を、絶望が駆け巡った………。

173 :メテオの人:2006/12/16(土) 15:36:10 ID:lXhY+ymn0

だが突如、そんな重たい空気を吹き飛ばすようにして、海面に何かが衝突した。
立ち上る水飛沫。しかし不思議と音はしない。
そして少し遅れて光が辺りを覆う。凄まじい光だ。あまりの眩しさにモニター越しに事を見守っていた隊長すら目を手で覆ってしまう。
たっぷりその状態が数秒間続いた後、光は消えた。
恐る恐る目を開けた一同の目に飛び込んできたもの。それは全身を紅と銀で覆った、巨人。

「ウルトラマン?」
それは間違いなくウルトラマンだ。だがメテオではない。
彼とは明らかに形状が違っている。
ヴァドスはそれを一目見るやいなや、忌々しそうに咆哮した。
巨人は落ち着いてその様子を見ている。その体からは相当な自身感が感ぜられた。

ゆっくりと構える巨人。
その戦いを、人々は黙ってみていることしか出来なかった。


174 :メテオの人:2006/12/16(土) 15:41:41 ID:lXhY+ymn0

次回予告
突如現れた謎の巨人。
その力は凄まじく、瞬く間にヴァドスを叩きのめしていく。

だが最後に止めを刺そうと、巨人が光線を放った瞬間。謎の物体がそれを防ぐ。
それはかつて、メテオを後一歩というところまで追い詰めたあのロボットだった……!

次回・「テラント」

・古代両棲怪獣ヴァドスU
・決戦兵器AU2号
・ウルトラマンテラント 登場


ここまでです。なんか、グダグダな感じになってしまったような…(汗

175 :メテオの人:2006/12/16(土) 16:38:23 ID:lXhY+ymn0
しまった……なんかシグマの感想でとんちんかんなこと言ってたましたよママン
申し訳ないです;

176 :ウルトラマンオーバー:2006/12/16(土) 21:53:54 ID:l/R8k4WN0
BIDステーション内
警備兵との口論を中断し、旧格納庫に来た石野
かつて自分がすごしたそこと変わらない作りになっているそこを見ても、石野は別に何も感じなかった
性格に言うとそんなもの気に止めている余裕など無かった
ゲート付近には強行発進したためと思われる焼ききれや、無惨な姿となったストッパーの姿があり、確かに彼女が出て行ったことを物語っている
石野(なぜ・・・あいつは・・・)
過去にあった事を、彼女が苦に思ったとは、石野は思わなかった
なぜなら彼は、彼女が過去と別離している事を、誰よりも知っているから

一方、道城は誰もいない区画にいた
道城「川浪・・・・」
その名を言って、目をつぶった後、かっと目を見開き、オーバーフラッシュチェンジャーを掲げる
激しい光がその体を包んだ

後退するスペースジェット隊を、アメーバが追撃している
光線をその核から発射した
四条「くっそお」
何とかそれをかわすSJU
そこに、はるか彼方から光と共にウルトラマンオーバーが飛んできた
四条「ウルトラマン!」
両腕をクロスさせ、エネルギーをこめて打ち出すオーバー
しかし、アメーバはそれをかわして、オーバーを包むように広がる
オーバー「ルウァ」
危機を察知したオーバーだったが、あっという間にアメーバに包まれてしまう

177 :ウルトラマンオーバー:2006/12/16(土) 22:08:26 ID:l/R8k4WN0
和崎「川浪さん・・・ほんとに」
レッドフライヤーから発射されたサンダーボルトレーザー砲がすぐ横をかすめて行った
避けなければ、間違いなく当たっていただろう
コンマ何秒か呆然とした和崎だったが、すぐに反撃の構えを取る
和崎「津上隊員!冷凍弾!」
津上「御意、準備よろし」
それだけの会話で、意味を察した津上が、和崎の後ろにつく
同時に、レッドフライヤーをロックオンする和崎
そして和崎はためらい無く、引き金を引いた
2本の光線がエアーハリケーンから発射される
それを難なくかわすレッドフライヤー
そこでハリケーンが急上昇して後ろから現れたタイフーンが冷凍弾を発射した
見事なフォーメーションヤマトである、が、レッドフライヤーは不意ついて放たれたミサイルを加速して自らの後ろで爆発させる
そのまま、タイフーンにレーザーを見舞った
被弾し、炎をあげるエアータイフーン
和崎「川浪さん、ほんとに津上隊員を眼下で炎を上げて高度を落していくエアータイフーンを見ながら、和崎はもはや川浪を止めるには、彼女を倒すしかないと悟った
そのまま、急降下を始める

178 :ピース作者 :2006/12/16(土) 22:47:26 ID:2PdXbq+80
>メテオ作者様
感想ありがとうございます。
数多い偽者話でも今までとは違うパターンを考えた結果、こうなりました。
ウルトラマンの心は平和を愛する心!

第9話感想。
ついにメテオが負けてしまったわけですね!
2代目怪獣は必ず強くなるので、ウルトラマンであlっても気をつけなくてはいけないですね。。
(ジャーク星人は弱くなってたけど 笑)
そして現れた二人目のウルトラマン。ついに新展開ですね!
楽しみにしてます。

179 :ピース作者及イースリング作者 :2006/12/16(土) 22:49:22 ID:2PdXbq+80
ウルトラマンイースリング
”サターンズNo.099”

第1話「地球を愛する侵略者」奇獣アグーマ登場

舞台は、3000年地球。

綺麗な海。
緑溢れる木々。
何処までも続く空。
笑顔の人々が戯れる町。
車も走ると共に、タイヤの回転が発電へといかされ、ガソリンを使わなくなった。
電車も絶対に脱線されなうように強化されていた。
警察の技術も向上し、犯罪者は80%の確立で逮捕され、厳しい罰が与えられる。
そのため犯罪が激減。
などなど、とにかく平和であった。
そんな地球に危機が訪れるとは、誰も思っていなかっただろう・・・。

とある星が映される。
まるで闇の塊かのように、真っ黒で不気味なオーラが周りを包んでいる。
その星のとある一部に、巨大な城が建てられていた。
城は岩だけで創られており、ブオーーという風の音が響く。
城の奥へ奥へ画面が進んでいくと、一体の奇怪生物が潜んでいた。

180 :ピース作者及イースリング作者 :2006/12/16(土) 22:50:21 ID:2PdXbq+80
???「ふふふ・・・、ついに完成したぞ。」
その目の前にはズラーっと、100体もの奇怪な生物がカプセルに入れられ並べられていた。
右端からST-MH006 と番号が振られている。
そんな中、099のみ奇怪さのあまりない姿であった。
宇宙人ぽいのだが、人間ぽさもある・・・。
だが姿も断然違う・・・。

???「こいつらを順々に送っていくぞ。」
「ハハー!さすがヘルデス様!」
そこには別の生物が。

そして語られた。
「この謎の生物達。。。
なんと地球の持つ全エネルギーを盗み、侵略しようと企む悪の組織”ヘル・サターンズ”であった。
地球のある宇宙の隣には別次元の宇宙があるといわれている。
そこで生まれたのだが、元々持つ頭脳・目的・判断・思考・創造などはまるっきり、人間離れしていた。
なにせ人間ではないのだから。
悪魔として生まれたのだ・・・。
何もかもが自分のものではなかればならない。
そう考え、自ら仲間を作り、宇宙に群がる様々な物を使い、サターンズを結成し、創り上げたのだ。
そして目に付いたのは地球。
平和を愛するオーラが出ているのに腹が立ち、23年前に1度は襲ったこともあったのだ。
だが一瞬にして破滅するべく、待機し23年の間この95体もの生物創造に取り組んでいたのだ。
サターンズNo.0首領:ヘル・デス
サターンズNo.1指令長:ゴウマグマ
サターンズNo.2隊長:バド・リュー
サターンズNo.3:キライバー
サターンズNo.4:メガンダー
なる5人が主要として活動している。

181 :ピース作者及イースリング作者 :2006/12/16(土) 22:51:26 ID:2PdXbq+80
彼等の作戦はこうだ。
No.099は唯一、人間に化ける能力をもっているのだ。
そのため人間に成りすませ、地球に行かせる。
そして様々な人間を騙していき、協力させ人類破滅の凶悪な爆薬をまくということだ。
そうすることで、人々は9割死ぬという。
この作戦を追行した後に、残り99体で攻め立て、地球エネルギーをかっぱらうということだ。
全ての鍵はNo.099が持っている。

ヘル・デス「早速向かわせるのだ!
       我々の編み出した、No.6から100までの中で最強とされる生物よ!」
カプセルが自動的に解除され、体の自由を手に入れたNo.099.
ヘル・デス「地球は憎むべき星だ!
       良い者などいない。さあ、人々を集めたところでこの小型爆薬を使うのだ!」
099「・・・・ハイ。」

指示どうり、099は地球へと向かった。
ヘル・デス「ギャハハハ!これで地球は我々のもの!」
笑いあうサターンズ主要部隊。

・・地球・・
いつものようににぎやかだ。
とある青年、マサトはそこで彼女・マキと山を歩いていた。
マサト「頂上へ目指そうぜ!いいとこだぞ!」
マキ「でももう、つかれちゃった」
マサト「う〜ん、じゃあここで休もうか!」
マキ「うん!」
その場で座り込む二人。
と、後ろに何かが落ちてきた。
大きな音に不審を抱き、マサトは一人でそこへ。

182 :ピース作者及イースリング作者 :2006/12/16(土) 22:52:37 ID:2PdXbq+80
そこには男が一人立っていた。
誰だ・・・?大丈夫ですか?
といった表情で触れようとするマサトだが、振り倒されてしまう。
099「俺は00きゅ・・・、いや・・・(名前どうしようか、、、099だから奥菜でいいか)奥菜だ!
   別に心配する必要はないさ」
マサト「そ、そうか。ならいいだがな」
099(こいつを騙しの種にするぜ)「あんた、友達とかいるのか?」
マサト「俺?まぁ、ざっと31人程度かな。」
099「そうか。」
マサト「何故そんなこと?」
099「俺は友達がいない。だから会わせて欲しいと思っちゃったりな」
マサト(ちょっと怪しいな〜)「ごめんなさい!ちょっと用事があって」
そういって立ち去ろうとするマサトを追いかけようとしたとき、足を踏み外して099は崖から落ちそうになってしまった。
するとパシッと手を掴みマサトが助けようとしている!!
099「何をしている?!」
マサト「何してるってあんた、ここは60メートルもある危険な山だ!
    しかも下は岩クズ!落ちたら死ぬぞ!」
099「くっ、サターンズの俺が死ぬわけ・・・・・・」
マサト「なにをグズグズいってるんだ!早くあがるんだ!」
言われるがまま、助けられる099.
マサト「全く危険な奴だぜ」
099「。。。。」
マサト「これからは気をつけろよ!」
すると099は侵略者にもかかわらず「ありがとう」という一言が出たのだ・・・

その様子をモニターで見ていたヘル・デスらは驚いた。
ヘル・デス「むむ?!」
ゴウマグマ「馬鹿な!”ありがとう”などという言葉はプログラムされていないはずだ!」
メガンダー「何かに間違いか?感謝の感情なんて持っているはずがない。」
ヘル・デス「いったい・・・」

CM

183 :ピース作者及イースリング作者 :2006/12/16(土) 22:53:49 ID:2PdXbq+80
そしてマサトとマキはその099を家へ招いた。
マサト「奥菜さんだったっけ?年齢は?」
099「。。。。。(わからぬ。。。)」
マキ「覚えてないのかしら?」
マサト「そんな馬鹿な!」
マキ「でも見た目は23歳よね。若くてカッコいいわ。」
099「(そうなのか?自分の顔をまだ見ていないからわからない。だがここは仕方ない・・・)
   そ、そうだ!ズバリ23だぜ」
マサト「おぉ!マキすごい!人を見る目があるね!」
マキ「たいしたことないわよ!へへ〜」
マサト「俺は21.マキは20なんだ。年上の方なんですね。
     さっきはタメきいちゃってすみません。。」
099「別に気にしてないさ」
マサト「そ、そうですか。ならいいんですが。
    ところで下の名前はなんていうんですか?」
099(下・・。名前は1つじゃないのか。。。)
と、099の頭にいきなり”隆一郎”という名が浮かんだ。
099「(なんだか知らんが急に浮かんだ。。)隆一郎!奥菜隆一郎だ!」
マサト「いい名前ですね!俺は檜山雅人!」
マキ「これからもよろしくね!私は遠藤麻紀!」
099「あぁ。。(ん?そうだ、早いとこ爆薬を・・だが人が足りん。)
   なあ、人が多い町てどこだい?」
マキ「え?買い物でもしたいの?」
099「うん。。なんとなくね」
マキ「それならまかせてよ!」

184 :ピース作者及イースリング作者 :2006/12/16(土) 22:54:53 ID:2PdXbq+80
東京某所に連れてこられる099.
そこにはブランド品を追い求める女性や、タレント志望の若者などが溢れていた。
マキ「ねっ!すごいでしょ!」
マサト「ここなら欲しいもの、なんでもうっているでしょう?」
099「ああ!ありがとう。(ここなら完璧だな)」
そして頭脳にテレパシーが送られる。
ヘル・デス「よし行け!殺せ!」
と。

了解した099だが、その時周りを見渡した。
笑顔で溢れる老若男女達。
鳥や犬も嬉しそうに鳴いている。
始めてみる色とりどりのアーチェリー。
そして自分を助けてくれたマサト。
この美しい場所を教えてくれたマキにある感情を抱いたのだ・・・。
「この星は悪くない。平和なんだ・・・」と。

ヘル・デス「何を考えているのだ!
       平和など所詮、ただのゴミクズだ!騙されるな!滅ぼせ!」
もしもここで爆薬をまいたら、マサトもマキも死んでしまう。。。

そして地球侵略者として生まれた099は、テレパシーでこう返事をした。
「嫌だ!」と!!
「俺はこの地球が好きになってしまった。
 というより、初めから好きだったかのうような感覚なんだ。。。
 何故か思い浮かんだ”隆一郎”という名前も俺のものだ!
 地球は平和であるべきだ!」
この言葉にサターンズは激怒!

185 :ピース作者及イースリング作者 :2006/12/16(土) 22:56:06 ID:2PdXbq+80
ギライバー「くるってしまったようね。」
バド・リュー「もう・・・あいつは・・・必要ないな・・・」
ヘル・デス「このバグイカレ野郎は抹殺だ!
       ゆけ!地球と共に奴を殺せ!」
と、カプセルNo.6を解放した。
No.6は完璧な怪獣体。
鋭い牙と爪。頭には角。
外見は緑色と不気味である。
この怪獣の本能はともかく「地球侵略」だ。
そのまま地球へ送りつけられた。

マキ「さっきから黙ってどうしたのよ?」
マサト「奥菜さん?」
隆一郎「・・・奴が来る。危険な奴がな・・・」
マサト「なんのこと?」
隆一郎「いきなりだがよく聞いてくれ。黙っていたのだが、俺はサターンズの一員なんだ!」
この言葉に驚きを隠せない二人。
隆一郎「知っているだろう?サターンズ。
     23年前に地球に1回だけ来ていたようだが。
     そして俺は創られた生物なんだ。。
     だが俺は命令に反抗した。侵略するのを拒否した。
     この地球が好きになってしまったから!」
マサト「・・・まじ・・・ですか?」
マキ「そんなの嘘よ!」
隆一郎「本当だ。今の姿は仮の姿なんだ。
     だが地球が好きなんだ・・・・。なぁ、こんな俺を許してくれるか?」
マサト「・・・・・・ああ!」
この返事に一瞬驚く隆一郎。

186 :ピース作者及イースリング作者 :2006/12/16(土) 22:57:16 ID:2PdXbq+80
マサト「いくら敵の一人であろうと、地球が好きな奴に悪い奴はいない!だろ?マキ」
マキ「えぇ、あなたも私達と同じ地球人よ!」
マサト「地球人・・・・」
マキ「そうだわ、来るっていったいなにが?」
隆一郎「そうだった。俺が裏切ったばかりに、やつらは怪獣を送り込んだ。
    ここを狙っている。・・・危険だ。さぁ、今すぐ逃げるんだ!」
マサト「で、でも!隆一郎さんは?」
隆一郎「戦う!あいつらがここを狙うたびに俺は099の姿となり戦う。」
マサト「大丈夫なんですか?」
マキ「危険では?」
隆一郎「まかせろ。
     こうみえてサターンズに強く創られた生物だ。
     さあ、もう来る!ここは俺にまかせて逃げるのだ!」

強い言葉に押され、逃げる二人。
この会話は周りにもきこえていたらしく、みんなが逃げてゆく。

直後に怪獣は現れた。
No.006.別名”奇獣アグーマ”と名づけられた。
体長45メートルはあるであろう。
ビルを破壊してゆく。
その光景を見上げ、怒りの表情を見せる隆一郎。
隆一郎「許せん!俺は地球侵略のために生まれてきたと思うと、腹たたしい!
     お前等は絶対に許さねー!俺が絶対に地球を守ってやる!」
そういうと、ベルトにセットされていた”スラッシュフラッシュ”という棒状の機器を取り出した。
それを眉間あたりに合わせて見つめる。
これで、使用者が本人であるかを証明され、機械が作動する。
そのまま左下に振り下ろし、そこからさらに右上へ突き上げた!
すると先端のランプが青くなり、強烈な光が発生して隆一郎を包んだ。

マサト「奥菜さーん!」
マキ「隆一郎さん!!」

187 :ピース作者及イースリング作者 :2006/12/16(土) 22:58:06 ID:2PdXbq+80
No.099及び奥菜隆一郎は巨人の姿となった。
体長は43メートル
両目は黄色に光、体は銀色と黒色に染まっている。
頭は複雑な形で、頑丈そうである。

マサト「こ、これが・・・・」
マキ「隆一郎さんの姿・・・」

ゴウマグマ「う!これほどの成長をしていたとは」
バク・リュー「なんとも悔しい・・・」
ヘル・デス「えーい!もう関係ない!奴を倒せ、アグーマ!」
言われるがままにアグーマは099に立ち向かった。
だが099は蹴りひとつでアグーマを後ろへ押し下げ、そのままジャンプし、頭を踏み潰す!
アグーマも尻尾でまきつけて、そこから電流を流すなど反撃にですが、
099の目から放つリカット光線で尻尾を切り離されてしまった。
痛がるアグーマに、099はトドメの攻撃”エモーション光線”を放った。
食らったアグーマは一撃で消滅していった・・・・。
そのまま099は元の姿へと戻った。

ヘルデス「く!!!なんということ!」
ゴウマグマ「このー099め!必ず抹殺してやる!」

188 :ピース作者及イースリング作者 :2006/12/16(土) 22:59:52 ID:2PdXbq+80
そして怪獣が倒され、感極まる人間達。
「ありがとう!」
「あなた。。。いったい・・・」
マサト「奥菜さん、ありがとうございます。」
マキ「あなたは本当に平和を愛してしまったのね」
隆一郎「あぁ。だが敵はあいつだけじゃないんだ。
     これからいくつも現るだろう。
     奴等は地球を支配するまでしつこく狙ってくるはずだ」
マサト「そんな。。。」
隆一郎「まかせてくれ!そのときは俺が助けてやる。」
マサト「でもそれじゃあ」
マキ「そうよ!悪いし、あなたも危険だわ・・・」
隆一郎「大丈夫さ。俺は地球を愛してるんだ。
     奴等からは裏切り者と思われているだろう。だが俺は戦う!地球の平和を守るために。」

かくして、地球侵略者サターンズによって創られたNo.099生物の、長くそして険しい戦いが始まったのだ。
地球を愛してしまったため。。。
人間として、そしてNo.099としてサターンズの野望をうちくだくべく。

そして一人、山の頂上で彼はこう叫んだ。
「俺はもうNo.099なんかじゃない!
 奥菜隆一郎!
 またの名を”ウルトラマンイースリング”!」

つづく

次回予告
第2話「裏切り者の涙」狩人カッターン
侵略者として生まれながら、地球を愛した099・・いや、奥菜隆一郎。
彼を倒そうと遅い来る、サターンズ。
マサトとマキ達を巻き添えにさせてたまるか!
次回をお楽しみに。

189 :ウルトラマンオーバー:2006/12/16(土) 23:01:19 ID:l/R8k4WN0
アイアンタワー作戦室で川浪暴走の原因を探っていた赤山は、ついにその原因を突き止めていた
そのまま格納庫に向かう

アメーバに取り込まれたオーバーを蜘蛛のような形状に変身した核が襲った
アメーバに拘束され動けないオーバーに吸い付き、エネルギーを吸う蜘蛛
苦しむオーバーだが、なす術が無い

一方大気圏内では和崎と川浪の激しい一騎打ちが続いていた
真っ向からの撃ちあい、急旋回し、急減速、急加速・・・
やがて、激しい戦いの勝利を掴んだのは相手より高い性能の機体を駆り、石野の下激しい技術訓練に耐えていた和崎だった
相手の後ろを取り、ロックオンする和崎

・・・・だが、彼には引き金は引けなかった
和崎「EAR失格だな・・・俺」
落ちていく機内で、和崎は飛び去っていくレッドフライヤーに目を向ける
その時、突如、レッドフライヤーが光に包まれ、ゆっくり降下していく
和崎「!!」
???「聞こえる?EARさん」
仰天する和崎の耳に、通信機から女性の声が聞こえてきた
どこか気の強そうな、声のその女性は、勝ち誇ったように言う
???「空中戦のエースが聞いて呆れるわ、後は私に任せて、不時着して昼寝でもしてるのね」
和崎「待て!彼女は」
???「殺すつもりなんてはなから無いから安心しなさい、・・・あなた名前は」
突然の質問に、混乱する和崎
和崎「わ・・・和崎文次」
???「帰ったら辞表を提出する事ね、死にたくなかったら」
和崎「・・・貴様」
何か言い返そうとした和崎だったが、もうすぐ不時着のため余裕がなくなり、口をふさぐ
???「・・・ほんとに、やめた方がいいわよ、あなたは」
最後の声は、どこか今までと違う、温かみが篭っていた様な気がしたが、和崎にはそれを気にしている余裕は無かった

190 :ピース作者及イースリング作者 :2006/12/16(土) 23:03:00 ID:2PdXbq+80
と、いうことで・・異色作出来ました。
・主人公は地球侵略者(元)
・初めは”ウルトラマン”という肩書きではなかった。
・地球防衛軍等が無い
・悲しみと怒りを背負う(レオでもありましたけども)
・敵軍がしっかりあり、襲われる。(ストーリー制)

改めてみた「仮面ライダーBLACK」の影響がちょいとあります・・・
どうかよろしくおねがいします(ペースはピースと半々のつもりです)

191 :ウルトラマンオーバー:2006/12/17(日) 01:36:08 ID:znbfXzUi0
>イースリング作者様
本当に平和を愛し、そして他人を疑う事を知らない純粋な地球人
何よりそれが心をうちました
主人公にもなにやら謎があるし、23年前と、23歳の主人公、この辺にもつながりがあるように感じます

>その他の作品を書いている皆様
感想を書かなくてすいませんでした
一応全部読んでますが、更新速度がべらぼうに速くて全部読むのが追いつけない・・・
しくしく

>イレイズ、シグマ、フレンズ、ミラクル、リュウラ、カイザー各作者様
かなり遅れましたが、劇場版終結、ご苦労様でした&色々迷惑をおかけしました
アルファの登場人物の様な性格の俺ですから色々と腹が立つこともあったと思います
・・・現に今も一括して作品は提出するって言ったのに途中で挫けてるし
こんな俺にいかなることにも微塵も屈しない無敵のヒーローウルトラマンオーバーを書く資格があるのかどうか・・・
それはともかくこんな根性なしの俺ですがこれからもよろしくお願いいたしますね

・・・あ、そういえば
いやまたここでなんか一言ぽろっと口を開いて前みたいに劇場版できてしまうと大変だからやっぱやめておきます
そりゃあまだまだ全然色々足りませんものねえ
オリトラ作品全作品でファイティングエボリューション作ってみるなんて
あ・・・

192 :ウルトラマンオーバー:2006/12/17(日) 01:52:28 ID:znbfXzUi0
ちなみにアルファ作者様
「アルファの登場人物の様な性格」とは
愛や正義や勇気や信頼と対になって間違いなく存在している、ものをアルファ作者様が表現するために出す、自分勝手な人間の事を指します
例えばウルトラマン見たさに戦地に侵入した少年とか
けっして現在まともな西野和子さんとか、これからオーバーで無断で使わせていただく(コラ)ズィーベン隊長などは指しませんのでご安心を
要するに、例えに使うくらい、そう言う愛や正義や勇気や信頼と対になって間違いなく存在してい物の表現がうまいと言い訳しているのであります

はい素直に謝ればよかったです
すいませんでした

193 :唐突に思いついた座談会:2006/12/17(日) 02:06:30 ID:znbfXzUi0
天川「こんな夜更けにPCやってんじゃねえええええ電気代がいくらかかると思ってるこの馬鹿がああ」
ぎゃあああ
道城「天川さん、抑えて、その事はこの際おいておきましょう」
天川「・・・それで作者、お前また自分の無能さの言い訳を美化するためにこんなもん作ったな」
はいそうですすいません
道城「・・・」
天川「作者、お前、>192をアルファのネタとして使ってもらえると嬉しいなあとか思ってるだろ」
ギクッ
天川「甘えるな!馬鹿!」(バキ)
あーん
天川「事あるごとにお前はウルトラマンイレイズ作者様に頼る、それを恥ずかしいと思わないのか!」
道城「某ここ以外のスレの管理もおしつけてどっか逃げるし」
うう・・・だって・・
天川「言い訳するなああイレイズ作者様あれ聞いたとき困惑してたんだぞ!普通に上げとけばあのスレ一週間くらいしっかり耐えてたはずだぞ」
道城「作者の言い訳の美化と話題を切り替えて逃げる様はマジでアルファの登場人物だがな・・・」
天川「甘やかすなこの馬鹿を、大体こいつは一度チャットで俺頑張って一括でなんとかやってみますとか言っておいて、すぐに挫けてるんだぞ!」
道城「うわあ・・・」
うう・・・だって・・・
天川「気分を高揚させるために聞いてた特警ウィンスペクターの曲には罪は無いし、他のところにも書き込みしててそっちも遅くなってるからってのはいいわけにはならんからな」
道城「その位皆やってるだろうし」
ぎぎっくう
天川「大体自らの罪をわずかでも薄れさせるためにこんな糞座談会書くし」
道城「本編進めろ本編、大体本編だって設定いっぱい作ったはいいがそれの表現の仕方考えてなくて挫折しそうだし」
どきい
天川「第一部完にしてほっぽリだして逃げるつもりだったんだよなあ」
・・・はいそうですすいません
つづく

194 :唐突に思いついた座談会:2006/12/17(日) 02:20:57 ID:znbfXzUi0
天川「だからねろおおおおお今何時だと思ってる!」
道城「読み直してみると文章がいちいちおかしいな・・・この座談会」
天川「この無能者」
すんません
道城「そんな事でこれから他の作品の作者様に無断で怪獣宇宙人を自分の作品に出して使おうとしてるんだよな」
だって俺の作る怪獣って地味で単純に強い奴ばかりだし、俺他人の目を引くような作品かけねえし
天川「それで他人の作品から怪獣や宇宙人を盗作して自分の作品に使って少しでも目を引こうとしてたわけだな」
道城「駄目じゃん」
天川「さらにこのアホ作者はこの後もストレス星人やズィーベン隊長をやっぱり無断で使おうとしているんだぞ」
道城「著作権法違反だな」
亜bぢbdふぃbcだcdびうあsdbcぢlwblcf
天川「狂うな!コラ」
道城「・・・・・まさか、これを理由に長期休載なんかしないよな」
天川「というか今からこの座談会や各種言い訳に対する恐怖心を抱いてるだろお前」
・・・・わかった、最後に
道城「あ、狂って色々勢いで変な事書いた反響から逃げるため本格的に長期逃走の構えに入った」


カイザー作者様、誰も何も言わないから、というかただただ帰りを喜ぶだけだから戻ってきてください
もちろん、ツイスト作者様も
とだけ言っておこう


天川「・・・あ、こいつマジで逃げやがった!」
道城「待てこらあああオーバーはどうなるオーバーはあああ」
天川「まさかイレイズ作者様に頼るとか言うんじゃねえだろうなあおい」
道城「それならリュウラ作者様とかクラウス作者様ってのもなしだぞ!」

195 :唐突に思いついた座談会:2006/12/17(日) 02:42:36 ID:znbfXzUi0
アメーバの中で蜘蛛状の生物に捕らえられ、身動きが取れないオーバー
カラータイマーが激しく点滅し、止まった

                   ウルトラマンオーバー完

道城「ムーンサルトキイイイイク」
がはああ
天川「あぶねえあぶねえ・・危うくアレでオーバー終わるところだった・・・」
道城「カット!今のところオールカット!」
天川「・・・・とりあえず作者はもう使い物ならん、だからとりあえず俺がオーバーの今進んでる話をなんとか終わらせるから、お前は次回予告で謝ってくれ、代わりの番組はまた何とかする」
道城「わかった、しかし今日はもう遅い、明日からまた書き始めよう」
天川「それから皆、この座談会の事は見なかった事に・・・できることならしてくれ、というかしてくださいお願いします」
道城「まあそんなこんなですが皆さん、これからも馬鹿作者や我々をよろしくお願いいたします」

196 :現アルファ作者:2006/12/17(日) 10:12:04 ID:tduHmrMV0
オーバー作者様
 今読みました。で、残念ながら、既に書いてしまったものは
なかったことになんて出来ないのです。それに、読んだ私が今滅茶苦茶
ウケてるので。
 この前、あっさり見捨てるとか言わんといてくれとリュウラ作者様に
しかられたばかりですので、見捨てません。というか、これまでそちらにも
散々お世話になったのに、見捨てるわけないじゃないですか。十分
苦しんでるのは判りますので。

 ずっと自分の書いてきた話は、一話頭の分量が短めなのであって
(そうでないと俺自身が根性なくて書くのくじけるから)、総量としては
長めの話書いてる人達ともそんなに分量は変わってないはずです。
そちらのペースが遅いというより、一話内の文章量が長いのですから
そりゃ話数に差が出るのは当然です。それがオーバー作者様の表現法で
あるというなら、堂々としてればいいと思います。
 もしまずいと思っているのであれば、最近自分がアルファで一個の
エピソードに1、2とか番号打って何話かに分けてるみたいに、
前後編やそれ以上にしていくのもいいかも。そうすりゃ100話達成も
あっという間ですって。

197 :現アルファ作者:2006/12/17(日) 10:26:03 ID:tduHmrMV0
 後、まあ、アルファの登場人物の身勝手さですが・・・

 人間って、本来身勝手なもんじゃないですか。知りもしない他人のために
自分の全てを投げ出しているような人って、世界にどんだけいますか?

 と書いて、自分が情けなくて死にたくなってきた・・・
 だから、自分にも何処かにそういう側面があるわけだから、他の人が
気の迷いで少々みっともないことをしても、直ぐにキレて怒っては
いけないと、そういうことです。直ぐにキレると、長門や梶山と同じ
轍を踏むのです。何遍も何遍もやって反省の色もなく、他の人にも
迷惑を掛けるようになったら、たまにはキレてもいいかもしれませんが。

 で、ズィーベンとかの使用ですが、俺は寧ろ期待しています。
今BIDステーションの設定とか使ってくれてるのも、非常に喜んでます。
俺のやったことは無駄にはなってないと実感として思えますから。

198 :現アルファ作者:2006/12/17(日) 10:31:53 ID:tduHmrMV0
 そういえば、丁度昨日メビウスでやってた「ミライの妹」が、
そこら辺を考える上では丁度いいかも知れんので、機会があれば
見るのもいいかも。我慢できずに途中でキレる人もいるかも
しれませんが、そこを一つ辛抱できるかどうか。

199 :ウルトラマンオーバー:2006/12/17(日) 14:27:55 ID:znbfXzUi0
すいません、マジで
少々疲れていたのでとち狂ってあんなものかいてしまいました
オーバー続けます

200 :ウルトラマンオーバー:2006/12/17(日) 14:36:23 ID:znbfXzUi0
>アルファ作者様
色々な意味で、ありがとうございます
もっと別の表現ができればいいのですが、ボキャブラリーが無い俺にはこうしか言えません
本当にありがとうございます
これからも頑張るんでどうかよろしくお願いしますね

201 :アルファ作者:2006/12/17(日) 15:14:10 ID:tduHmrMV0
オーバー作者様
えー、ちょっとだけ手を煩わせた手数料として。
レンタルでもいいので何か機会を見て、ウルトラマンガイアを
観てください。嫌ってるのを判ってて見てください。あれには、人間関係の
もつれを解く上での色んなヒントがあります。食わず嫌いは勿体無い。
取り合えず5話か6話までは辛抱してください。その上で嫌いなら
もう仕方ないということで。

202 :アルファ作者:2006/12/17(日) 15:19:00 ID:tduHmrMV0
 ウルトラマンアルファ 23 アルファ対ズィーベン・2
 改造誘拐怪人・ケムーリオス、宇宙異次元人・ゼバット星人 出現


「わはははは、特命防衛隊の隊員を捕らえることに成功したぞ!」
 霧島美樹を異次元空間にさらった首謀者は、やはりゼバット星人だった。しかし、実行犯は別にいる。
前回のラストでモノクロの異次元世界の中に現れた改造誘拐怪人・ケムーリオスである。今回はシルエットでなく
全貌が見える。ただし、極彩色のゼバット星人の異次元世界の中でケムーリオスだけモノクロだ。
 上背だけはある妙にひょろひょろした体、強盗か変質者と間違われそうな黒いストッキングを被って
覆面にしたような頭のてっぺんには、シャワーのような形の一本の長い触角。小さいがぎょろぎょろよく動く目が
頭部の四方に配置され、それ以外には鼻も口も耳もない、不気味極まる顔。2020年の未来世界から老化対策のために
過去の世界の人間の若い肉体を求めていらっしゃった、いにしえの由緒正しきあの侵略者の同族である。
 しかし、2020年まで後15年もないんだが、後15年位したら人類はこんなのになっちゃうんだろうか?
 それはともかく、数々の改造怪獣を我々の世界に放ってきたものの、ウルトラマンアルファやズィーベンや特防隊に
ことごとく打ち破られてきたゼバット星人は、正攻法では勝てないと判断した。今頃。
 そこで今回は、無力な普通の人間を自分らの異次元空間にさらって人質とし、それを盾に地球側勢力に降伏を
迫るという陰険でせこい作戦に切り替えたのである。
「せこくて悪かったな!! 普通にやっても勝てないからしょうがないだろう!!」
 ゼバット星人のリーダーはこっちに向かって逆切れした。
 異次元への誘拐作戦にあたって、そのエキスパートであるケムール人の改造体・ケムーリオスを用心棒として
使ったのである。美樹以外にも既に、航空機で空を航行していた多くの一般人が捕まっている。
「よし、もっと人間共を集めるのだ、ケムーリオス!」
「ほおおっほおおっほおおっほおおっほおおっ!!」
 ケムーリオスは妙な笑いを上げて了解し、更に戦意高揚のためにじんじんじんと踊りを踊った。サン@リーの
あのCMで森高@里と一緒に踊っていた踊りだった。よく判らない。

203 :アルファ作者:2006/12/17(日) 15:20:20 ID:tduHmrMV0
 ゼバット星人は例によって巨大なホログラフを空に展開し、人類に対して脅迫を行った。異次元に漂う
トライビートのコクピットの中で気絶したままの美樹が映され、他の航空機も一緒に漂っている。
 悔しがる特防隊。美樹や他の人質の安全も気がかりだが、そもそも異次元世界にどうやって乗り込んで
助けに行けばいいのか判らない。又美山由美子の技術的対策の考案待ちとなる。
斎木「こんなんばっかりかよ、俺達!」
柏村「・・・まあ落ち着け、斎木。焦っても始まらん」
 由美子だけは、うまくすればゼバット星人の探知装置開発を促す機会になるかもしれないと楽しげだが。

 脅迫が大々的だったため、アルファとズィーベン・・・から既に人間体になってる城達志と大谷勇、それに
西野一家も事態を知った。もう決闘なんかしてる場合じゃない。特に、表情にこそ殆ど出ていないものの、
かつての同僚・・・以上の存在だった美樹の危機を知った勇は、心中穏やかではいられない。勇と美樹の
関係を伝え聞いていた達志も、それを察する。
「ズィーベン隊長・・・あなたの大切な人というのは」
「・・・それはもう昔の話だ」
「だったら、何でそんな辛気臭い顔してるんですか」
「辛気臭いのは地だ!」
「ああもうイライラする!」
「知るか!」
 勇もイライラしている。

204 :アルファ作者:2006/12/17(日) 15:22:53 ID:tduHmrMV0
「皆が皆お前みたいにはなれんのだ! 勝手なことばかり言いおって!」
「何ですか? 自分がふっきれなかっただけなのをまだ根に持ってますか?」
「何とでも言え!」
 ウルトラマン同士の対話とは思えないレベルの低さ。
「・・・とにかく、そんな話は今はいいんです! 美樹さんや他の人質を助けなきゃ」
「お前が行け。地球全体を守り抜いて見せるといったろう」
「ズィーベン隊長!!」
「今更どの面下げて美樹の前に行ける!?」
 アルファ=達志の言葉の暴力の連打で、勇はすっかりへタレてしまっている。
「そんなもん、自分の面子だけでしょうが! ここで行かなくてどうしますか!? 美樹さんは、隊長に来て
ほしいと思ってるはずです! 間違いありません!」
「絶対か!? 絶対間違いないのか!? 命賭けるかー!? 黒板に字で書く『命』違うぞー!!!!!」
 ぢきん
 達志は変身プロセスを思いっきり飛ばしていきなり等身大アルファになり、無言でアルファブレードに手をかける。
 だが、二人の間に、恵が立ちはだかった。
『・・・恵ちゃん?』
「城先生」
 恵はアルファを正面から睨む。
「お父さんに追い出されてから、私が何度も連れ戻しに行ったのに、先生、中々帰ってきませんでしたよね」
『・・・それは・・・』
「私がどんなに心配だったか判りますか? そんな心配かけた城先生が、この人に偉そうなことをとやかく
言えるんですか?」
『・・・・・・・・・』
 アルファはしばしの沈黙の後、踵を返して歩み出す。
 ディメンジョンステルスで次元の壁を割り、単身、異次元へと突入。
『ズィーベン隊長』
 一言言い残す。
『絶対、来ると信じてますから』

205 :アルファ作者:2006/12/17(日) 15:25:35 ID:tduHmrMV0
 アルファが異次元に突入してからゼバット星人の勢力圏に辿り着くまでなんやかんやあったのだが、
めんどいので一気に対決の場面にする。アルファを迎え撃ちに現れたケムーリオスとの対決だ。
巨大なケムーリオスに対してアルファも巨大化。
 登場時は妙に動きがもたもたしていたケムーリオスだが、戦闘に入った途端異常に速い。
360度足場のない異次元を、ほおっほおっほおっと笑いながら素早く走り回って撹乱する。ウルトラ
縮地に勝るとも劣らない。そして、不意を突いて頭の触角のシャワーから溶解液を飛ばしてくる。
アルファも回避に専念せねばならず、中々攻撃に移れない。ウルトラ居合い抜きで隙を狙うが、
ことごとく斬撃を交わされる。
 考えていたアルファは、突如、アルファブレードを関係ない方向に勢いよく投げ放った。そして、
ケムーリオスに突進して組み付く。
「ほおっほおっほおっほおっほおっほおっ!!」
 剣では無駄と見て格闘に出たか、だが私の力を甘く見たな、と言っている。
 肉体能力を大幅に改造強化したケムーリオスは、物凄い怪力で押し返してくる。アルファは
あえなくぎりぎりと押されるが、それでもケムーリオスの動きを必死で止め続ける。
「ほおっほおっほおっ(無駄なことを)」
 ケムーリオスが勝ち誇って笑い、更に力を加えてアルファの腕を折ろうとしたとき。
 ざしゅっ、と音がした。
 ケムーリオスの背に、アルファブレードの刃が深く突き立っている。
 絶叫するケムーリオス。
 アルファはブレードを捨てたのではない。絶妙な回転を加えて投げ放ち、ブーメランのように
戻ってきてケムーリオスに刺さるように仕向け、戻ってくるまでの間ケムーリオスの動きを止めて
位置を固定し続けたのだ。
 苦しむケムーリオスからアルファはブレードを抜いて取り返し、後ろに下がる。そして、
ギャラシウム光線を頭に叩き込んでとどめを刺す。
 致命傷を受けたケムーリオスは頭のシャワーから液体を撒き散らし、ほおーほおーほおーと
断末魔の叫びを上げながら異次元の奈落へと落ちていった。

206 :アルファ作者:2006/12/17(日) 15:27:08 ID:tduHmrMV0
 カラータイマーが鳴り始めているアルファに、
「そこまでだ!」
 何時の間にか、複数の光線砲を用意して彼を包囲していたゼバット星人の軍団が制止の声を掛けた。
ケムーリオスとの戦いで消耗するのを待っていたのだ。しかも、リーダーのゼバット星人の側には、
美樹のトライビートや他の航空機群が人質に取られている。
「下手な真似をすると、こいつらを乗機ごとぶっ潰すぞ」
『くっ・・・!』
 光線砲群がチャージを開始し・・・

 別方向から出し抜けに飛んできた光線の火線に、一瞬で全て破壊された。
「な、何事だ!?」
『・・・ズィーベン隊長!!』
 勇もズィーベンに変身し、アルファ同様ディメンジョンステルスで異次元に突入して追ってきた。
そして、ウルトラ松葉杖からビームを連射し、間一髪でアルファの危機を救ったのだ。
 ズィーベンは瞬時にリーダーのゼバット星人の目前に迫り、松葉杖の銃口を突き付ける。
「い、いいのか!? 貴様が撃った途端、この女を捻り潰してやるぞ!」
 リーダーは手に持ったトライビートを見せ付けて脅す。
『やってみろよ』
「・・・ひっ!?」
『同時にお前の脳天にも風穴だ。そんな度胸があるのなら、やってみろ。ほら』
「・・・・・・・・・・・」

 ゼバット星人達は結局、人質を全部置いて死に物狂いで別次元へ逃げました。

207 :アルファ作者:2006/12/17(日) 15:28:39 ID:tduHmrMV0
 二人のウルトラマンは異次元から空を割って脱出。近場の山中に航空機と人質を全て戻し、
最後にトライビートを降ろして美樹を外に出し、無事を確認。既にアルファとズィーベンは人間体に
戻っている。
「・・・勇・・・」
 気がついた美樹と勇の間に、重い空気が流れる。勇は、黙って踵を返して去ろうとするが、
 ばぎっ どがっ ずがあああッ
 レオ38話でゲンがダン隊長をボコったのと同じ勢いで達志が勇を殴り倒し、悶絶させてから、
驚いている美樹の前に引き摺ってくる。
「彼女と喋ってください、隊長」
「貴様・・・ッ」
「何でもいいから喋れや!!」
 有無を言わさず二人きりにし、達志は憤然と離れていき、遠くから見張っている。
 勇は渋々口を開き、二人は、その後のお互いの経緯とかをぽつぽつと話し始めた。

 アルファとズィーベンの決着は付き、ズィーベンは、今回は引き下がって一旦宇宙警備隊に
帰ることにした。だが、引き下がるのは自分だけで、お前が地球に留まるのを快く思わない
者達は今後もまた地球に来るだろう、敵は怪獣や侵略者だけではない、お前の行く道は
地獄だぞと念を押した。
「承知の上です」
「そうか・・・ならもう何も言うまい」
 勇=ズィーベンは、最後に去り際に、
「恵、といったか」
「?」
「あれはよく出来た女だ。大事にしろ」

 達志と美樹に見送られ、ウルトラマンズィーベンは宇宙に飛び去っていく。
又折りを見て個人的にこっそり来ると、美樹と約束して。
 笑って見送る美樹の表情に、もう以前ほどの暗い陰はない。

208 :ウルトラマンオーバー:2006/12/17(日) 16:44:56 ID:znbfXzUi0
>アルファ作者様
正確に言うと、ガイア本体は全然大好きなんですよ
・・・ただちょこっとあるところでガイア関係のトラブルがあってそれから名前聞くとちょっとトラウマが
ちなみにとっくの昔に5.6話は見ちゃってます
えーとアパテーが出たのが3話だから・・・あの変な合体怪獣が出るのですよね?
違ったっけ?
あれ?アパテーの次があの魚で・・・次が目玉、んで合体怪獣・・・ん、それでいいんだ、間違いない

さて本編ですが
色々な意味でさっぱりしたと思います
しかし今回のズィーベン隊長、わらかせていただきました
・・・それにしても、達志、正体ばれちまいましたね、霧島美樹に
という事は・・・
次回タイトル予想
「恐れていた由美子隊員のアルファ捕獲計画」
その次が「限りなき由美子隊員のチャレンジ魂」
・・・なわけないって
これからも頑張ってください

209 :ウルトラマンオーバー:2006/12/17(日) 16:56:14 ID:znbfXzUi0
アメーバの中で蜘蛛状の生物に捕らえられ、身動きが取れないオーバー
エネルギーがどんどん奪われていく
カラータイマーが赤に変わる
絶対絶命のウルトラマンオーバーを救ったのは、彼方から現れたD−ウイングを引き連れたエアーブリザードだった
強化ミサイル弾頭を発射しながら、突進するエアー戦闘機編隊
赤山「ウルトラマンオーバー、そいつを倒してくれ!川浪はそいつに操られているんだ!」
空気の無い宇宙空間では声が届かない事も忘れて、オーバーに向かって言う赤山
敵の拘束が一瞬緩んだところで全身にエネルギーを貯め、発射して脱出するオーバー
エネルギーの爆発でアメーバ部分が吹き飛び、核だけになった敵は逃走しようとするが、オーバーのはなったオーバーヒートバスターで粉砕された

着陸しているレッドフライヤーの周囲に、黒いヘルメットに黒いボディスーツという数名の人員が取り囲んでいる
その指揮を執っているのは、五条火華
五条「拘束と回収を急げ」
五条の言葉に応じ、レッドフライヤーのコックピッドに取り付くボディスーツ達
和崎「待て!」
遠くから和崎が走ってきて、それを制止した
手が止まるボディスーツ達
和崎「なんのつもりだ!川浪さんは侵略者に操られていただけだったじゃ無いか!」
感情の篭っていない瞳で、和崎を見る五条
五条「今後のために、彼女が必要なのよ」
和崎「なんで川浪さんなんだ!だいたいなんであんな達が」
そこで和崎は、自分が取り囲まれている事に気づいた
ウィンドブラスターに手をかける和崎
和崎「何のつもりだ!」
五条「川浪隊員・・・人間じゃないのよ、彼女」
突然の台詞に怯む和崎、その隙にどこからか呪文の様な言語が聞こえ、体が動かなくなる
そして和崎の目の前で、コックピッドから引きずりだされた意識を失った川浪が黒ずくめ達にさらわれていく
和崎の脳裏に蘇る、異次元に吸い込まれていく道城

210 :ウルトラマンオーバー:2006/12/17(日) 17:21:03 ID:znbfXzUi0
和崎「待て、待ってくれ、どういうことなんだ、川浪隊員が人間じゃないって」
五条「彼女はね」
何か五条が言おうとしたとき、黒ずくめ達が身構え、彼女の言葉を止めた
和崎「?」
突如地面から生えた手が、川浪を連れて行こうとした男の一人の足を取り、転ばせる
もう一人が何か対処しようとする前にその腹にけりが加えられ、悶絶するもうひとり
地中から現れたのは、我等が津上
川浪を抱え、何か対応しようとしている一同の間を走りぬけ、和崎の横まで走り、止まった
津上「なんのつもりですか?」
言って、振り向く津上
川浪は小脇に抱えている
その津上に対し、身構える黒ずくめの面々
五条「・・・時間が無いのよ、すぐに、彼女を覚醒させなければ、人類の存続が危うくなる」
強い調子で言う五条に、津上は厳しい視線を向ける
津上「彼女は人間だ、覚醒もしなければ、人間として戦う以外の事もしない」
突然、地鳴りが聞こえてくる
五条「綺麗ごとを・・・」
そう吐き捨てて、五条は黒ずくめ達を引き連れて早々にその場を去っていった
徐々に強くなる地鳴り
呆然とただ見つめている和崎の肩に、何者かがポンッと手を置く
「辞表、忘れないように」
あの女の声が聞こえた後、体の自由が戻り、振り向くが、既にそこに人の姿は無かった
それからすぐに津上が応援として呼んだN−BIDの面々がジオライザーで到着し、彼らと共に和崎達はアイアンタワーへと戻る
公平(まだ地球在住)「しかしまさかいつの間にか侵略者が地球に侵入していたなんてねえ」
影山「物騒な世の中になったもんだ」
何も知らないN−BIDの面々はどうやら津上から侵略者に襲われていると説明を受けたらしい
和崎はもしかしたら津上も何か知ってるかもしれないと思い彼に聞こうとしたが、聞いたところで津上が答える事は無いと思い、ため息をついた
和崎(あなたは一体何者なんだ・・・)
川浪の寝顔を見つめる和崎
しかし、すぐにその考えを打ち消す
和崎「何者でもいい、あなたはあなただ」
一瞬自分に言われたのかと思った公平が物凄いビビッたが、和崎はそれにきづかづ、ただ川浪の寝顔に見入った

211 :ウルトラマンオーバー:2006/12/17(日) 17:40:20 ID:znbfXzUi0
BIDステーションでは、生き残ったステーション隊員達とステーションに立ち寄った赤山、石野、道城、そして応援に駆けつけたSGTスペースの面々による、海矢の葬儀が行われていた
四条「・・・いい奴だった」
横で手を合わせている石野に声をかける四条
石野「ああ」
四条「石野」
石野「・・・・」
四条「お前は部下を・・・死なせるんじゃないぞ」
そう言う四条の目には、涙が流れていた
じっと目を瞑り、黙祷する道城

次回予告

未定ですすいません

212 :アルファ作者:2006/12/17(日) 18:52:38 ID:hAp9xu4k0
御苦労様でした。多分リュウラにあれがあーなって繋がっていくのかと
いろいろ想像するのも楽しい。

ガイアについては一人芝居で、自嘲するばかりですははは・・・
申し訳ない。もうマジで大好きなので。アルファには特に影響が多分に
出てますね。

213 :名無しより愛をこめて:2006/12/17(日) 19:56:06 ID:L0U7vUb00
>>212
(´_`)。o0(ひょっとして“一人相撲”と言いたいのかな…)

214 :アルファ作者:2006/12/17(日) 20:51:48 ID:hAp9xu4k0
はい、一人相撲です。すんません。

215 :名無しより愛をこめて:2006/12/17(日) 22:33:29 ID:uKh4JpOZ0
物語を書く者ならば、国語の勉強は欠かせないな、と思った。
たまには漫画とラノベ以外の本も読まなきゃいかん。

216 :リュウラ著者携帯:2006/12/17(日) 23:04:53 ID:no6C2mXnO
来週もちょっと色々ありまして更新が滞り気味になりそうです。
感想も明後日以降ぐらいになります。すいません。とりあえず、劇場版完結おめでとうございます。

217 :名無しより愛をこめて:2006/12/17(日) 23:13:45 ID:4Uk+mgwjO
携帯で感想書いたら…けっこうメンドイか

218 :ピース作者及イースリング作者 :2006/12/18(月) 00:53:09 ID:LzzFcv/Q0
イースリングに訂正部分発生・・・。
>>186の一部です。ご覧になるさいはHPでお願いします。。。

感想は後ほど書かせていただきます!でわ。

219 :ピース作者及イースリング作者 :2006/12/18(月) 00:58:53 ID:LzzFcv/Q0
もう1つあったのに、報告忘れ・・・
主要部隊のヘルデスの番号を000から001へ変更したため、
イースリングとアグーマ以外のはずれることになりました。
いろいろ申し訳ございません。

220 :名無しより愛をこめて:2006/12/18(月) 21:37:52 ID:z1yKGpwv0
 ウルトラマンアルファ 24 ソニックビート計画・1
 宙戦巨兵・ヴァルマー星人 出現


 特命防衛隊の空の戦力である戦闘機・トライビート。だが、次々襲来するたびに強くなる怪獣や侵略者に
対し、従来の性能では厳しくなってきたため、より強化された新型戦闘機の開発が進められていた。
そして遂に、空中での機動性と航続能力を大幅に高め、更に大気圏と宇宙の行き来も可能となった新型機
『ソニックビート』の試作型が開発された。
 試験飛行の予定が組まれるが、性能の向上に従い、パイロットのより優秀な操縦技術が求められるように
なっているのがネックとなっていた。これまでのトライビートは機動性で劣る分、飛行時の安定性が
重視され、技量の低いパイロットにも優しいつくりになっていたのである。
 このときのために地道に訓練を重ねてきた斎木俊一が待ってましたとばかりにテストパイロットに
名乗り出たが、そこへ、海外支部で活動していたもう一人の空戦のエキスパート・沖田茂樹(おきた・しげき)が
対抗馬として帰国した。見るからにプライドが高くて気の荒そうな男。
 実際にテストに使われる機体と別に、念のためにもう一機予備の機体が用意してあるからまあそう気負わずにと、
開発に携わった美山由美子は一応言ったが、斎木と沖田は既に無駄にぎりぎりと対抗意識を燃やしていた。

 現在ディフェンスポートに滞在している沖田は、斎木に対して敵意剥き出しなのはまあ仕方ないとして、
どうしたことか、由美子、そして、アンドロイド・ミリーにも妙によそよそしい。基地内で出会っても、
目を合わせずにむっつりとして通り過ぎる。ミリーは、何時も通りの無表情を保っている。
 いぶかしむ斎木。
「・・・何だ、あいつ?」
「ああ、あれはね」
 こっちも特に気にしていないっぽい由美子が答える。一応その前に斎木は場所を移した。

221 :名無しより愛をこめて:2006/12/18(月) 21:39:11 ID:z1yKGpwv0
 沖田にはかつて、ミリーという名のハーフの女性で、特防隊の同僚であるオペレーターの恋人がいた。
だが、インベーダーとの過去の交戦の際、その戦闘の巻き添えで、ミリーは敵宇宙人の一兵士に殺された。
斎木「・・・・・・」
 沖田は悲嘆にくれた。
 これはよろしくないと思った由美子と当時の技術スタッフは、沖田の傷心をケアするため、密かにある
計画を立ち上げた。
斎木「・・・まさか・・・」

 沖田は愕然とした。
 死んだと思っていたミリーが、そのままの姿である日突然目の前に現れ、微笑んだのだから。
 斎木同様、聡い方はもう気づかれただろう。勿論本物のミリーが生き返ったわけではない。
 現れたのは、沖田の心を癒そうと、由美子達がミリーそっくりに造った、精巧なアンドロイドだった。
これを彼女の代わりと思って恋人にしなさいと、由美子は心からの笑顔で言った。
 沖田は激怒した。

222 :名無しより愛をこめて:2006/12/18(月) 21:40:26 ID:z1yKGpwv0
斎木「・・・・・・・・・・・・・・・・」
 それで、沖田はミリーと外見だけそっくりなアンドロイドと顔を合わせるのが嫌になり、そのために暫く
海外に転属していたらしい。
由美子「わっけわかんないわよねー。以前のミリーの人格も機能もほぼ完全に再現してるのに」
 なお、どれほど以前のミリーと同じに振舞っても沖田を癒せなかったアンドロイド・ミリーは、やがて、
自主的に表情を変えるプログラムを閉鎖した。ただし、オペレーターとしても極めて有能なので、特防隊の
メンバー・・・というか、備品としては、勿体無いのでそのまま配備され続けている。事情を知っている殆どの
基地関係者は、ミリーに対しては腫れ物を触るように誰も深く関わろうとしない。ミリーも特に文句も言わない。
斎木「・・・いや、そりゃ普通怒るだろ。代用品だけ用意すりゃいいってもんじゃあるまい」
由美子「何で? 元の人間と同じ機能を持ってるんだったら問題ないじゃん。人間には心があって機械にはないとか
わっけわかんないこと言う奴もいるけど、生物だって結局は外部からの刺激に反射的に反応してて、それが結果的に
感情表現と認識されてるだけじゃん。肉でもメカでも変わらないじゃん。何が違うの?」
斎木「・・・いや・・・そんな風に考えられるのはお前だけだから」

 同じ頃、丁度非番で、私服で基地の外の街にいた霧島美樹は、喫茶店に城達志を呼んで個人的に会っていた。
達志は何故呼び出されるのかいぶかしんだが、来なかったらあなたがウルトラマンであることを防衛軍にばらすとか
脅されたので青くなって西野宅から飛んできた。途中で町内のゴミ置き場で盛大にこけ、頭にポリバケツを被ったまま
うわーっ今度は暗闇の世界かーーーーーッと訳の判らないことを叫びながら視界を失った状態で奇跡的に
喫茶店に辿りつき、ポリバケツを被ってのご来店はご遠慮頂いておりますとウエイトレスに極めて冷静に対応された。
 ウルトラマンズィーベンであった大谷勇とかつて辛い別れをした経験のある美樹は、本気で達志の正体を
ばらそうとは思っていない。冗談だと断って笑い、達志は激しく脱力した。

223 :名無しより愛をこめて:2006/12/18(月) 21:41:45 ID:z1yKGpwv0
 そこまでして達志を呼び出したのは、相談があったからである。美樹も沖田とミリーの経緯については知っており、
基地内の嫌な空気をどうにかできないものかと思っていたのである。話を聞いた達志も確かにどうかと思ったが、
「何故、その話を僕に?」
「あなたなら、何か思いつくんじゃないかと思ったから」
 非常に力押しであったものの、自分と勇のよりを戻してくれた達志の度量を、美樹は高く評価していた。
 達志は真剣に考えるが、
「難しいですね」
 そりゃそうだろう。本物のミリーはもうこの世にいない。アンドロイド・ミリーがどれだけ元のミリーを忠実に
再現したところで、それは本物ではない。しかし、何か代案でもないかと美樹は食い下がる。
「美樹さんは、どうしてこの件にそこまで入れ込むんですか?」
「美山隊員が元のミリーの人格まで完全に再現したという言を仮に信じて、その『人格』を『心』とするなら・・・
ミリーが感情表現のプログラムを閉ざしてしまったのは、勇と会えなかった間の私が塞ぎ込んでしまってたのと
同じなんじゃないかって、何となく思えるから」
「・・・美樹さん」
「ミリーが元のミリーそっくりに造られたのは、彼女のせいじゃない」
「そうですね。製造者の美山さんのせいですね」
「そうね」
 その点においては両者強く同意した。
 何か思いついたら連絡すると答え、達志は美樹と一旦別れた。

224 :名無しより愛をこめて:2006/12/18(月) 21:43:49 ID:z1yKGpwv0
 後日、いよいよソニックビートのテスト飛行が行われる。斎木と沖田がそれぞれ順に機に乗り込んで予定ルートを
飛びつつ様々な試験機動を行い、その結果で問題点等を検討して更なる改良に生かす。別に斎木と沖田のどっちの
操縦が優れているとかを競うわけではない。にもかかわらず、沖田は殺気満々だ。
 当初と打って変わって沖田に対しての敵愾心がおさまってしまっている斎木に対し、沖田は、美山から何か
聞いたようだが、変に同情して手を抜いたりしたらぶっ殺すぞと目を血走らせて恫喝した。
 最初のテスト飛行のパイロットとなった沖田の発進準備のカウントを、オペレーター席でミリーは只淡々と
読み上げる。沖田は鉄面皮を守り続ける。周りの者ばかりがいたたまれない。嬉々としてデータ収集の用意をしている
由美子を除いて。
 ソニックビートはディフェンスポートから発進した。

 大気圏の上限すれすれを飛ぶソニックビートのコンディションは、現在順調。沖田は予定に従って飛行を続ける。
 飛ぶソニックビートの映像を隊員達と共に黙って見ていた川上隊長の耳に、非常事態の警報が響いた。
「何事だ?」
 巨大宇宙人が一体、宇宙を直接飛行して地球圏に侵入してきたと、レーダーを観測していた別のオペレーター(人間)が
報告する。過去に地球を侵略してきた宇宙人とデータが一致することから、恐らく今回も侵略目的であろうと推測される。
別モニターに出された巨大宇宙人の映像を見た川上の目が、僅かに見開かれた。他の数名の隊員も。
 川上は考えた後、斎木は沖田の後のテスト飛行が待っているため待機、一般兵による量産トライビート一個中隊を
率いて迎撃に向かうよう、美樹に命令した。巨大宇宙人について予備知識のあった美樹は、即座に了解する。
『川上隊長・・・何かあったんですか?』
 異変を感じた沖田から通信が来る。
「領空侵犯してきた宇宙人がいるのだが、霧島に迎撃命令を下した。お前は予定通りテスト飛行を続行しろ。
何かあったら連絡する」
『はあ・・・了解』

225 :名無しより愛をこめて:2006/12/18(月) 21:45:15 ID:z1yKGpwv0
「こんなときに又攻めてくるなんて・・・あの敵が!」
 美樹は編隊を率い、自分専用のトライビートで飛ぶ。やがて、既に大気圏に侵入した敵が、空の彼方から飛んできた。
普通に人の形に近く、隆々とした体格の巨人。前回ケムーリオスに捕まったこともあって、美樹にとって巨大宇宙人は
なんか気分的に嫌だ(ズィーベンやアルファは別)。
 交戦に入る。敵は巨体の割りに素早く飛んでトライビート隊の銃撃を交わし、手からのビームで反撃して
中隊の2機を墜とす。美樹は舌を打ち、自機を前に出して先行して攻めるが、彼女の機体操作をも巨人は上回り、
トライビートの後ろに回りこんでしまう。
「しまった・・・!」
 美樹の機を射程に入れた巨人が、ビームを撃ち込んだとき。
 地上から突如飛来した別の巨人が、そのビームを手で払いのけ、美樹を守った。
「・・・ウルトラマンアルファ!」
 振り向いた美樹は、うっかり『城君』と言い掛けて慌てて言い直した。
 アルファと巨大宇宙人は向き合って滞空し、互いに隙を狙う。一騎打ちが始まると思われたそのとき。

「あああああああああああ!!!!!」
 雄叫びを上げながら、一機の戦闘機がその場に突っ込んできた。
美樹「ソニックビート!?」
 無論、さっきまで別の空域で試験飛行してたやつ。乗っているのは、沖田。
 川上との通信の後、何か嫌な予感がし、はやる心を抑えきれず、試験飛行のルートを逸れて飛んできた。
その予感は的中していた。
 これについても、もう察した方もおられよう。
 襲来した宇宙人・ヴァルマー星人は、沖田の恋人・本物のミリーを殺した宇宙人の同族だ。
 敵の姿を見て復讐心に全身を支配された沖田は、美樹の制止も聞かず、獣のように吼えながら突撃する・・・!

 続く。

226 :アルファ作者:2006/12/18(月) 21:48:00 ID:z1yKGpwv0
80に関してのちょっとどうよ第二段です。あの最終回で、エミのまがい物を
勝手に造った広報部に対して、UGMの面々は腹立たなかったんでしょうか。

227 :ウルトラマンシグマ:2006/12/18(月) 23:35:02 ID:T0UZ0Yht0
第五十話「怪獣惑星王国」岩石怪獣ギオーガス、翼竜怪獣スヅマ、炎怪獣ジャラゴ、
宇宙蛸ワビ―ゲ登場

今より1ヶ月、地球より一機の戦艦が飛び出した。
それは外宇宙移民計画の戦艦である。金本艦長を筆頭に新たな新天地を求めて。
SGTはこの移民計画メンバーと常に連絡を取り合い、安全を確認していた。
そしてついに金本艦長は人間が住める新たな惑星を発見した!

金本「こちら金本。ついに我々は新たな新天地を発見せり…!」
この発表にわき立つSGTの面々。
神「おめでとうございます、金本艦長」
中村「これで俺達地球人も、もっと広い世界をみることが出来るな!」
荒井「ああ、今まで我々地球人は火星までしか生活圏を広げていないからな」
姫子「すごいです!そうしたらこれからはいろんな宇宙人さんと仲良くなれるかも
知れないですね!」
谷村「おお。今日は祝い酒だ!」
真悟「外宇宙か…いつか俺も出てみたいな」
雪「いけるわよ。だって今の時点でここまで来れたんだもの。
いつか安全な宇宙旅行だって可能になるって」
みな、一人一人思ったことを言っていく。しかしその時…!

金本「ありがとうみなさん…うおっ!どうした!?…何、SGT!SGT!
怪獣が…!!」
神「金本艦長!金本艦長!!どうしました!?金本艦長!!」
姫子「通信が途切れました!」
真悟「隊長!金本艦長が最後に怪獣って言ってましたね?もしかしたら艦長が
辿り着いた星には怪獣が住んでいたのでは?」
神「そうかもしれん…なんにせよ移民計画メンバーを放っておくわけにはいかん!
SGT!出動だ!」

228 :ウルトラマンシグマ:2006/12/18(月) 23:35:45 ID:T0UZ0Yht0
SGTはファルコン1号にありったけの物資に武器弾薬を詰め込み最後の発信を
頼りに宇宙へと向かう。道中、真悟は荒井にあることを聞く。
真悟「荒井さん、何でスペースファルコンを使わなかったんですか?」
荒井「いや、ファルコンシリーズは全て宇宙でも使えるしスペースの性能は
2号とほぼ同じでお情け程度に配備された奴だしな。今回のケースなら一番エネルギーが
持って、たくさん乗れる1号が適任だったわけだ」
真悟「…スペースなんて微妙な位置付けなんだ…」

そんな会話をしている内にファルコンは移民計画メンバーが辿り着いた惑星に
到着した。地表はごつごつした岩場が多いが気候やその他は地球のそれに
非常に似ており新天地と言うのも納得である。水場まであった。
神「この星のどこかに移民計画メンバーがいるはずだ」
真悟「早く探しましょう」
その時、水場より巨大な蛸のような怪獣が現れた!怪獣は足を伸ばし
ファルコンを攻撃してきた!
雪「そう簡単には!お返しよ!」
ファルコン1号は足攻撃を避けてお返しにミサイル連射で怪獣を撃破した。
神「まさか、こいつに計画メンバーが?」
荒井「未知の惑星ですからね。ここからも用心して進みましょう」
神「うむ、雪と姫子はファルコンで空から捜索してくれ。残ったものは地上から
計画メンバーを探すぞ」
一同「了解!」

ファルコンが飛び上がった後、神隊長達は地上を進む。
とにかくエネルギー反応が大きい方へと進むと一つ、大きな山を確認する。
そこから恐竜型の怪獣が出現した!怪獣は炎を吐きながらこちらに接近してくる!

229 :ウルトラマンシグマ:2006/12/18(月) 23:36:30 ID:T0UZ0Yht0
真悟「くそぉ!すでに2体も怪獣が!ここは怪獣王国なのか!?」
神「みんな逃げろ!」
怪獣はさらにこちらに接近してくるがその時、また怪獣が現れた!今度は翼竜のような
姿をした怪獣である。2体の怪獣は組み合い戦っている!
SGTは隙をみて退き、捜索を続ける。しばらく進むと、林を見つけた。
地球の木とよく似た物ばかり生えている。

真悟「カブト虫…に似た物か…」
谷村「地球と似てると言ってもやっぱ宇宙なんだな…」
荒井「お前ら、我々は金本艦長達を探すのを優先だ。そういうのはまた今度だ」
真悟「(次はいつこれるか分からないんだけどね…)」
林の奥へと進むとそこには移民計画戦艦が!そして金本艦長の姿が!
神「金本艦長!大丈夫ですか!?」
金本「おお、神隊長…来てくれました…!」
神「しっかりしてください!いったい、この星に来て何があったんですが!?」
金本「はい…我々はこの星を発見、新天地だと喜びました。だが…この星は
怪獣ばかりの弱肉強食の世界でした。私達は怪獣に襲われ戦艦は脱出しようとしましたが
もう少しのところで攻撃に当たり戦艦の機関部がやられ、こんな林までなんとか
飛び、身を隠していた次第です」
神「そうでしたか…でも、もう大丈夫です!我々が乗ってきたファルコンの積んである
物資を使えば修理も出来ます」
金本「ありがとうございます…ああ、かっ怪獣…!」
真悟「何っ!?」

見ると、岩のような肌の怪獣が戦艦に向かってくるではないか!
SGTが飛び出し銃撃で牽制する!しかし怪獣に効き目は無く、進行を止められない!
だがその時、先ほどの翼竜のような怪獣と炎を吐く怪獣が再び現れた!
怪獣達は三つ巴の戦いを展開する!その隙に移民計画メンバーを連れて撤退する!
しかし怪獣達も見逃さんとばかりにこちらに攻撃をしてくる!

230 :ウルトラマンシグマ:2006/12/18(月) 23:37:11 ID:T0UZ0Yht0
真悟「うわぁぁぁ!!」
中村「真悟!」
怪獣の攻撃に真悟は吹き飛ばされてしまう!地面にぶつかりそうになった時、
真悟「シグマァァァ!!」
真悟はウルトラマンシグマに変身!怪獣達と戦う!シグマは翼竜に飛び蹴りを
食らわし、炎怪獣にマシンガン光線で遠ざける。だが岩怪獣の尻尾スイングで
シグマは倒れてしまう!3大怪獣はシグマを踏みつけ、暴れる!

シグマのカラータイマーが鳴り出した時、荒井が新兵器を取り出す。
荒井「中村!アタックライフルを!」
中村「了解です!」
中村は炎怪獣に照準を合わせ、ライフルを発射!レーザーが直撃!怪獣はその場に
倒れた。さらにファルコン1号が飛んできて、残った2体を攻撃し、退ける。
形勢逆転!シグマは翼竜の尻尾を掴み、ウルトラスィングで投げ飛ばし、
岩山に叩きつける!翼竜は絶命した。残った岩怪獣もシグマの連続打撃を
浴びせアスシウム光線で爆発四散した。

真悟「お〜い!!」
中村「真悟!あいつはまたか!」
谷村「悪運強いなぁ」
そして移民計画戦艦の修理を行ってる最中、金本はSGTの礼を言う。
金本「みなさん、今回は本当にありがとうございました。おかげで
我々の旅もまだまだ続けられそうです。この星にはまだ未知の怪獣が
いる可能性もありますので残念ですが撤退します」
神「いえ、誰もが100%安全なことを求めているはずですから。これからの
旅もお気をつけて」
金本「はい。それではまたいつかお会いしましょう」
金本は修理が完了した戦艦に乗り、メンバーと共に再び旅に出た。

231 :ウルトラマンシグマ:2006/12/18(月) 23:39:55 ID:T0UZ0Yht0
移民計画メンバーを敬礼で見送った後、神隊長が言う。
神「さあ、帰ろうか。我々は地球でやることがいっぱいあるからな」
真悟「はい!」
SGTもファルコン1号で地球へ帰還するのであった。
この広い、宇宙。我々が知らないことはまだまだある。だがそれに
挑戦してこそ世界は広がる。きっと地球人もいつか宇宙で生活するのが
普通になると信じようではないか!

次回予告「地球最大のピンチ!!SGTの攻撃をものともしないその怪獣は
もはや悪魔!シグマ敗れる時、地球は漆黒の闇に閉ざされるのか!?この超難敵を
倒す術は果たしてあるのだろうか?さあ、来週もみんなで見よう!!」

232 :ウルトラマンシグマ:2006/12/18(月) 23:44:40 ID:T0UZ0Yht0
ノロウィルスかと思ったが別にそんなことはなかったぜ!!
いや、腹の風邪で間違いは無かったけど。ちゅーことでシグマ本編復活ならぬ
俺自身復活。今回はシグマでやり残している事をやってみました。
つまり外宇宙への挑戦と、怪獣がいっぱい出てくる話ですね。
怪獣無法地帯と宇宙船救助命令を足して割った感じになってしまったかな…。


           次回、シグマ終焉の序曲

233 :アルファ作者:2006/12/19(火) 00:08:16 ID:N83Qrkxt0
シグマ作者様
 大事無くて何よりです。この前のチャットは私以外はメテオの人と
クラウスの人のお二人だけで、おまけに私は接続不良で途中撤退しました。

 今回はスペクタクル編で盛り上がりました。私はイレイズのとき
暴力星団編で怪獣を一杯出したけど、寧ろイレイズ自身のモラトリアムの
話で爽快感とは程遠かったからなあ。スペクタクルに迫れたのは、
バーストのゴラース日本侵略作戦くらい?

234 :ピース・イースリング作者 :2006/12/19(火) 09:52:31 ID:i2jvq25j0
>デウス作者様
登録ウルトラマンという新設定が本格化してきましたね。
しかし本物が居なかったとは・・・。
正義がたおしたというのに、悲しみが残るところは、
何かを感じました。
ここからのストーリー展開、期待しております。

>オーバー作者様
戦闘機のバトルがこれでもかというぐらい、
壮絶で頭の中のテレビに焼きつくぐらいに映し出されました。
無名隊員の死をちゃんと取り上げられたのも、嬉しかったです。
隊員一人、一人の死を恐れずに立ち向かおうとする姿も憧れちゃいます。
そして最後で明かされた人間じゃない発言が物凄く気になってしまいました、
  そして感想ありがとうございます。
侵略者でも地球を愛することができるはずですよね。
主人公などの謎はこれから、書いていきますね!

>シグマ作者様
星と星に平和な絆をつくるのは、まだまだ難しいのかもしれませんね。
今回の星にも怪獣が潜んでいるとは驚きました。
大勢の怪獣をシグマとSGTで解決できて安心しました。
そして50話おめでとうございます!
これにてミラクルの最長記録を塗り替えますね!
ついに終盤だとおもうと悲しいですが、頑張ってください!

235 :ピース・イースリング作者 :2006/12/19(火) 09:53:54 ID:i2jvq25j0
>アルファ作者様
18話感想。
こちらを見た限り、アルファで一番好きなストーリーとなりそうです。
二人の巨人の、どちらかが倒れるまで続く戦いは地球にまで・・・
ベロニが怪獣にも関わらず、同情してしまいました。
ズィーベンとアルファの体力消耗を狙い、ハーケンマグマの再登場予告!
これも嬉しかったです!
19話以降は後ほど。

>シグマ作者様
ご無事でなによりです!
ノロウィルスの心配もありましたので。
体調が完治しましたら、いつものように思い切り
シグマをつうりあげてくださいね!

236 :名無しより愛をこめて:2006/12/19(火) 10:14:24 ID:VbvWN8RlO
…なんかピース作者様って相変わらず感想とか
とんちんかんなこと言ってる気がするなぁ

237 :ピース・イースリング作者 :2006/12/19(火) 10:32:05 ID:i2jvq25j0
えぇ。。。
しっかり作品は読んでおりますけども、
感想文が苦手なのでこうなってしまうのかもしれません。
それとも他の方と捕らえる場所が違うのかな・・・。
すみませんでした。

238 :名無しより愛をこめて:2006/12/19(火) 10:54:10 ID:g05/tD0L0
>>236
批判はいいんですが、どこがおかしいのかという説明くらいはしましょうや。

239 :リュウラ著者:2006/12/19(火) 14:25:55 ID:2g25JtXP0
ピース・イースリング作者さま(…長い…)
ひとまずは新シリーズお疲れ様です。確かに石ノ森テイストはありますね。
防衛軍がないというのは…レオ後期風になるんでしょうか。
他のシリーズとは繋がってないんですよね。今後が楽しみです。

オーバー作者さま
お疲れ様でした。続けて読んでいくとめちゃくちゃハードでした。
全く和崎さんを呪縛するとは何を考えているんだ日置善次郎。答えろ日置善次郎。日置じゃないのですか。
すいません。
川浪ちゃんの設定が今後に響きそうですね。

メテオ作者さま
何故か復活した第一話怪獣が何故か強化して何故かウルトラマンの必殺技が利かなくてちょうどいいタイミングで兄弟が助けに来る。
兄弟かどうかは分かりませんが、早くも新ウルトラマン登場。
後編で新しい人が如何に闘うのか、メテオは勝てるのか、紋章は何なのか。
物凄い正統派善後編です。


アルファ作者さま
「似たロボット造りゃそれでいいんかい」という議題を肴に友人と呑んだものです。お酒嫌いですが。
城先生、何でブルトンなんだよ(笑)
ただその場にぽっと現れるだけの野良宇宙人だと思った私をお許しください。因縁の相手だったのね。
マックスのエリーってモデルいるんでしょうかね。

シグマ作者さま
宇宙多々良島って発想は意外にないですよね。船長以外のクルーは絶対死んでるもんだと思ってました。
ファルコン一号を始め、SGTがやたらと強かったのもマグラーとか…ジェロニモンかも。
そして次回、最終章スタートという事ですか…。

240 :リュウラ著者:2006/12/19(火) 14:28:47 ID:2g25JtXP0
前後編ですね。すいません。
シグマ作者さま、お体は大事にするのだ。

241 :バルグ作者:2006/12/19(火) 15:22:48 ID:/bKya+h90
いやー、規制にかかってまいったバルグ作者です。
第七話がまだ出来てないんでクリスマスっつーことで番外編つくってお茶をにごすかもしれません。
新しく始まったイースリングにも期待します。
では、第七話書いてきます


242 :リュウラ著者:2006/12/19(火) 15:35:12 ID:2g25JtXP0
お先に失礼します
第三十四章 大国  
暴虐飛竜ワイバーン 氷結邪仙キビ発現

その日、軍西欧圏基地より日本基地へ一枚の札が送られてきた。
旧暦の最終戦争時、西欧の都市を戦火以上に破壊し尽くした「竜」がいた。当時の兵器ではこれを撃滅できなかったが、東洋より来訪した魔女の手でこの札へ封じ込められた、という。
「西欧圏での『竜』は妖魔の類だったか。」
そう呟くヒスイを突如、身内の「龍」が動かした。
(マミヤヒスイ!其の札を我より遠ざけろ、早う!)
札を基地から投げ捨てるヒスイ。
札は空中で燃え上がり、巨大な「竜」が実体化する。四足で歩き、背に羽根を持つ。角はあるものの髭や眉を持たないためか、蜥蜴や鰐を髣髴とさせる。
基地へ迫る「竜」。しかし、二十六章で建造された基地防護用神宮に阻まれ、接近できない。
ヒスイの中の「龍」が語る。
(あれなる竜もまた我が贋作。我と接触した事で敵意を燃やし、封印を解いた。マミヤヒスイ、何をしている、一刻も早く滅すぞ!)
ガンロンの時もそうだったが、「龍」は自分の贋作を嫌悪する。最強の神故のプライドか。
「出でよ、リュウラ!」
水神である「龍」と、魔獣である「竜」が睨み合う…。「竜」…ワイバーンは、「龍」へ突進をかける…が、「龍」の咆哮で弾き飛ばされる。そのまま「龍」はリュウラの姿を成す。
ワイバーンは空へ飛び上がり、火炎を吐いてくる。リュウラは手刀と蹴りでこれを払い、コウへ変身、炎を吐きながら突進してくるワイバーンへ、ドラゴンインパクトを浴びせた。
龍神の光の前に、魔竜は完全に消滅した。

243 :リュウラ著者:2006/12/19(火) 15:38:30 ID:2g25JtXP0
(ミヤビであろう。あの『竜』を封じた術者は。)
ワイバーン殲滅後、「龍」はヒスイと会話、というより一方的に喋っていた。
(何故か、かつて神々の間で我の贋作を生み出す戯れが流行ってな。己が生んだ『龍の贋作』を争わせて楽しんでおった。あれなる『竜』はその生き残りだ。我にとって、その戯れは面白くもないので辞めさせたがな。)
神々の気持ちが少し分かる気もする。「龍」は最古参の神にして、最強の神だ。他の神は「龍」に勝てない自分達が悔しかった。だから「龍」の贋作である「竜」を作り、自身の劣等感を慰めていたのだ。
「つまり、その生き残りである『竜』が西欧圏で好き勝手やっていたから、アンタは向こうじゃ妖魔として認識されているんだな。」
(無論だ。何が悲しゅうて我が其の国の皇女を連れ去り、旅の若人に斬られねばならん。)

ワイバーン殲滅より数時間後、レイハ指令房へワタリベの父、ワタリベ幕官が幕府での朝議を終えて現れた。ちなみにここでの「幕府」とは「参謀本部」を表す。
「よう父ちゃん」
「幕官だ!さて、ゴジョウ君。レイテイの実戦投入が決定された。」
「レイテイ…。陸海空、地底、海底、宇宙、さらには異次元まで制覇するってゆう、ウワサの新造戦艦ですか。急ぎますね。未完成だったのでは?」
「基地をこう何度も狙われては、戦力の増強もしたくなるってもんだろう。」
しかし、黙っていたカンナが急に口を開いた。
「まだ理由があるっぽいですけど。」
返答に窮するワタリベ幕官。苦々しく口を開く。
「邪仙の狙いが、わが国から『大陸』へ移ったようなのだ。正確に言えば、大陸の中の一国…中国にな。」

244 :リュウラ著者:2006/12/19(火) 15:40:11 ID:2g25JtXP0
旧暦の最終戦争で文明が崩壊して以来、残された人類は民族も人種も宗教も関係なく、手を取り合って復興してきた。
その復興の黎明期は、神々の実在や、謎の存在「邪仙」が確認される激動の時代。その時代、全ての国家には、今後の復興の指針となる「象徴」が必要とされた。
その象徴が「国王」であり、また「天皇」であった。そのため現在、地球上の国家は全て専制君主制なのだ。
現在、世界最大の国家は「大陸」に存在する「漢」と称される国だ。漢の人民は自国を「中国」とも称する。
「世界の中心に位置する国」としての通称だ。少なくとも現在の地位を見れば、その名は誤りではない。…めんどくさいから今後この国の呼称は「中国」で統一する。

「鬼道研究院は、衛星ギワンの事件以来、邪仙のものと思しき怨嗟が中国へ注がれ続けているのを観測している。それを補佐するためにも、移動要塞が必須なのだよ。」
翌日から日本基地では、レイテイの建造が急ピッチで行われる。同時にレイハの司馬達は、馴染んだ三つの機翼を駆り、中国の大空を飛んでいた。
鬼道機関の使用には、その国の霊的性質をも考慮する必要がある。比較的「風の気」が多い日本帝国に対し、中国は「水の気」「炎の気」が多く、勝手がきかない。
中国で戦う場合、これらの「気」にも馴染んでおく必要があるのだ。そのための訓練飛行である。

軍中国基地は、上海郊外に建造されている。
「私、上海ってキライなのよねえ。」
ゴジョウはそう言う。カンナも寂しそうな表情を見せる。
この日、ヒスイとカンナの二人は訓練飛行が午後からである。だから朝の内に、基地から少し離れた「廟」へ参る。

245 :ウルトラマンリュウラ:2006/12/19(火) 15:41:26 ID:2g25JtXP0
ねっからの日本人であるヒスイは、この国での神の祀り方が好きではない。やたらと濃厚な香、極彩色の装飾、それにも関わらず暗い内部、炎の中に浮かび上がる「濃い」造型の神々。ある種「もたれる」空間。
しかし、廟の外装は雪化粧。そう。あと数日もすれば、新年だ。ヒスイは廟の周囲を散策するだけで済ませたかった。
ふと脇を見れば、カンナは階段に置かれた「龍」の装飾から雪を払い、相変わらず寂しい目をしている。そして振り返り言う。
「お母さんは、この地で、死にました。」
カンナの母親、ミヤビ。そうか、彼女はこの国でも闘っていたのか。そしてこの地で、カルラに殺された。
龍の装飾を少しだけ凝視し、彼女は黙って廟へ入っていく。それに従い、ヒスイも入る。
もたれた。

一方、日本の帝都、東京。今日もトキツグは、ワタリベの妻の店で下働きに精を出していた。
「あのさトキツグ君、来週辺りアタシらと一緒に三日ぐらい、大陸まで遊びに行かない?」
「…いいんすか?」
年始の旅行混雑を避けこの時期に行こうってことですか。そんな話をしているところにお客様が入ってきた。
「いらっしゃ…ラセツ。」
「ぜんざい…カルラ!?」
ミウであった。
「ね、カルラ。ちょっと大陸まで行ってみない?邪仙が日本から中国へ狙いを代えたみたいなんだ。」
「調べに行くぐらいならいいよ、来週皆で行くつもりだから。」
考えてみれば自分はウルトラマンである。別に旅費を気にしなくても自由に大陸まで飛んで行けるのだ。


246 :ウルトラマンリュウラ:2006/12/19(火) 15:42:41 ID:2g25JtXP0
「ヘキ、盤を金気辺りに合わせてりゃ結構軽く飛べるぜ。」
レイカイオウのワタリベは、中国の空で飛ぶ際のコツを掴んでいた。
それに倣い、ヘキやフナトらも徐々にスキルを上げ始める。それを地上の基地でモニターするヒスイ達。
その時、突如レイカイオウの動きが鈍った。何処かより邪仙が飛来、レイカイオウへ白い霧をはきつけてきたのだ。
「こちらワタリベ!機体の外部温度が急速に下がっています!機体制御ができません!」
ヘキはレイヒュウゴで支援攻撃を行いつつワタリベへアドバイスを出す。
「とにかく機体へ『火気』を集束させるんだ。何なら鬼道機関を使ってもいい!」
邪仙、キビの吐く吹雪は周囲をたちまち氷へ閉じ込める。
「ち、ただでさえ寒いというのに!」
ヒスイは基地を飛び出し、ヘキの言う方法でレイカイオウを救出、続いてリュウラへ転化する。
その時、唐突にキビの左腕が伸びた!そしてレイカイオウを鷲掴みにする。
「のやろ!人質ってことかよ!」
焦るワタリベ。だがリュウラは特に焦った様子も無い。
「動かなければ、問題無いんだろう?」
誰に向けて言ったのかは不明だが、とにかくリュウラは不敵に佇む。
そして不動のまま念を込め、万地神念動ウルトラサイキックを放つ。
念力により虚空より呼び出された「火気」がキビを包み、火達磨に変える。
リュウラは尚も念力を集中、レイカイオウを掴んでいる右腕へ炎を集束させ、「火炎衝撃波」へと変換、右腕を吹き飛ばす!
そしてレイカイオウを念力で空中へ固定し、ワタリベを地上へ転移させ救出した。不動のまま。


247 :ウルトラマンリュウラ:2006/12/19(火) 15:43:20 ID:2g25JtXP0
が、キビは尚も吹雪を吐きつけ、リュウラを凍らせた!
「レイハへ告ぐ。リュウラを援護!」
ゴジョウの指揮の下、レイヒュウゴ、レイエンキュウでキビの動きを抑え込む。
同時に、凍結したリュウラの全身が光りだし、氷を吹き飛ばす!その姿は、コウ。
さらに吹雪を放射するキビだが、コウには通用しない。それに今なら人質もいない!
リュウラは強烈な前蹴りでキビの動きを麻痺させ、手先から光の刃を伸ばす。シャイニングヴァイパーに比べれば短い。
それを一振りする。と、刃が扇の形状を成す。その側端からキビを見据えるや、神速で投擲した!光の扇はキビへ突き刺さるや全方位へ拡大、敵を一瞬で斬首した。
「真龍光鉄扇 ドラゴンエクゼクター」である。
キビ殲滅後、レイハは軍日本基地へ状況を連絡。
「遂に中国にも邪仙が現れたか。レイテイの建造作業を急がせよう。」
ワタリベ幕官の言葉を聞きながら、レイハは全員同じことを考えていた。
(何故、この国なんだ?)

大陸の廟。その地下に、「洞」がある。暗闇に洞の奥深くには、湖が広がっている。そして湖畔には、数え切れないほどの赤い「鳥居」が立っている。
湖の中心にある「島」に一際大きな赤い鳥居がある。その島から、何者かの唸り声が響き渡っていた。


248 :ウルトラマンリュウラ:2006/12/19(火) 15:52:39 ID:2g25JtXP0
次回予告
「今日はクリスマスか。」
「ケーキ、頂きますね。」
「むははははは、クリスマスなどめちゃくちゃにしてやる!」
「マミヤヒスイ、このようなシーンは無い。」
次回ウルトラマンリュウラ、第三十五章「船上、戦場、洗浄。」

リュウラ学 特別講師 ヒビノミライ セリザワカズヤ アイハラリュウ
「ラセツの剣ハデスヴァジュラからはカッター光線ソードスパークルを発射できます!凄いですね!」
「俺のブレードショットに似ているかもしれないな。」
「バカヤロー!何て少ねえ技の数だ!ファイティングエボリューション3を見てみやがれ!ナイトビームブレードもブレードショットも『R1特殊技』扱いになりそうじゃねえか!」
「リュウさん!アグルだって同じ苦しみを味わってるんです!」

この間やってみたら、アグルブレードが必殺技にならないのが理不尽に感じたもので。

249 :ピース・イースリング作者 :2006/12/19(火) 16:42:47 ID:i2jvq25j0
>リュウラ作者様
邪仙が中国にも出向いたのは面白かったです!
日本だけじゃないためレイハも気が抜けませんね。
レイハも中国まで向って活動してくれてお疲れ様です。
最初に話された竜を争わせる話に興味がそそられました。

 感想ありがとうございます。
レオ後期は見ていないので、かぶるかどうかはわかりませんが、
この設定は貫いてゆく予定であります。
そして名称が長くてすみません。。
感想の場合は名前別・そのほかの場合はどちらでもよろしいので、
短縮お願いします。

250 :ピース・イースリング作者 :2006/12/19(火) 16:43:47 ID:i2jvq25j0
第12話「時代の訪問者」 合体怪獣バクチューズ、バクチュー獣人登場

パトロール中のモチヅキとキムラ隊員が何者かに襲われてしまう。
その何者かを追うのだが、見つからずに終わってしまった。

後日、南岡小学校小学校の授業中に社会の教員が驚愕!
江戸時代の1192年のページに、謎の妖怪らしきものが映っているのに気づく。
「バクチューズ襲来」と記されていた。
教師「はぁ・・・・、私の記憶ではこんなもの無かった。。
    いや忘れているだけかも。それとも、知らなかったのかしら・・・。あぁ」
と混乱してそのまま倒れてしまった。
さわぐ生徒達。

数時間後に、モチヅキとハナサカも何か関係があるのではと、歴史の教科書を徹底調査。
そこには「1192年、謎の生物「ばくちゅうず」襲来。
            侍・木邑千平が戦闘中に消息不明へ・・・」と書かれていた。
たしかにそんな記事、ありもしない。

251 :ピース・イースリング作者 :2006/12/19(火) 16:44:22 ID:i2jvq25j0
その夜、PETの休憩室で就寝中のモチヅキの目の前に何者かが!
異変に気づき、銃をとっさに構えるモチヅキ。
その目の前には「ま、待つでござる!拙者は何もしてないでござる!」という声が。
その人物は、何故か着物、刀を装備しちょんまげ・・・。
最初は誰かのいたずらかと思ったモチヅキだが、もしかしたらと思い、
「木邑さんですか?」と尋ねる。
 「そうじゃ!拙者が木邑じゃ!」
やはりそうであった。
どこかキムラ隊員に似ている気がするのは気のせいか・・・。
木邑「ここは一体どこなんじゃ?と、いうより、あの不気味な妖怪はいったいどこへ?」
モチヅキ「そうだ!その妖怪について詳しく教えてください!」
木邑「その前にここはどこじゃ!」
モチヅキ「西暦2006年です!」
木邑「なんじゃだと!!来世に来てしまったのか・・」
モチヅキ「らしいですねぇ・・・」

そしてその妖怪の話が話された。
どうやらその、町を自分の町とを、町人の反対を無視して合併させた悪い殿様が、
いきなり死亡する事件が起き、その犯人が妖怪だったようだ。
殿様の死に喜ぶ住人も多かったものの、人まで喰い荒していき、
この妖怪を倒すために、木邑が立ち向かったようだ。

早速モチヅキはPET本部へ連れてくる。
するとキムラ隊員と木邑は顔を見合わせて驚愕!
ウリ2つなのだ。
キムラ「これは、新型の鏡か?」
木邑「おぬし、何奴?!影武者か?」

252 :ピース・イースリング作者 :2006/12/19(火) 16:45:03 ID:i2jvq25j0
オウノ「それにしても似ているなぁ・・」
ミキ「もしかしたら親族だったりして!」
マチダ「そうかもしれませんね!・・・・うーん、似ているな〜」

キムラ「こ、こんな貧相な奴がワシの親父にあたるんかい?!
    ふ、ふざけるなー!」
木邑「な、なんじゃ!その口は?!
    お前の方がよっぽど貧相じゃー!」

他隊員全員(やっぱ、そうだよ。絶対。)

その後、その生物は「バクチューズ」と名づけられ、捜査が始まった。
あの時、モチヅキらが狙われた現場。
あそこにもしかしたらヒントがあるかもしれないと。
木邑はその現場をくまなく調べるのだが・・・これといった結果が見つからなかった。
だがいきなり木邑が刀を取り出し、後ろへ向けて突き刺した!!
刺されたのは、投げられた板・・・。

モチヅキ「・・・・す、すごい。。。」
木邑「そんなことよりも、我々は何者かに狙われているようじゃ!」
と、そこから大きな笑い声と共に人影が・・・。
敵?かと思ったが違った。
人だ。最近の若者のようなチャラチャラした姿である。
茶髪、耳・口にピアス、ボロボロのパーカーにジーパン。
携帯電話とタバコを持ち歩く・・・。

253 :ピース・イースリング作者 :2006/12/19(火) 16:45:42 ID:i2jvq25j0
モチヅキ「誰だ?!」
木邑「・・・・」
??「へ?ワシかい?ギャハハハ!ワシは未来から来た、木村よ!」
ガーーーンと紫の背景に二人は包まれて愕然とした。
これがキムラ隊員の未来の子孫・・・。
こればかりは秘密にしておこうと思った。
しかし未来から来たとはどういうことなのか。
詳しく聞いてみると、木邑と同じく未確認生物(バクチューズ)と対決中にワープしたとか。
彼の時代は2200年。

モチヅキ「ということは、キムラ一家に繋がりがありそうですね!」
と、そこへ運悪くキムラ隊員が来てしまった___。

木村「誰?このおっさん。」
キムラ「な、なんじゃーっ!その口の利き方は!
    これだから最近の若者は・・・ペチャクチャクチャペチャ」
木邑「おい。。おい。。」
キムラ「なんじゃ、親父!」
木邑「こいつはお前の子孫じゃよ。」
直後にキムラは気絶して倒れてしまった。
その姿を見て笑い転げる木村。

そこへ例の生物が3体出現!
モチヅキ「あっ!こいつら!」
木邑「一体何が目的じゃ?!」
木村「
過去・・現在・・・未来・・。まさか?」

254 :ピース・イースリング作者 :2006/12/19(火) 16:47:04 ID:i2jvq25j0
バクチュー「そう!
       我々は1つの時代を襲うより、
       前世代を襲ったほうが侵略しやすいと考えたのだ!」
モチヅキ「なんとも憎い奴・・・。
      時代不法侵入罪でお前等を倒す!」
そしてモチヅキはキムラを叩き起こして攻撃に参加させる!
刀を構える木邑。
レーザー銃を構えるキムラ。
レーザーブーメランなるものを構える木村。

3VS3の激ファイトが始まった!
人間と生物では、たしかに生物の方が有利かもしれないが、
勝つか負けるかは、どちらかが勝つまでわからない。
刀で切る!
銃でレーザー攻撃!
ブーメランで打ち砕く!
人間達の壮絶な攻撃に、バクチューはタジタジ。
そして合体して、巨大な怪獣へと変貌した!
怪獣と言ってもスライムみたいな体である。

モチヅキはPET本部へ通報。
すぐさま、メグロ・コウノ・マチダ・ミキが出動する。
S-JETとGANファイヤー2機に二人づつ乗車だ。
バクチューズは口から謎のスライムを吐き出す。
そのスライムはだんだん整った形になってゆき、バクチュー獣人となって
人間を襲ってきたのだ!
それをも三人のキムラは倒してゆく!

255 :ピース・イースリング作者 :2006/12/19(火) 16:48:01 ID:i2jvq25j0
S-JET
はレーザーで攻撃するも、あまり効果がない。
GANファイヤーは火で炙るが全く意味が無い・・・。
そしてバクチューズの目から放たれた糸に捕まり、S-JETは投げつけられてしまった。
そのまま墜落。メグロとコウノは脱出。
緊急事態にモチヅキはキムラ一家の元から離れ、ピースへ変身した!

巨大なピースは巨大なバクチューズと。
その下で、バクチュー獣人はキムラ三人と対決中となった。
まずピースは蹴りやパンチでは意味がないと思い、打つ手を考えた。
まずは水流で洗い流してみた。
周りにベトベト付いた粘液は流れたのだが、その中のスライムがどうしても倒せない。

キムラらは挟み撃ちでバクチュー獣人を追い込んでいく!
獣人も倒しづらいのだが、刀で粉々にされ、それをレーザーで固体化し、
ブーメランでひっかけて、壁へぶち当てる!
このような巧妙な作戦で見事、獣人を撃破した。

ピースも同じような作戦で立ち向かうことにした。
まず、GANファイヤーが装備している剣でバクチューズを引き裂く!
それをピースのXセンサー光線で固体へ!
そして固まった2つのバクチューズを1つづつ持ち上げて、太陽へ投げつけた!
2つのバクチューズはそのまま太陽に焼き尽きていった。

一仕事を終えて、空へ飛びたつピース。
キムラ三人はそれを見送った。
「ありがとー!」

256 :ピース・イースリング作者 :2006/12/19(火) 16:49:24 ID:i2jvq25j0
そして木邑と木村も、帰るときがきた。
キムラ「ハッキリ言って、あんた等は嫌いじゃ。
     どうも気に入らん!!
    じゃが・・・別れとなると・・・」
木邑「それはワシもじゃ。
    このように平和軍に入って戦っている子孫がいるとは嬉しいものじゃ」
木村「親父!俺も悲しいぜ!」
キムラ「本当かよ・・・」
木村「本当じゃーっっ!!息子を信じんのかい!」
木邑「まぁまぁ落ちぬくのじゃ。
    ともかく地球は平和になったんじゃ。それでいいじゃないか。」

モチヅキ「おーい!みんなー!」
そこへモチヅキも現れ、最後のお別れとなった。
過去・未来に戻る方法は、バクチューズが残した光の玉。
これがワープの原因だと言える。
木邑・木村それぞれが光の玉を持ち、キムラ・モチヅキと向かい合う。

木邑「それではおいとまさせていただく」
木村「楽しかったぜ親父!」
キムラ「おうよ!お互いそれぞれの場で元気に暮らすのだぞ!」
モチヅキ「またいつか、会えたら会いましょう!」

そうして、木邑と木村はそれぞれの時代へワープしていった・・・・。
モチヅキも心の中で「キムラ隊員もこのお別れには涙してるだろうな〜」
と思い、横を見ると・・・

257 :ピース作者 :2006/12/19(火) 16:50:33 ID:i2jvq25j0
キムラ「おっ!ということは、ワシは結婚もして子供も産んでいることになるんじゃな!
    おっほほほ!ラッキーじゃあ!」

モチヅキ(・・・・・・・)

次回予告
第13話「描かれた幻の世界へ」描写怪獣ビッグ・チャーズ
楽しくて、愉快で、自由で、平和な世界。
君は行ってみたいかい?
でもそこは・・・
次回をお楽しみに。

258 :アルファ作者:2006/12/19(火) 17:29:57 ID:g05/tD0L0
ピース作者様
 バルタン編に始まってここ暫くハードな展開が多かったので、今回はコメディぽくて
肩の力を抜いて読めました。

リュウラ作者様
 リュウラ学のコーナーに、オフィシャルの重要人物が出てくる頻度が
妙に多いのは何故でしょうか。

259 :ピース作者 :2006/12/19(火) 18:51:45 ID:i2jvq25j0
>アルファ作者様
感想ありがとうございます。
思えばピース初のコメディものでした・・・。
キムラ隊員のキャラだけが濃くなりつつあるのが反省点です。

そしてまたまた・・・。
イースリングの間違いを見つけてしまいました。
書き続ける権利があるんでしょうか・・。僕。

序盤の100体もの奇怪な〜の部分ですが。
No,6からですので、(No.1~5は主要部隊のため)
95体ものの間違いですね。
本当にすみません!!
(細かいミスばかりでして・・・)
第2話以降はしっかり点検してから放送します。
(これが本当のテレビ放送だったら取り返しがつきませんもんね)

260 :ウルトラマンオーバー:2006/12/19(火) 21:43:21 ID:e4hDMLui0
>アルファ作者様
美山隊員の意見に反論できないし、もしかしたら満足できてしまいそうな自分がつらい・・・
今回の妄想
美山「沖田隊員、これが新しいミリー隊員よ」
沖田「あ・・・新しい・・・ミリー!?」
美山「ふふふ、しかもただ同じ能力というだけじゃなくてよ」
沖田「?」
美山「前のミリー隊員より、5%ほど性能がいいのよ!!(当社比)」
沖田(なめてるのか?このアマ・・・)

>リュウラ作者様
だれやねん日置善次郎!!
和崎を呪縛したのは女性ですよ
え?誰かって?
それはしばらく先の話を見てのお楽しみって事で
感想ありです

261 :ウルトラマンオーバー:2006/12/19(火) 21:54:34 ID:e4hDMLui0
>シグマ作者様
子供「ジグマがおわっじゃうよ〜〜〜」
母親「いい男の子が泣くんじゃありません、いくら初代スレからの長い長い付き合いで、初めての共演相手だからって」
子供「でもジグマおわっじゃうんだよ、真悟と雪の話しもう見れなくなっちゃうんだよ」
母親「また後々出てくるかもしれないでしょうが」
子供「もう谷村とは少なくとも会えなくなるんだよ」
母親「それは仕方ないわね」
子供「結局エースキラーネタは見る事ができなかったんだよ」
母親「いつかやるかなと思ってんだけどねえ」
子供「シグマ終わっちゃやだあああああ、作者さん思いとどまれええええ」
以上、俺が子供の頃好きな番組が次回最終回である事を告げられた時の真似でした
作者さん思いとどまれええええ

>ピース作者様
今回なんかやたら面白いんですけど
というか俺もこんな話し書きたいです
キムラ親子がナイスキャラでナイスキャラで
特に木邑さん
歴史にのるほどの名剣士っぷりと落ち着き払った態度がイイ!!
これからも頑張ってくださいね

262 :ウルトラマンシグマ:2006/12/19(火) 23:27:03 ID:n6QDF1YT0
いやぁ〜みなさんご心配をお掛けしました!感想ありがとうございます。
アルファ作者様、チャットの時はホントすみません。次回は必ず。
スペクタクルとかは関係なくアルファ作者様の作品いつもすごい
楽しませてもらってますよ!23話の感想なんですが、今回ばかりはズィーベン隊長に
肩入れしちゃうな…今ままで歯を食いしばり涙ながらに地球を去った先輩達が
いっぱいいるし、エースだって…!達志には今回は同調できないなぁ…。
24話はまだです。ごめんなさい。

ピース作者様、俺振り返ると50話も作ったんだ…ウルトラマンだったからこそ、かな?
移民計画メンバーは必ず新天地を見つけて宇宙人とも仲良くなります!
そして新作イースリングおめでとうございます!最初は侵略者の者として来た。
だけど地球を愛し、戦う姿。これから期待します。

リュウラ作者様、俺あんまり人は殺したくないんです。ましてや金本艦長普通に
良い人だし…どうしようもない人間には制裁を下すけど。SGTも確かになんか
強い…まあ強いチーム目指してたからですが。今回のリュウラはまだ未見です。
すみません。感想はまた今度。

オーバー作者様、次回で終わりじゃないです。一応念のため。そしてごめん。
俺の目指す話数があれと同じだから…。シグマのキャラクター達はきっと
これからも出ますから…それに、こんな社会のことなんかバイト程度でしか
知らないガキんちょの作品を好きと言って下さっただけで俺は嬉しいです。
俺も初めてバーンにシグマが出たときはすごくすごく嬉しかったんですよ。
この恩は忘れないです。ああ、ただ行くのみ…!

263 :名無しより愛をこめて:2006/12/20(水) 01:28:29 ID:/2/005olO
だいぶ下がってんのであげ

264 :名無しより愛をこめて:2006/12/20(水) 08:42:40 ID:1MIqJ4mI0
オーバー作者様
 とりあえず、
ズィーベン「お前だけはその立場から逃れようというのか!?
許さんぞそんなことは!!」
アルファ「加減を知らんのですか、隊長」

シグマ作者様
 エースのことは私も重々承知です。恵にきつく叱られてるので
許してやってください。

265 :名無しより愛をこめて:2006/12/20(水) 08:43:42 ID:1MIqJ4mI0
アルファ作者でした。

266 :リュウラ著者:2006/12/20(水) 10:38:19 ID:wFiwlA1K0
ピース作者さま
「長い」と言っちゃったのは後々反省しました。ごめんなさいね。
キムラさん主役話と考えれば全然オッケーでしょう。
設定ミスは私もよくやるのでお気になさらず。

アルファ作者さま
お若い方、よく聞きなされ「ネタ切れ」という言葉が昔からありましてな。
ヒカリ好きなもんでやっちまいました。次回はウルトラファイ…前にやったな。

シグマ作者さま
いやいや、チームが強いのはむしろ喜ばしいことですよ。終盤だし。
いやあ私は一般人殺しまくってますからねえ。それもまあやり方という事で。

オーバー作者さま
二つほどお願いがあります。
@バーンの天川さんのフルネームと読み方を教えて欲しいです。
A次回は三十五章ですが、その次の三十六章はリアルタイムで読んでいただきたいです。
できるだけ以前の話を読んでなくても理解できる話にするつもりですので。

267 :ピース作者 :2006/12/20(水) 12:04:54 ID:lGt9AY7z0
感想ありがとうございます。


>オーバー作者様
最初はこの設定では無かったのですが、
書いてるうちにだんだん変わってゆき、こうなったものでした(笑
是非オーバー風にアレンジしてください!

>シグマ作者様
自分も50話創った時はよく続いたなーと驚いたものでした。
そしてイースリング。
侵略者として生まれた苦悩を背負いながら、戦っていきます!はい。

>リュウラ作者様
なるほど!助言ありがとうございます。
でもしばらくキムラ隊員は地味にいきたいと思います(他の隊員の印象をつけたいので)
名前に関しては全く気にしてないので、OKです!

劇場版のまとめをUP致します。
そこから訂正をいくという形でよろしくお願い致します。
エンドロールは、「ウルトラマン」の主題歌にのせて、何かムービーを創ろうと思っています。
ただ絵が下手なので、ウルトラマンや怪獣のシルエットを作れない・・・。
ご協力お願い致します。。

268 :リュウラ著者:2006/12/20(水) 12:07:11 ID:wFiwlA1K0
「主題歌」ってのは…著作権大丈夫なんですか?

269 :ピース作者 :2006/12/20(水) 12:16:30 ID:lGt9AY7z0
そのことを忘れておりました・・・(汗
何か変わりになるものがあればできるのですが。
音なしで創ろうと思います。
ご指摘まことにありがとうございます。

270 :リュウラ著者:2006/12/20(水) 12:24:27 ID:wFiwlA1K0
あとですね、私のPC環境下ではリュウラを上手いこと描けないようなので(スキャナも無いし)
シルエットだけですむなら、
「ウルトラマンヒカリが眉辺りから後方へ鹿或いは東洋の龍的な二本角を伸ばしたようなウルトラマン」
というイメージのみ伝えておきます。
難しいと思います。すいません

271 :アルファ作者:2006/12/20(水) 13:22:29 ID:1MIqJ4mI0
私も、絵的なイメージについては色々あるので、暫く待っていただけますか?
何らかのデータをメールででも送りたいので。

272 :名無しより愛をこめて:2006/12/20(水) 16:11:41 ID:1MIqJ4mI0
 特命防衛隊は、新型戦闘機・ソニックビートの試作機の飛行実験を行っていた。だがそこに、
過去にも地球侵略を企てた宇宙人・ヴァルマー星人の巨大化強化体が襲来。川上隊長は霧島美樹隊員
指揮下の一個中隊を送って星人の迎撃を図るが、別空域でソニックビートの試験飛行を行っていた沖田茂樹
隊員が事態を知り、いきなり飛来して強引に戦闘に介入。ヴァルマー星人は沖田にとって、かつて彼の恋人・
ミリーを殺害した仇だったのだ!


 ウルトラマンアルファ 25 ソニックビート計画・2
 宙戦巨兵・ヴァルマー星人 出現

 
「おおおおおおおおお!!!!!」
 ソニックビートの性能は、確かにトライビートよりも格段にアップしていた。沖田の操縦技術と
相俟って、先程までの苦戦が嘘のように、素早い機動で星人のビームをことごとく回避し、カウンターで
銃弾を叩き込む。弾丸の威力も上がっており、全身で起こる大爆発に星人は圧倒される。
 だが、
「いかん、やめろ沖田! その機体には・・・!」

273 :名無しより愛をこめて:2006/12/20(水) 16:12:37 ID:1MIqJ4mI0
 かすん かすん
「・・・!?」
 突如、操縦桿のトリガーを幾ら引いても弾が出なくなった。焦る沖田。
 今回のソニックビートは最初から試験飛行しか想定していなかったため、十分に弾が積まれていなかったのだ。
それ以外の装備もまだ搭載されていない。
 もたもたしているうちに、星人が接近して直接ソニックビートを殴った。
 幸いかする程度だったのと、ソニックビート自体が装甲も大幅に強化されていたため破損はしなかったが、
衝撃だけで大きく姿勢を崩す。
美樹「沖田隊員、一旦戦線を離脱して!!」
沖田「くそおッ・・・!!」
 やむなく、ソニックビートはふらふら飛びながら地上へと降下していく。
 ソニックビートの戦闘中に陣を立て直したトライビート隊とウルトラマンアルファの共同戦線に対し、星人は
不利と見たか、これも一旦撤退した。

 現場にいた一同が帰還した後、美山由美子は貴重なデータが大量に取れた、実戦に勝るデータはないといって
大層喜んだ。だがそれはそれとして、命令無視して勝手に戦闘に参加し、あまつさえ危うく死地に陥ったかどで
沖田は川上に厳しく叱責され、当面の作戦行動参加を禁じられ、割と素直に承服した。無論激しく落ち込んでいるが。
ヴァルマー星人の再来襲に対して厳戒態勢をとるということで、ソニックビートの起動実験も一旦中断となり、
斎木はお預けを食らうことになったが、状況が状況なので特に不満もなかった。
「結果的にデータ収集には役立ったんだから別にいいのにねー」
 とか言っている由美子を、川上は自室に呼んだ。

274 :名無しより愛をこめて:2006/12/20(水) 16:13:44 ID:1MIqJ4mI0
「何でしょう、隊長」
「美山隊員。かつて、君がアンドロイド・ミリーを開発した件なんだが」
「はあ」
「君は、落ち込んでいた沖田隊員を慰めようという意図で彼のためにやったのであって、他意はないんだな」
「当然」
「でも、沖田は怒ったわけだな」
「そう。何ででしょうね? 私も判りません」
「判らないのは君の勝手だ。だが、沖田が怒ったのも彼の勝手であって、君自身の考えは関係ない」
「・・・・・・」
「違うか? 沖田のためにやったというのなら、彼がどう思うかが最優先ではないのか?」
「・・・え? あれ?」
 由美子は真剣に悩む。挙動は滑稽だが。
「君が何を考え、どういう理念に基づいて行動するかは君の自由で、私の考え通りにしろと強要する権利もない。
だが、他の多くの隊員が同時に勤めている場では、おのずと個々に求められる行動規範というものがある」
「・・・それは、まあ」
「その辺を無視して、君が自分だけに忠実に生きたいというのであれば、他の適当な場所へ行ってそこで
やってくれというほかはない」
「え・・・え・・・解雇通告ですか!?」
 それは困る、研究資金の元手が、と由美子は焦る。
「今私がやめたら・・・地球防衛のために進行中のプロジェクトも色々止まっちゃいますよ?」
「やむをえまい。何とかして他の技術者を見つけるしかないだろう。隊の中で人間関係に亀裂が生じ、
まともに組織が機能しなくなるほうが問題だ」
 由美子は延々と考えた後・・・
「すんませんでした」
 頭を下げた。
「しかし、ミリーはどうしましょう? もう造っちゃったわけだし、今や基地のシステムの色んな重要部分を
任せてますから急に廃棄というわけにも・・・」
「うむ。只廃棄すればいいという問題でもないだろうしな・・・」

275 :名無しより愛をこめて:2006/12/20(水) 16:14:39 ID:1MIqJ4mI0
 謹慎処分を食らった沖田は、特防隊所有の宿舎の近辺の街の裏通りを、やる事もなく仏頂面でぶらついていた。
風貌もあって殆どチンピラだ。擦れ違う人々もびびって避けている。
 そんな彼をこっそり尾行する者がいた。美樹。
 川上から要請され、沖田のコンディションはどうか、反省の色は見えるか等を見届けていたのである。
彼女もミリーの一件で思うところがあったので役目を引き受けていた。そして、又彼女が個人的に呼び出し、
城達志も何となく尾行に付き合っていた。
達志「しかし、こうやってつけてるだけでどうにかなるんですか?」
美樹「だから、今どうすればいいか考えてるんじゃない・・・」
 答えてから沖田の方に向き直った美樹が、言葉を失う。何事かと同じほうを見た達志も。
尾行に気づいていない当の沖田も。
 沖田の前に何時の間にか、ミリーが立っている。
達志「あれが、ミリーですか・・・何でこんなところに来たんでしょう?」
美樹「いえ・・・おかしいわ」
 感情表現のプログラムを閉鎖したはずのミリーが、沖田に向かって微笑んでいる。
 当の沖田は、
「こんなところまで来て・・・何のつもりだ手前!? こんな俺を笑いに来たのか!?」
 ミリーは、くすくすと笑いながら入り組んだ路地へ逃げていく。
「待ちやがれ!」
 沖田も追っていく。美樹と達志も適度に距離を開けて追う。
達志「ミリーは笑わなかったんじゃ・・・?」
美樹「ええ。あれはアンドロイド・ミリーじゃないわ。勿論既にいないはずの本物のミリーでもない。
となると・・・」

276 :名無しより愛をこめて:2006/12/20(水) 16:15:24 ID:1MIqJ4mI0
 沖田を追っていた二人を、急に現れた別の人影が遮った。
 驚く二人。
 更にもう一人現れた、ミリーだった。やはり笑っている。
達志「美樹さん・・・」
美樹「ええ」
 美樹は懐からレーザー銃を抜き、ミリーを撃つ。
 ミリーは異常な速度で回避し、同時にその姿が変貌。
「やっぱり・・・!」
 人間の姿に変身して地球に潜入した、等身大のヴァルマー星人だった。
達志「ミリーに化けて沖田さんを騙すつもりだったのか!」
美樹「例え沖田隊員が正体に気づいたとしても、今の彼は逆に敵のやり口に激昂して冷静さを失うわ!
卑劣な・・・!」
 沖田を助けに行こうとするが、正体を見せた星人は素早い動きで美樹と達志の前進を同時に阻む・・・

 果たして、沖田は別の地点で美樹の予想通りになっていた。
「貴様ーッ!!」
 血が昇って動きが大振りになり、幾らレーザー銃を撃っても(護身のために一応携帯していた)、
既に正体を見せた星人の素早い回避で交わされる。逆に隙を突いて接近され、蹴り飛ばされて路地裏の壁に激突。
ずるずると崩れ落ち、歩み寄ってくる星人を尚も睨むが、激突のダメージで体が思うように動かない。
「ぐ・・・!!」
 貫手を叩き込んでとどめを刺そうとした星人に。

277 :名無しより愛をこめて:2006/12/20(水) 16:23:36 ID:1MIqJ4mI0
 殆ど上空から跳んで来た影が、キックを入れて吹っ飛ばした。
沖田「え・・・!?」
 金属の音で路上に降り立ったのは、又も、ミリー。
 今度は本物だ。
 といっても、今存在しているアンドロイドという意味での本物だが。

 ディフェンスポートでは、突如ミリーがいなくなって騒ぎになっていた。
川上「何処へ行ったんだ!?」
オペレーターA「ああ、彼女がいないと記録されたデータの整理が・・・」
オペレーターB「うわーモニターの画面が真っ白だよー! ミリー、何処ー!?」

 よろめくヴァルマー星人をミリーは見据え、
「攻撃プログラム『01』を起動します」
 ロード音。
 やがて路地の周囲から、ミリーの戦闘用オプションがわらわらと出現。
 一見、ラジコンのおもちゃの戦闘機や戦車。だが、その中に仕込まれているのは、実弾。
 ミリーの操作で星人を包囲し、一斉掃射。なんか爆発が半端ではなく、翻弄されて力をそがれていく星人。
弱ったところで、ミリーが接近して星人の手を掴んで、高圧電流をぶち込む。
 熱電撃で星人は炎上し、のた打ち回った後、炭化して果てた。
 炎をバックにミリーはういーんと振り返り、沖田の無事を確認した。表情は変えず。
沖田「・・・お前・・・」

278 :名無しより愛をこめて:2006/12/20(水) 16:24:07 ID:1MIqJ4mI0
 一方、達志・美樹組対もう一人のヴァルマー星人。
 美樹を庇って達志はアルファに変身し、巨大化する星人に対して自分も巨大化。てきとーに立ち回った後、
ギャラシウム光線。星人はあっさり爆発した。
『え・・・ちょっと、僕の出番これだけ?』
 たまには。

 ミリーが自主的に沖田の危機を察して助けに向かった件に関しては、後で由美子がなんかすごくてきとーな
説明を入れたが、話の流れとしてはどうでもいいので省く。要するに、人間にしろ機械のプログラムにしろ、
『心』というものはとかく不可解、という感じ。今後はいきなりミリーがいなくなったりする非常時を想定し、
データのバックアップに力が入れられることとなった。
 ヴァルマー星人騒ぎが終わった後、改めてソニックビートの試験飛行は再開され、斎木の試験操縦の結果も
含めて問題点が見直され、若干の改良の後、正式採用となった。今後は実戦に投入される。
 用事の済んだ沖田は、再び日本を離れて海外での任務に戻ることとなった。空港へ送りに来た特防一同は、
意図的に沖田とミリーを二人きりにする。沖田は苦虫を噛み潰した顔をするが、前ほど怒ってはいない。
 ミリーを見ると、なんか異様な表情を色々作っている。沖田を笑顔で送り出そうとしているらしいが、
長いこと表情プログラムを閉鎖していたのでうまくいかない。
「無理に笑わんでもいい」
 沖田は言う。
「今後は、お前が自分の判断で笑ったほうがいい、笑いたいと思ったときに笑ってくれ。そして、最高の
笑顔が出来るようになって、機会があったら又俺にも見せてくれ」
 じゃあな、と背を向けたまま手を振って沖田は去っていく。

 ミリーは、空港を離脱する旅客機が見えなくなるまで見送った。無表情で。

279 :ウルトラマンシグマ:2006/12/20(水) 16:51:01 ID:g3vM2EXu0
第五十一話「絶体絶命地球!シグマ散華…」究極戦闘生命体ラストレイガ、
破滅宇宙人バゾード星人、調査ロボットウォーグ登場

宇宙に不気味に輝く一つの星があった。そこは白い霧と常に噴火している火山が
あり、普通の者は絶対に近づかない暗黒惑星…。しかしその星のあるところに
一人の宇宙人が何かを作り出していた。宇宙人の周りには立体映像で
巨人と怪獣、宇宙人との戦闘シーンが繰り広げられていた…。

銀色の巨人は全身のほとんどが黒い姿である怪獣と戦い必殺技を
跳ね返されて敗れた。
赤の巨人はロボットに一方的に打ちのめされ、必殺技は全て防がれた。
一人目の巨人によく似た容姿の巨人は宇宙人と怪獣のダブル攻撃に
叩きのめされ夕日に倒れた。
トサカに穴が開いている巨人は今までの巨人が十字架に掛けられている状況で
相手の光線技を一方的に浴びせられていた。
角が生えている巨人は鳥のような怪獣に執拗にくちばしで胸を攻められ
起き上がろうとするも結局倒れてしまう。
巨人達と怪獣、宇宙人の戦いのシーンがどんどん映し出される。
???「かつてのウルトラマンの戦闘データは全て記録した。あとは
ウルトラマンシグマのデータだけだ…!」

地球―――現在時刻は21時43分。
SGTの真悟と雪は奥多摩山中の二人だけしか知らない休憩所に来ていた。
二人しか知らないのは真悟が秘密の場所として自腹でベンチを作ったためだ。
星空を見上げ、二人。真悟が口を開く。

280 :ウルトラマンシグマ:2006/12/20(水) 16:53:30 ID:g3vM2EXu0
真悟「なあ雪」
雪「なに?」
真悟「この前、金本艦長達を救いに外宇宙に行ったけどさ」
雪「それがどうしたのよ?」
真悟「俺もいつか宇宙を旅したい。そして宇宙のみんなに野球を教えて
お手製蕎麦を振舞うんだ」
雪「あはは…蕎麦は止めときなさい。でも真悟は夢があるね」
真悟「そうさ、男だったら未知の世界に足を踏み入れてみたいものさ」

二人が将来のことで語り合っている時、通信が入る。
真悟「なんだ?…はいこちら真悟」
姫子「緊急連絡です!神奈川県の宮ノ丘にロボットが出現!周辺を破壊しています!」
真悟「了解!ただちに向かう!…雪、行くぞ!」
雪「OK!」
SGT基地よりファルコン部隊が発進!宮ノ丘に現れたロボットを攻撃する!
ロボットはそんなことを物ともせず、逆に迎撃ミサイルで反撃してくる!
ファルコン3号のオイルタンクがやられ不時着する。
真悟「くそ!よーし…シグマァァァ!!」
真悟はシグマに変身!いきなりバーニングキックでロボットを吹き飛ばす!
ロボットのミサイル攻撃をシグマシールドで防ぎ、シグマソードでロボットの
右腕を斬り落とす!ロボットは額からのレーザー砲で反撃、シグマを苦しめるが
二発目のそれをシグマはバック転で避け、アスシウム光線をロボットに浴びせ
完全に破壊した。しかしロボットの内部から小型のメカが飛び去った事を誰も
気付きはしなかった…。

小型メカは先程の不気味な惑星に辿り着き、あの宇宙人のもとへ。
???「よくやったウォーグ…シグマの戦闘力は今までの、そして今回の戦闘記録で
完全に把握した。さらに過去のウルトラマンのデータも揃っている。これに私の超能力と
科学力が組み合わさった時、最強の、何者にも倒す事の出来ない怪獣が誕生するのだ…」
そう言うと巨大なカプセルに目を向ける。そこにはまだ小さな細胞の塊が浮かんでいる…。
宇宙人はコンピュータに全てのデータを送り込む。塊が赤く光りだす…。
???「さあ機は熟した…最強怪獣ラストレイガの誕生だ!!」

281 :ウルトラマンシグマ:2006/12/20(水) 16:54:03 ID:g3vM2EXu0
宇宙人は右手より光線をカプセルに向けて発射!塊が次第に巨大化しおぞましい姿へと
変貌していく!さらに形が整われていき、硬質だがシンプルな姿へ変わる。
稲妻がカプセルに落ち、爆発!怪獣はついにその姿を完全に現した!
全長80m、全身光沢のあるグレーのカラー、表情らしい物は窺えず背中と腕の付け根が
赤く発光している…。今までのどの怪獣よりも恐ろしく、強く、容赦の無い生命体だ…。
???「地球だけではない!全ての星々、さらにはあの光の国も奇跡の国も
この私、バゾード星人の物になるのだ!!ふふふはははは…!!」

その頃、自室で真悟は先程の戦闘でふと疑問が浮かんだ。それは…
真悟「何故、奴はあんな周りには何も無いようなところで破壊活動を
行っていたんだ?あんなに広くて何も無いとこじゃ戦いやすくて向こうが不利に
なるのは明白だ…それに奴はまるで俺の力を計算するかのような戦い方だった…
何故なんだ…俺の戦闘力を観測する為に送られてきたと言うのか?」
真悟はそんなことを考えながらもどうしようも無いのはわかっているので
そのままベッドに入って寝る…しかし夢の中で…。
破壊され尽くされたどこかの星、そこでシグマと黒い影が戦っている。
シグマの攻撃を物ともせず、影はシグマを一方的に叩きのめす。さらに破壊光線を
シグマに浴びせ完全にダウンさせた…影はシグマを踏みつけ勝利したぞと、
空を仰ぐ…。

その時、真悟は目を覚ました!まさかこんなことが起きると言うのか…馬鹿な…。
真悟「いかん、昨日から変なこと考えすぎたな…」
真悟は隊員服に着替えて作戦司令室に向かう。いつも通りの隊内の雰囲気…
特に異常は無さそうだ。
真悟「やっぱ夢だよな…」
雪「どうしたの真悟?」
真悟「なんでもないって」

282 :ウルトラマンシグマ:2006/12/20(水) 16:54:35 ID:g3vM2EXu0
しかしその時、突如として通信システムに割り込みが入る!
姫子「隊長!通信に割り込みが!モニターに何か映し出されます!」
神「何!?」
モニターから奇怪な姿の宇宙人が映し出された。
神「君は何者だ!?」
星人「私はバゾード星人。今回は君達に頼みたいことがあってね」
神「頼みとはなんだ?」
星人「地球を貰い受けたい。宇宙支配の足がかりとしてね」
中村「ちっ!ストレートに言いやがって!結局のところ侵略に来たんだな貴様!」
星人「侵略とは酷いな。私は地球人の命は保証するつもりだよ。SGTがその条件を
飲めば誰も死なずに済むんだ」
荒井「貴様に地球を渡すわけにはいかん!それに地球には俺達SGTがいる!」
星人「はっはっはっ…SGT如きが私に敵うものか!」
谷村「ふざけるのも大概にしろ!それになぜそんなことが言えるんだ!」
星人「では私の力と自慢のペットをお見せしよう…」

いきなり警報が鳴る!東京都心に怪獣が現れたのだ!怪獣は動くことなく
レーザーで周りの物を破壊していく。
星人「私のラストレイガは何者にも倒せない…SGTの諸君、戦う覚悟はあるかね?」
中村「隊長!やりましょう!奴の出鼻を挫いてやる!」
神「よし!出動だ!」
ファルコン部隊が東京都心へ向かう。怪獣を発見し攻撃を開始する!
神「全機攻撃開始!!」
真悟「了解!」
全ファルコンのミサイル、レーザー砲での攻撃が開始された!しかしラストレイガは
まったく気にする素振りを見せず、街を破壊していく。

283 :ウルトラマンシグマ:2006/12/20(水) 16:55:30 ID:g3vM2EXu0
真悟「なめやがって!くらえー!!」
真悟のファルコン3号が突撃!メタリウム砲で一発を狙う、だがラストレイガは
目から光線を発射しそれを相殺!さらに火球でファルコン3号を撃ち落とす!
雪「真悟ー!」
真悟「うわぁぁぁぁ!!」
3号が完全に撃墜、爆破した瞬間に…

シグマァァァ!!

真悟はウルトラマンシグマに変身!ラストレイガに挑む!
「スパークビーム!!」
速射制の高い光線技でシグマはラストレイガを攻撃!しかしさらに速い光線で
シグマは吹き飛ばされてしまう!
「バーニングキック!!」
次にシグマは空高く飛び上がり回転を加え必殺キックをお見舞いする!ラストレイガは
片手で受け止め、シグマを投げ飛ばす!
「シグマソード!!」
念力で剣を作り出し、シグマは斬りかかろうとする!だがラストレイガの蹴りが
シグマを地に伏せさせ、それでも斬りかかってきたソードを片手で軽く折ってしまう!
「バーチカルギロチン!!」
ウルトラマンエース直伝のカッター光線をラストレイガに向けて放つ!
だがラストレイガは完全防御バリアを張り、ギロチンを粉々にする!
「プラズマスピン!!」
体を高速回転させシグマは突撃する!ラストレイガはパンチ一発でそれを止めてしまう!
「アスシウム光線!!」
数々の強敵を撃ち破ってきたシグマの必殺光線がラストレイガに向け発射される!!
ラストレイガは両腕と胸から光線を発射!アスシウム光線と壮烈な撃ち合いを展開する!
激しい爆発と共に立っていたのは…ラストレイガ!!

284 :ウルトラマンシグマ:2006/12/20(水) 16:58:07 ID:g3vM2EXu0
シグマのカラータイマーの鳴りが今までの中で一番早い!まともに立つ事さえ
ままならないシグマを容赦無くラストレイガは踏みつけ空を仰ぐ。
さらにラストレイガのすぐ隣に黒煙が発生!中からバゾード星人が現れた!!
ラストレイガはシグマの首を掴みむりやり立たせる。バゾード星人はシグマを
サンドバックのように殴りつけ、とどめに赤色寒波光線を浴びせシグマを
完全に倒す!シグマはその場で徐々に透明になっていき消えた。
神「ウルトラマンシグマが…」
雪「負けた…」
その光景を目の当たりにしたSGTも、周りの人々も、世界中の人々も信じられない
光景を見せ付けれてしまったのだ…!

星人「さあ地球人達よ!君達の守護神、ウルトラマンシグマはここに敗北した!!
君達が生き残るには我々に従うしかないのだよ!ふははははは!!」
シグマは真悟の姿へと何とか戻るものの、すぐに倒れてしまう…。
真悟「だ…駄目、だ…奴には…勝てない…!」
ゆっくり目を閉じ、真悟は意識を失っなっていく…!

次回予告「シグマと共に歩み、泣き、笑い、戦ってきたこの1年間…シグマ敗れた
地球では人々が恐怖していた。それでもSGTは最後の大勝負へと出る!復活したシグマの
最後の超必殺が地球に光を取り戻す!シグマは地球を去る。そして愛を残す…。
さあ、ウルトラマンシグマ最終回!!みんなで見よう!!」

285 :シグマ最終回直前 幕間(現アルファ作者):2006/12/20(水) 23:08:23 ID:ESb79MIE0
 地球侵略作戦の準備を整えたバゾード星人は、宇宙の彼方から太陽系に向けて侵攻していた。
だが、宇宙警備隊の一員・ウルトラマンイレイズが、それを阻止するために追い縋ってきていた。
 イレイズはバゾード星人に対し、本能的に尋常でない危険な力と意志を感じていた。
絶対に地球圏に入れてはならない。
「お前の野望は絶対に止めて見せるぞ、バゾード星人!」
「うるさい奴よ」
 バゾード星人はものともしていない調子で振り向くと、全身から一斉に広範囲に及ぶ強力な
赤色寒波光線を発射した。
 だが、イレイズを狙ってではない。イレイズは星人の意図を察知し、戦慄する。
 光線の雨の向かう先には、バゾード星人の侵攻路途上に位置する、平和な文明惑星があった。
放っておけば光線が地上に降り注ぎ、住民達は死に絶える。
「又これかーーーーーッ!?」
 かつてシュトローム星人の罠に掛かった忌まわしい記憶を呼び起こされながら、イレイズは
全速で光線の途上に割って入り、バリアブレスシールドを最大出力で展開。死力を尽くして
光線を止め続ける。
「わはははははは、精々頑張りたまえ」
 その間に、バゾード星人は高笑いしながらイレイズの手の届かない遠くまで飛び去ってしまう。
「おのれーーーーーッ!!」

286 :シグマ最終回直前 幕間(現アルファ作者):2006/12/20(水) 23:10:23 ID:ESb79MIE0
 どうにか被害を防いだイレイズは、全エネルギーを使いきり、宇宙に漂いながら銀十字軍の
救援を待つしかなかった。地球に向けてウルトラサインを送る余力も残っていない。
バゾード星人の奸智に怒りを覚えると同時に、現在地球防衛の任についているウルトラマンシグマが
その奸智から地球を守りぬけるのか、激しい不安に襲われる。
「・・・いや・・・奴なら出来るはずだ・・・多くの悪魔のような怪獣や侵略者から何度も人類を
守ったあの男ならやれる!! 奴と最強の絆を結んだ戦士の一人の俺が信じなくてどうする!?」
 イレイズは弱弱しく頭を上げ、地球の方角を見詰めて叫ぶ。
「頼んだぞ、シグマーーーーーッ!!!!!」


 頑張って下さい。


 後、うっかり上げてしまった・・・申し訳ない。

287 :シグマ最終回直前 幕間(オーバー作者):2006/12/20(水) 23:53:16 ID:gwkNZiO20
地球に向けて進行するバゾード星人
それを阻止せんと冥王星圏でそれを迎え撃つ真紅の戦士がいた
我等がシグマの親友、ウルトラマンバーンである
「バゾード星人!てめえの野望もここまでだ!」
宇宙空間でバゾード星人の前に立ちふさがり、びっと指差し、叫ぶバーン
しかしバゾード星人はなんら動じる様子が無い
「ディィア」
ヒートビームを発射するバーン
しかし、バゾード星人の前に黒い影が現れ、ヒートビームを弾き返した
「!?」
驚く間もなく影に体当たりをかまされるバーン
「グォ」
吹っ飛んだバーンはその勢いで冥王星まで吹っ飛ばされ、その地表に激突した
よろよろと立ち上がろうとしたバーンを上から降りてきて蹴りつけるバゾード星人
「貴様など、相手にならん」
後ろに転がり、立ち上がるバーン、そのまま拳に力を込める
「ウルトラ正拳突き」
殴りかかるバーンの前で、星人の体が2体に増えて攻撃が空を切る
「!?」
さらに分裂し、4体のバゾードに取り囲まれるバーン
どれが本物か見切る間もなく、バゾードは一斉に手から赤色寒波光線を発射した
「グアアアアアアアアアアアアア」
断末魔をあげ、しばらく立ったまま硬直し、バーンは倒れ付した
「他愛ない」
吐き捨てて、バゾードは飛び去る

288 :シグマ最終回直前 幕間(オーバー作者):2006/12/21(木) 00:12:07 ID:w3HbJMNa0
バゾードが飛び去った後、よろよろと起き上がろうとするバーン
しかしすぐに力尽き、倒れ付してしまう
(最初に現れた影・・・あれは確かに怪獣の物だった・・・)
バーンを吹き飛ばした黒い影
それこそがバゾード星人の作った究極戦闘生命体なのである
この危機をなんとか地球に伝えようとするバーン、だが、体が言う事を聞かない上、意識が薄れていく
「シグマ・・・そうだ・・・まだ地球にはシグマがいる」
精一杯上半身を起こして、叫ぶバーン
「ウルトラマンシグマアアアアアアアアアアア、頑張れえええええええええええええええええ」
途中で力が抜け、意識が飛んだバーンはそのまま倒れ、動かなくなった


という事で最終回、頑張ってください

・・・寂しくなるなあ

>アルファ作者様
ミリーの活躍、楽しく見させてもらえました
あのUGMの城野隊員ですが、一説には
オオヤマ「作者君」
わあ
あなたが出てきたということは・・・噂は
オオヤマ「確かに城野エミが最初からアンドロイドだったとかそう言う噂が流れているが、全て嘘だ」
やっぱりそうですか?
オオヤマ「ハラダもタジマもアンドロイドだ、というか最初のメンバーは私以外全員がアンドロイドだったのだよ」
マジ?
横から別のオオヤマが出てきて今まで出ていたオオヤマを射殺する
今まで出ていたオオヤマはヴァルマー星人だった

289 :ウルトラマンオーバー:2006/12/21(木) 00:15:54 ID:w3HbJMNa0
>リュウラ作者様
36話ですか?
はいわかりました読みますね
天川の本名は、あまかわだいはち、漢字にすると天川大八です
名前の理由ですか?
えーと・・・天川が地球に来て一番最初に見たテレビ番組がエイトマンで・・・(嘘)

・・・ほんとすいません、常に読んでなくて

290 :ピース作者 :2006/12/21(木) 00:58:03 ID:sOMoCdx50
>シグマ作者様
序盤の立体映像のシーンから感動してしまいました。
「奇跡の国」が出てきたのも感謝です。
ここまでデータを取られてしまうと、シグマまで負けてしまうのか・・・
イレイズ、バーンまで負けてしまったこの強敵。
次回、最終回頑張ってください!!!
(悲しいよう・・)

2作品同時進行だと、どちらかが遅れてしまいそうなので、
交互放送といたします。
4日に片方ペースでしょうか〜。(汗

291 :名無しより愛をこめて:2006/12/21(木) 01:31:40 ID:0vUpU8f7O
あえてデータに触れるピース作者様になんか変な笑みが…w

292 :名無しより愛をこめて:2006/12/21(木) 01:46:55 ID:0vUpU8f7O
あ〜こういうとまた感想文にケチ付ける馬鹿が来たよとか
思われるかな。いや悪い意味ではないんです。

293 :シグマ最終回直前 幕間(リュウラ著者):2006/12/21(木) 12:31:21 ID:gEdVyVxZ0
「シグマが危ないと?」
マミヤヒスイへ警鐘をならす龍。
以前時空を越えた際に共闘した戦士、ウルトラマンシグマ。
彼が今(というとややこしいが)生命の危機にさらされているという。
「行こう、奴を助けに」
(ならぬ。ニンゲン一匹を救いにわざわざ時空を超える義理はない。)
「シグマだけでは、ヤマトシンゴだけではない!あの時空に生きる大勢の民が死ぬことになるぞ!」
(最強の絆…。信じろ。シグマとやらを。信じることもまた、『協力すること』となる。)
ヒスイは、時空を超えることを断念した。
「シグマ、アンタ自身と、アンタの仲間の手で、この危機を乗り越えろ。民に希望の灯をともせ。ウルトラマンの巨大な体躯は、そのためにある。」

オーバー作者さま
ご教授感謝です。三十五章はクリスマス前後、三十六章は元旦前後に放映予定です。
三十六章はできるだけ説明文を多用するつもりですが、そのためにややクドくなる恐れがあります。
寒いので(新潟とか特に)体は大事にしろ。以上マミヤヒスイだった。
「ヒスイくん、偉そうです。」

294 :リュウラ著者:2006/12/21(木) 12:32:08 ID:gEdVyVxZ0
すいません、上げてしまった。

295 :名無しより愛をこめて:2006/12/21(木) 13:29:00 ID:18K8gD5KO
ゆるさん

296 :ウルトラマンシグマ:2006/12/22(金) 23:16:03 ID:ItJ1+bNg0
みなさん、こんなに温かいメッセージありがとうございます。
オーバー作者殿、アルファ作者殿
これはサイドストーリーとして記憶しておきます。
にしても一回だけでバゾード星人の強敵ぶりを
現すとはお二方、流石です。

ピース作者殿
データはもちろんですが一番なのは
ラストレイガに使われた細胞やバゾード星人の超能力が
一番影響があったってことで。

リュウラ作者殿
シグマのピンチにヒスイまで駆けつけようとしてくれるとは…
時空を越えた絆、最高だぜ…!

最終回は明日投下、かも

297 :名無しより愛をこめて:2006/12/23(土) 01:07:52 ID:n7DEv/jqO
シグマ終わるのか…!このスレの生き証人みたいな
作品だっただけに惜しまれるなぁ…。

298 :クラウス筆者:2006/12/23(土) 01:55:09 ID:Uir/HPMZ0
第10話

「静」

格闘猛獣グラップラー 登場


『ジェイィィアアアア!!!』
白昼の街中で、ウルトラマンクラウスと巨大な紺色の人型猛獣が激戦を繰り広げていた。
その二足歩行の異様なまでに筋肉質な猛獣は、全身毛むくじゃらで、頭は狼に酷似し、
手はゴリラの様に、足はボクサーの様にがっしりしている。
その猛獣…グラップラーは、狼の様な低いうなり声を上げながら、
アクロバットな動きでクラウスを翻弄していた。
クラウスが攻撃を仕掛けるたび、ジャンプし、バック転し、余裕しゃくしゃくで回避し、
しまいにはカウンターを仕掛けるグラップラー。
クラウスが勢いよく放ったパンチを受け止め、そのまま腕をつかんだままクラウスを背負い投げ、
見事に背中から地面に叩きつける。柔道の試合なら『一本!!』判定だ。
気絶するクラウスを背中から持ち上げると、両腕でクラウスの脇を持ったまま素早くブリッジの体制へ。
プロレス技で言うジャイアント・スープレックスだ。クラウスは頭を強打する。
そのショックで気絶から目覚めるが、今度は激しい頭痛でのた打ち回る。
グラップラーはハイジャンプし、何とか立ち上がったクラウスの左肩にカカト落としを直撃させる。
嫌な音がした。左肩を押さえ、苦しそうに膝を地面に付かせるクラウスの姿を、
グラップラーはあざ笑うかのように肩をポキポキならしながら傍観する。
すでにカラータイマーが鳴り始めてから数十秒。
勝利を確信したグラップラーは突如現れた黒いオーラに包み込まれ、どこかへと消え去った。
クラウスの敗北である。

299 :名無しより愛をこめて:2006/12/23(土) 01:56:06 ID:Uir/HPMZ0
―A&R日本海支部―

左肩を負傷したレイジが、メディカルルームに運び込まれた。
骨折や脱臼こそしていなかったが、レイジは激しい痛みに苦しんでいた。
かつてのDASHの頃からのベテラン医師であるカミザワ医師がレイジの治療をしている間、
司令室では巨大猛獣のデータ整理をしていた。

「あの黒いオーラは先日のフリップ星人やウルトラマンバルキーらが東京タワーから
撤退した際にも出現しています。同一のモノと見て間違いないかと思います。」
「オーラはフリップ星人達のワープゲートと見ていいようだな。一体何処から…」
「でもそんなワープ法があれば月へも一瞬よね。
なんでリュートリニアンよりも地球を襲う事を優先してるのかしらね。」
「ひょっとすると、あのオーラは地球上でしか発生できんのかもしれんな。
それならば先日のクレッセント達が連れ去られたのが大気圏突入後だったのも頷ける。
すると、奴等の居場所も…」
「それよかあの狼男だよ。見た限り、カラテや柔道、プロレスにも心得があるぜ。総合格闘家だな。」
「クラウスが光線を発射する隙さえ与えないものね。私達もかる〜くひねられちゃったし。」
そう、あのグラップラーは、空を飛ぶエーアール達でさえもハイジャンプで蹴散らしてしまうのだ。
戦闘記録映像にもそんなグラップラーの敵ながらも素晴らしき武勇舞が記録されていた。
その映像は、司令室意外でもテレビニュース等で映し出されていた。

―長官室―

テレビに映し出されたその映像をかつてない程の強張った顔で見つめているオオシマ長官―



300 :名無しより愛をこめて:2006/12/23(土) 01:59:31 ID:Uir/HPMZ0
―メディカルルーム―

「くそ…くそ…くそぉぉぉぉぉ!!」
仮眠ベッドの上で悔しがるレイジ。
なにせ、レイジもといウルトラマンクラウスは、あのグラップラーに一切太刀打ちできなかったのだ。
過去にも敵に負けた経験はあるにはあるが、
ここまで極端に攻められた上、パンチの1つも与えられなかったのはその時よりも遥かに屈辱的だった。
枕やシーツを投げつけ、反抗期の子供の様に荒れるレイジ。
カミザワやトウコ、看護士達も距離を置いている。
と、カミザワの肩を叩く手が。手の主はカミザワ達を医務室から出る様に指示した。

「何を荒れているんだね。レイジ君。」
オオシマ長官だ。
一通り暴れ終え、少し落ち着きを取り戻しベッドで座り込むレイジにゆっくり話しかけた。

「長官…。」
「痛みはもう大丈夫なのか。」
「はい。」
「あの獣に負けてしまった事に腹を立てているのか? 確かに、その気持ちはよく解る。私だって悔しい。
しかし、だ。君がいくら憎んでも、怨んでも、あの獣やフリップ星人達には伝わりはしない。
‘負け犬の遠吠え’と言う言葉を君も知っているだろう。」
「…」
「いいか? 君は‘ウルトラマン’と言うヒーローなんだ。ヒーローが手の付けられない子供の様に
ただ荒れ狂うだけじゃ眼も当てられない。ヒーローはな、負けるまで負けないんだ。」


301 :名無しより愛をこめて:2006/12/23(土) 02:00:19 ID:Uir/HPMZ0
「…長官? 今、なんと…」
「おっと、ショーンやトウコ君は君の秘密を誰にもばらしてなどいないよ。私の独断だ。」
「…俺は、負けました。完敗です。だから…」
「だからなんだ。ヒステリックに暴れる元気はあるのだろう?」
「それは…」
「そうだ。君は戦いに敗れた。だが、まだ戦える。それは、負けではない。
確かに、これがカラテや柔道の試合ならば君は‘負け’だ。だが、これは命を懸けた戦いなんだ。
どちらかが尽きるまでは、勝敗は決定しないのだ。
……君に地球を守る意志があるのなら――後で道場に来い。それじゃあ。」
「……」
退室したオオシマ長官の言葉に疑問を抱きつつも、冷静さを取り戻したレイジは、
ベッドから降り、医務室から出る。扉の先ではトウコが出迎えてくれた。
が、レイジは特に会話もせず、廊下を無言で歩き出す。それに付いて行くトウコ。

「ねぇ、長官と何を話してたの?」
「……」
「その…何かできる事があったら…少しは力になれるから。」
「…じゃあ…シュウに、道場に来るように言っておいてくれないか?」
「シュウ隊員に? うん、すぐに伝えてくる。」
振り返り、レイジの進む道と反対側へ走り出すトウコを見つめながら、レイジは己の決断を固める。
レイジは再び道場へと歩き出した。

302 :名無しより愛をこめて:2006/12/23(土) 02:02:00 ID:Uir/HPMZ0
―A&R内格闘道場―

しん―と静けさが漂う広い道場の中央に、白いものが1つ。
カラテ着を着用し、姿勢正しく正座をするオオシマ長官だ。
オオシマは眼を閉じ、集中力を高めるため黙祷をしている。
道場の入り口にレイジが。レイジは道場での礼儀である御辞儀をした後、道場内に足を踏み入れる。

「来たかね。レイジ君。」
「はい。」
「早速胴着に着替えたまえ。」
更衣室に入り、胴着へと着替えたレイジは、更衣室を出て柔軟体操を始める。
そこに、シュウがやって来た。

「オスっ。えっと、俺はどうすりゃいいのかな。」
「おや、シュウ君。レイジ君、君が呼んだのか?」
「はい。勝手な事してすいません。」
「いや、むしろ好都合だ。シュウ君、少し我々に付き合ってくれないか?」
「え? ああ、はい。」
胴着を着た3人が、道場の中央に集結する。


303 :名無しより愛をこめて:2006/12/23(土) 02:02:57 ID:Uir/HPMZ0
「よし。それでは、組み手を始めなさい。
ただし、レイジ君は眼を隠し、なおかつ私がよしと言うまでそこを一歩も動いてはならん。いいね?」
「え!? どう言う事ですか!?」
「簡単な事だ。シュウ君の攻撃を、動体視力を使わずして避けるのだ。
シュウ君も、手を抜いてはならんぞ。」

オオシマのこの言葉対しに、当然の如く、レイジとシュウの2人はオオシマに質問ぜめを押しかけるが、
オオシマはこれまでに見せた事の無い厳しい口調で半ば無理やり組み手を開始させる。
レイジはオオシマから受け取った目隠し布を身に付け、両足を肩幅ほどに広げ、構える。
と、シュウがレイジの胸に拳を軽くぶつける。だが、オオシマは手を抜くなと厳しく指導する。
嫌々ながらもシュウは先程より力を込めてまわし蹴りを仕掛ける。
避けれず、直撃を受けしりもちをつくレイジ。すぐさま立ち上がるが、再び蹴られてしまう。
その後も、蹴りや正拳突きにより痛みが全身に連打し、耐えられず畳の上に倒れこむ。その時。

‘奴はきっと近い内、またやって来る。それまでに君が奴の動きを越える能力を得ると言う事は、
 いかに集中して訓練しても不可能に近い。君が得るべきは、‘動’に対抗する‘静’なのだ。
 半端に鍛えて無駄な‘動’を得るぐらいならば、‘静’を身に付けろ。’

レイジの脳裏に、言葉が走った。クラウスの声ではない。オオシマ長官の声だ。
だが、何故オオシマの声が? 今の言葉はレイジがウルトラマンであると言う前提での言葉だ。
レイジの正体を知らないシュウもいる前でこの言葉を口で発するワケがない。
つまり…これは、オオシマのテレパシー…なのか?
長官がテレパシーなど使えるのか。先程からどうにもオオシマの言動・行動に腑に落ちないレイジ。
だが、いちいち言う事も御もっともである。確かに、あのグラップラーの動きに翻弄され、焦り、
攻撃を回避する事すらできなかった。自分に必要なのは、その‘静’(せい)の心なのかもしれない。
特訓はその後も続けられた。シュウが抜けた後も、レイジとオオシマのマンツーマンで、深夜まで…。

304 :名無しより愛をこめて:2006/12/23(土) 02:06:18 ID:Uir/HPMZ0
翌日、司令室。

「変な特訓だったなぁ。長官曰く、レイジのストレス発散のためだとか言ってたけど、
あれじゃ逆にストレス溜めるぜ。」
「こう言うのもアレだけど、長官って時々ヘンな事するのよね。
あの赤い指輪を異様なまでに丁寧に磨いたり夜間ぶっ通しで星を眺めてたり。」
一同が雑談にあけ暮れる中、突然アラームが荒ただしく鳴り騒ぎ出す。
怪獣襲来の警報である。
襲撃怪獣は、そう…

「グラップラーです!!」

―長野県山中―

民家も少ない広い田んぼ畑に、巨大なグラップラーが立ちぼうけていた。
暴れない所を見ると、クラウスとの再試合を待っている様である。
そこに、エーアールγが飛来、グラップラーの回りを大きく旋回し始めた。
グラップラーはそれに気を取られる事無く、顔色1つ変えずクラウスの到着を待ち望んでいた。
その姿を遠くから見上げる―レイジ。ラシックでγより現場に先回りしたレイジは、
廃屋の脇からグラップラーを見つめていた。道場でのオオシマとの会話を思い出しながら。

『アラーム…? 奴が、もう!?』
『予想よりも行動が早い…。もしや、我々が対策を練ってる事に警戒しているのかもしれん。』
『でも、俺はまだ‘静’の心をを収得していません。今出れば、また…』
『確かに、まだ目標には遠く及ばんが…来てしまったからにはしようがない。
 だがな、レイジ君。君はスジは得ている。戦いの中で、‘静’を得るのだ。…それしかない!
 君の勝利を、信じている。』

305 :名無しより愛をこめて:2006/12/23(土) 02:09:12 ID:Uir/HPMZ0
正直、今のレイジは徹夜の特訓によりくたくたであった。だが、休んでいる暇は無い。
…意を決した。
レイジはウルティメイト・ストーンを強く握り、太陽にかざし、共に戦う友の名を叫んだ。

「クラウスゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!」
のどかな田んぼに、銀色の巨人が降臨した。
眼が合うウルトラマンクラウスとグラップラー。だが、お互い微動だにしない。
‘先に動いた者が負け’な状態である。
先手を取ったのは、グラップラーの方であった。グラップラーは体毛をなびかせながら、
目にも止まらぬ速さでクラウスに駆け寄る。その事にクラウスが気づいた時にはすでに遅く、
殴り飛ばされてしまった。そこからは、まるでスローモーションのような出来事であった。
殴り飛ばされ、後ろへ放り出されたクラウスの胸にグラップラーの足の爪先が襲う。
胸に爪先蹴りを喰らわした後、今度は両手でがっしりとクラウスの頭をつかみ、地面に叩きつける。
叩きつけられ、地面に寝転んだクラウスからバック転で離れて距離を置くグラップラー。
この間、約3秒。クラウスにとっては何が起こったのかなど解りもしなかった。
その後も、一方的に痛めつけられるクラウス。γが援護に出ようとしたが、
クラウス自身がそれを拒否するかの様なジェスチャーを行った。これは、1対1の戦いである。
γから送られる現場の映像を真剣な表情で見つめる本部の居残り達。
カサゴイもルイも何も言わずただ映像を見守っていた。そして誰よりも真剣な面持ちのトウコ…。
当然の事、クラウスもといレイジは‘静’の心をなんとかして使おうと努力はしていた。
だが、グラップラーは一寸の隙を与える事も無く攻撃を続ける。
散々ダメージを喰らわした後、グラップラーは突然ゆうゆうとダンスを始めた。
その隙にクラウスはヨロヨロで立ち上がり、ぎこちない構えをする。
小刻みにステップを踏むグラップラーは、しまいには足を繰り返し大きく蹴り上げ始めた。
「あれってまさか…‘カポエイラ’か!?」


306 :名無しより愛をこめて:2006/12/23(土) 02:10:45 ID:Uir/HPMZ0
γのシュウがその姿を見て驚く。カポエイラとは、ブラジルで古くから伝わる格闘術の事である。
‘ダンス格闘’の異名を持つこの格闘術は、解りやすく説明すれば
踊るように体をくねらせながら、足技を中心に相手とやりあうのである。
‘回避’と‘攻撃’…その両方を重点的においた格闘術が、カポエイラなのだ。

グラップラーがカポエイラの舞を踊り始めてから数十秒後、クラウスのカラータイマーが鳴り始める。
残された時間は少ない。だが、グラップラーに攻撃を与えれるタイミングが読み取れない。
グラップラーの舞には、一尾たりとも隙を生じさせていないのだ。
さらに、鳴り出した自身のカラータイマーの音が、集中を閉ざさす。
これでは‘静’どころではない。
 
 
五月蝿い。騒がしい。黙れ。シャラップ。少しは静かにできんのか。
 
黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ



307 :名無しより愛をこめて:2006/12/23(土) 02:12:19 ID:Uir/HPMZ0
精神集中どころか、普段以上に平常心を失うクラウスもといレイジ。
その姿を、田んぼのすぐそこにある雑木林から覗く2人の男の姿が…。
片方の男が、怪しげなリモコンを手に取り、操作する。すると…
クラウスの上空のエーアールγから何かが噴射された。
それは、前のナーバーとの戦いの際でも使われ、火災鎮火用の泡状の消化剤であった。
消化剤はクラウスの顔を覆う。これにより、クラウスの視界と聴覚は遮られてしまった。

「ば、馬鹿ナオキ、何やってんだ!!!」
「知らねぇよぉ! いきなり発射されたんだ! γの誤作動だよぉぉ!!」
「ちょっとどうすんのよ、これじゃクラウスが混乱するじゃない! 水は発射できないの、水は!」
「んなもんねぇよ! くっそ、どうなってんだ!」
エーアールγのコックピットでは突然のトラブルによる混乱が招かれていた。
その頃、当のクラウスはと言うと……消化剤により視界と聴覚が完全に閉ざされていた。
しかもこの消化剤、手で掃うだけでは簡単に取り除けない強力な粘着質を誇る。
完全な闇へと迷い込んだクラウス。最初はその状況に混乱した。最初は。
しかし、クラウスは悟った。そうか。これが、‘静’なのか。
何も聞こえないし、何も見えない。だが、グラップラーの殺気は、
その姿が見えていた時よりも数十倍にも感じ取れている。
解る。グラップラーが今何をしているのか、この手に感じ取れる様に解る。
ここにきてついに、クラウスの快進撃が始まった。

308 :名無しより愛をこめて:2006/12/23(土) 02:13:24 ID:Uir/HPMZ0
右足を大きくクラウスの頭へ振り回したグラップラーは、突如として激しい痛みに襲われた。
何故か田んぼ畑に倒れこんでいるグラップラー。
実は、グラップラーの右足をがっちり受け止めたクラウスが、グラップラーを地面に叩き付けたのだ。
グラップラーの足をがっちりつかみ、今度は大きく振り回し始めるクラウス。
ウルトラ一族お得意の、ジャイアントスイングである。
吹っ飛ばされたグラップラーは素早く立ち上がったが、それと同時にドロップキックが突っ込んできた。
さらに吹っ飛ばされるグラップラー。今度はのろのろと起き上がる。
起き上がったグラップラーの目の前にはすでに仁王立ちしたクラウスの姿があった。
連続パンチ、ローキック、ハイキック、ひるんだ所で、一本背負い。
それまでのうっぷんを晴らすかの様に、一方的にクラウスが攻めまくる。
間合いを取った両者が、同時に空高くへジャンプした。
両者、右足を上に大きく開き…そのまま斜めに自由落下。カカト落とし勝負だ。
空中でぶつかり合い、大きな音と共に、両者が地面に着地、立ち上がった。
数秒の間の後、クラウスは膝を付き、そしてグラップラーは地面に重く倒れた。
もう、起き上がることは無かった。クラウスの勝利である。

「え…? なに、勝ったの? え、ホントに勝ったの? …ぃやぁったぁぁぁ!!!」
γの中で喧嘩していた3人が、クラウスの勝利に気づき、今度は喜び合い始めた。
司令室でも歓喜の声が上がる。トウコもレイジの勝利と生存に胸をなでおろしていた。
相変わらず顔に消化剤がこびり付いたままであったが、見事勝利を得たクラウスは、
空高くに飛び去っって行ったのであった。

309 :名無しより愛をこめて:2006/12/23(土) 02:15:00 ID:Uir/HPMZ0
「…ふぅ、なんとか答えを導き出してくれたか。しかしショーン、
わずかな時間にγにあんな小細工を仕掛けるなんて、その仕事の速さは尊敬に値するよ。」
「Oh、君こそよくこんなアンビリーバボーな策略を考えつくよネェ。最初聞いた時は君を疑ったヨ。」
「正直、危険なカケではあったがね。さぁて、本部に帰るとするか。」
「今日は食堂でクラウス勝利記念定食が出るだろうからネ、早く帰らないとSold outするヨ!」
「おう、そうだったな。じゃ、今日はレイジ君におごってやるとするか。」
「No、レイジだけにおごったら皆にねたまれちゃうんじゃない?」
「む…仕方ないな、今日はもう太っ腹に行くとするか。皆におごろう。」
「やったね!」
雑木林を抜け出したオオシマとショーンは、隠しておいたエーアールαに乗り込む。

「こちらオオシマ、‘出張会議’が終了した。これより帰還する。」
「出張は出張でも、ホントは会議じゃないんだけど…ネ。
ま、内緒ってコトで。」


オオシマが操縦するエーアールαは、日本海本部へと帰っていった。
こうして、強敵グラップラーとの戦いは、終わったのであった。
だがこれは、これから始まる戦いの、ほんの静かな序章にすぎなかった。

ほんの、静かな―



次回 ウルトラマンクラウス 第11話

「リッダー」


310 :クラウス筆者:2006/12/23(土) 02:22:40 ID:Uir/HPMZ0
他の作品を読む度に俺ももっと文章力を身に付けてぇなぁと思ふ今日この頃。
シグマ…四十話以降のギャグ話は笑える話でもあり話数的にそろそろ終わりなのかねぇと
しみじみ思ってまう話でもあったり。
なんにせよ最終回期待っす。いやまて、期待って言うべきなんかこれは。

311 :名無しより愛をこめて:2006/12/23(土) 14:16:13 ID:U4q4eVx+0
クラウス長いんじゃボケッ!!(メテオ、バルグもな!!)
リュウラみたいな世界でも無いのにウザい!!新参連中は無駄に長い!
7、8レスぐらいでまとめろや!!あとクラウス作者の喋りも何とかしやがれ!!
ついでにオーバー!一括で投下しろや!!ぶつ切りは読みにくいし
ピース作者の編集が大変になるやろ!!

312 :名無しより愛をこめて:2006/12/23(土) 16:57:35 ID:enZaV5xV0
>>311
指摘の内容は理解できますが、「ボケ」や「ウザい」は
貴方が個人的にむしゃくしゃして八つ当たりしてるだけです。

313 :名無しより愛をこめて:2006/12/23(土) 18:04:51 ID:HIMPLgpEO
>>311
あなたがまとめてるわけじゃないでしょ?
ピース作者が言うならともかく、あなたが言う理由はないと思います。

俺は個人的に、長くても全然OKです。いやなら読まなくていいだけ、俺だって全作品読んでるわけじゃないし。

それはそうと、
ピース作者まとめ乙
作者さん達投稿乙

314 :バルグ作者:2006/12/23(土) 19:27:34 ID:UXXIrNFg0
>>311
すいません…。以後注意します。

315 :ピース作者 :2006/12/23(土) 20:12:28 ID:sfvR/Ldg0
>バルグ作者様
誤る必要ありません!
これからもバンバン、バルグを書いてくださいね。
楽しみにしております。

>>311さん
長い短いは関係ないと思います。
自分自身も長すぎておりますし。。。
読んで頂けているのは嬉しいのですが、
>>1にあるように中傷意見等は控えてくださいますようお願いします。

>>314さん
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

316 :アルファ作者:2006/12/23(土) 20:13:24 ID:eS5h8OdF0
ウルトラマンバルグ エピソードEX
第おおよそ3.5話「共闘」
擬態怪獣・ロボカリン 登場


 人類が宇宙に進出してコロニー都市を作り、巨大な人型兵器が現実のものとなっている、
そんな遠い未来の地球。
 宇宙開発用に造られたパイロット登場式の人型巨大ロボット、メタルスーツ(以下、MS)。
この時代の防衛機関である特殊防衛隊によって、地球防衛のため軍事用に転用される計画も
持ち上がりつつある。
 だが、そのMSの一体が、都市近辺の山岳地帯の一角で暴れていた。
 この地帯は、MSの軍事転用計画のための研究施設のある地点であり、そこに詰めていた
作業用MSの一隊が暴走MSを押さえ込もうと一斉に組み付く。
 と、暴れていたMSは、口を開けた。
 冗談ではない。元々口などなかったのだが、頭部の人間で言えば口に当たる位置の
装甲が、突然べきべきと裂けた。牙の生えたあぎとが出来上がり、押えているMSの一体に
向かって、高熱で大量の炎を吹いた。
 パイロットの悲鳴と共にMSはのた打ち回り、やがて燃え尽きて沈黙する。
 暴走MSは更に組み付いていたMSも全て力で振り払い、全身もべきべきと変貌させ、
一回り大きく禍々しい姿になっていく。装甲の隙間からグロテスクな生体組織が見える。

317 :アルファ作者:2006/12/23(土) 20:14:28 ID:eS5h8OdF0
(本当なのか、ゼクス!?)
(ああ、本当だ、ユウ)
 特殊防衛隊に出動命令が下り、基地内が慌しくなる中、タサキ・ユウ隊員は、精神内の
ウルトラマンゼクスとテレパシーで会話していた。
(今暴れているのは、既にMSではない。宇宙から侵入した怪獣・ロボカリンだ。
奴は宇宙を渡り歩いて文明の発達した星に侵入する。主に、人型のロボット兵器を軍施設などで
実用化している星に潜り込み、適当なロボット兵器に寄生する。そして、人が乗らないと
動けないロボットであると思いこんで油断して近づいた人間を食らうのだ)
(何てことを・・・!)
 ユウは怒る。
 ロボカリンへの攻撃はまず特殊防衛隊に任され、民間の組織であるSPIRITSへの出動命令は
まだ出ていない。色々風当たりも強いMSの軍事転用計画を進めている施設で起こった事態であり、
お偉方としては出来るなら内々に処理したいらしく、出動要請に待ったが掛かっているのだ。
そんなことを言っている場合ではないと特殊防衛隊一同も思うのだが、今は彼らだけで対処
するしかない。とにかく出動。

 コンドルウイング隊やユウの乗るストライクホークで攻撃を開始するが、ロボカリンは
びくともしない。もたついているうちに各方面にオダ総監やSPIRITSスポンサーのオノが
働きかけてやっと話が付き、SPIRITSのフェニックス隊も出動してくる。
 ユウはゼクスを介して、SPIRITS側のカキノキ・ジンと彼の精神内のウルトラマンバルグに
テレパシーを送り、事態を説明。
(ユウ、それは本当なのかい!?)
(ああ。宇宙怪獣となれば俺達の出番だろう。奴の好きにさせる手はあるまい)
(判った!)

318 :アルファ作者:2006/12/23(土) 20:16:04 ID:eS5h8OdF0
 ジンとユウは、ロボカリンの吐く炎に撃墜されるように計算して飛び、戦線離脱して不時着する
振りをして、
「バルグゥゥゥ!!」 「ゼクゥゥゥス!!」
 両者変身し、青と赤の二人のウルトラマンが聳え立つ。
 バルグとゼクスは同時にロボカリンに挑む。作業用MSと違って一筋縄ではいかない相手と
悟ったロボカリンは、素早く動いて両者の攻撃を回避し続ける。その動きはまるで猿のようだ。
跳び回りながら戦っているうち、研究施設の倉庫が巻き込まれて崩れた。
 内部に格納されていたものが転がり出てくる。
 後の軍事用MSの装備として密かに作られていた、対怪獣用の巨大なマシンガンやバズーカやソード。
ユウ(何だ、これは!?)
ジン(武器・・・?)
 それらをロボカリンも目にし、何に使うものなのか直ぐ理解する。当然だろう。人型ロボット兵器の
ある星を渡り歩いていたのだから。
 素早くそれらに飛びつき、マシンガンを手に取り、バルグとゼクスに銃弾を連射してくる。
両ウルトラマンは驚き、取り合えず素早く跳んで避けるしかない。すると・・・
 近くにあった山中のダムに、銃弾が直撃した。
(しまった!)
 忽ちダムに皹が入り、水が漏れ出す。放っておけば決壊し、下流にある民家群が押し流され、
多くの犠牲が出る。
 ロボカリンは牙の生えた口でにやりと笑う。多くの人が溺れ死ぬ光景を想像して笑っているのだ。
直接捕食のみならず、災厄に苦しむ人々の苦痛をも食らう。邪悪以外の何者でもない。
 両ウルトラマンはダムに駆け出そうとするが、間に合わない・・・!

319 :アルファ作者:2006/12/23(土) 20:17:32 ID:eS5h8OdF0
 だが。
 事態を見ていた作業用MS隊が、先にダムに駆け寄り、崩れかけたダムの防壁を全員で押えた。
大量の貯水が作業用MS隊に凄まじい重圧をかけるが、踏ん張り続ける。
ユウ(あいつら・・・!)
パイロットA「俺達だってこれくらいのことは出来るんだぜ!」
パイロットB「今のうちに怪獣を倒してくれ、ウルトラマン!」
 名もなきパイロット達の勇姿に感銘を受ける二人。
ジン(やろう、ユウ! 彼らの献身を無駄にしちゃいけない!)
ユウ(そうだな・・・!)

 作業用MS隊の予想外の介入に怒ったロボカリンは、彼らを蹴散らしてダムを壊そうと近付く。
だがそのためにそっちに気を取られ、
「コンドルキック!!」
 不意を打って跳んできたゼクスの高空からの蹴りで大きく態勢を崩される。
 更にそこに、咄嗟に対怪獣用ソードを拾ったバルグがそれを槍のように投げつけ、長大な剣は
怪獣を貫いて反対側の山に突き刺さる。動きを止められ、激痛に絶叫するロボカリン。
ジン(今だ、ユウ!!)
ユウ(おう!!)
 二大ウルトラマンはポーズを取って力を貯め、
「スピリッツ光線!!」
「ゼクニウム光線!!」
 必殺光線の同時攻撃が直撃し、ロボカリンは爆発炎上して果てた。

320 :アルファ作者:2006/12/23(土) 20:19:57 ID:eS5h8OdF0
 実際の軍事用MS計画が軌道に乗る前にそのオプション兵器のお披露目が行われる羽目になり、
オノ会長とオダ総監は肩をすくめた。情報封鎖が大変だが、両ウルトラマンや作業用MS隊の
奮闘への念はそれとは別である。二人は感謝した。
オダ「これからも、宇宙や未知なる領域からの悪意は地球を襲うだろう」
オノ「ええ。だからこそ、我々同じ人類同士くらいは愚かないがみ合いをすることなく、
有事に対しては素直に手を取り合って戦いたいものですね」
 大モニターの中では二人のウルトラマンが固く握手し、MS隊も声援を送っていた。


バルグ作者様
 設定群に触発されて思わず書いてしまいました。ご不満であれば非公式としていただいて
おっけーです。例によって私の先走りですので。

321 :ピース作者 :2006/12/23(土) 20:55:38 ID:sfvR/Ldg0
(落ちそうなようなのでage)

第2話「裏切り者の涙」狩人カッターン

<前回のあらすじ>
地球侵略を狙うサターンズによって生み出されたNo.099の生物。
彼は人間になりすまし、作戦を実行しっようとするが、
雅人、麻紀らの優しさに囲まれ、侵略者にも関わらず地球を愛してしまう。
そんな彼をサターンズは抹殺しとうするが、
No.099はウルトラマンイースリング(奥菜隆一郎)として、地球の平和のために戦うことを決意する。

草原にて笑顔でキャッチボールをする三人の姿があった。
それは紛れも無く、隆一郎・雅人・麻紀である。
イースリングが現れた3日が経ったこの日、心の整理も付いたころでコミュニケーションを取ろうと考えたのだ。
雅人「ここは俺と麻紀の思い出の場所なんだぁ」
麻紀「そうなの!」
隆一郎「思い出の場所?」
雅人「うん。実は俺と麻紀は6歳の頃からの幼馴染で、
    家も近いということで学校の帰り毎日ここで遊んでたんだ」
隆一郎「幼馴染・・・。俺には無縁な言葉なんだよな。」
麻紀「え?う、うーん・・・」
雅人「そんなことないですって!
    幼くなくたっていいじゃないですか!
    僕達が隆一郎さんの幼馴染になってあげます!
    何年も、何年もずっと一緒に!」
麻紀「そうよ!
    私達は友達よ、隆一郎さん!」
笑顔で喜ぶ隆一郎。「うん!ありがとう!」

322 :ピース作者 :2006/12/23(土) 20:56:31 ID:sfvR/Ldg0
・・・サターンズ城。
ギライバー「どうやら009は思い出や幼馴染が羨ましいようね」
バド「ふっ!既にあるではないか。
   仲間という名の我々侵略者達。
   思い出の地である生まれ育ったこの城!」
ギライバー「まあ23年間この中じゃあ覚えてはいないだろうけど」
メガンダー「奴、許せない!地球 愛 してしまってる!」
ギライバー「まぁ落ち着くのよ。最後のチャンスを与えてやろうではないの。
       009の友達とやらを使って・・・」

夕方となり、三人は帰宅する事に。
隆一郎「あ、手が汚れちゃったなー。
     手を洗いに行ってくるから待ってて!」
雅人「OK!」
そしてそこから50メートルほど離れた水道へ行き手を洗う。
すると「助けてくれー!」と叫び声が!!
振り向くと、鎌を持った謎の生物が3体雅人と麻紀を囲んでいるのだ!
隆一郎「お前ら!何をしている!」
と、助けに行こうと走り出すのだが直後に目の前にどこからかレーザーが放たれ、爆発!
その方向を向くと、ギライバーの姿が!
隆一郎「お前はサターンズの・・!」
ギライバー「ふふ、どうやら地球を満喫しているようね、裏切り者よ。」
隆一郎「裏切り者?違う。俺は初めから侵略者なんかじゃない!」
ギライバー「侵略者だとも。我々が創りだしたのだから。」
隆一郎「くっ!とにかく雅人と麻紀ちゃんを返すんだ!」
ギライバー「まぁまぁそう熱くならないの。
       この3体の生物はNo.007〜No.009の生物。名前はカッターン。
       いい?この二人を助けて欲しければ、最後のチャンスよ。
       我々の元に戻るのよ!さもなければ、カッターンの鎌が二人に襲うわ。ふふっ」
隆一郎「卑怯な奴め・・・・」

323 :ピース作者 :2006/12/23(土) 20:57:23 ID:sfvR/Ldg0
age失敗してた・・・

雅人「奥菜さん!俺達はどうでもいい!
    だから奴等の元にだけは・・・」
麻紀「そうよ!私の命なんて所詮。。。」
隆一郎「そんなことを言うな!
     自分の命を粗末にするんじゃない。
     諦めるな!俺が必ず助け出してやる。」
雅人・麻紀「・・・うん。」
ギライバー「ハハハ、仲が良い事。
       それじゃあ答えを聞こうではないの。
       我々の元に戻るの?戻らないの?さぁどっち?!」
隆一郎「・・・・・・戻るものか!」

そう否定した瞬間、その場から大きくジャンプしカッターンの1体にドロップキック!
もう1体は振り倒し、最後の痛いには2段蹴り!
見事、雅人と麻紀を解放し「さぁ!早く逃げるんだ!何も言わずに。」
うなづいて逃げる二人。

だがその二人の目の前に爆発を起こして止めようとするギライバー。
怯える二人だが、必死で避難。
隆一郎は目の前にあった大きな石を持ち上げて、ギライバーになげつける!
顔面に激突し、緑色の血らしきものが出たギライバーは一時姿を消した。
カッターンもおなじく・・・・。

324 :ピース作者 :2006/12/23(土) 20:58:22 ID:sfvR/Ldg0
雅人の自宅にて、謝る隆一郎。
雅人「そんな謝らなくても大丈夫ですって!」
隆一郎「いや、俺が君達と一緒になったばかりに俺は・・・。
     本当に悪かった。」
麻紀「無事だったんですし、気にしなくて平気よぉー!」
隆一郎「駄目なんだ。これ以上君達を危険な目にあわせてはならない。
      もう一緒にいてはならない。。。」
雅人「そ、そんな?!」
隆一郎「雅人、麻紀。出会えた本当に嬉しかった。
      今日でお別れにしよう。」
麻紀「嫌よ!そんなの!」
隆一郎「これ以上俺を止めないでくれ!
     余計に悲しくなるだけなんだ!」
そういって、家を飛びしていってしまった隆一郎。
雅人・麻紀「あっ!」
追いかける二人だが、隆一郎はバイクに乗って既にどこかへ行ってしまっていた。

CM

海辺でバイクを停車し、夕陽を眺める隆一郎。
「このバイクは雅人からもらったもの。
俺の首にかけてあるアクセサリーは麻紀からもらったもの。
これだけで俺は幸せだ。これが思い出になる。」
そして自分の過去の人生を出来る限り思い出そうとした・・・。

そこは謎のカプセル。
やはり、俺の人生はここだけなのか・・・。
すると、その隣の様子が視界に入った。
何かがギライバーらに抵抗している。
だが、ゴウマグマの目からの光線を受けて動きが止まり、カプセルに入れられた。
奴が作り出した生物も抵抗するものなのだろうか。

325 :ピース作者 :2006/12/23(土) 20:59:25 ID:sfvR/Ldg0
そこで我にかえり、
隆一郎「存在するのかもな・・・。だって俺だって今こうしてサターンズを裏切ったのだから。
     だが・・・だけど・・・どうして俺は人間に生まれなかったんだよ!!!--------」
そんな悲しみから、人間ではないはずの隆一郎から涙が零れたではないか・・・・・・

その頃、雅人と麻紀は隆一郎の写真を手に持ち人々に聞きまわった。
だが、
「ごめんなさい。わからないわー」
「今時間が無いので・・・」
「んー、見たことすらないのー」
との意見ばかり。
落ち込む二人。
雅人「はぁ。何処行っちゃったんだろう。」
麻紀「きっと見つかるわよ!きっと。」
そんな二人の後ろに謎の影が・・・

30分後。
海辺ですっかり寝てしまっていた隆一郎。
隆一郎(俺は生物だったのに、睡眠することはあるのか・・・)
実はこの睡眠は睡眠であって睡眠ではない。
サターンズの生み出した生物はある程度パワーを使うと、
回復作業である”パワフル・ドライバー”という自動回復機能があり、
その間はしばらく機能が停止するのだ。

326 :ピース作者 :2006/12/23(土) 21:00:17 ID:sfvR/Ldg0
そこへ「あ!!隆一郎さん!!」と叫び声のような呼び声が。
それはずっと探していた雅人と麻紀であった。
隆一郎「君達?!」
雅人「ハア、ハア、・・ずっと探してたんですよ!」
麻紀「急にお別れするなんて、ひどいじゃないの!」
隆一郎「探すなといっただろ。
     何故探した?俺は君達を危険な目に合わせたくないから
     お別れを決意したんだ。」
雅人「たしかに俺達がいたら、余計な迷惑をかけるかもしれない。
    だけど奥菜さん!奥菜さんは地球人になりたいんでしょ?
   でも今の奥菜さんは、”俺だけ人と違うんだ”て感情を持っているじゃないですか。
   確かに違う。だけどそんなこと思ってて、僕らと離れていようとする限り、
   奥菜さんは地球人にはなれません!」
隆一郎「・・・・」

すると、突然海の中からあのカッターンが一体飛び出してきた!!
驚いて腰を抜かす二人。
隆一郎はとっさに飛び蹴りをかまして、カッターンを海の中へぶっ飛ばす。
もう一体は空からいきなり降ってきたが、これも蹴りで倒す。
もう一体は雅人と麻紀の後ろからノソノソ現れるが、気づいた隆一郎が下に落ちていた
石を投げつけて、救出!
隆一郎「だから言っただろ!さぁ、このバイクで早く逃げるんだ!」
うなづいて逃げる二人。

327 :ピース作者 :2006/12/23(土) 21:01:02 ID:sfvR/Ldg0
隆一郎は三体のカッターン相手に一人で戦う。
鎌を振り下ろされるため、なかなか近づけない。
そのため、まずはテトラポットを昇って回避。
だが大ジャンプでカッターンも近づいてきた。
そこから落としあいが始まるが、お互いなかなか決着がつかない。
隆一郎はその場から自ら飛び降り、近くにあった洞窟の中へ。
追いかけてくるカッターン。
暗い洞窟内で激しい戦闘が続く。
鎌をギリギリの所で掴んで、振り落とすと、見事に一体のカッターンから鎌を盗む。
そして洞窟から抜け出し、海辺で再び対決。
鎌と蹴りで向かいうち、追い込んでゆく。
だが鎌を失った一体が後ろから羽交い絞めで捕まえてきてしまった。
残った2体は隆一郎の首を切ろうとする!


だがそのとき、向こう側から雅人と麻紀の乗ったバイクがライトを付けて迫ってきた!
するとカッターンは目の辺りを押さえながら、そこから避けてゆく。
カッターンから解放された隆一郎は「危ないじゃないか!」と雅人と麻紀にいうが、
その目はどこか嬉しそうな目をしていた。

焦ったカッターン3体はついに合体し、巨大な一体の姿へと変貌した。
体長39mであろうか。
雅人「奥菜さん!!」
麻紀「いくの?!」
隆一郎「ああ!いくしかない。必ずあいつ等を倒してやる!」

ベルトに装備されたフラッシュラッシュを取り出し、じっと見つける。
隆一郎の瞳の奥の奥までセンサーが見分け、隆一郎本人を確定。
そして左下へ振り下ろし、右上へ振り上げた!
青く光るフラッシュラッシュに包まれ、隆一郎はNo.009・・・いや、
ウルトラマンイースリングへと変身した。

328 :ピース作者 :2006/12/23(土) 21:01:38 ID:sfvR/Ldg0
黒と銀に身を包んだ巨人。
海を渡り、カッターンに立ち向かう!
だがいきなり巨大鎌を振られ、やはり近づけない。
さらには目から放たれる緑色の光線によって体が爆発し、火傷を負う。

雅人「くそー!鎌さえ無ければ」
麻紀「隆一郎さん頑張って!」

うなづくイースリングが、両腕をクロスさせてX字を創る。
するとそのX字がレーザーとなり両腕に吸収する。
腕が剣となったのだ!”X・ソード”だ。
鎌も片腕で抑えつけ、もう片方の腕でカッターンの首筋に強烈なチョップ!
【ギャァァン!!】
奇妙な声を発して苦しむカッターン。
そんなカッターンにトドメを刺そうとするが、再び光線を浴びて倒れこんでしまった!
そこへ猛スピードで駆け寄り近づくカッターン。
目の前には振り下ろされる直前の鎌が!!
危ない!

雅人・麻紀「ああああ!!」

だがそのときあるシーンが頭によぎった・・・。
雅人がバイクのライトを当ててカッターンを引き離した瞬間だ。
これだ!とばかりに、目を光らせる!
目を押さえて苦しむカッターン。
やはり、光が苦手なのだ!

雅人「やったぜ!」
麻紀「良かったー・・・」

329 :ピース作者 :2006/12/23(土) 21:02:19 ID:sfvR/Ldg0
さらに目を光らせて、カッターンを睨みつける。
隙が出来た瞬間に、飛び蹴りをかまして鎌を手から離させる。
その鎌を右腕から放つ、ブレック・スパークで焼き尽くす。
無防備となったカッターンはその場から逃げ出そうとするが、
そこをエモーション光線で打ち狙い、撃破した。
隆一郎の姿へ戻るイースリング。

そこへ駆け寄る雅人と麻紀。
腕と頬に切り傷を負った隆一郎を心配する二人。
隆一郎「へっ!勝ったぜー!」
その笑みを見て、安心する二人。

後日、再び遊園地にて遊ぶ三人。
隆一郎(そうだよな。俺は人間として生きることを決意した。
      ならば人間として人間と同じように暮らしていかなくちゃいけないんだ!
      だって・・・)
決意と喜びに溢れる隆一郎に「おーい、どうしたんですかー!」と遠くから呼ぶ雅人と麻紀の声が。
隆一郎(・・・こんな素敵な地球と友達がいるから!)

330 :ピース作者 :2006/12/23(土) 21:03:14 ID:sfvR/Ldg0
こうしてサターンズの過去を捨て、人として生きる決意を固めた。
姿、形、正体がなんであれ、地球を愛す者に悪はいない。
だが地球を犯す者は悪である。
その悪から地球を守るために戦わなくてはならい義務もある。
どんなにつらくても、悲しくても、それができるのは君しかいない!
サターンズの侵略から地球の平和守るため、頑張れ!ウルトラマンイースリングこと奥菜隆一郎!

つづく

次回予告
第3話「光れ!フラッシュラッシュ」闇魔カルブ登場
光を求める女性達。
それを狙い、非常な作戦に出たサターンズ。
この闇を照らせ!今、再び戦うとき。
次回をお楽しみに。

331 :アルファ作者:2006/12/23(土) 21:33:06 ID:eS5h8OdF0
イースリング作者様
 確かに、ウルトラとしてのフォーマットはかなり崩れてしまってますが・・・
でも、かっこいいのでいいのです。

 後、バルグのエピソードEXのまとめサイトへの掲載は、一応作者様から
許可が出てからということでお願いします。

332 :ピース作者 :2006/12/23(土) 22:09:19 ID:sfvR/Ldg0
>クラウス作者様
派手でスピーディーで、戦闘シーンから滅茶苦茶面白かったです。
「静」という技習得のための特訓も、中途半端に終わりながら、
最後は見事取得し、完勝したのも感動できました。
しかし、これがまだ序盤にすぎないだなんて・・・(楽しみです

>アルファ作者様
感想ありがとうございます。
たしかに本来のウルトラマンとはかなり遠ざかってしまいました・・・(汗
UPについては了解致しました。

333 :アルファ作者:2006/12/23(土) 23:57:39 ID:eS5h8OdF0
重複ログイン規制食ってチャットルームから飛ばされてしまいました。ごめんね。次の機会に。

334 :名無しより愛をこめて:2006/12/24(日) 00:09:30 ID:Q1pi1QuaO
読者です。ちょっと世界観整理していいですか?

メビウス

バーン

イレイズ・シグマ・ミラクル・オーバー

カイザー?

バースト

ピース・アルファ・フレンズ(絆)?

フォルテ・メテオ


マックス

クラウス

ダイナ

フレンズ

あとはリュウラ、ツイスト、バルグ、デウス、イースリングは単発でおK?


335 :携帯よりシグマ作者:2006/12/24(日) 00:55:45 ID:0GrCwo3vO
そうですね。バーン、イレイズは一人で地球を防衛。
その後ミラクル・シグマ・バースト・オーバーが同時に防衛。
ピースもミラクルが去ったすぐ後かも…。アルファは
その数年後。カイザーは年号も変わっているので数十年、もしかしたら
百年ぐらい経ってるかも。フレンズ絆とフォルテの時間的な位置は
よくわかっていないです。メテオは微妙にパラレルかな?
あとは独立した世界です。リュウラはカイザーとは別の未来かもですが。

俺の解釈が合っていればこんな感じです。分かりにくくてごめんなさい。
あと他作者の皆様、それは違うよって物があったらこれもごめんなさい。

336 :携帯よりシグマ作者:2006/12/24(日) 01:07:54 ID:0GrCwo3vO
あ、しまった。フレンズはダイナの後。
クラウスはマックスの後ですね。さっきのだけじゃ
あとは全て独立世界みたいになってしまう

337 :アルファ作者:2006/12/24(日) 01:20:02 ID:VNKnd3Z/0
昔、オーバー作者様が年表を作ったことがあった。あれ、残しといたら
よかったね。新参が結構いるので又訂正が必要だろうけど。
考察しときます。

338 :名無しより愛をこめて:2006/12/24(日) 15:30:59 ID:/DlF82L9O
きっと今日はクリスマスにちなんだ話しが出るんだなぁ
と、無茶なフリ

339 :ピース作者 :2006/12/24(日) 16:22:08 ID:c8KCA9On0
あ、イースリングの世界観は永久に不明確ということでお願いします。

>>338さん
クリスマスネタ全然考えてなかったです(汗

340 :携帯よりシグマ作者:2006/12/24(日) 16:54:09 ID:0GrCwo3vO
>>338殿
なんだったらシグマ38話でもいかがでしょう?

341 :クラウス超番外編:2006/12/24(日) 17:07:03 ID:Rcwpw+W20
クリスマス。
それは誰かを不幸にしたい日。
地上ではクリスマスと言う祭りに全世界規模で興じている事を知ったフリップ星人は、
ここぞよとばかりに侵略の準備にいそしんでいた。名づけて、
『クリスマスなんぞに浮かれてる馬鹿な地球人共を恐怖に陥れてやるぜプファファファファ作戦』。
作戦段階第一手段として、地上の彼女もガールフレンドもいない冴えない男に目を付けた。
この男、クリスマスツリーやイルミネーションを見ていちゃつくカップルに嫉妬する輩である。
その嫉妬の執念を利用し、邪悪な怪獣を造り出そうと言う、どこかで聞いたような策略である。
フリップの思惑通り、男の嫉妬は徐々に執念として膨らみ、1匹の怪獣を造り出したのであった。
その名も、‘クリスマスってなんでイブの方が重要なんだろ怪獣・クリスマスクルシミマス’だ。
クリスマスクルシミマスは透明になり、イルミネーションが盛んな夜の街へ繰り出す。
バカップル共が回りの視線も構わずいちゃつく遊歩道に、地響きと共にクリスマ(略)が君臨した。
慌てて逃げるバカップル集団。愛しているはずの恋人を無視して我先にと逃げる輩も。
クリス(略)が暴れ回る中、どこからともなくウルトラマンクラウスが登場、ク(略)に勝負を挑む。
しかしク(略)の強い事。クラウスの放つ光線を全て跳ね返し、圧倒する。
ク(略)は巨大クリスマスツリーを持って武器にし、最終的にクラウスを倒したのであった。
フリップの作戦は大成功、バルキーやバルーパーと共に勝利の宴をあげた。
だが、彼は知らなかった。この物語が、
彼女いない暦20年の、A&R隊員シゲノ・ナオキの夢である事を……。

342 :クラウス筆者:2006/12/24(日) 17:08:16 ID:Rcwpw+W20
ごめんなさい

343 :アルファ作者:2006/12/24(日) 17:16:01 ID:913z+BLS0
クラウス作者様
 かっこいい・・・


 オリウルの流れ考察暫定。決定ではないので注意。本スレでの作品開始・終了順とは必ずしも
一致しないことにも注意。


○M78系

メビウス
 ↓
バーン
 ↓
イレイズ
 ↓
シグマ、ミラクル、オーバー、バースト
 ↓
ピース、アルファ、フォルテ
 ↓
カイザー
 ↓
バルグ(ゼクス)
 ↓
リュウラ

344 :アルファ作者:2006/12/24(日) 17:17:27 ID:913z+BLS0
 まず、オフィシャルでのM78世界の最新版・メビウスから後の時代に、オリウルの一番手として
バーンが来てるのは多分確定でしょう。後にアルファでハンターナイトについて言及してるので、
メビウスから繋がってると思われます。
 ピース、アルファ、フォルテが一列に並んでいるのに関しては、単に話の始まった時期がほぼ
同じということで割と安直に配置しました(おい)。フォルテが一番微妙と思われますが、
フォルテの故郷のM78星雲がクラウスやメテオのように別物のM78であるという記述が特にないので、
一応本来のM78と解釈しました。問題はピースとアルファ。あの堅物のモチヅキが、アルファ=
達志の宇宙警備隊からの逃避行という事態を知った場合、看過するかどうかが気になるわけ
ですが・・・それによっては、両者の就任時期を微妙にずらさなくてはならんかも。単に運良く
ばれてないのかもしれませんが。
 それらの時期のかなりあと、星川宇宙航空という設定から見るに、民間人が割と簡単に宇宙へ
行き来できるようになったくらい文明が進歩したのがカイザーの時期。
 バルグは、最初バルグがM78の流れを汲まず、石像の封印が解かれて現れたウルトラマンと
いうことで別の流れかと思いましたが(一応数千年前に宇宙から来た異星人ではあるよう
ですが・・・ティガ、ダイナ系か?)、共闘しているゼクスがM78星雲の宇宙警備隊員らしいので、
同じ流れに入れました。地球の文明レベルは、宇宙にコロニー都市を作り、搭乗式の人型兵器を
作るまでに進歩してますね。
 リュウラについては別時空という説もあるようですが、オーバーの劇中でリュウラ内の伏線に
関与しているらしい流れも見えることから、私は同じ時間軸上にあると見ています。リュウラ自体は
M78とは完全に別の因果関係で誕生したウルトラマンでしょうが。この辺はバルグと同じですね。
 只、この説を採用すると、過去の時代にこれだけ多くのウルトラマンが奮闘したにも関わらず、
リュウラ時代の前の『旧暦』で、何らかの存在が地球に及ぼした壊滅的な被害を食い止めることが
出来なかったということになるわけで・・・ごめん、帝都の皆さん。

345 :アルファ作者:2006/12/24(日) 17:19:06 ID:913z+BLS0
○ティガ、ダイナ系?

ダイナ?
 ↓
 ↓→→→→→
 ↓     ↓
フレンズ  フレンズ・絆

 フレンズとフレンズ・絆が分岐しているのは念のための措置です。フレンズ・絆のウルトラマン
ゴッドはティガ等同様石像から誕生していますが、元祖フレンズの誕生過程に関する説明がないので、
両者の因果関係が繋がってない可能性も考えて。というか、あえて本音を言うと・・・多分特に
設定考えてない臭いですね。


○並行宇宙のM78・マックス系

マックス
 ↓
クラウス

 私自身は、マックス世界のM78星雲は、元祖M78世界の遠い未来の姿と考えているのですが、微妙に
繋がってない部分も垣間見えるし、クラウス作者様自身が別の世界のM78星雲と言ってるので
準拠しました。アルファで出したアタックデコイとか、A&Rのゴーストブロックに繋げようと
思ったんだけどなあ。

346 :アルファ作者:2006/12/24(日) 17:20:15 ID:913z+BLS0
○並行宇宙のM78・その他

メテオ


○M78という用語の出ない並行宇宙

ツイスト、デウス、イースリング


 こうなってくると、もう私には判りません。特にデウスは、作品世界の住人のウルトラマンという
存在に対する扱い自体が全くこれまでと違うっぽいので(作品としてのテーマそのものは共通して
いると思いますが)、これはもう作者様の裁量に全て任せるしかないでしょう。

347 :ピース作者 :2006/12/24(日) 17:57:04 ID:c8KCA9On0
>アルファ作者様
ピースの第9話にて
「さぁ、行きましょう!兄さん達!」(シグマ)
「悪いな、お前は忙しいのに」(マン)
「いえ、まかせてください!」(シグマ)
とあるので、シグマが終わる直前にピースは来ているということになりますが、
捕らえ様によっては、シグマは地球を終えた後に別の星をまた守り始めたとも
とらえることができるので、
その場合はシグマが去った後ともとれます。
どちらが最適なんですかね・・・

ただピース1話の冒頭に、
地球は平和だな。怪獣がいなくなったため、様々な人が口に出す。
とあるので、ミラクルより1年後辺りの世界が最適なのかも・・・

348 :ピース作者 :2006/12/24(日) 18:00:05 ID:c8KCA9On0
あと僕としては、M78系は終わった作品順に一人づつ来ているととらえてみたのですが、
(バーン→イレイズ→ミラクル→バースト→・・・)
それじゃあ辻褄があわなくなるし・・・・
ここは全員で完璧な世界観を完成させちゃいましょう。


349 :ピース作者 :2006/12/24(日) 18:05:36 ID:c8KCA9On0
あ・・・でもミラクルの1年後にしちゃうと、
その1年間は怪獣もウルトラマン(シグマもアルファ)もいない空白の世界となってしまう・・・・

たしかにピースとアルファが難点ですね・・・・

350 :バルグ作者:2006/12/24(日) 18:07:21 ID:68aQ273p0
おぉ、繋がりについて真剣に語ってる…。
俺はM78系は放送順で来てると思ってた…。
…バルグはどの流れに入るんだろか

351 :ピース作者 :2006/12/24(日) 18:29:01 ID:c8KCA9On0
いきなり話がそれますが、
・主人公は地球侵略者(元)
・初めは”ウルトラマン”という肩書きではなかった。
・地球防衛軍等が無い
・悲しみと怒りを背負う(レオでもありましたけども)
・敵軍がしっかりあり、襲われる。(ストーリー制
ってイースリングの設定・・・。
1は?
2はアストラなど
3はレオ後期
4はレオ
5はやプール
と、1以外斬新ではなかった・・
だけど、今まで出た斬新設定の集大成として頑張ります。。

352 :アルファ作者:2006/12/24(日) 19:46:02 ID:lMpUZ1oY0
バルグ作者様
 お許しが出るなら、カイザーの後としたいと思います。他から異論が
出ない限りは。

ピース作者様
 どうも、やはりピースとアルファの時期はずらしたほうがよさそうですね。
どっちを先に、どっちを後に持ってくるかですが、これについては
そちらの意見も聞きたい。
 まあ、歴代共演の特別編を又作るとなれば、どこかで別の時代や世界の
ウルトラマンが顔をあわせることにはなるでしょうが。

353 :ピース作者 :2006/12/24(日) 19:54:08 ID:c8KCA9On0
>>352
では、
ミラクル→(しばらく空白)→ピース→アルファ
と捕らえさせていただけてよろしいでしょうか?
もちろん、他の作者様の意見も聞いてみまして。
(つまりミラクルの後に一定期間ウルトラマンが居なかったということでよろしいかどうか。。)

354 :ピース作者 :2006/12/24(日) 19:55:07 ID:c8KCA9On0
アンカーで呼んでしまいましてすみません。>アルファ作者様

355 :アルファ作者:2006/12/24(日) 19:55:45 ID:lMpUZ1oY0
>>351
後、ウルトラマンが本来人類の敵であったという設定は、実は全くなかった
わけではありません。ティガの本編が終わってからの劇場版の後日談
「FINAL ODESSEY」(綴りこうだったか?)で、超古代文明の時代に
世界を守る光の巨人(M78星雲人ではないが)と、世界を滅ぼす闇の巨人が
二つの勢力に別れて争っていたという話があり、ティガは昔は闇の側だったと
いう展開があります。只、やはり例外的な展開であり、又、イースリングの
設定は又こういった話とも違う流れにある気がするので、気にする話では
ないとも思います。

356 :バルグ作者:2006/12/24(日) 19:56:09 ID:68aQ273p0
>>352
ふぅむ…それでもいいと思うんですが主人公がM78出身じゃないからなぁ…。
あえてゼクスが主人公ととるならそれでもいいけど…。

個人的にターンAのように繋がっててもOKかな?とか思うんですがw
(知らない人のために言っておくとターンAガンダムは全てのガンダムの未来で
 UC、FC、AC、AW、CEが全部黒歴史になっていてターンAと繋がっています)

357 :アルファ作者:2006/12/24(日) 20:03:53 ID:lMpUZ1oY0
>>353
では、アルファのほうを後に。そのほうがトラブルが起きないだろうし。
>>354
構いません。連投のときに一々名前打ち込むのも大変だし。

>>356
いや、主人公がバルグなのは重々承知ですが、あくまで時間の流れの上での
話で。主人公でなくてもゼクスがM78出身なので一応同じ世界の扱いとしました。

ターンAのあの全て繋がっているという設定も、よく考えると微妙ですが。
特にGが。G自体は好きですが。

358 :クラウス筆者:2006/12/24(日) 20:09:37 ID:Rcwpw+W20
あー、よく考えれば
マックスでのエレキングやレッドキングは
ターンAでのボルジャーノン(ザク)の様な存在なんかも。
や、でもやっぱメトロンとかの説明がつかないや。

359 :バルグ作者:2006/12/24(日) 20:25:34 ID:68aQ273p0
>>357
あー、なるほど…。

ギンガナムがシャイニングフィンガーとか言ってるから繋がってると思いますよ

>>358
メトロンはパラレルなんで無視すりゃいくらでもつなげられます

360 :ウルトラマンシグマ:2006/12/24(日) 21:02:11 ID:pLeFVU6a0
>>343
アルファ作者殿、その流れでOKだと俺は思いますが
リュウラはカイザーとは違う分岐をした未来じゃねぇかなぁ…と。
だって今まで数々のウルトラマンが必死で戦ってきたのに報われないですよ…。
いや俺の考えを押し付けるわけでは無いのでどうかな?と。

>>353
ピース作者殿、シグマの次回作なんですがシグマ直後の予定なんで
空白期間はなんか無さそうかも…。というか次々回作もきっと
直後だろうし…。

361 :338:2006/12/24(日) 21:08:27 ID:/DlF82L9O
>>340
38話はクリスマス編でしたね。
見てきました^-^

>>341
冗談まじりだったのにわざわざ書いてくれたみたいで、ありがとです。


みなさんメリークリスマス!(イブだけど…)

362 :ピース作者 :2006/12/24(日) 21:11:41 ID:c8KCA9On0
>アルファ作者様
了解です。
ではピース→アルファということで。

>シグマ作者様
なるほどお。
やはり、シグマとミラクルらは同一時間に地球を守っていたことになりますよね。
うーむ、ではピースの前触れは、1年ではなく1週間怪獣がいないということにしますね。
(そうなれば「地球は(1週間怪獣がいないから)平和だな」ていう風にもとらえられますよね。
では、ピース世界観はミラクルから1週間後ほど!
これなら大丈夫ですよね。
正式な世界観ができたら公式HPにもUPしますね。
(M78系はほぼ確立ですよね?)

363 :アルファ作者:2006/12/24(日) 21:15:56 ID:lMpUZ1oY0
>>360
 では、シグマももう最終回を迎えるということで、こうしてみましょう。


○M78系

メビウス
 ↓
バーン
 ↓
イレイズ
 ↓
シグマ、ミラクル
 ↓
オーバー、バースト
 ↓
 ↓→→→→→→→→
 ↓         ↓
 ↓        リュウラ
 ↓
ピース
 ↓
フォルテ、アルファ
 ↓
カイザー
 ↓
バルグ(ゼクス)

 オーバーの世界で起こった要素によって分岐。これなら、カイザーがリュウラの弟を
名乗ったとしても不自然ではない。

364 :リュウラ著者:2006/12/25(月) 10:24:57 ID:y3h8g5cH0
あ〜、すいません、そういうことになってますか?私自身はリュウラを
「自分達の世界(つまりウルトラマンの存在しない、視聴者側に近い世界)から数千年後の未来」
と定義していたんですが…。

365 :アルファ作者:2006/12/25(月) 10:30:24 ID:O2K/gwZb0
>>364
了解。じゃ、リュウラはやっぱり並行世界の扱いかな。後で直しときます。

366 :アルファ作者:2006/12/25(月) 10:31:50 ID:O2K/gwZb0
今気付いた。キングオブモンスが出たあの世界の未来ですか?

367 :アルファ作者:2006/12/25(月) 10:37:51 ID:O2K/gwZb0
○M78という用語の出ない並行宇宙(但し、M78世界との行き来は有り)

リュウラ

これでいいっすか?

368 :リュウラ著者:2006/12/25(月) 10:40:38 ID:y3h8g5cH0
初代スレでそんな話してましたねえ(懐)いや、そこまで明確にしてはいません。
この世界観に実在した「初代ウルトラマン」は先代のリュウラであり、
また旧暦(つまり我々の時代から百年前後ぐらい)に「特撮番組としてのウルトラマン」があったかどうかも特に決めてはいないです。


369 :リュウラ著者:2006/12/25(月) 10:43:23 ID:y3h8g5cH0
かぶった。はい、それでお願いします。
(M78世界と行き来できるのは基本的にはリュウラ一人だけになってます。)

370 :クラウス筆者:2006/12/25(月) 17:01:29 ID:CkESMnij0
突然ですが、やっぱマックスは「並行世界のM78星雲」という事で。
オフィシャル設定もたぶんそうだし、何よりクラウスのこの先の展開上、
そうでないと逆に変になっちゃうんです。

371 :アルファ作者:2006/12/25(月) 17:32:59 ID:O2K/gwZb0
>>370
おっけーです。というか、昨日まとめた系図もそのつもりで元祖M78とは
切り離して書いてたと思いますが。

372 :ピース作者 :2006/12/25(月) 17:59:52 ID:zmWp7+Yd0
ではあの表からリュウラを抜かしたものが確定されたものとみていいですよね?
バーンが帰り、イレイズが来て、イレイズが帰り、ミラクル・シグマが来て・・・・
という風にとらえてよろしいですよね?

ここで発する前回の問題点ですが、ピースのシグマが来たときの「お前は忙しいのに」発言・・・。
これはシグマはまだ若手のため、地球を去った後も活動中ということで、とらえてよろしいでしょうか?
>シグマ作者様

373 :アルファ作者:2006/12/25(月) 20:52:25 ID:D+p3k0xK0
ここまでの経緯も含め、又変わった系図変更案。


○M78系

メビウス
 ↓
バーン
 ↓
イレイズ
 ↓
シグマ、ミラクル
 ↓
オーバー、バースト
 ↓
ピース
 ↓
フォルテ、アルファ
 ↓
カイザー
 ↓
バルグ(ゼクス)


○M78という用語の出ない並行宇宙(元祖M78世界との行き来はあり)

リュウラ

374 :アルファ作者:2006/12/25(月) 20:54:05 ID:D+p3k0xK0
○並行宇宙のM78・マックス系(元祖M78世界との行き来はあり)

マックス
 ↓
クラウス


何故クラウスが若干変わっているかというと・・・以下参照。

375 :アルファ作者:2006/12/25(月) 21:01:42 ID:D+p3k0xK0
ウルトラマンクラウス エピソードEX
第8未満話 フリップ星人の実験島!?
分身宇宙人・フリップ星人、宇宙異次元人・ゼバット星人、異次元合成獣・キングゲノム 登場


「てなわけで、サブタイトルにもある通り、今回は俺様が主役なのだ!! プファファファファ!!」
 フリップ星人は威張った。
 彼が今いるのは、太平洋のど真ん中に人工的に造った孤島である。地球人に見つからないよう、
立体映像で海と空の景色を周りに張って外からは何もないように見せている。
 そんな場所を造ったのは、にっくきウルトラマンクラウスとA&Rを倒し、地球人を恐怖のどん底に
陥れられる最強無敵の怪獣兵器を造るための実験場にするためであった。そのために既に試作型の
怪獣を何体か造り、島の中で戦わせてシミュレーションを続けていた。
 その怪獣の製造に協力しているのが、宇宙異次元人・ゼバット星人の一団である。
 彼らは最近まで別の平行世界の地球侵略活動を行っていたのだが、その世界を守っているウルトラ
戦士との戦いで不利になり、機を伺うために一旦この世界へ避難していた。
フリップ星人「要は逃げたのかよ。だらしねえなあ」
ゼバット星人「そっちだって似たようなもんだろうが。未だに地球侵略を達成してはいないのだろう」
フリップ星人「うるせえな。これからなんだよ、これから。それよりどうなんだ、最強怪獣のほうは」
ゼバット星人「それなんだが・・・思わしくないな」
 ゼバット星人は地球侵略のために過去の多くの怪獣を強化改造した『改造怪獣』を目玉商品として
送り込んできたが、オフィシャルでも最近のブームである旧人気強豪怪獣の度重なるリメイクというか
焼き直しで、かつて強豪といわれた怪獣の株もすっかり暴落してしまっている傾向にあるという。
実際、これまでのゼバット星人の改造怪獣投入の結果も思わしくない。
 予断だが、ゼバット星人自体も、実はかつての侵略者、ゼットン星人とバット星人の本陣合併の結果
生まれた混血種である。頭は黒いとんがり帽子状で一つ目、体はごてごてしてプロポーションの悪い鎧の
ような姿。

376 :アルファ作者:2006/12/25(月) 21:04:42 ID:D+p3k0xK0
ゼバット星人「そっちの世界でもかつてゼットンとキングジョーという強豪が連続投入されながら、結局
最強最速とかいう戦士の新強化アイテムの効果を演出するためのかませにされたそうではないか」
フリップ星人「ああ、あれはがっかりしたよな・・・」
ゼバット星人「そこで提案なのだが、この前ゾーリミオスの元となった種を採取してきた世界に、他にも
非常に有効な戦術的効果を挙げられるサンプルとなる怪獣が多数いるらしいのだ」
フリップ星人「ほほう、どんな?」
ゼバット星人「都市の真ん中でいきなり体重が400万トンくらいになってメルトダウンを起こすとか、
全身が反物質で地球上の物質と接触した瞬間太陽系を対消滅させるとか、或いは全身が単極子で地球圏に
入った途端に地軸を狂わせて地殻の大変動を起こして地上を滅亡させるとか、惑星並の大きさで宇宙の果てから
突撃して地球ごと自爆するとか・・・」
フリップ星人「却下だ!!」
ゼバット星人「え〜、何で?」
フリップ星人「俺様は地球の連中が苦しんで慌てふためく様が見たいんだよ! 地球を人類ごといきなり
消し飛ばしちまったら趣きも何もねえだろうが!!」
ゼバット星人「・・・そんなこと言ってるから苦労するんだと思うけどなあ。結局地球人をぶっ殺すんだったら
じわじわ殺すのもいきなり殺すのも変わらないと思うが・・・」
フリップ星人「変わるの!!」
ゼバット星人「そう? しょうがないなあ。じゃ次点の案で、旧強豪怪獣の各要素を遺伝子レベルの改造で合成して
各能力のスペックを引き上げる方向で」
フリップ星人「合体怪獣か・・・ま、しゃあねえか」

377 :名無しより愛をこめて:2006/12/25(月) 21:08:23 ID:D+p3k0xK0
 ゼバット星人は決定案となった最強怪獣の製造に入る。
ゼバット星人「ここに『キング遺伝子』という便利なアイテムがある」
フリップ星人「キング遺伝子?」
ゼバット星人「要は『キング』とつけとけばそこそこ強豪レベルの戦闘力が確保できるという優れ物だ」
フリップ星人「・・・・・・」
ゼバット星人「第二期に乱発され、キングマイマイとかキングボックルとかキングゼミラとかガラキングとか
キングパラダイとかいうどうでもよさそうなのにまで使われ、しまいにゃジャンボーグAの敵のグロース星人まで
乱発して、これも大いに株が下がったことがあるので、乱用は禁物だがな。似た例では、レオの時期に乱発された
『ブラック遺伝子』というのが」
フリップ星人「いや、いい。もういい。お前達の知識が凄く専門的なのは判った。とにかく製造を進めてくれ」
ゼバット星人「そう?」
 極彩色のカラーリングの内装の、島の地下の改造怪獣製造工場で、電極に稲妻が走り、絵の具を混ぜて適当に作った
みたいな悪趣味な色の液体がぼこぼこ泡立つ。
「出でよ、異次元合成獣・キングゲノム!!」

 キングゲノムが完成した頃合に、漸く悪者共の企みを察知したA&R一同が島のある海域に飛んできた。
ゼバット星人「きおったな、A&R」
フリップ星人「丁度いい、キングゲノムの力を試すチャンスだ。入れてやれ」
 立体映像が解除されて島が現れ、A&R一同は驚くが、とにかく島の上空に入っていく。

378 :アルファ作者:2006/12/25(月) 21:12:03 ID:D+p3k0xK0
ヒジカタ・ミスカ「何・・・あの怪獣!?」
ハジマ・シュウ「見るからに手強そうな・・・」
 島の中央の広大な荒地に重量級の怪獣が立っており、雄叫びを上げる。
 飛んでくるエーアールαとβの編隊を見つけた怪獣は、口から何かの塊を連射した。
 エーアール編隊は間一髪で避け、そのまま塊が周辺の地上に落ちると、大爆発が起きた。
「・・・あれは、まさか」
 後方に控えた空母・エーアールγ内のスズミヤ・ルイとシゲノ・ナオキが塊の成分を分析。
ルイ「間違いありません! かつて異次元から出現した島、サブジェクト・ファントムにいた怪獣、レッドキング!」
ナオキ「奴が体内に溜め込んでいた、サブジェクト・ファントムを構成していた岩石です!」
カサゴイ・タクヤ隊長「・・・あの、強力な爆発力を秘めた岩か・・・!」
 当時レッドキングと交戦した、A&Rの前身の防衛隊・チームDASHは、その大爆発する岩石を大量に飲み込んでいた
レッドキングを倒すのに大層難儀した。結局、最強最速の巨人が宇宙に持っていって処分するしかなかったそうだ。
シュウ「それだけでも十分警戒しなきゃならねえってことか・・・厄介だぜ!」
カミヤ・レイジ「・・・やってみなくちゃわからないだろう!」
 レイジのエーアールαが突出して怪獣に爆撃を掛ける。
ミスカ「馬鹿、待ちなさいレイジ!」
 案の定怪獣はびくともせず、逆にエーアールαが撃ち出された岩石を翼に被弾した。
シュウ「レイジ!!」
 墜ちていくαのコクピットで、レイジは尚闘志を失わず、
「クラウゥゥゥゥゥゥス!!」
 ウルティメイトストーンを発動させ、ウルトラマンクラウスに変身した。

フリップ星人「出やがったな、ウルトラマンクラウス。この島がお前の墓場だぜ!!」

379 :アルファ作者:2006/12/25(月) 21:14:33 ID:D+p3k0xK0
 クラウスは怪獣キングゲノムの岩石弾を交わしながら素早く近づき、連続チョップを見舞う。
 だが、キングゲノムの黒光りする体は異常に硬く、逆に手にダメージを受けて苦しむクラウス。

ゼバット星人「キングゲノムの体は、用心棒怪獣ブラックキングの、ウルトラブレスレットの斬撃も跳ね返す
防御力を備え」

 キングゲノムは180度回転し、白く長い尻尾をクラウスに巻きつけ、強力な電撃を放つ。

ゼバット星人「尻尾は電気怪獣・・・いや、この次元世界では『放電竜』と呼ばれていたか・・・エレキングの尻尾」

 既にかなりのダメージを受けたクラウスは、力でどうにか尻尾を振りほどき、一旦下がって距離を取る。そして
キングゲノムに向かって両手を伸ばし、ダブルフィンガービームを撃つ。
 と、キングゲノムの頭部の長い二本の角から、電磁フィールドが迸る。それによってキングゲノムの正面に
バリヤーが形成され、ビームを弾いてしまう。
 狼狽するクラウス。

ゼバット星人「ウラン怪獣・キングザウルス3世の角でバリヤーを作り、ビーム攻撃をも防御する!」

 クラウスは諦めず、今度は更に力を貯め、必殺のクラッシュウムカノンを放つが・・・
 バリヤーは、それさえも防いでしまう!

ゼバット星人「以上、キング遺伝子によって四大キング怪獣で固めた、これがキングゲノムの力だ!」
フリップ星人「おお、すげえすげえ! やるじゃねえか」
ゼバット星人「はっはっは何の何の」

380 :アルファ作者:2006/12/25(月) 21:23:24 ID:D+p3k0xK0
 正面はバリヤーで守られ、後ろに回ってもエレキングの尻尾。非常に攻めづらい。更にキングゲノムは
今度は攻めに回る。素早い上に怪力。防戦一方のクラウス。カラータイマーが鳴り出す!

フリップ星人「いける、いけるぜ! 今日こそ手前の最期だクラウス! 手前を倒した次はキングゲノムで
世界を攻撃し、人間共に恐怖と絶望を与えてやる! プファファファファーーー!!」

 調子に乗っていたとき。
 クラウスに連続パンチを食わせていたキングゲノムの尻尾が、飛んできたエーアールβの翼の刃で根元から
斬り飛ばされた。
 ダッシュバードのコンセプトを受け継いだ翼の切れ味は健在である。

フリップ星人「・・・プファ?」

シュウ「地球を守ってるのは、ウルトラマンクラウスだけじゃねえんだよ!」
 A&R側は、ルイとナオキの分析により、キングゲノムの別々の怪獣の部品を合わせて出来ている体の
接合部分は、エーアールβのフルパワーの斬撃で切れなくはない強度であることを見抜いた。そこで、
シュウのエーアールβが隙を突いてヒットアンドアウェイを食わせたのである。
ミスカ「そういうこと!」
 続いてミスカのエーアールβも急接近し、キングゲノムのバリヤー発生器官である二本の角を斬り落とす。
 誤記ではない。今回、エーアールβは二機ある。件数が増えつつある怪獣事件への対応策として、プロトタイプの
βのレプリカがもう一機予備として造られ、今回試験投入されたのである。

381 :アルファ作者:2006/12/25(月) 21:28:17 ID:D+p3k0xK0
シュウ「今だ、クラウス!」
 クラウスは頷くと、突然の不意打ちに気を取られていたキングゲノムに組み付き、投げ飛ばしてうつ伏せに
転倒させる。そして、尾を切断された尻の断面の防御の弱くなった部分に向け、もう一度クラッシュウムカノンを
放った。今度はダメージがまともに入り、悶絶するキングゲノム。
 だが、その衝撃で、キングゲノムの体内に貯められたサブジェクト・ファントムの岩に誘爆。キングゲノムが
倒れたまま、地鳴りのような音を立て始める。体内から光がじわじわ漏れてくる。
カサゴイ「いかん、爆発するぞ! 退避!」
ルイ「でも、墜落したレイジさんが!」
ナオキ「いや・・・多分」

「おい! どうなってんだ・・・」
 フリップ星人がゼバット星人達に怒ろうとすると、彼らも既に別次元への穴を開けて島のアジトから
退避しようとしている。
「諦めよすぎるだろ手前ら!?」
「失敗したものは仕方ない。又作戦を練り直すしかないだろう」
「所詮単発の番外編ではな」
「我々自身の戦闘力は大したことないし、命あっての物種だ」
「それとも、あんただけ残るか?」
「・・・・・・」
 フリップ星人も退避する。

382 :アルファ作者:2006/12/25(月) 21:29:28 ID:D+p3k0xK0
 閃光が海に迸り、島は跡形もなく大爆発した。
 爆心部から遠ざかっていくA&R。エーアールβのコクピットから振り返るミスカ。
「レイジ・・・」
「おーーーーーい」

 レイジは、A&Rの眼下の洋上にぷかぷか浮かんで手を振っていた。
 救出の際、島が爆発する寸前にクラウスに助け出されたと、レイジは適当に言い訳をした。それで通用した。
ナオキ「ほら、やっぱり」

 地球は一部の者だけによって守られているのではない。一人一人の団結の意志が地球を守っているのだ。
フリップ星人「いい話っぽくしておざなりに纏めるんじゃねえ!! 今度こそ見てろよプファーーー!!」


 エーアールβの予備機を勝手に作ってるとか、γには三人乗りは可能なのか(仮にも空母なんだから
大丈夫だろうと思って書きましたが)とか不安な部分があるので、認可されてまとめサイトに載るか
どうかはクラウス作者様の一存で。
 バルキーとバルーパーが出たら戦況はかなり変わるので、時期は少なくともそれより前という前提です。

383 :バルグ作者:2006/12/25(月) 22:48:11 ID:YMLohGOj0
ウルトラマンバルグ クリスマス番外編 「クリスマスの奇跡」 鈴怪獣スズゴン 鹿怪獣シカドン 大泥棒宇宙人サルタ星人 ウルトラノストル登場

12月24日クリスマス・イブのことである。
特殊防衛隊の基地で特殊防衛隊、SPIRITS主催のクリスマス特別イベントを行っていた。
イベントの目玉は実際にストライクホークなどを使って行われるウルトラマンバルグ、ゼクスショーである。
事の発端はSPIRITSのスポンサーであるオノが
「一般市民の方々にSPIRITSや特殊防衛隊のことをよく知ってもらうためにクリスマスにイベントを
 おこなってみてはどうでしょう?」
という言葉である。
オノが特殊防衛隊日本支部総監のオダに話を持ちかけオダが了承したのでイベントを行うことになったのだ。

会場の一角でジンはSPIRITSの武装や兵器について市民に説明していた
「この銃が僕達の装備であるスピリッツガンです。実弾とレーザーの打ち分けが出来て…」
ジンが一通りの説明を終えるとユウが来た。
「あ、ユウ。ショーの方はいいの?」
「今はヒジカタ隊長やレイ、トダ隊長、タケダ副隊長が街の防衛について語ってるから休憩中なんだよ」
「あぁ、なるほど。…けど、ショーをやるって聞いた時は驚いたなぁ」
「まったくだぜ。バルグやゼクスはどうすんのかと思ったらガンゲリの色塗り替えてそれっぽくして登場させたからな」
「レイ副隊長やロウも大変だったろうね」
「ほんとにな」
と、その時である。突如として会場の近くに怪獣スズゴンとシカドンが現れたのだ
会場はパニックになるがヒジカタやトダの素早い対応ですぐにほぼ全ての避難活動を終えたのだった。
そして、ジンやユウに出撃命令が下りジンやユウは出撃した。

384 :バルグ作者:2006/12/25(月) 22:49:55 ID:YMLohGOj0
ストライクホークやコンドルウィング、スピリッツフェニックスが一斉攻撃を行うもあまり効果がなく
二大怪獣は街を大暴れしていた。
そこにロウのガンゲリオン初号機とレイの弐号機が現れる。
ガンゲリオンの登場により一気に優勢になる特殊防衛軍とSPIRITS
しかし、そこにサルタ星人が現れる。
サルタ星人は風呂敷を降り回しスピリッツフェニックスやコンドルウィングが撃墜された委員達は脱出する。
そしてジンのスピリッツフェニックスとユウのストライクホークが撃墜されバルグとゼクスが現れる。
バルグがスズゴンの相手をし、ゼクスがシカドンの相手を、ロウとレイはサルタ星人と戦う。

バルグはスズゴンに対しフィンガ―ショットで攻撃をしかけるがあまり効果が現われなかった。
そこでバルグはスズゴンに対し格闘をしかけた。
スズゴンと取っ組み合いになるバルグ。
しかし、スズゴンがとてつもなく大きい音を出しバルグの動きを止める。そして、バルグに乱打を加える。
バルグのエナジーコアがなりだす。
バルグは決着をつけるためにフィンガーブレイクを発射した。
フィンガーブレイクは命中したがスズゴンは耐えた。
そして、再びバルグに対し乱打を加える。

385 :バルグ作者:2006/12/25(月) 22:50:26 ID:YMLohGOj0
ゼクスはシカゴンの突撃に戸惑っていた。
ゼクスが牽制としてストライク光線を繰り出す。
しかし、シカゴンに避けられゼクスはシカゴンの突撃をモロに受けてしまう
ゼクスがぶっ飛ばされ地面に叩きつけられゼクスは大きなダメージを負った。
ゼクスはよろよろと立ちあがりシカゴンにコンドルキックを放つ。
コンドルキックは命中しシカゴンを倒れさせた。
しかし、シカゴンは立ちあがり鼻を真っ赤にしてゼクスに突進した。
ゼクスは受け止めようとしたが受けきれずに再びぶっ飛ばされてしまう。
そしてゼクスのカラータイマーがなり始めた。

ロウとレイはサルタ星人の攻撃に苦戦していた。
サルタ星人は素早い動きでロウ達を翻弄する。
「くっ、当たれ!」
レイが対怪獣用マシンガンで攻撃を仕掛けるもサルタに当たらない
「チキュウジンノウエポンハコーンナモノデスーカ?ガッカリデース」
そういうとサルタ星人は風呂敷から大型ガトリングガンをとりだし二人に攻撃をしかけた
「…フィールド展開!」
二人はガードフィールドを展開し攻撃に耐える。だが、フィールドも長くは持ちそうになかった
「…クッ、このままでは…やられる…」
その時であった突如としてウルトラノストルが現われサルタ星人に攻撃をしかける
「オウ!?ユーはナニモノデースカー?」
「ホッホッホ、サンタクロース…とでも名乗っておこうかのォ」
そういってサンタの姿をしたノストルは笑った
「サンタクロース!?ワケガワカリマセーン。デスガミーノジャマヲスルナラヨウシャハシマセーン」
サルタ星人は再びガトリングガンを取り出しサンタクロースに攻撃を仕掛ける

386 :バルグ作者:2006/12/25(月) 22:51:24 ID:YMLohGOj0
「フン、ぬるいわ!」
そういうとノストルはマントで全ての弾を叩き落した
「シーット!ナントイウコトコタダ…」
「ホッホッホ、一度異次元で精神を鍛えなおすがいい。ノストルウェェェイブ!」
そういうとサンタはマントでサルタを異次元に送る
「オーマイガー!ロイスサマスイマセーン!」
そういい残しサルタは異次元えときえた。
「なんなんだ?あのサンタクロースは…」ロウがそうつぶやく
「特殊防衛軍の隊員よ、ゼクスの援護に行くといい。ワシがバルグの援護に向かおう」
「…了解しました。私達はゼクスの援護に向かいます」
「…レイ副隊長!?」
「大丈夫。行動を見る限りあの巨人は私達の味方よ。ゼクスの援護に向かう。いいわね?」
「…了解しました」

「ウッ、ジュワッ…」
バルグは瀕死の状態に陥っていた。
スズゴンの乱打はまだ続く
そこにノストルが現われスズゴンを投げ飛ばした
(大丈夫かの?バルグ、ジンくん)テレパシーでノストルはバルグとジンに話しかける
(その声は…ノストルさんですか?)ジンが尋ねる
(そうじゃ。苦戦している様じゃの…。ワシのエネルギーを分け与えよう)
(感謝します。ノストル)バルグはそう答えた
(ホッホッホ、構わんよ。どれ、そろそろ決着をつけるぞい)
(はい!)(了解した)
バルグはノストルからエネルギーを分けてもらい再び立ちあがる
そしてバルグはスピリッツ光線をノストルはノストルショットを発射した。
スズゴンは爆発した

387 :バルグ作者:2006/12/25(月) 22:52:26 ID:YMLohGOj0
「ブモォォォッ!」
シカドンがトドメを刺そうと再び突撃の構えを取った。
そこへ初号機と弐号機が現われ怪獣用マシンガンで攻撃をしかけた
シカドンは怒り初号機と弐号機のほうへ向きを変え突撃してきた
「くるわよ!」「えぇ…フィールド最大展開!」
初号機と弐号機がシカドンを受けとめようとする
初号機と弐号機はシカドンを受けとめるが余り永くは持ちそうになかった。
そこへゼクスが再び立ちあがりロウ達とともにシカドンを受けとめる
(いくぜ、ゼクス。ロウやレイにあまり負担をかけていられねぇ!)
(あぁ、わかっている)
ゼクスはシカドンを投げ飛ばしゼクニウム光線を発射した
「私達も合わせていくわよ!」「了解!」
初号機と弐号機も対怪獣用レーザーライフルを取り出しシカドンに発射した
シカドンは爆発した。

「おーい」
ジンとユウは中間達のところに戻ってきた
「おぉっ、ジンとユウも戻ってきましたよ」
「大丈夫だったの?ジン」エミがジンに言う
「あれ?エミ、なんでいるの?」
「私もイベントに来てたのよ。撃墜されたって聞いて心配したけど無事みたいね」
「バルグに助けてもらったんだ」
「へぇ…」

「あの、怪我とかはないんですか?」サツキがユウに聞く
「うん、大丈夫大丈夫。ゼクスに助けてもらったよ」
「よかったですね」
「まぁ、俺、悪運は強い方だからね」

388 :バルグ作者:2006/12/25(月) 22:54:00 ID:YMLohGOj0
「おーい、みんな。イベント再開するぞー!」
オノが突然現われ隊員達にいった
「よし、みんないくぞ!」
ヒジカタとトダがいった
「了解!」

再開されたイベントは順調に進んでいた。
そして、イベントが終わろうかという時であった
突如としてサンタクロース姿のウルトラノストルが現われた
「おぉ…サンタだ!」とか「えっ?やらせ?」と言った声が人々から聞こえる
「ワシからみんなにクリスマスプレゼントじゃ!」
ノストルがそういうとボロボロになった街が元に戻り大きなモミの木が生えた。
そして、ノストルがパチンと指を鳴らすとモミの木に飾りが一気につき雪が降り始める
人々が口々に「すげぇ…」とか「綺麗…」とか「奇跡だ…」等と口にする
そして、ノストルがマントを降ると街の人みんなにプレゼントが渡る
「メリークリスマス!」
ノストルが街の人たちにこういうと街の人たちも「メリークリスマス!」と言った
ノストルが指を鳴らし鹿そりをよぶとノストルはそりに乗りさっていった。
街の人たちは後にこの日を「ウルトラクリスマス」と言って語り継いだ

皆さんもよいクリスマスを…

特別編終わり

389 :バルグ作者:2006/12/25(月) 22:56:29 ID:YMLohGOj0
と、いうことで特別編を投下してみました。
お前これ投下すんのおせぇよとか本編はどうしたとかいいたいでしょうが気にしないでください。
ノストルなんでもありかよとか思っても突っ込まないでください。
とりあえず本編はやく投下できるよう頑張ります。はい

390 :アルファ作者:2006/12/25(月) 23:25:05 ID:D+p3k0xK0
バルグ作者様
 今日は25日なのでまだセーフでしょう。サルタ星人のいきなりのエセ
外人喋りに笑い、更にロイスの手下だったのに驚きました。つい先週
父の降誕祭だったのもタイムリーで、面白かったです。

391 :ウルトラマンシグマ:2006/12/25(月) 23:26:03 ID:1J4iMYym0
ピース作者殿、俺はそれで構いません。
そして、今しばらく俺に時間を…ウルトラマンシグマ最終回、行きます…!

392 :ウルトラマンシグマ:2006/12/25(月) 23:27:52 ID:1J4iMYym0
第五十二話・最終回「さようならシグマよ!銀河に届け勇気と愛!」
究極戦闘生命体ラストレイガ、破滅宇宙人バゾード星人登場

前回のあらすじ…。
全宇宙支配を企む破滅宇宙人バゾード星人は最強の怪獣、ラストレイガを
誕生させた。大和真悟はウルトラマンシグマに変身し、果敢にラストレイガに
戦いを挑むがシグマの必殺技は全て通用せず、逆にラストレイガの必殺技、
ガウドエクスプロージョンによって倒され、さらに現れたバゾード星人の
赤色寒波光線により、力尽きてしまう。シグマは真悟の姿に戻るものの、
悔しさを滲ませながら意識を失ってしまう。

SGTはファルコンをその場に着陸し、目の前の光景を見つめていた。
バゾード星人は地球に勧告を行う。降伏しろと。
星人「地球人達よ。ここで降伏するなら君達の命は保証しよう。さあどうするかな?」
神「断る!貴様の言いなりにはならん!!」
星人「その選択をするのもいいだろう。では明日から早速、まずこの日本を
破壊し尽くそう。早く降伏しなければ日本どころか世界中が危ないぞ…
そのことを忘れるな…ふふふははははは…!!」
バゾード星人はそう言い残すとラストレイガと共に消えていった。

中村「隊長!いったいどうするんですか!?」
神「…とりあえず本部に戻ろう…。我々も態勢を整えなければならん」
雪「でも隊長!真悟が!真悟はどうするんですか!?」
神「…今は星人と怪獣の問題を何とかしなければならない。真悟一人を
構っているわけにはいかない…」
雪「酷いです隊長!真悟を見捨てるんですか!!」
神「見捨てるわけではない!!…あいつはいつだって帰ってきていた…!
真悟は必ず生きている!あいつが死ぬわけないんだ!!」
神は自分に言い聞かせるように叫ぶ。SGTが本部に帰還するため再びファルコンに
搭乗しようとした時、住民がSGTを取り囲む!

393 :ウルトラマンシグマ:2006/12/25(月) 23:28:24 ID:1J4iMYym0
「おい!あんな返答していいのかよ!!」
「地球はあの宇宙人によって荒廃するぞ!!」
神「みなさん、地球人が諦めてしまっては奴の思う壺なんです」
「だけどあの宇宙人と怪獣にはシグマも敵わなかったんだぞ!!」
「そうだそうだ!俺達が生き残るにはあいつに従うしかないんだ!!」
神「シグマが勝てないのなら地球人が勝ちましょう。我々は40年以上も
ウルトラマンと共に怪獣や侵略者と戦ってきました。同じだけ我々も
戦ってきているのです!シグマが勝てないから我々が勝てないということは
無いのです!そして地球の平和を守っていくのはウルトラマンではなく
我々地球人なのです!その気持ちがあるからこそ我々はいつも諦めず、どんな局面に
立たされても負けずにここまでやってこれたのではないでしょうか?
ですからみなさんも最後の最後まで諦めないで下さい!!」

その頃、どこかの森の中で意識を失っていた真悟は誰かに運ばれていた…。
真悟は朦朧としながらも
真悟「(誰だ…俺を連れて行くのは…?)」
???「真悟さん、しっかりしてください!」
???「真悟さん!俺だよ、勇だよ!分かる!?」
真悟「勇君…?」
勇「そうだよ!大丈夫?」
勇の父「いつも勇がお世話になっています」
真悟「勇君のお父さんですか…うっ…!」
勇「あっ!真悟さん!」
勇の父「こりゃいかん、すぐに家に運ばなければ」
勇達が真悟を家に連れ帰っている時、SGT基地では…。

荒井が今後のことについて話し出す。

394 :ウルトラマンシグマ:2006/12/25(月) 23:29:21 ID:1J4iMYym0
荒井「今回の戦闘の記録を確認しましたが…駄目ですね勝率は限りなく低い」
神「勝率が1%でもあればやるのが我々だ」
荒井「ですが、我々の攻撃をものともしない連中です。こちらの武器もたぶん
研究し尽くしているのでしょう。私は…正直不安です」
神「ならば奴らも知らぬ武器を用意しよう」
谷村「そんな物があるんですか、隊長?」
荒井「…まさか、あれを使用するつもりですか隊長!?」
神「そうだ、プラズマクラッシャー砲だ」
荒井「あれは…使えるには使えますがまだテストも行っていない非常に不安定な物です。
それにエネルギーとなるデリアス鉱石は時田研究所にあり、星人の妨害工作が
あったらひとたまりもありません!」
神「分かっている…だから私だけで行く!」
中村「隊長!俺も行きます!」
神「いや、若い君を危険に晒すわけにはいかん。私だけでやる!
…何、デリアス鉱石を取りに行くだけなんだ。必ずしも妨害工作があると
決まったわけではない。みんなは状況の確認、真悟から連絡があったら頼むぞ」

SGTタイガーに乗り込み、神は時田研究所に向かう。意外にも何も
障害無く、時田研究所に到着した。
時田「神隊長…これがデリアス鉱石です」
神「ありがとうございます。これで必ず地球を守ります」
時田「…神隊長、うちにある鉱石だけではプラズマクラッシャー砲は2発が限度です。
ここぞという場面で使ってください」
神「分かりました。それでは失礼します」

鉱石を受けとり、タイガーで帰還する神…しかしその時、宇宙船が現れタイガーを
攻撃し始める!そしてどこからか声が聞こえてきた…バゾード星人!

395 :ウルトラマンシグマ:2006/12/25(月) 23:31:04 ID:1J4iMYym0
星人「神隊長…大人しく降伏すればいいものを。奈落の果てに突き落としてやろう」
神「私は絶対に諦めない!私の命が尽きる時は貴様らの命も終わる時だ!!」
タイガーは宇宙船の光線を避けながら進む。しかしこのままではいつ当たるとも
限らない。その時、前方に機影が…ファルコン2号だ!
中村「隊長!俺達は、SGTに入隊した時から危険なんか覚悟の上です!」
雪「そうです!それにこんなの、危険の内にも入りません!」
ファルコン2号はメタリウム砲で宇宙船を攻撃!宇宙船はバリアを張るものの
貫通し破損してしまう。
星人「ふっやるな。だが明日は君達の最期の日だ。この短い時間を楽しんでおきたまえ。
もちろん、君達の気が変われば話は別だがね…はっはっはっは…!」
そう言い残し宇宙船は姿を消した。その頃、真悟は…。

真悟「…うっ、ここは…勇君の家か…」
勇「そうだよ。しっかりして真悟さん」
勇の父「今は休んでください。SGTの方には私が連絡しておきます」
真悟「いえ、連絡は結構です!明日もバゾード星人の攻撃がある…SGTも
それに備えているでしょう。俺は直に合流しますので…」
勇の父「はあ、そうですか。では…」
勇「真悟さん、今は寝ようよ、ね?」
真悟「うん、明日は必ずみんなを守って見せるからな…」
真悟は少しでも勇君を安心させようとそんな絶対でもないことを言う…
そしてその夜の夢の中で…。

???「ウルトラマンシグマ…大和真悟よ…」
真悟「あなたは…ゾフィー隊長…?」
ゾフィー「そうだ、私だ…今日は話がある…」
真悟「話…?まさか…!」

396 :ウルトラマンシグマ:2006/12/25(月) 23:32:32 ID:1J4iMYym0
ゾフィー「もう察しているか…そうだウルトラの星への帰還命令だ」
真悟「その命令は聞けません!まだバゾード星人、そしてラストレイガ…あいつらを
倒すまで、俺は帰るわけには行きません…!」
ゾフィー「駄目だ…君はまだ若い。その命を散らすには早過ぎるのだ」
真悟「俺は…地球のためなら…それに勝つ手段は一つだけあります…!」
真悟がその話をしようとした時、現れたのは…ウルトラマンエース!

エース「真悟!まさか、君はあの技を使う気か!?」
真悟「…俺にはもうこれしかありません!」
エース「あの技は危険だ…失敗したら太陽系は軽く吹き飛んでしまうぞ!
成功してもデメリットがある…!」
真悟「…それは承知の上です…!」
エース「君には私と同じ想いをさせたくない…」
真悟「この星を守るのが…ウルトラマンとしての俺の使命です!」
エース「…もう一度、警告する!あの技は絶対に禁止だ!!」

そこで目を覚ます真悟。外ではスズメがチュンチュン鳴いている…!
SGT本部ではプラズマクラッシャー砲の準備が完了し、全ての戦力を
荒れ果てた東京駅周辺に集めさせた。
神「…みんなに聞いておくことがある。この戦いは絶対参加する義務は無い。
今のうちに避難してもいい」
中村「隊長!そんなこと俺はしません!」
谷村「そうです!あいつらに地球人の底力を見せてやる!」
荒井「昨日も言った通り、私は不安です…。ですが逃げ出すのは私の性分では
無いので」
姫子「ここで逃げ出してもなんにもならないんです!私だって…
SGTの隊員なんです!」
雪「真悟の分まで大暴れしましょう!!」
神「すまんな、みんな…。よし!これより我々は決死の大勝負に出る!みんな頼むぞ!」
そして遂にラストレイガ、バゾード星人がその姿を現した!
星人「なるほど…君達の返答はそれか…では、これより地球破滅と行こうか!」

397 :ウルトラマンシグマ:2006/12/25(月) 23:33:15 ID:1J4iMYym0
ラストレイガが目からレーザー光線を発射し、東京駅を完全に粉砕する!
SGTは地上に中村、荒井を残し、ファルコン1号に神、姫子、2号に谷村、
そして3号に雪が乗り込み攻撃を開始する!
星人「無駄なことがつくづく好きだな君達も…!」
バゾード星人は腕から雷撃光線を発射し、ファルコンを攻撃する!
ファルコン隊はそれを避わし、レーザー砲で攻撃!だが効き目はやはり無く
逆にラストレイガの火球で2号に被弾してしまう!
谷村「くそ!脱出!」

地上の中村、荒井はプラズマクラッシャー砲での攻撃準備をしていた。
合図があるまで撃つことは出来ない…!
中村「くそ!みんな!」
荒井「撃つな中村!チャンスを待つんだ!!」
バゾード星人は腕を合わせ火炎を放ち、ファルコン1号を被弾させる!
神「しまった…姫子、脱出だ!」
姫子「うっ!…了解!」
神達は落ち行くファルコン1号から脱出!しかしファルコンの進路はラストレイガの
方である!ファルコンはラストレイガに激突!大爆発が起きる!…しかし
ラストレイガは無傷である。
星人「馬鹿な奴らよ!その程度でラストレイガを倒せるものか!」
雪「まだ私がいる…真悟…!」

勇「真悟さん、行っちゃうの?」
真悟「ああ、みんなが戦っている…俺が行かないわけにはいかない」
勇「でもあいてはシグマもやっつけちゃったんだよ!?」
真悟「…地球人が力を合わせればきっとシグマ以上に戦える!全ての人が
手と手を取り合って進めば未来は光り輝く!勇君…さようなら…!」
勇「真悟さん…真悟さーん!!」

398 :ウルトラマンシグマ:2006/12/25(月) 23:34:01 ID:1J4iMYym0
SGTは劣勢を強いられていた。上空で雪の乗ったファルコン3号が
奮闘するが落とされるまで時間の問題である。地上での攻撃も効き目は無い。
星人「ラストレイガ!やれ!!」
ラストレイガはレーザーでファルコン3号を撃墜!雪は脱出しようとするが…
雪「脱出装置が効かない!?…真悟!!」


真悟「シグマァァァ!!」


谷村「ウルトラマンシグマ!!」
星人「生きておったか…!」
シグマは雪を救出。ラストレイガ、バゾード星人に最後の戦いを挑む!
果敢にシグマはラストレイガに飛び掛るがラストレイガはそれを跳ね除け、
逆にシグマを踏みつけ、連続で蹴りを入れる!さらにバゾード星人の赤色寒波光線を
浴びせられ苦しむシグマ。だがこの星を守りたい…その気持ちがシグマを
再び立ち上がらせた!
星人「しぶとい奴だ!」
シグマ「地球は…みんなの星だ!誰かが支配するようなことは…絶対に許さん!!」
そう叫ぶとシグマはシグマソードを取り出し、バゾード星人に投げつける!
バゾード星人は避けようとするがSGTの一斉攻撃で怯んでしまう!
ソードがバゾード星人の腹部に貫通した!
星人「うおっ!?」
神「今だ!」
中村「地球人の底力を思い知れ!!」
プラズマクラッシャー砲が発射されバゾード星人に命中!大爆発が起きる!
星人「ば、馬鹿な…ラストレイガよ!地球を破滅させろ…破滅させるのだー!!
ぐっ!ぐわああぁぁぁぁ!!」

399 :ウルトラマンシグマ:2006/12/25(月) 23:35:36 ID:1J4iMYym0
ラストレイガはバゾード星人の最期の叫びに応えガウドエクスプロージョンの
構えを取る!シグマは…
シグマ「本当は…この技は使いたくなかった…!だが奴を倒せる方法はこれしかない!」
シグマの両腕にエネルギーが集中されていく!今までのシグマが見せたことのない
技をしようとしているようだ…!ラストレイガはレーザー、火球を発射し
シグマの邪魔をする!だが…SGTがシグマを援護する!
荒井「最後の1発だ!受けてみろ!!」
プラズマクラッシャー砲が再び発射されラストレイガは怯む!同時にクラッシャー砲は
破損してしまう!
シグマ「みんなありがとう!これが、貴様にだけ見せる最後の力だ!
アスシウム光線の本当の姿…それが…ビッグバン・アスシウム光線!!!!!」

シグマの全てのパワーを開放し発射されたビッグバン・アスシウム光線!!
決まればどんな敵も必ず倒せるシグマの最強にして最後の光線技だ!それが
遂に発射されたのだ!!
シグマ「うおぉぉぉぉ!!地球を!みんなを!愛すべき人たちを守るため
必ず決めてみせる!!!」
ラストレイガはガウドエクスプロージョンが跳ね返されたので完全防御バリアを
展開。しかしそのバリアさえビッグバン・アスシウム光線は破壊しラストレイガに
命中する!ラストレイガは細胞の一片も残さず消滅していった。
一瞬、静まり返る…そして歓声が沸き上がった!!
中村「やった…やったぞぉー!!俺達の勝利だ!!」
神「ありがとう、みんな。…ありがとうウルトラマンシグマ…!」
雪「真悟…!勝ったのよ、私達…」
シグマは空へは飛び立たずその場でテレポーテーションで消え去った。

400 :ウルトラマンシグマ:2006/12/25(月) 23:37:00 ID:1J4iMYym0
―――3日後
SGTは荒廃した街の復興活動と同時に通常の任務を行っていた。
桃瀬雪はパトロールへと出掛けていた…真悟を探すのを主に。
雪「真悟、あんた絶対生きてるよね…」
雪はこの3日間、散々、真悟が行きそうなとこへ向かったが何の手掛かりも
得られなかった…しかしその時、雪は思い出した!
雪「あたしたち、二人しか知らないあそこだ…!」
奥多摩山中のとあるベンチ…雪は向かう。そこには…!

「雪…!」
「真悟…この馬鹿!!」
雪は真悟に抱きつく。真悟は嬉しそうに装いながら寂しそうな表情を浮かべていた…。
「雪…大事な話がある」
「何よ?」
「…今日で君ともお別れだ…!」
「!?…なんでよ!せっかくまた会えたのに!!」
「俺は…ビッグバン・アスシウム光線の影響で完全に彼と同化してしまった」
「真悟、あんた何言って…」
「ははは…宇宙を旅したいって夢は叶うみたいだ…」
「そんな…嫌だ、そんなの!」
「ごめんな…でも、これからも会えないわけじゃない」
「でも、あなたは遠い所に…!」
「遠くなんか無い!俺は…いつでも君の近くにいる…!だから雪…」
「何よ…!」
「また、会うその時が来るまで…地球…頼むぜ…!」
「…うん!」

401 :ウルトラマンシグマ:2006/12/25(月) 23:39:00 ID:1J4iMYym0
真悟は雪に挨拶を済ませるとベンチから離れ、胸ポケットからスパークスティックを
取り出した…!そして叫んだ!
真悟「シグマァァァ!!!」
雪の目の前に立つ、地球を守り愛した正義の巨人…!ウルトラマンシグマ…!
シグマ「シュワ!!」
シグマは叫び夕日へと飛び去った!

「真悟ぉー!!!絶対に、絶対に!!また会うんだからね!!会いに来なかったら
化けて出るぞー!!!また顔出しなさいよ…!真悟…!」

シグマは、真悟は、それでも飛び立った。地球を涙で濡らしながら。
最後にビー玉ぐらいの大きさで見える地球をもう一度、見て、二度と振り返らずに
光の国へ飛んだ。その時、雪には見えただろう。飛び去っていくシグマの、
いや、真悟の姿が光り輝くウルトラの星へと変わるのを…。
ありがとうシグマ…さようなら大和真悟…!!


                             終わり

402 :ウルトラマンシグマ:2006/12/25(月) 23:41:01 ID:1J4iMYym0
>>392-401が最終回です。最後の失態は終わりの文字が
右端に寄らなかったことだ…。

403 :バルグ作者:2006/12/25(月) 23:42:39 ID:YMLohGOj0
>>シグマ作者さん
最終回乙です!
…やべぇ…真吾と雪の別れで涙がでそうになったぜ…。
次回作も期待してます!

404 :ピース作者 :2006/12/25(月) 23:46:48 ID:svk/Nxt60
>シグマ作者様
うぅ!!終わっちゃったよぉぉ。
なんだか涙が出てきました。
地球を守ったのに、愛おしく悲しい結末なのがGOODでした。
ビッグバン・アスシウム光線を使うと同化してしまうなんて、、、
だけれど、全力を尽くしたSGTとシグマの活躍が報われて大変嬉しく思います。
全52話、本当におつかれさまでした。
さようなら!シグマーーーーーー!!

405 :アルファ作者:2006/12/25(月) 23:50:38 ID:D+p3k0xK0
シグマ作者様
 かっこええ・・・一回じゃ語り尽くせないので、他の人達の
反応も見て折を見て語って行きたいと思います。多分、これから自分で書く
話の糧にも・・・いや、間違いなく反映させたいと思う次第です。
 又来いよー!! 絶対来いよー!!

406 :ピース作者 :2006/12/25(月) 23:59:46 ID:svk/Nxt60
それとシグマ作者様、設定の承諾ありがとうございました。

>アルファ作者様
19話20話感想。
一誠の一声・・・・、「つ、ついに!!」と達志の気持ちで感激しました。
ズィーベン隊長との協力も、いつも以上にカッコよかったですね。
今回のシリーズラスト(?)の21話、楽しみにしてます(UPされてますけども)

世界観表お疲れ様です。
シグマの後の作品がピース枠に入るのか、オーバー・バースト枠に入るかは
シグマ作者様がご判断なさってくださればいいですよね。
それが決定したらまとめサイトにUP致しますね

407 :アルファ作者:2006/12/26(火) 00:08:47 ID:Ie4bTe8p0
ピース作者様
 あああ、まだシグマ最終回の興奮冷めやらないんですけど。

 世界観表は、スレが流れないうちに取り合えずサイトに掲載しても
いいと思います。どうせ新作が出るたびに更新しなきゃならんだろうし、
その折ごとに修正していけば。

 しかし、これで最初期からの作品で現役はリュウラだけになりました。
リュウラはどう収束していくのか。

408 :クラウス筆者:2006/12/26(火) 00:12:36 ID:pWRpVhn90
>「俺は…ビッグバン・アスシウム光線の影響で完全に彼と同化してしまった」
 「真悟、あんた何言って…」
 「ははは…宇宙を旅したいって夢は叶うみたいだ…」

ぬあぁぁぁぁなんかこの辺のくだりがものすごく来る。
そうか、最終回で同化か…。そんな結末もあるんだな…。エース兄さんが心配するワケだ…。
個人的には歴代名お別れシーン(セブンとかエースとか)と匹敵する内容だ…。
俺もこんなカタルシスと愛がこもった作品を創れる様にがんばります。
後、気が早いかもしれないけど新作も期待してます。

409 :ピース作者 :2006/12/26(火) 00:46:54 ID:hiuG09dG0
>アルファ作者様
了解いたしました。
ご確認を・・・。

>クラウス作者様
あのクリスマス編、何か今までにない凄いものを感じました。
楽しかったです。

410 :ウルトラマンオーバー:2006/12/26(火) 01:41:32 ID:xGSIE41Z0
>シグマ作者様
真悟・・・行っちゃうの?
え?ほんとに行っちゃうの?
嘘でしょ?
シグマ作者様俺を騙してからかってるんでしょ?
ねえ・・・そうだよね?
だって、今まで死ぬ思いで頑張ってきた真悟が・・・だって・・・
アルファみたいにNOって言えばいいじゃん
バーン「作者・・・わがままを言うんじゃない、シグマの力を必要としている星は、この宇宙には無数にあるんだ」
でも・・・でも・・・だからって一人の人間を犠牲にしていいわけが
バーン「馬鹿!真悟も雪も、宇宙の平和のために私情を捨てたんだぞ!それを汚すような言葉を言うような奴は許さんぞ!!」
道城「地球は俺と地球防衛軍に任せてください、必ず、次のウルトラ戦士が来るまで守り抜いて見せます!!」
バーン「そう言うことだ、シグマ、安心して行って来い、お前が戻ってくるまで、絶対に地球は守りきってみせる、俺みたいな思いはお前には絶対にさせねえからな!!」
道城「ありがとう!ウルトラマンシグマ!!」
バーン「ありがとう!ウルトラマンシグマ!!」
EAR一同「ありがとう!ウルトラマンシグマ」

長い間、本当にお疲れ様でした
ありがとう、ウルトラマンシグマ

411 :ピース作者 :2006/12/26(火) 12:53:37 ID:+2mHUmy70
番組の最後に大事なお知らせがあるよ!

第13話「描かれた幻の世界へ」描写怪獣ビッグ・チャーズ登場

チャンチャーン。
鈴のような音にひかれ、子供達が公園の真ん中に集結している。
そこにはおじいさんの姿が。
「さ〜、見てらっしゃい、寄ってらっしゃい。
紙芝居”まぼろし”の始まりだよ!」
拍手を送る子供達。

そう、これはおじさんが言っているとうり、今でこそ珍しい紙芝居である。
このお話は、平和で豊かで幸せな世界にいる子供達の生活を描いた街の話。
対したひねりもへんてつもない話なのだが、何故だか子供達はそれに見惚れてゆく。
平和を祈っているばかりになのだろうか。
どんどん、どんどん、引き込まれてゆくかのように・・・

翌日から10人の子供が突如として行方不明になる話しが。
警察が調査にでるも手がかりがつかめない。
親達も、子供はどこにいったか告げないまま出かけたということで捜査困難に。

PET警備員のモチヅキとイシモリとハナサカも調査にでる。
だがこの日は何の手がかりもつかめぬまま終わった・・・
モチヅキ「くっ!大量誘拐事件か。絶対にゆるさねー!」
ハナサカ「ああ、俺もだ!」
イシモリ「必ず子供達を助け出しましょう!」

412 :ピース作者 :2006/12/26(火) 12:55:03 ID:+2mHUmy70
翌日。公園にてまた紙芝居が行われていた。
緑や青溢れる絵に、笑顔で踊る10人の子供達が描き足されていた。
おじいさん「みんなも、こんな世界に住みたいだろう?」
瞳を輝かせうなづく6人の子供。
そこへ、たまたまPETのキムラとコウノが通りかかった。
キムラ「お!紙芝居じゃ!!」
コウノ「なつかしいですねぇ〜」
それを見て、焦って逃げるように帰ってゆくおじいさん。

キムラ「あ!帰ってしまったぞ?!」
コウノ「ねえ、ねえみんなー。一体どんなお話だったの?」
子供等「幸せなお話さ!」
一斉にそう叫び、おじいさんの元を追いかけてゆく・・・。
キムラ「一体なんなんじゃ?」
コウノ「随分と面白い作品なんでしょうね!」
何の疑いも持たず、再びパトロールを始めた。

翌日のニュースも大騒動であった。
6人の男児誘拐?!とでたからである。
モチヅキ「またですか?!」
イシモリ「本当にひどいわ!誘拐だなんて!」
ミキ「そんな事、ゆううんかい(言うんかい)!ハハハ!」

他全員「・・・・」
・・・しーん・・・
ちなみに言っておくが、ミキ隊員は天然だ。

413 :ピース作者 :2006/12/26(火) 12:56:35 ID:+2mHUmy70
オウノ「おそらくコレは同一犯であろう。
    何か思い当たることはないかね?」
そしてキムラとコウノは、新聞に載っていた行方不明者の写真を見て驚く。
それはまぎれもなく、昨日公園で見た子達ではないか。
キムラ「これは!!!」
コウノ「昨日の子達だ!」
オウノ「ん?知っているのか?」
コウノ「ええ!昨日見かけたんです。公園にいました!」
キムラ「そういえば、ワシらが来たときに年寄りのおじいさんが
     逃げるように去っていったような。。。」
オウノ「よし!キムラ、コウノ、モチヅキ!今すぐ調査だ!」
三人「了解!」

例の公園へPETソウル(無防備車)で行くと、またもや例のおじいさんが!!
子供も4人いる。
キムラ「あいつっ!」
コウノ「いきましょー!さあ!」
モチヅキ「待ってください!まだ様子を見なきゃわからない!」
コウノ「関係ねえ!子供達を見過ごすっていうのか?!」
モチヅキ「そういうわけでは・・・」
そのまま飛び出してしまうキムラとコウノ。
モチヅキ「あっ!!」

414 :ピース作者 :2006/12/26(火) 12:58:07 ID:+2mHUmy70
レーザー銃を構えて取り囲む。
キムラ「おい、誘拐犯!さっさと、子供達を返すんだ!」
コウノ「このやろう!絶対にゆるさね−!」
おじいさん「ふふふ・・・、やはりわかっていたか。
       だが、俺がどうどうと毎回同じ公園にいるということは、どういうことかわかるか?」
キムラ「なんなんじゃ?」
おじいさん「お前等もここに閉じ込めるためだ!」
そう、これは罠であった。
これまでの2日はPETがこの公園へ自分を追い詰めに来るために仕掛けた行動。
怪しげに逃げ去った2日目も、演技である。

するといきなり紙から謎のレーザーが飛び出し、子供とキムラ、コウノを閉じ込めてしまった!
救出しにモチヅキも飛び出し、すぐさまレーザーでおじいさんを撃つ!
だがおじいさんは、謎の等身大怪獣の姿へと変貌。自ら紙の中へ!
モチヅキ「絶対に助けてるから待っててくれ!」
そういってピースサインを掲げて光となり、自分も紙の中へ。

・・・・・・・そこは大自然溢れる豊かに街であったのだ。
・・・モチヅキと怪獣以外の眼から観たら。

人間達に幻想を見せて誘惑させ、全人類をこっちへ移住させようとしていたのだ。
モチヅキ「怪獣!この荒れ果てた水1滴無い場所へ人を・・・?!」
怪獣「ふふふ・・・こっちの方が幸せだ!」
モチヅキ「そんなわけない!」
笑顔で遊ぶ子供やキムラ・コウノ隊員達だが、こちらからみれば怪我をたくさんしている。
観ていられなくなったモチヅキはピースへ変身した。
怪獣も巨大な姿へ!

415 :ピース作者 :2006/12/26(火) 13:00:35 ID:+2mHUmy70
その姿を見て、「きょ、きょじんだー!」と驚いて逃げ惑うみんな。
そんなみんなのために戦うピース!
組み合って、どちらが倒れるまで押し合う。
だが怪獣のパワーはかなりある。
なにせ怪獣自ら描いた世界だ。怪獣が有利に決まっている。
そのため、倒されてしまい踏みつけられるピース。
「デュアッ!!」
さらに怪獣は背中のえらから白いレーザーを!
直に受けたピースだが、自らの体をがっちり固め、その場で高速回転を始めた!
するとしだいに周りにも台風のような渦が巻き始め、辺り一面に風をまきおこした!
そうすると、みんなの目が覚めた!
子供等「こ、ここは?!」
キムラ「。。。あっ!!」
コウノ「そうだ、謎のじいさんを追っていてここへ連れてかれたんだ!」

そしてピンチなウルトラマンの姿を見て、早速援護することに。
所持していたレーザー銃を怪獣の背中へ発射!
命中すると、かなりのダメージとなったようで倒れこむ怪獣。
どうやら背中が弱点のようだ!
そうとわかったピースはジャンプして、両足で背中を踏みつける!
その後、尻尾を掴んで振りまわり、大空高く飛ばし上げ、そこへエクスプレイション!
そのまま怪獣は散っていった・・・。
喜ぶみんなを手の平に乗せ、ピースは地球へと戻った。

416 :ピース作者 :2006/12/26(火) 13:03:18 ID:+2mHUmy70
みんなが地球へ戻り、眼を開けるとピースが大空へと飛び去っていった。
キムラ「ありがとう!ピース!!」
コウノ「ありがとう!」
子供達「さよーならーっ!」
そこへモチヅキがやってきた。
モチヅキ「みんなー!無事だったんですね!」
キムラ「あ!!モチヅキ!」
コウノ「ハア、モチヅキさんの言うとうりでしたよ。
    様子を伺うべきでした。すみません。」
モチヅキ「いえ!みんなが無事でなによりです!」

こうして、子供と親も感動の再会を果たし、この事件は解決された。
笑顔で喜ぶモチヅキ。
そしてついに、彼は・・・・?!

次回予告
第15話「昇進!モチヅキの強盗退治作戦!」
PET基地へ現れた強盗軍団。
どうしても許せないモチヅキに、オウノ隊長からついに昇進の言葉が!
次回をお楽しみに。

”大事なお知らせ”
全50話前後の予定であった、「ウルトラマンピース」ですが、
【警備員】という新設定が上手く活かせなかった事や、
主人公のキャラクターの薄さ(キムラ隊員のみ濃く)、
ミキ隊員のいきなりの天然キャラ移行の失敗、
しまいには、予定より早い、モチヅキの昇進など、
作品として個性があまりにも出なかった事などを理由に、
近々、打ち切りとさせてもらうかもしれません。
これは、今後ウルトラマンピースという作品を
自分が納得いくよう創れなかったときの最終決断とさせて頂きます。
覆らぬ決断ですので、よろしくお願い致します。

417 :ピース作者 :2006/12/26(火) 13:06:59 ID:+2mHUmy70
それと終盤、いっきょに手抜きになってすみません・・・・。
ピースの件ですが、ミラクルの設定の方が遥かに大きく感じられ、
うまく書いてゆく自身がないため、こうすることにいたしました。
もしかしたらあと3話かもしれないし、10話かもしれないピースをよろしくお願い致します。
ちなみに、これは人気を出すための作戦でもなんでもありません(笑
催促しているように見えたらすみません。
駄目なときは打ち切りとさせていただきます。

418 :リュウラ著者:2006/12/26(火) 13:52:44 ID:O9taMvQZ0
カンナ「ヒスイくん、シグマが…終わっちゃいました。」
ヒスイ「…そうか。」
カンナ「…ちょっと冷たいです。」
ヒスイ「永遠のものなんてない。全ては、いつか終わる。…そんなことは分かっている。分かっている筈なんだが…。
すまん、少し外に出ていてもいいかな。」

軍日本基地、離宮
ヒスイ「全く…。ウルトラマンとは因果なものだな。地球の平和のため己の存在を犠牲にするとは…。
しかしシグマ、アンタのことだ。またひょっこり帰ってきて、その勇姿を見せてくれる日がくるだろう。
大体、ユキをあのまま放っておくアンタじゃあるまい?
地球の戦いで負った傷を休めたら、また来い。必ず来い。待っている。
とにかく、ウルトラマンシグマ、長いこと、感謝している。」

人前では泣けない男であった。

419 :ウルトラマンリュウラ:2006/12/26(火) 15:15:42 ID:O9taMvQZ0
第三十五章 船上、戦場、洗浄
高位水神仙ホウバ 高位圏神仙ウイレイ発現

暗闇に二人の神が居る。
「邪仙が中国へ狙いをつけたと?」
「そうだ、恐らくは『アレ』を開放する気だろう。」
「ならば中国のニンゲンを今のうちに滅ぼさなくては!邪仙へ力を与えぬために。」
「待て!邪仙がニンゲンの死霊や怨念を吸収し活性化することを忘れたか!?」
「ふむ…ならば私が『島』を造ろう。死人どもを黄泉国へおちる前にその島へ閉じ込め、邪仙との接触を断つ。それならば問題あるまい。」
「よし、じゃあ私がニンゲンを洗い流して抹殺しよう。お前は『島』を維持するんだ。」
策謀を進める二神。自分達が住むこの暗闇…「高天原」をかつて襲った災いを思い出し、二神は身震いを起こしていた。

あと一週間もすれば新年であるこの日。レイハは、くつろいでいた。新造万能戦艦レイテイの建造作業も九割方終了している。蜜柑だの何だのを好き勝手に指令房へ持ち込んでいるゴジョウ。
「いや〜、今年も色々あったわねえ。カンナちゃんとかがエロい目にあったり。」
してねえよ。
「モギさんとかがホントにねえ。」
誰?
フナトとヘキはレイテイの研究に余念がない。
「ミカヅチ事件で導入された最強の呪法『コウテイノヒ』を主力兵装とする…か。」
「でもさあヘキ、コウテイノヒは諸国の軍が持つ鬼道機関の力を全部集めなきゃ発射できないんじゃなかったっけ?」
「だから、一発撃つためには諸国の軍全てと交渉し、口説き落とす必要があるんです。」
「やメンドくさ。」
一方、ヒスイが買ってきた羊羹を勝手にかじっているカンナである。その手が突如止まり、視線を、大陸の方角へ向ける。同時にヒスイの中の龍が目覚めた。
(どうした?龍よ、大陸に何がある。)
(…カンナも気付いているようだな。)
彼女は視線を大陸の方角へ向けたまま、
「ヒスイくん、リュウラに転化してくらひゃい。」
「飲み込んでから話せ。」
カンナは羊羹を茶で流し込むや、中国の海辺の街「香港」の様子をモニターする。
そこでは、巨大生物とウルトラマンラセツが闘っていた…。


420 :ウルトラマンリュウラ:2006/12/26(火) 15:41:38 ID:O9taMvQZ0
ラセツがハデスヴァジュラを振るえば敵も剣で反撃、ラセツがハデスフレアを放つと法壁を築いて防ぎ、超低温の吹雪を吐いて反撃する。
(正攻法じゃ勝てない…。)
そう判断したラセツは空中へ飛翔、ハデスヴァジュラを投げつける。敵はこれを剣で払うが、その隙にハデスフレアを放射する。こちらも法壁に防がれる。しかしラセツは指先から光の鍵爪五本を伸ばし、法壁を解いたところに突き刺す!
この「破邪冥剛爪オーガプレッシャー」により、生物は退却。

一応の戦いが終わった後、ヘキは生物を「神」と判断する。
「どうやらあの神はホウバ。水の神の一だと思いますが…。」
水の神の数は多く、地球の記録だけでは把握しきれない事も多い。
「恐らくホウバは香港とその民を洪水へ飲み込もうとしたのでは。邪仙と神の因果関係が未詳ですから何とも言えませんが。」
そんな指令房へ、ワタリべ幕官が現れる。
「レイハの諸君、幕府により、新造戦艦レイテイの駆動が承認された。」
ゴジョウは一瞬の沈黙の後、
「ユリノちゃん、指令房の機能をレイテイに移して。ワタリべ君、レイヒュウゴ、レイキザン、レイカイオウをレイテイへ一機づつ格納。カンナちゃんが操縦、小宰はカンナちゃんを補佐。マミヤ君はレイテイの鬼道機関を管理、ヘキ君はあの神の解析を急いで。」
そしてワタリベ幕官へ向き直る。
「これよりレイハは新造戦艦レイテイを駆動し、神、ホウバの香港における謀略を阻止します。レイハ、出陣!」
「御意!」

軍日本基地の外観は、大きく四つの建物で構成されている。
中心の、寺院を思わせる城塞が「本殿」
それを囲うように築かれている、基地防護用神宮、そして三つの「離宮」と称される建物。
その離宮の一つ「東門」が変形し、地下より上昇してくるレイテイの飛翔用設備となる。
レイテイの操縦塔へ集結しているレイハの七人。
「レイテイ、駆動します。」
カンナの声とともに、全長五十七丈(一丈は約3.03m)の戦艦が大陸へ向かい、飛翔した。
舵を大陸へ向けつつカンナは一人呟く。
「わたし、すぐに行くからね。ミウ。」

421 :ウルトラマンリュウラ:2006/12/26(火) 16:07:36 ID:O9taMvQZ0
香港へ到着したレイハは、面食らうことになった。先刻のホウバとは別の、神と思しき存在が、ウルトラマンカルラと闘っているのだ。しかし、カルラの攻撃は全てその神をすり抜ける。
直感のままにカンナが言う。
「あの神はここにはいないです。ちがうトコにいて、自分の影をカルラと闘わせてます。」
続いて彼女は敵本体の居場所を感知しようとするが…
「…うっ…」
「マミヤ君!貴方の出番よ!カンナちゃん泣き出したわ!」
ゴジョウ ホノカを一回殴ってあげたいがここは忍耐だ。ヒスイはカンナを落ち着かせる。
「大丈夫だ。…辛いだろうが言ってくれ。何が見えた?」
「…ホウバに殺された人たちが…『島』に縛られてる…。このまんまじゃあの人たち、『かの岸』を渡れない…。」
ヘキは周囲の気を解析し、判断する。
「確かにホウバの攻撃による犠牲者の霊が全く検知できなかったのは変だと思ったんですが…。そうか、今カルラと闘ってる神は、自分が占有する異次元空間を持っていて、そこへ霊を閉じ込めてるんだ!神の下に縛られてるから、成仏もできなきゃ怨霊にもなれないんだ…。」
「縛から開放してやろうじゃねえの。」
やる気になるワタリベだが、その眼前でカルラは敗退する。幻影のくせに光線を吐くなんて生意気だあと叫びたかったカルラであった。
その時、カンナの精神へ何者かが語りかけてきた。
(カンナ、ホウバはまたすぐに来る。そいつはあたしに任せて、アンタたちはカルラを倒した神、ウイレイを倒して。)
(…ミウ?)
(奴ら、中国の民を皆殺しにする気だよ。悔しいけど、民を守るのがアンタたちの仕事だよね?力、合わせなきゃしょうがない。)
(わかった…。ありがと。ミウ。)

一方のヒスイ。
「大宰、恐らく幻影の神ウイレイが形成している『島』と呼ばれる異次元空間は、歐門の街と同じ座標に存在します。突入しますか?」
聞くまでもない。
「ではレイキザンを。カンナ、君の出番だ。」
しかしゴジョウはそれを制す。
「何故です?異次元へ突入するならばミウツシノヤイバが必須…。」
だが、ゴジョウは笑顔で、少し自慢げに言う。
「異次元一つに突入できないで、何が万能戦艦?」
まさか…
「みんな、レイテイで『島』に突入するわよ。」

422 :ウルトラマンリュウラ:2006/12/26(火) 16:08:06 ID:O9taMvQZ0
すいません、あまりぶつ切り投下はしたくないんですが、今回はここまでです。
明日当たりまた続き書きます。
しかし、ピースの今後が心配ですねえ。まあ作者さまの決断に任せるよりほかないわけですが。

423 :名無しより愛をこめて:2006/12/26(火) 18:20:33 ID:YMu5kYciO
シグマ最終回か…最後がまさかこんなに哀愁漂うものになるとは…
地球を守るため我が身を犠牲にした真悟に拍手を送りたいです。
しかしこういうこと言うと怒られるかもしれませんが
ピース作者様、世界観表の話ならまとめサイトのBBSや次の機会に
出来るじゃないですか…しんみりムードなのにその話が出て来るのは
なんか、悪い言い方だと空気読めて無いと言うか…。
ごめんなさい、私が勝手にそう感じただけですので。

424 :ピース作者 :2006/12/26(火) 18:46:55 ID:+2mHUmy70
>>423さん
はい・・・思い切り的外れな話題申し訳ございません。
以後気をつけます。
感想などの感じ方は人それぞれなので、「ピースは糞作品」といわれようと、
全く堪には触れないのでご心配なく

>リュウラ作者様
勝手な判断すみません。
作品の続き、楽しみにしております。

425 :名無しより愛をこめて:2006/12/26(火) 19:03:22 ID:YMu5kYciO
あ、いえピースが糞なんてこれっぽっちも思っていません。
というかここの作品群はみんな好きです。ただその話題は
今やらんでも…とか本当に勝手に思っただけです。無視しても
全然構いませんので。

426 :ピース作者 :2006/12/26(火) 19:31:15 ID:RFI7ZXMd0
無視するに仕切れませんので、とりあえず謝罪致します。
これからはタイミングや時期を見て言うようにします。

「ピースは糞作品」といわれようと
の欄は例え話ですので、423さんがそう思っているという前提で
話したわけではないので、変に思われてしまいましたらすみません!

427 :アルファ作者:2006/12/26(火) 21:14:18 ID:D15zJH6A0
>>423
世界観表の話でしたら、私も同じ時期に乗って系図まで作成して
投下していましたので、アルファも糞と言うことでお願いします。

428 :名無しより愛をこめて:2006/12/26(火) 22:08:29 ID:YMu5kYciO
いや、あの…ただタイミング的にどうよって話であって
こんなことで作品が糞というのは違う話では…。
本当にしんみりしてる時にその話はどうよってことであって
作品の評価にはなんも影響ありませんので。てか、こういうことで
作品の評価が変わるのはキチガイじゃないですか…。

429 :ウルトラマンシグマ:2006/12/26(火) 22:23:39 ID:iRgbZ4480
ふう…シグマが終わったことで自分自身、心にポッカリ穴が開いた気分です。

バルグ作者殿、そうですか、涙が出そうに…泣かせる事が
出来なかった…最終回だってのにまだまだ甘いんだな、俺…。

ピース作者殿、愛しくて悲しい結末なのにGOOD…いえ思った通りってのが
一番とは思います。でもGOOD、かな…?いやこの戦いはまさに
シグマとSGT、両者の奮闘が無かったら勝利はありえなかったです。

アルファ作者殿、ええ、いつでも感想お待ちしております。そしてこの
シグマという話が反映されれば嬉しく思います。真悟は必ず
地球に再び姿を見せます。きっと、ね…。

クラウス作者殿、見た人は分かりますがエースの最終回でもやむなく…
ですのでシグマには同じ思いはさせたくないと警告しに来たんです。
俺の初作品かつ、やりたいことやりまくった作品ですので思い入れはあります。
次回作はまあ、適当に期待してください。

オーバー作者殿、最終回なので、天川が映画館か何かでそれを見て
感想を述べる形で来るかな、と思ったら違ってたw真悟の存在は
シグマに飲み込まれて消えてしまったけど、雪との絆は消えないから…。
アルファみたいにはいかないんです…ただ行くのみ…ですから。

リュウラ作者殿、自分を犠牲にしてでも地球を、みんなを、雪を守りたい…。
それが真悟の願いだったんです。そうした結果が存在消滅なのですが…。
でもいつか必ず真悟と雪は再開する日が来る。俺もそう信じます。

>>423殿、この結末はシグマ開始当初からほぼ決めていたことで
誰がなんと言おうと変える気はありませんでした。賛否両論あると
思いますが。

430 :ピース作者 :2006/12/26(火) 22:27:21 ID:VfXACQ5V0
>>429

431 :アルファ作者:2006/12/26(火) 22:28:07 ID:D15zJH6A0
というか、しんみりした雰囲気を壊しているというのであれば、
そちらもそうじゃないかと思います。言い方をもう少し考えてくれと
いうことです。或いはまとめサイトの掲示板で内々に言うとか。

発言するのは自由ですが、内容によっては相応の反応が返ってくると
いうことは自覚しといて下さい。

432 :ピース作者 :2006/12/26(火) 22:29:07 ID:VfXACQ5V0
間違えてすみません
>シグマ作者様
あのGOODですが、作品の終わり方がとても斬新に感じられ、
ウルトラマンシグマという作品を見事締めくくったことにたいしての拍手だとおもってください。
こういう終わり方が好きなので。
とにかく、最後のお別れがともかく切ない!!

433 :アルファ作者:2006/12/26(火) 22:31:10 ID:D15zJH6A0
>>431>>428に。

すんません。私は他の皆さんほど器が大きくないので。

434 :ウルトラマンシグマ:2006/12/26(火) 22:38:47 ID:iRgbZ4480
あ〜振り返るとやたら勝手なことを言ってる…。
ピース作者様、なるほどそういうことでしたか。
いつも勝手な深読みしてこういう発言が…悲しい別れなのに
GOOD?と思っていました。すみませんでした。

435 :アルファ作者:2006/12/26(火) 22:40:37 ID:D15zJH6A0
>>429
シグマ作者様
 じゃ、ちょっとだけ。
 あの最終回の結末は確かに悲劇的な側面もありますが、真吾が自分の
信念であのやり方を選んだのなら、それも一つの道だと私は思います。
結果はあくまで結果であって、本人がどれだけ考えたかが重要なので。
アルファの達志も今のところ状況は一段落していますが、まだまだ受難は
終わりません。そうでないと今回のシグマの帰結を見ても割が合いません。
これから後半です。ふふふ。

436 :バルグ作者:2006/12/26(火) 22:47:58 ID:DVMe+U5n0
>>429
いや、けど俺が見た中じゃクレしんのアッパレ戦国大合戦くらい感動しましたよ。

437 :アルファ作者:2006/12/26(火) 22:54:24 ID:D15zJH6A0
>>436
ああ、あの救われないラストか・・・
クレしんの映画はなんかどれも凄いですね。

438 :バルグ作者:2006/12/26(火) 23:07:23 ID:DVMe+U5n0
>>437
個人的に戦国アッパレ大合戦と大人帝国の逆襲は神です

439 :クラウス筆者:2006/12/27(水) 02:08:24 ID:mP86EjOq0
これから、第11話を降下しますが、14スレほど消費しちゃうかもしれません。
これまた妙に長いですが、もしよければお付き合いください。
後、これから投下する話は、決してノリやら冗談で考えた話ではなく、後の展開を考えた上での話です。
では。

440 :クラウス筆者:2006/12/27(水) 02:09:28 ID:mP86EjOq0
第11話

「リッダー」

追跡怪獣ガルバルドン 
赤き巨人       登場


<特別番組・リュートリニアンとは何か>

『…と言う事で、今回はゲストとしてベテラン小説家であり宇宙人評論家でもあるスドウ・マコトさんと、
 A&R日本支部隊長、カサゴイ・タクヤさんにお越しいただきました。』
『どーも。』
『カサゴイです。よろしく。』
『最初の議題として、何故リュートリニアンは地球語を話せないのかついて話し合っていただきます。』
『うむ。そもそも我々地球人とリュートリニアンは交流を始めて約10年になる。
 だが、未だにして向こう側は我々の言語を理解しようとせん。そのくせ、我々の方が
 向こうの言語を学まねばならんと言う実態を、どう見ているのだ? カサゴイ隊長さん。』
『これはまだ研究段階なのですが、リュートリニアンは母星を失い、地球圏に飛来した際、
 元より大きく姿形を変えました。それにより、我々で言う脳の部分もその一部を失い、
 一種の記憶障害になってしまったと考えられるのです。そのため、地球の言葉も覚えられない。』
『考えられる? リュートリニアン本人に聞いたのでは無いのか?』
『ですから、彼等は忘れてしまっているのです。母星の名前、場所、元はどんな姿をしていたのか、など。
 記憶障害は我々の医学的研究により判明したのです。』
『では、UFOの操縦やクレッセントの存在を把握しているのは何故だ? 都合が良すぎでは?』
『それらの生きる為に関しての情報は本能として記憶に蘇ったのではないかと。』
『では、逆に、我々人類がリュートリニアン語を学習できるのは何故だ?
 どうやってリュートリニアンは我々にリュートリニアン語を伝えたのだ?』
『A&R日本支部最高司令官、オオシマ・ケン長官が初めてリュートリニアン語を理解したのです。
 長官曰く、旧友の科学者の開発した翻訳機などを駆使して言語を理解したそうなんです。』

441 :クラウス筆者:2006/12/27(水) 02:10:29 ID:mP86EjOq0
『ふん、それが無かったらどうなっていた事やら。正直に言うとな、私は昔からあの被害妄想な
 宇宙人達が気に入らなかったんじゃい。開発していた月の研究用都市は改築された上に住み着くし、
 そもそも、奴等が来たせいでフリップ星人とやらが現れてまた怪獣が出現しだしたんじゃろが。』
『待ってください、そこでフリップ星人とリュートリニアン達に繋げるのは…』
『何を言うか、奴等がここに逃げ込んできたからフリップ側も殴りこんで来たんじゃろが!!
 だいたい、リュートリニアンもフリップの事を我々に伝えたっていいもんじゃろうが!!』
『ですから!!! 彼等は記憶を一部失ったのですよ!! 誰が母星を破壊したか等を!!』
『何故そんな重要な事まで忘却するのじゃ!! 奴等もフリップと手を組んでるのではなかろうなぁ!?』
『そんな訳ないでしょうが!! あなたは頭から意見を押し付けすぎです。小説家ならもっと――』
―プチッ―

デジタル画質で映し出された討論会が、暗闇へと姿をくらました。
早い話、テレビのスイッチが切られたのである。

「ふんだ、リュートリニアンが悪いわけないやい!」
テレビのリモコンを手に、不機嫌そうに愚痴を捨てるハヤシ・ユウタは、
宇宙人が大好きなまだ小学校に入学して3年しか経ってないどこにでもいそうな少年である。
しかし、例え小3でも、討論で大人たちが何を言い合っていたのかは8割がたは理解できた。
大好きなリュートリニアン達が貶されている……ユウタはその事に激怒した。
うっぷんを晴らすため、ユウタはコートを着込んで外に出掛けた。友達と遊ぶためである。
ユウタが住む家の裏山は、まだ自然が多く残っており、夏には小さな清流で水遊びできるほどである。
人工物がありふれてしまっているこのご時世、こんなに自然が残っている場所はさほど多くない。
数分後、ユウタは川辺に到着、仲のいい友達のタケタニ・ユカとヤマナ・コウスケの到着を待った。
ユウタは懐から、クリスマスに親に買って貰った『精密再現・エーアールα』を取り出した。
そのよく出来たエーアールの玩具でA&Rごっこを始めるユウタ。

「こちらユウタ隊員、フリップ星人を発見、攻撃します!
バキュンバキュウン!! …ん? ……なんだアレ?」


442 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 02:11:44 ID:mP86EjOq0
ユウタは興奮しながら岩陰から飛び出し、転がる物体へ駆け寄る。
ユカとコウスケも様子を見ながら徐々にそれに近づく。ユウタが物体を抱きかかえた。

「ユ、ユウタ、こ、これがユートユリアンなのか?」
「リュートリニアンだよ。すごいなぁ、初めてこの目で見た!!」
「でも、ちょっと弱ってるんじゃない? 私、テレビで見た事あるけど、もっと光ってたよ。」
「うん、そうみたいだ。リュートリニアンは温かいらしいんだけど、この子はちょっと冷たいや。
早く暖めないと…ひょっとしたら…お腹もすいているのかも。」
「とりあえず、このバスケットケースに入れてあげましょう。サンドウィッチも少し残ってるし。」
「よぉし、走って帰るぞ!! 早くぼくの家で暖めてあげるんだ!!」
「うん!」
「バスケットケースはおれが持つぜ!」
衰弱したらしきリュートリニアンをケースに入れ、スポーツ自慢のコウスケがそれを持ち、
今度はユウタの家に向かって全力疾走し始めた。

―A&R日本海本部―
山に墜落した、リュートリニアンのUFO。
その事に関しての情報は、すぐさまA&Rに…伝わらなかった。
それどころか、イレギュラー反応表示モニターにも何も表示されず、
オペレーターのルイはモニターを確認しつつもミスカと雑談し、
レイジ、シュウ、ナオキはトランプで遊び、
カサゴイ隊長は不機嫌気味でテレビ局から帰還、お茶うけにお土産の団子を食していた。
出撃要請も無い、おっとりとしたひと時……。


443 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 02:12:47 ID:mP86EjOq0
―ユウタ宅―

コタツは両親と来客が占拠していたため、3人はユウタの部屋のホットカーペットで暖をとる事にした。
カーペットに座り込み、バスケットケースを開けると、中からふわふわと光る物体が浮遊。
サンドウィッチが無い所を見ると、どうやら食べてくれたらしい。どう食べたかは謎だが。
先程より少し光を取り戻した様だが、まだ回復したとは言えない。
光る物体はカーペットに身を置いた。温かさにいやされているらしく、3人はホッとした。

「よーし、お父さんたちに事情を話そう。この子を見せたらきっと信じてくれるよ。」
「コイツを証拠として見せんの? どーかなぁ、
よく出来たおもちゃがあるから、それを使ったイタズラだって決め付けるぜ、きっと。」
「普段からイタズラしちゃってるバツよ。…あ、A&Rに知らせたらいいんじゃない?」
「電話番号を知らないよ。お巡りさんなら知ってると思うけど。」
「そのオマワリに説明するのがやっかいなんだって。コイツを見ておもちゃだと思われたら…
…そう言えばコイツ、名前とかあるのか? おーい、お前の名前はなんだーっ」
「駄目だよ、リュートリニアンはぼくたちの言葉が話せないんだ。
うーん、どうするかなぁ。なんとか皆を信じてもらえる方法は……」

『………ラ』
「え? なんか言った?」
「私、何も言って無いよ。」

『……ス……ラ…』
「お、おい、まさか、コイツが…」

『………ア……スト……ラ……』
「アストラぁ? それが、君の名前?」
自らを‘アストラ’と名乗ったリュートリニアンは、
その問に答えるかのように、ユウタ達の周りを浮遊する。が、それ以上は何も言わなかった。

444 :クラウス筆者:2006/12/27(水) 02:19:00 ID:mP86EjOq0
ぎゃあああああああああああああああああああああああああああ
とんでもねぇミスをしやがりました。
上のやつは無かったことにしてくださいごめんなさいごめんなさいorz ozz

445 :クラウス筆者:2006/12/27(水) 02:49:27 ID:mP86EjOq0
で、今から投下するのが修正版です。
本当に、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい

446 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 02:50:09 ID:mP86EjOq0
第11話

「リッダー」

追跡怪獣ガルバルドン 
赤き巨人       登場


<特別番組・リュートリニアンとは何か>

『…と言う事で、今回はゲストとしてベテラン小説家であり宇宙人評論家でもあるスドウ・マコトさんと、
 A&R日本支部隊長、カサゴイ・タクヤさんにお越しいただきました。』
『どーも。』
『カサゴイです。よろしく。』
『最初の議題として、何故リュートリニアンは地球語を話せないのかついて話し合っていただきます。』
『うむ。そもそも我々地球人とリュートリニアンは交流を始めて約10年になる。
 だが、未だにして向こう側は我々の言語を理解しようとせん。そのくせ、我々の方が
 向こうの言語を学まねばならんと言う実態を、どう見ているのだ? カサゴイ隊長さん。』
『これはまだ研究段階なのですが、リュートリニアンは母星を失い、地球圏に飛来した際、
 元より大きく姿形を変えました。それにより、我々で言う脳の部分もその一部を失い、
 一種の記憶障害になってしまったと考えられるのです。そのため、地球の言葉も覚えられない。』
『考えられる? リュートリニアン本人に聞いたのでは無いのか?』
『ですから、彼等は忘れてしまっているのです。母星の名前、場所、元はどんな姿をしていたのか、など。
 記憶障害は我々の医学的研究により判明したのです。』
『では、UFOの操縦やクレッセントの存在を把握しているのは何故だ? 都合が良すぎでは?』
『それらの生きる為に関しての情報は本能として記憶に蘇ったのではないかと。』
『では、逆に、我々人類がリュートリニアン語を学習できるのは何故だ?
 どうやってリュートリニアンは我々にリュートリニアン語を伝えたのだ?』
『A&R日本支部最高司令官、オオシマ・ケン長官が初めてリュートリニアン語を理解したのです。
 長官曰く、旧友の科学者の開発した翻訳機などを駆使して言語を理解したそうなんです。』

447 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 02:50:43 ID:mP86EjOq0
『ふん、それが無かったらどうなっていた事やら。正直に言うとな、私は昔からあの被害妄想な
 宇宙人達が気に入らなかったんじゃい。開発していた月の研究用都市は改築された上に住み着くし、
 そもそも、奴等が来たせいでフリップ星人とやらが現れてまた怪獣が出現しだしたんじゃろが。』
『待ってください、そこでフリップ星人とリュートリニアン達に繋げるのは…』
『何を言うか、奴等がここに逃げ込んできたからフリップ側も殴りこんで来たんじゃろが!!
 だいたい、リュートリニアンもフリップの事を我々に伝えたっていいもんじゃろうが!!』
『ですから!!! 彼等は記憶を一部失ったのですよ!! 誰が母星を破壊したか等を!!』
『何故そんな重要な事まで忘却するのじゃ!! 奴等もフリップと手を組んでるのではなかろうなぁ!?』
『そんな訳ないでしょうが!! あなたは頭から意見を押し付けすぎです。小説家ならもっと――』
―プチッ―

デジタル画質で映し出された討論会が、暗闇へと姿をくらました。
早い話、テレビのスイッチが切られたのである。

「ふんだ、リュートリニアンが悪いわけないやい!」
テレビのリモコンを手に、不機嫌そうに愚痴を捨てるハヤシ・ユウタは、
宇宙人が大好きなまだ小学校に入学して3年しか経ってないどこにでもいそうな少年である。
しかし、例え小3でも、討論で大人たちが何を言い合っていたのかは8割がたは理解できた。
大好きなリュートリニアン達が貶されている……ユウタはその事に激怒した。
うっぷんを晴らすため、ユウタはコートを着込んで外に出掛けた。友達と遊ぶためである。
ユウタが住む家の裏山は、まだ自然が多く残っており、夏には小さな清流で水遊びできるほどである。
人工物がありふれてしまっているこのご時世、こんなに自然が残っている場所はさほど多くない。
数分後、ユウタは川辺に到着、仲のいい友達のタケタニ・ユカとヤマナ・コウスケの到着を待った。
ユウタは懐から、クリスマスに親に買って貰った『精密再現・エーアールα』を取り出した。
そのよく出来たエーアールの玩具でA&Rごっこを始めるユウタ。

「こちらユウタ隊員、フリップ星人を発見、攻撃します!
バキュンバキュウン!! 
…ん? ……なんだアレ?」


448 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 02:51:16 ID:mP86EjOq0
赤く、燃え上がる物体が、この山に向かって墜落してくる。
隕石だろうか? だが、それんがなんにせよ、ユウタにとって得体の知れない存在である事は確かだ。
恐怖を覚えたユウタは川辺沿いに走り出した。
と、背後から爆破音がし、地震の様な衝撃が走った。その衝撃で、ユウタは転んでしまう。

「おーい、大丈夫かー!?」
「大丈夫? 怪我は無い!?」
そこに、遅れてやって来たユカとコウスケが。

「ぼくは大丈夫。…それより、何か落ちたよね…?」
「ああ、おれも見たぜ。…見に行こう!」
「やめなさいよ、まずは大人に知らせましょう!?」
「へ、どーせ‘夢でも見たんでしょう’とか言って相手にされないのがオチだい。な、な、行こうぜ。」
「もぉ…何かあったら私が一目散で逃げるからね!!」
3人は何かが墜落したであろう、川の上流へユカが持ってきたサンドウィッチを食べながら歩き始めた。
十数分後、3人はそれらしき場所へと到着した。砂砂利と森林の間に、何かの残骸の山がある。
不思議な事に、墜落したのなら、煙ぐらいあがってそうだが、そんな様子はない。
恐る恐る残骸に近づく3人。すると、残骸の山が揺れた。3人は慌てて最寄の岩に隠れる。
事態の行く末をそっと岩陰から覗いていると、残骸の中から、光る物体が、ぽんっと転がり落ちてきた。
バスケットボールサイズのそれは、わずかに発光している。
砂利に転がるその物体を見たユウタが……

「リュートリニアンだあああああああ!!!」



449 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 02:51:50 ID:mP86EjOq0
ユウタは興奮しながら岩陰から飛び出し、転がる物体へ駆け寄る。
ユカとコウスケも様子を見ながら徐々にそれに近づく。ユウタが物体を抱きかかえた。

「ユ、ユウタ、こ、これがユートユリアンなのか?」
「リュートリニアンだよ。すごいなぁ、初めてこの目で見た!!」
「でも、ちょっと弱ってるんじゃない? 私、テレビで見た事あるけど、もっと光ってたよ。」
「うん、そうみたいだ。リュートリニアンは温かいらしいんだけど、この子はちょっと冷たいや。
早く暖めないと…ひょっとしたら…お腹もすいているのかも。」
「とりあえず、このバスケットケースに入れてあげましょう。サンドウィッチも少し残ってるし。」
「よぉし、走って帰るぞ!! 早くぼくの家で暖めてあげるんだ!!」
「うん!」
「バスケットケースはおれが持つぜ!」
衰弱したらしきリュートリニアンをケースに入れ、スポーツ自慢のコウスケがそれを持ち、
今度はユウタの家に向かって全力疾走し始めた。

―A&R日本海本部―
山に墜落した、リュートリニアンのUFO。
その事に関しての情報は、すぐさまA&Rに…伝わらなかった。
それどころか、イレギュラー反応表示モニターにも何も表示されず、
オペレーターのルイはモニターを確認しつつもミスカと雑談し、
レイジ、シュウ、ナオキはトランプで遊び、
カサゴイ隊長は不機嫌気味でテレビ局から帰還、お茶うけにお土産の団子を食していた。
出撃要請も無い、おっとりとしたひと時……。

450 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 03:00:42 ID:mP86EjOq0
―ユウタ宅―

コタツは両親と来客が占拠していたため、3人はユウタの部屋のホットカーペットで暖をとる事にした。
カーペットに座り込み、バスケットケースを開けると、中からふわふわと光る物体が浮遊。
サンドウィッチが無い所を見ると、どうやら食べてくれたらしい。どう食べたかは謎だが。
先程より少し光を取り戻した様だが、まだ回復したとは言えない。
光る物体はカーペットに身を置いた。温かさにいやされているらしく、3人はホッとした。

「よーし、お父さんたちに事情を話そう。この子を見せたらきっと信じてくれるよ。」
「コイツを証拠として見せんの? どーかなぁ、
よく出来たおもちゃがあるから、それを使ったイタズラだって決め付けるぜ、きっと。」
「普段からイタズラしちゃってるバツよ。…あ、A&Rに知らせたらいいんじゃない?」
「電話番号を知らないよ。お巡りさんなら知ってると思うけど。」
「そのオマワリに説明するのがやっかいなんだって。コイツを見ておもちゃだと思われたら…
…そう言えばコイツ、名前とかあるのか? おーい、お前の名前はなんだーっ」
「駄目だよ、リュートリニアンはぼくたちの言葉が話せないんだ。
うーん、どうするかなぁ。なんとか皆を信じてもらえる方法は……」

『………ラ』
「え? なんか言った?」
「私、何も言って無いよ。」

『……ス……ラ…』
「お、おい、まさか、コイツが…」

『………ア……スト……ラ……』
「アストラぁ? それが、君の名前?」
自らを‘アストラ’と名乗ったリュートリニアンは、
その問に答えるかのように、ユウタ達の周りを浮遊する。が、それ以上は何も言わなかった。


451 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 03:01:51 ID:mP86EjOq0
よ〜し、アストラちゃんね! 私たちがなんとかしてあげるからね!」
「アストラ…ちゃん? おいおい、せっかくカッコイイ名前なんだからちゃん付けは…」
「あら、女の子かもしれないじゃない。ね、アストラちゃんっ。」
「それってアストラが男だったらいじめになりそうなんだけど。」
名前が判明した所で、3人は再び作戦会議を始めた。

―マリアナ海溝―

世界で最も深い、海の底―
その水深、エベレストすら飲み込む約1万メートルの位置―
わずかな生物を除き、この海溝の水圧に耐えられる存在はそうそう無く、
そのわずかな生物の絶対数も多いとは言えず、死の世界に片足を踏み入れている暗黒の世界である。
そこにしぶとく潜んでいる連中―フリップ星人達。
水を自在に操るウルトラマン・バルキーが造り出した特殊空間の中で身を潜ましている彼等は、
そこから手下である怪獣を造り出し、例の黒いオーラで地上に送り込んでいるのである。
しかし、場所が場所なため、1度に大量生産・出撃ができないのだが難点だが、誰にも邪魔されない分、
じっくりと練る事ができ、事実、先日送り込んだグラップラーはまずまずの戦果を残した。
そして今まさに、1匹の怪獣がまたもや地上に送り込まれようとしていた…。

「フリップ。奴の位置が特定できたよ。やっぱり、日本。ふふっ、何かと縁のある国だね。」
「ヴァファファファファファ……奴め、特殊コーティングで墜落まで姿を隠した様だが…無駄だったな。
しかし、奴が行動をする前に仕留めねば……面倒な事になる。準備は出来ているか、バルーパー。」
「ああ。1度狙った目標は何が何でも追い詰めるだろう。期待してもいい。」
「プファファファファフ…ゆけぇ、ガルバルドン! 方法は問わん! 確実に奴を仕留めろぉぉぉぉ!!」

『グゥオオオオオオオオオォォッ!!!!!』


452 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 03:05:11 ID:mP86EjOq0
例の小学生3人組は、再びUFO墜落地点へ川沿いに向かっていた。
ユウタの腕の中には、アストラと冷気に襲われないために入れたカイロが入ったバスケットケースが。
UFOの残骸をアストラと共に調べ、決定的証拠になりそうなUFOのパーツを探すためである。
3人は冒険気分で歌を歌いながら川沿いを歩き、そして残骸のある場所へ到着した。

「おかしいなあ。爆発があったんだからケーサツがこの辺に調べに来てそうなのに、誰もいないや。」
「最近のケーサツはガサツだからな。ま、さっさと調べようぜ。」
ユウタがバスケットケースの蓋を開け、アストラを外に出す。
若干体力回復したためか、先程より明らかに動きと輝きが違う。宝探しが始まった。
3人は残骸の中からめぼしいパーツを見つけるたびにアストラに見せるが、どれも無反応。
軽いパーツ、重いパーツ、先鋭で危なそうなパーツ、やたらデカイパーツ…
大小様々なパーツを引っ張り出したが、これと言って決定打になるパーツが見つからない。
コウスケがむしゃくしゃして残骸の山に蹴り付ける。いててと足をぴょんぴょんさせるコウスケの横で、
その姿に笑いつつもユウタとユカが何かを発見した。蹴った反動で残骸の山の一部が崩れ落ち、
残骸の中から七色の光があふれ出した。アストラは先程と打って変わって動き回る。ビンゴらしい。
その七色交互に光る物体はUFOのエンジン部分らしく、どう見ても地球産の物体ではない。
3人が協力してエンジンを取り出そうとしたその時…突如、暗黒のオーラが空を覆った。
オーラが日射を隠し、辺りは暗くなる。アストラはあからさまに慌ててバスケットケースに非難する。
危険を察知したユカがケースを持ち、3人がその場から後ずさりする。
と、黒いオーラから火球が発射され、残骸の山をさらに粉々に砕け散らせた。当然、エンジンも…。
瞬く間に、黒いオーラから巨大な怪獣が出現、同時にオーラも消え、日光が怪獣の姿を照らした。
追跡怪獣、ガルバルドン…。胴体はクレッセントタイプのシンプルな形だが、その頭部は
メカギラスの様に機械で出来ている。ガルバルドンは電子頭脳でターゲットを確認、咆哮した。

453 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 03:06:31 ID:mP86EjOq0
「か、かかかか、かかかかか、かかか怪獣だあぁぁぁ!」
「にににににににに、逃げるぞ!!! ユユユ、ユカ、バ、バスケットケースを放すなよ!!!」
「わ、解ってるわよ!!!」
3人の中で1番平常心を保っているユカが両腕でバスケットケースをしっかり抱きしめ、
これまでの人生で一番速いスタートダッシュをきった。
ガルバルドンはそのずんぐりむっくりな体型にも関わらず移動速度は妙に速く、
さらに電子頭脳で確実に目標を捉え続けるため、
3人が山を出て町の路地裏に入ってもしつこく追いかけてくる。
のんびりしていた町の人々もガルバルドンの脅威の姿を見て顔色を変えながら東西南へ逃げ回った。
3人は路地裏、道路、民家の庭、空き地など逃げ惑う人々の間をすり抜けながら逃亡場所を転々と変えた。
だがどこに逃げようとも、ガルバルドンは3人を追い続ける。ついで、放つ火球が街を廃墟へと導く。

「くっそー、あんのやろ、間違いなくぼく達を始末する気だな!」
「きっとアストラが狙いなのよ! 早く町から出なきゃ!」
「…おい、もういいじゃん、そんな宇宙人! なんでおれ達がこんな目に遭わなきゃなんないんだ!」
「…おいコウ、今なんて言った!」
「奴の狙いはアストラなんだろ!? 
置いていけばいいじゃん! コイツは飛べるんだしなんとかなるだろ!」
「ちょっとコウスケ!! こんな状況にいきなり無責任な事言うんじゃないわ!!」
「ふざけんな、だからっておれ達が死んじゃ意味無いだろ!」
「だか皆で逃げるんじゃないか! アストラだってぼく達の友達なんだ!!」
「何が友達だ!! ちょっと関わっただけじゃねぇか!! そんな宇宙人元々信頼できないんだよ!」
「いいかげんにしろぉ!!」


454 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 03:07:55 ID:mP86EjOq0
2人が取っ組み合いを始めてしまった。バスケットケースを抱きかかえながらユカが止めに入るが、
2人は地面に転がりながら殴り合い、砂まみれになっても喧嘩をやめようとしない。
コウスケがユウタにパンチをお見舞いしようとしたその時、ユカの悲鳴と共に爆音が。
ガルバルドンが放った火球が近くの民家に直撃、民家は爆発、炎上。さすがに2人は喧嘩を止めた。

「と、とりあえず逃げるか。」
「この先の空き地の裏側に秘密の抜け道があるんだ。そこへ逃げよう!!」
再び3人は走り出し、空き地へと向かった。

イレギュラー反応はばりばりに表示され、出撃要請の電話が鳴り響く。
A&R、出撃である。
一方、3人は空き地へと到着したが、最悪の状況を目の当たりにした。
空き地の裏側が、烈火の勢いで燃えている…!
さらに来た道には既にガルバルドンが立ち塞がり、3人は完全に脱出ルートを失ってしまう。
ガルバルドンがさほど遠く無い位置から3人を見下ろし、機械のその目が、完全にマークする。

「…ごめん、おれが変な事言わなかったら、喧嘩なんかせずに、逃げれたのに…。」
「最初に手を出したのはぼくの方だよ。…ぼくこそ、ごめん。」
そんな事やってる場合ではないのだが、ユカはそのやり取りをじっと見守っていた。
3人とも、覚悟を決めたのだ。
だがその時、ガルバルドンを攻撃する飛行物体が。それは……

「A&Rだ!!!」
A&R基地とこの場所がわりに近かったため、到着が早かったのだ。
エーアールαとダッシュバード・ネオが連携を組みガルバルドンの胴体を攻撃、
その隙に後方からγがガルバルドンの弱点であろう、機械の頭部に攻撃を仕掛ける。


455 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 03:11:30 ID:mP86EjOq0
『よぉっし、効いてる効いてる!!』
『よし、このまま押し込んだらどうにかなりそうだな! 至近距離からカッターバルカンで仕掛ける!』
『了解! …ちょっと待って、東K25ポイントの空き地に子供が!!』
『何ぃぃぃ!? …くっそ、マジかよ!』
 レイジ、ナオキ、俺たちが子供達を救出している間に怪獣の注意を逸らしてくれ!!』
『『了解!!!』』
エーアールαとγがガルバルドンに一斉射撃を仕掛け、βがその場から旋回し、空き地へ降下。
空き地の隅にβが着陸、シュウとミスカが降り立ち、立ちすくむ3人のもとへ駆け寄った。

「おい、大丈夫か、皆!!」
「大丈夫!? 怪我してるじゃない!」
「あわ、わ、私たちは大丈夫です!」
3人の無事を確認した2人は3人を連れβに乗り込もうと振り返った途端、
βの右翼が爆発、飛行不可能になってしまった! 犯人は当然、ガルバルドンの火球である。

「…やっべぇ! レイジ、ナオキ! どっちか来てくれ、βが駄目になった!!」
『よっしゃ、待ってろ、今すぐに…のわああああああ!!』
ナオキのγも撃墜され、残りはレイジのαのみとなった。
レイジはとっさにウルトラマンクラウスに変身するためウルティメイトストーンを取り出した。


456 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 03:13:10 ID:mP86EjOq0
「クラウっわっわあああぁぁぁぁぁ!!!」
だが、変身する直前にガルバルドンの火球攻撃がαの左翼を破壊し、αは地上へ堕ちて行く。
しかも、そのショックでレイジはウルティメイトストーンをコクピット内に落としてしまう。
αをなんとか胴体着陸させた後、必死になってストーンを探すが、見つからない…!
空き地に孤立してしまったシュウ達はお互いに身を寄せる。別場所で不時着したナオキが
ブレイクシューターで注意を逸らしているが、ガルバルドンはそれに反応する事無く空き地に迫る。
しゃがみ込む子供達を背にシュウとミスカも攻撃を仕掛けるが、それが効いてる様子は無い。
ついに、ガルバルドンが火球を確実に当てられる場所に到達し、
最大出力の火球を発射するためか機械の口元に炎を溜め始めた。
攻撃を諦めたシュウとミスカは少しでも盾になろうと自分達の身を子供達の上に覆い、
ナオキは「そこへ行くな、こっちに来やがれ」と叫びながらブレイクシューターのトリガーを引き続け、
レイジは未だ行方のつかめないストーンを大量の汗をかきながら必死に探し続けた。
そして、シュウとミスカの温もりを感じ取りながらうずくまるユウタとユカ、コウスケは…

「…ごめん、皆。さっき、おれが墜落場所に行こうだなんて言ったから…」
「なによ、謝ってばっかりでコウスケらしくない。」
「そうだよ。第一、謝る事ならぼくだっていっぱいある。」
「いーや、もうこんな時だ。おれの気がすまないんだよ、謝らしてよ。特に…アストラに、さぁ。」
「わかった。じゃあ、皆で謝ろうよ。」
そう言いながら、ユカがバスケットケースを開ける。

457 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 03:18:10 ID:mP86EjOq0
「ごめん、アストラ…。ぼく達がいながら、こんな目に遭わせちゃって…」
「もし、あなたが男の子だったら、ちゃん付けしちゃってごめんね…」
「あのさ、その…友達じゃない、とか言って、ごめん。
それと、お前が悪い事をした訳じゃないのに、ひどい事言って、ごめん…」
走馬灯の様に、ここまでの出来事をフラッシュバックさせてゆく。ほんの半日間の出来事だが―。
その時、ガルバルドンが火球を発射した。とてつもなく熱く、大きな、火の玉を。
巨大火球は、真っ直ぐ、空き地に、放たれた。現場の全ての人間が、硬く目を閉じた。

―光が。たとえ目を深く閉じていても眩しく見える程の光が、バスケットケースから放たれた。
光は巨大火球に立ち向かう。光と火球がぶつかり合ったその瞬間、眩い閃光が、音も無く辺りを包む。
3人の少年少女が、ゆっくりと、ゆっくりと目を開ける。―いない。アストラが、ケースにいない。
シュウとミスカも、紅蓮の炎が襲ってこない事に疑問を感じ取り、ゆっくり、後ろに振り向く。
辺りを包み込んでいた光が、少しづつ、吸収されていった。その巨大な、赤い巨人に。
5人の目の前には、追跡怪獣でも巨大化球でも無い、赤い、巨大な背中が、仁王立ちしていた。

「…アストラ、なの?」
「クラウスじゃないのか? …赤い、ウルトラマン…?」
巨人は、ガルバルドンをじっと見計らい、ゆっくりと構えた。
ガルバルドンの電子頭脳は一瞬混乱を引き起こしたが、
状況を推理し、すぐにその巨人が狙っていたターゲットと同一である事を導き出した。
巨人と、ガルバルドンの戦いが始まった。

458 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 03:18:54 ID:mP86EjOq0
『トアァァァァッ! ッハァァァァァッ!!!!』
クラウスの叫びとは少し違う、まるで格闘家が気合を入れるごとくの叫びと共に、
巨人―アストラがガルバルドンに飛び掛り、押し出す。第一に空き地から距離を置くためだ。
だが、ガルバルドンは野太い両腕でアストラをつかみ、後ろの方へ投げ飛ばす。
再度、ガルバルドンが空き地へと迫るが、ガルバルドンの背後からアストラがしがみ付く。
ガルバルドンは体を上下左右に振るが、アストラはしがみ付いたまま離れない。
ここでアストラ、ガルバルドンの巨体をぐっと持ち上げ、
空き地へと正反対の方向へ思いっきり投げ飛ばした。これで、空き地との距離が確保できた。
倒れる巨体に走り向かうアストラ。だが突如、瓦礫の中からガルバルドンの長い尻尾が奇襲、
アストラの足を取った。地面に転んだアストラに巨体が圧し掛かる。
さっきは隙を突いたから投げれたものの、パワー勝負となればアストラの方が断然不利である。
万事休す…。と、ガルバルドンの体の側面に別の光が激突し、巨体をアストラから離した。
その光は…銀色の巨人ウルトラマンクラウス! なんとかストーンを発見したレイジが変身したのだ。
敵が倒れている内にアストラに手を伸ばすクラウス。立ち上がったアストラをじっと見つめる。
クラウスは、この赤い巨人の正体を知らない。アストラの方も、何も語らない。
だが、倒す相手が共通しているので、ここは一先ず共闘する事にした。
起き上がったガルバルドンが咆哮する。2人の巨人が気合の叫び、構えた。時は、夕暮れ。
巨体が咆哮と共に突進するが、2人の巨人は同時にジャンプしそれを避け、敵の背後を取った。
2人でガルバルドンの長い尻尾をつかみ、力をあわせて思い切り引っ張り倒す。
そうやって2人で協力しつつガルバルドンに痛手を負わすが、ガルバルドンも並みの存在では無い。
火球や尻尾、怪力、そして電子頭脳が生み出す戦いへの適応な判断力が戦いを激戦化させる。
そして…皆を守るために戦う2人を見て、自分が今、何をすべきかを悟った者達がいた。それは…

「が…がんばれええええ、アストラぁ、クラウスぅぅ!!!」
「いけぇぇぇ、そこだぁ、やっちめぇぇぇぇぇ!!」
「がんばって!! アストラちゃんなら勝てるよぉぉ!!」

459 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 03:19:41 ID:mP86EjOq0
ヒーローショーでは、ヒーローがピンチになると、会場の子供達がヒーローを応援し、
ヒーローは勝利を得る。何故か? ヒーローが、子供達の声援でパワーを得る…設定だからだ。
だがこれは、本物のヒーローにも当てはまる事である。
応援とは、己が本当に信じる者に、己の気持ちを伝える手段だ。
自分が必死に守るべき存在が、自分のために、自分の勝利を信じて、声をかけてくれる。
自分を信じる者がいる…。それが解れば、自然と、力も湧いてくるのだ。
クラウスが普段よりも威力3割り増しのクラッシュウムカノンを放ち、
ガルバルドンの巨体の動きを止める。その隙に、アストラが大ジャンプ、空中からきりもみキック!!
鋭いキックはガルバルドンの機会の頭部を粉砕、さらにそのまま胴体をも切り裂く。
肉の塊になったガルバルドンは、クラウスのダブルフィンガービームにより溶け、この世から姿を消した。

エネルギーを消費したクラウスが先に空へと飛び去った。
アストラは、例の空き地にゆっくりと近づき、危機が去った5人を見下ろした。
夕焼け小焼けが、アストラを神秘的に映し出す。

「ありがとぉぉぉぉ、アストラァァァァ!!」
「ありがとー、アスト……ってちょっと待って、日本語、通じるんだっけ?」
「んー、そうかぁ。…あ! ねぇねぇ、A&Rのお姉さん!!」
「赤いウルトラマン…バルキーやバルーパーとも関係あるのかしら……って、え、何、どうしたの?」
「あのさー、リュートリニアン語で、‘ありがとう’って、どう言うの?」
「ありがとう? あぁ、ありがとうなら…‘リッダー’って言うのよ。」
「リッダー? うん、わかった。 アストラー! リッダー!!」
「リッダー!!」
「リッダー!!!」
『リッダー……ユータ…ユカ…コースケ…』
子供達が精一杯手を振って、感謝をアストラに伝え、そしてアストラも、ぎこちなく答えた。
アストラは再び光に包まれ、元の光の発光体となり、今度はバスケットケースに戻る事無く、
どこかへ飛び去っていった。


460 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 03:21:05 ID:mP86EjOq0
シュウとミスカは、新しいウルトラマンの出現に、この先どうなって行くのだろうかと不安を覚えた。
先日出現した2人のウルトラマンは、結局はフリップ星人の手の中の存在だった。
そして、今回の赤いウルトラマンは…? 共闘こそしていたが、まだ敵なのか味方なのかは解らないのだ。
だが、今は、アストラとの別れを惜しみつつも、最後まで、アストラの光が見えなくなるまで、
手を振って、うっすら涙を流しながら、だけど明るく別れの言葉を叫び続ける
3人の子供達の後姿を、じっと見守るのであった。



次回 ウルトラマンクラウス 第12話

「嗚呼、悲しき人生也」


461 :リュウラ著者:2006/12/27(水) 14:51:29 ID:mXTsUD/x0
初代マン「俺たちはアストラを」忘れてください。
本人じゃないんですよね?
「クラウスとは別の何か赤いウルトラマン」ということで。
今後の登場でどこから来てどこに行くのか大宇宙の謎は解明されるんでしょうか。
兄ちゃんの初必殺技を使ってるのがナイスでした。

462 :リュウラ三十五章続き:2006/12/27(水) 15:25:08 ID:mXTsUD/x0
が、それをユリノが止めた。
「軍中国基地より緊急要請です。民の避難誘導に手を貸してほしいと。」
ただでさえ人の多い香港。非難一つにしても手間取るのが当然。
「よし、俺が行く。皆はウイレイを倒してくれ。」
ヒスイが地上へ降りる準備を始めた。
「でもヒスイくん…」
「カンナ、勝てるだろう?頼むぞ。」
「…はい。」
こちらの世界にあるウイレイの幻影がまたも光線を吐き始めた。ヒスイは地上へ降り、護符で民を光線から救うが、防御に精一杯で避難誘導にまで手が回らない。
道の向こうで足をくじいた老婆がいるが、救いに走れるだけの余裕もない。と、避難する群衆の中から一人の少年が飛び出し、老婆を救出した!その少年をウイレイの光線が狙うが、こちらは一人の少女が放った護符に防がれる。
「大丈夫っすかマミヤさん!」
「防御はあたしに任せて、あんたは民の避難を急がせて!」
トキツグとミウだ!

ミウの法術でウイレイの光線を防ぎ、ヒスイとトキツグが民を誘導する。
「そうか、練兵場じゃこういう訓練もさせられるんだな。トキツグ、まだ鈍ってないようじゃないか。」
「冷やかさないでくださいよ。」
この隙に、レイテイは異次元へ突入した!
と、ヒスイたちの前にホウバも出現する!
「ち、ここでホウバに洪水を起こされたら…。」
(マミヤヒスイ、出るか?)
龍が転化を提案するが、その前にトキツグの姿が掻き消えていた。直後、カルラが現れる!
「あの馬鹿…さっきの傷も癒えていないというのに!」

完全でないコンディションのまま二神に立ち向かうカルラ。予想通り、敵の攻撃に翻弄されっぱなし。だがそれでも、ヒスイらを攻撃から庇い続ける。
「お前、そこまで人間が好きなのか…。それとも、未だ自分を許せないか?」
その時、カルラを見守っていたミウがバーニングヴァジュラを手にした。
「マミヤヒスイ、ここお願い。」

463 :リュウラ三十五章続き:2006/12/27(水) 15:45:39 ID:mXTsUD/x0
「待て!お前の傷も癒えていない筈だ!俺が行く!」
「十六の小姐が避難誘導すんのと軍服来た背の高い兄ちゃんがすんのと、どっちが説得力ある?自分の権力は、こーゆー時に使うんだよ。」
そう言うとミウもラセツへ転化した!しかし、やはりウイレイの幻影にはあらゆる攻撃が効かない…。

そのころ、レイテイは「島」と称される異次元空間で、ウイレイ本体と激突していた。
「島」の周囲は湖に囲まれており、その水を高圧水流としてレイテイへ放射する。しかし、レイテイはこれを逆用して潜水し、敵の死角から浮上、攻撃を加える。ウイレイの吐く光線が船首を直撃するが、その程度で轟沈するほどヤワな船ではない。
だが、二十門の光線砲、四十五門に及ぶ焔弾砲の一斉砲火を受けてもウイレイは倒れない。ゴジョウは主砲「コウテイノヒ」の使用を日本基地へ申請。そこから諸国の軍と交渉が始まる。次々と許可が下りる中、現実世界ではウイレイの幻影による攻撃でラセツとカルラが大苦戦。
「まだか!早くそちらでウイレイを倒さなければ二人が…。」
しかも、コウテイノヒ使用許可を渋る国が一つだけあった。
あせるヒスイ。と、その背後から通信用の札を奪い取る影。
「ワタリベの…奥方。」
彼女は通信用の札に対し、思いっきり
「『はい』で済むんだから言えやぁ!」
怒鳴る。直後、許可が下りた。
「…感謝します。」
「うん。ったく楽しい旅行をさあ。」

全基地より許可が下り、レイテイの鬼道機関へ大量の力が収束される。
「目標、神仙ウイレイ。コウテイノヒ、発射!」
ゴジョウの指示により、最強の呪法が炸裂する!が…未だウイレイは倒れない。驚愕するフナト、ヘキ、ユリノ、ワタリベ。だがゴジョウは、
「カンナちゃん、今よ!」
レイテイの船体中央部が開き、レイヒュウゴとレイキザンの合体形態「ヒュウキザン」が飛び出した。乗員は
「カンナ!?いつの間に…」
驚くユリノを尻目にカンナはヒュウキザンでウイレイへ接近する。
(ミウ、遅くなったけど、今、助けるからね!)
苦戦する妹へ心の中で謝罪しつつ、ヒュウキザンの翼へ念を込める。
「ミカガミノツルギ、一閃!」

464 :リュウラ三十五章続き:2006/12/27(水) 16:01:25 ID:mXTsUD/x0
コウテイノヒとミカガミノツルギを連続で受ければ、さしものウイレイもひとたまりもない。
ウイレイはようやく砕け散り、「島」も消えてゆく。同時に、「島」へ縛り付けられていた霊たちも解放される。
「もう、大丈夫だよ。もう…岸を渡れるよ…。」
解放された彼らに語りかけるカンナ。しかし、彼らは「帰れる」わけではない。彼らは死んだ。だからもう、かの岸を渡り、黄泉国へ「行く」他無い。
「帰れる」と言ってやれないことが、カンナの胸を締め付けた。

一方、ラセツとカルラを苦しめていたウイレイの幻影も消失。
(ヒスイくん、ウイレイは倒しました。)
(よくやった!…ありがとう。)
そしてヒスイもウルトラマンリュウラへ転化!

ホウバの吹雪が疲弊したラセツとカルラを襲うが、それをリュウラのドラゴンフィールドが弾き飛ばす。
「二人共、あとは俺に任せてくれ。」
リュウラはコウへ変身、勝負に出る!
敵の剣を真龍光鉄扇ドラゴンエクゼクターでへし折り、右拳、ローキック、前蹴り、ハイキック、後ろ回し蹴りを続けて打ち込み、倒れたホウバへ踵落としで追い討ちをかける。起き上がってきた所を投げ飛ばす。今だ!
裁邪冥光炎ハデスフレア、裁邪翼光槍セントラルスティンガー。
ラセツとカルラの必殺技が同時に決まる。そこへリュウラの必殺技、裁邪龍光弾シャイニングボムも炸裂!この三連攻撃で、ついにホウバも消滅した。

465 :リュウラ三十五章続き:2006/12/27(水) 16:10:56 ID:mXTsUD/x0
「結局、あの二神が霊を縛ってた理由は何だったわけ?」
フナトがヘキへ問うが、
「邪仙と関係があるとは思いますが、それ以上は…。」
ただし、邪仙は人間の死霊や怨念を喰らって強化する。とすれば、神は邪仙を恐れているのだろうか?レイハは、その可能性を視野に入れることしか出来なかった。

カンナは、解放された霊たちを想う。そしてミウへ礼を言った。ミウはまたも無言のまま去る。
その後ろ姿を見、カンナは泣いた。ミウを呼び止めようとしたが、ヒスイがそれを制止する。
ヒスイはカンナの心境を理解していた。
彼女は「自分が生まれたせいで、ミウが『光の一族』という、帰るべき場所を失った。あの霊たちと同じように。実の姉である自分のせいで」と思っている。
実際はカンナ自身に責任などないが、きっと彼女は自身を責めているだろう。
ヒスイには何も出来なかった。この姉妹にしてやれることは、何も。

466 :リュウラ:2006/12/27(水) 16:25:04 ID:mXTsUD/x0
次回予告
フナト「何の趣もないわねえ。」
カンナ「蜜柑下さい。」
ユリノ「つまり邪仙が大量発生すると?」
ヒスイ「アンタ、ここで何してる。」
次回ウルトラマンリュウラ 第三十六章「龍の新年は奇跡が燃えたぎる」
天川「俺たちの出番だ。行くぜ、宮野奇跡!」


リュウラ学 冬休み
ゴジョウ「ということで、今年のリュウラはこれにて閉幕で〜す。」
フナト「来年は三が日前後辺りから再開するからよろしく。」
ユリノ「三が日からねっとかふぇですか、著者。」
ワタリベ「うひゃひゃひゃひゃひゃ。」
ヘキ「まあまあ、生暖かく見守ろうよ。」

ヒスイ「妙な気を感じるな。邪仙か?」
龍(否、自虐という名の悪意だ。)

カンナ「いいお年を。来年も、よろしく。」


467 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 16:27:10 ID:f8nzwDzp0
 ウルトラマンアルファ 26 強すぎる意志
 獣化超人・ナツミ 出現


 西野恵の級友・江口夏美は、物陰から偶然その場面を見た。
 夏美の恵への歪んだ想いを阻む者、城達志。いつの間にか西野家に帰還し、又家族同然に暮らしていると
いうだけでも煩わしいのに、その達志が、別の女と逢っている。しかも人目を避けるように。
 別の女とは、特命防衛隊の霧島美樹である。ケムーリオスによって異次元にさらわれ、ウルトラマンアルファと
ウルトラマンズィーベンに救われるという数奇な体験をして以来、美樹は何かと理由をつけてちょくちょく
達志を呼び出して逢っていた。又宇宙に去ってしまったズィーベン=大谷勇について、美樹が知らない
彼の側面を達志から色々聞かせてもらうことで、寂しさを紛らわせていたのである。達志も美樹の心情が
判らないでもないので、西野家での生活に差しさわりのない範囲で応じていた。特防隊に達志のことが
知れるとまずいため目立たないようにし、結果両者とも人目を避けるような素振りになっていた。
 だが、夏美はそんな事情は知らない。美樹が特防隊の隊員であることも、想いを寄せる相手が勇であることも
知らない。達志が、恵より年上で憂いを秘めた美女である美樹に心変わりしたのではないかと判断しても
無理からぬことであろう。
 夏美が6話で達志の正体を知ったとき、恵は夏美に、このことは周りには黙っておいてくれと懸命に頼んだ。
夏美は恵を密かに愛しており、恵からそっぽを向かれないためにも、彼女の大親友というポジションを維持
せねばならない。だから、当たり前じゃない、誰にも言わないから安心しなと大見得を切り、恵に縋りつかれて
感謝され、その夜は自室で一人大いに盛り上がった。

468 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 16:27:58 ID:f8nzwDzp0
 そうまでして人が隠してやってるのに何じゃおのれはと、夏美は達志を八つ裂きにしたくなった。
しかし、そこは思いとどまり、別の方法を取ることにした。即ち、達志が恵に内緒で別の女に逢っていることを
こっそり恵にばらせば、
(放っておいてもあのクソウルトラマンは恵から見放されるという寸法じゃケケケケケーーーーーッ!!!!!)
 夏美は全身真っ黒なシルエットで異常に釣り上がった眼と口だけ真っ赤に光らせて人知れず心の中で哄笑した。
顔はゼラン星人の魚眼レンズ演出。もう怪獣や凶悪宇宙人と変わらない。

 恵と二人きりになる機会を作った夏美は、こんなこと言っていいのかなー、恵を傷つけないかなーと思い悩む
ような素振りに努めながら、自分の目撃情報を告げた。
 恵は驚き、どういう状況だったかを何度も確かめる。夏美はしてやったりと真っ黒な腹の中でほくそ笑み、
見た事実を告げていく。ここまでくれば変な工作をして危ない橋を渡らずとも、事態は自分に都合よく動いて
行くだろうと夏美は踏んだ。
 恵はじっくり考えた後、判った、わざわざ教えてくれて有難うねと夏美に感謝した。
(計画は完了した)
(いよいよ貴様も最期だ、ウルトラマンアルファ)
(精々残り少ない平和を謳歌するがいい)
(ケーーーーーッケケケ!!)
 心の中の世界の回転する作戦室で、擬人化されたオウムみたいなでかい頭の夏美、白い毛むくじゃらで頭は
真っ黒で牙が生えた夏美、肩と首の区別が付かず頭が銀色で口が肛門みたいな夏美、青い体色の昆虫みたいな
姿で長い手の先がハサミの夏美、四人の夏美が向き合ってぐるぐる回りながら笑った。

469 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 16:29:04 ID:f8nzwDzp0
 恵も達志と二人きりになる機会を作り、問い詰める。夏美は又物陰から密かに様子を伺う。最早ストーカー。
達志はあからさまにうろたえたが、恵に更に詰め寄られ、やがて、とつとつと説明を始めた。
 恵は一通り聞いた後。
 夏美のほうにまで聞こえてくる音で、拳骨で達志の脳天を殴った。
 夏美は腹の底で笑いが止まらない・・・
「何でちゃんと先に説明しないんですか、城先生!?」
 達志は巨大なたんこぶの出来た頭をさすり、
「いや、だって・・・何といっても特防隊がらみだし、恵ちゃんを巻き込むわけには行かないと思ったから・・・」
 ? 特防隊?
 想定外の単語が出てきた。首をかしげる夏美。
「そういう遠慮はなし! 先生はもう私達の家族と同じだって言ってるのに、まだそんな他人行儀言ってたら
本当に怒りますよ!」
「そうだったね・・・済まなかった。今後はちゃんと話すよ」
 達志が素直に謝ると、恵はばつが悪そうにもじもじ指を突き合わせ、
「・・・ずっと先生がいなかったときだって、心配したんですから」
 うわ、何そのリアクション!? 私の前でも見せたことないのに!? 何でそんな流れに!?
 夏美は動揺するが、当たり前である。達志には別に疚しいところはなく、事情を普通に説明しただけなのだから。
 真相を知ってすっきりした恵は後日、先に話を知らせてくれた夏美に改めて礼を言い、自分の聞いた真相を
夏美にも聞かせた。夏美は強張った笑いではあ、はあと頷くしかなかった。

470 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 16:31:22 ID:f8nzwDzp0
 夏美の自宅、閉め切られた暗い彼女の自室。
「おのれ城達志ーーーーー!! 何という卑劣な真似をーーーーー!!」
 別に達志は卑劣な真似はしていない。卑劣なのは夏美だが、今の彼女にはそんな理屈は通らない。
「こんなめでたしめでたしなぬるい結末なんか視聴者は喜ばんのじゃ!! 互いのエゴが醜く交差して血塗られた
ジェットコースタードラマになるのが今風でウケるんだからそれに合わせろや!!」
 勝手なことばかり喚いた後、恵の顔とかカラダとかを想起して身悶えしながら部屋をごろごろ転がりまくる。
 そして。
 真っ赤な逆光の中に黒く浮かぶ夏美のシルエットが、ぼきぼきと音を立てて変貌し、何かどう見ても人間ではない、
言い知れない不吉さを秘めたものになっていく。
「あの城達志も邪魔!! それ以外のものも邪魔!! 私と恵以外のものはこの世界から消えてなくなれ!!」

 江口宅を押し潰し、中から、眼が爛々と光って牙を剥いた、硬い毛で全身を覆われた巨大な獣人が立ち上がった。
 家には恐らく家族もいたはずだが、その安否など夏美にとってはどうでもいい。
 江口夏美は恐ろしい奴だ。残忍な奴だ。恵への想いを遂げるためには手段を選ばない。何だってやるのだ。
それがまさに江口夏美なのだ。
『こんな世の中があっていいものだろうか!? この末世の世にわしは汝らに警告する!!』
 訳の判らんことを脳に響く声で喚く。
『昔エルサレムではイエス・キリストが生まれ、インドでは釈迦が生まれた! そして日本には親鸞聖人あり!』
 えらく話が大きくなる。
『末世は、まさに近づいておるずぉぉぉぉ〜〜〜〜〜お前は神を信じなさい! ほれ信じなさい! ほれ信じなさい!』
 踊りながら街を踏み砕いていく。

471 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 16:32:32 ID:f8nzwDzp0
 ディフェンスポートでは、通報を受けた特防隊が右往左往している。
「おかしいんですよ!」
 オペレーターの一人がパニック気味に報告。
「怪獣出現の前には基地の観測機器に微弱なりとも何らかの反応が見られるものなんですが、今回は異常な震動波も電波も
検知できず、マイナスエネルギーカウンターにも何も引っかからなかったんです!」
 渋面を作る川上隊長。
「従来の観測システムに引っかからない怪獣・・・!?」
 そんな次元の話ではない。今回の件には怪獣も宇宙人も関係ない。夏美が恵への歪んだ愛というか欲望と達志への
憎悪を暴走させたらなんかこうなった。それだけだ。

『海は真っ黄色で山は真っ茶色で花はとっくに死んでいるとかそんな感じ!?』
 獣化超人・ナツミは喚きながら、西野家のある住宅地へ近づいてくる。
「城先生・・・」
「行って来るよ、恵ちゃん。お父さんとお母さんと一緒にちゃんと避難してて」
 迎え撃つために出て行く達志を見送る恵。一誠と和子も頷く。
 駆け出しながらアルファプラスをかざす達志。
「アルファーーーーーッ!!」

472 :名無しより愛をこめて:2006/12/27(水) 16:35:42 ID:f8nzwDzp0
 ウルトラマンアルファは普段自分や西野一家の暮らしている街を守り、獣化超人と戦う。
 目の前で意味不明なことを叫んでいる化け物が、恵の友人の夏美であったことなど知る由もない。彼女の恵への感情を
達志は知らないのだから。その上、怪獣になって理不尽に街を壊し、人々を脅かすというアプローチの仕方をしてきたので
余計判らない。
 獣化超人は手強い。というか、相手しているだけで正気度が減ってくる感じで凄く嫌だ。突然四つんばいになって
唸りながら素早く迫ってくると思ったら、無意味に犬のようにその場に穴を掘ったり、激しいステップで踊ったりする。
達志の思いは一つ。さっさと済ませて西野家に帰りたい。
 手傷も負うが、冷静さの維持に努めて漸く動きを読んで隙を見つけ出し、ギャラシウム光線を叩き込む。
炎上し、灰になっていく獣化超人は、最後に叫ぶ。
『勝った者は、常に負けた者の怨念を背負って生きていくのだ!! それが勝ち続ける者のさだめだ!!』
『いや、ここでその台詞を引用されても・・・』

 夏美の恵への想いが間違っていたのか、許されないものであったのかは誰にも判らない。判るはずがないんだよ!!
 只、怪獣になって暴れ回り、関係ない人達を殺して回るのは迷惑なので倒された。
 突然行方をくらましてしまった夏美を案じて何も知らない恵は悲しみ、何も知らない達志は慰めた。
この件はそれで終わった。この世では。

 あの世に逝った夏美は、恵の名を叫んで天使の綺麗なお姉さん達を見境なく追い回す。そのかどで地獄に落ちたら、
今度は極卒の虎縞ビキニのお姉さん達を追い回す。止めに来た地獄のむくつけき鬼や閻魔様もものともせず、
獣化超人と化して引っかき、噛み付く。情欲のためなら鬼となる。
 どうしたもんだろうか。

473 :アルファ作者:2006/12/27(水) 16:59:45 ID:f8nzwDzp0
クラウス作者様
 私もやはり何故アストラが現われたのかが気になります。さらっと流されるのも
それはそれで大いなる大宇宙の謎でしょうが。

リュウラ作者様
 いい感じに盛り上がった三十五章の後に、こんなもん書いてすみません。
次回もなんか、凄くわくわくする振りなんですけど。

474 :ピース作者 :2006/12/28(木) 00:29:30 ID:LQuMiav00
>クラウス作者様
この”アストラ”とはいかなるものなのか・・・。
赤い巨人となったときは盛り上がりましたね。
子供達から広がってゆくストーリーが好きなので、
喧嘩や反省、勝手な行動などのお約束(いい意味で)が面白かったです。

>リュウラ作者様
香港まできましたか。
神仙もいつも以上に皮肉な行動にでましたね。
みんなは死んでしまいましたか・・・
でも戦いには必ず死者が出る。その悲しさを改めて実感しました。

>アルファ作者様
あいかわらず遅れててすみません。
追いつくよう努力します。

イースリング3話投稿します。

475 :ピース作者 :2006/12/28(木) 00:32:31 ID:LQuMiav00
第3話「光れ!フラッシュラッシュ」闇魔カルブ登場

サターンズ城内。
ギライバー「くっっ!!009め!この前はよくも・・・」
ゴウ・マグマ「まぁまぁ落ち着け。
        No.6からNo.9が倒されただけだ。
        我々含めてまだ95体も生物がいるんだ。
        あいつを倒せる日もそう遠くない」
ヘル・デス「だが、奴の力を強くしてしまったばかりに、
       奴より弱い生物はあっというまだ」
バド・リュー「へっへー!ヘル・デス様っ!」
ヘル・デス「なんじゃ?」
バド・リュー「力が弱ければ、作戦を実行して、
        奴を不利にさせればいいのでは?」
ゴウ・マグマ「ほうほう、何かあいつに不利な条件を作るのか?例えば?」
バド・リュー「暗闇作戦っすよ。人間どもは真っ暗ものは苦手なんす。
        ひひ〜、だからそこを狙いまずは一般ピープルどもを!」
ギライバー「ほぉ〜、バカなくせになかなか良い案があるじゃないの。」
バド・リュー「バカは余計じゃーー!」
サターンズ「まあまあ、落ち着け。試しにその作戦を実行してみようではないか。
       夜にNo.010を向かわせろ!準備だ、メガンダー!」
メガンダー「・・了解・・カプセル開放準備を・・開始・・・・します」
プシューと濃い煙が発生しカプセルが徐々に開いてゆく・・・
バド・リュー「これで地球を!あのときの・・・あのときの復讐を!」
・・バドリューのあの時とは一体?

476 :ピース作者 :2006/12/28(木) 00:33:26 ID:LQuMiav00
地球はまだお昼。
レストランなどはひどく込んでいる。
そこに隆一郎ら三人の姿が。デパート地下のファミレスで食事を取るようだ。
店員がそこへやってきて、「ご注文は?」
雅人「えーっと、う〜んっと・・・」
麻紀「ちょっとー、早く決めちゃいなさいよ!」
雅人「うーん、わかったよ・・・。じゃあスパゲッティ!」
麻紀「私は超巨大パフェにミニハンバーガー。
    それに、ポテトフライに、味噌ラーメンに餃子にフルーツポンチ!」
雅人「せこいよ!自分だけそんな!しかも、太るぞ?」
麻紀「あら?私のおごりなんだから、私の自由でしょう?
    で、隆一郎さんは?」
隆一郎「え?・・・う〜ん。。。」
実は、隆一郎が地球に来てから7日経つのだが、水以外の食事は一回もとっていなかった。
サターンズ生物だからである。
だが麻紀が試しに食べてみて!ということで連れてこられたのだが・・・
隆一郎「じゃあ水。」
麻紀「水は無料で置いてあるでしょ。 本当に美味しいんだから〜、食べちゃってよっねっ?」
雅人「そうそう、どうせ麻紀のおごりだし!」
麻紀「こらーっ!」耳をつねる。
雅人「いててっ」
麻紀「で、隆一郎さん、どうするの?」
隆一郎「じゃあ・・・」とメニューの写真を見て、決めたものは・・・「お子様ランチ!」
そしてコソコソと、
麻紀「ねえ・・隆一郎さん、本当にこれでいいの?」
隆一郎「え?いや、美味しそうだったから。駄目?」
麻紀「う・・・うぅん、全然大丈夫よ!」
雅人(まあ、しょうがないよな。)「じゃあ以上で!」
店員「・・あっ!かしこまりましたー!」

そんな様子をモニターで覗く、バド・リュー。
「くっ!!サターンズ生物のくせに・・・・」

477 :ピース作者 :2006/12/28(木) 00:34:18 ID:LQuMiav00
そして料理が並べられた。
とっても歯ごたえがよさそうで、色も良いスパゲッティ。
たくさん並べられた、麻紀の注文料理・・・。
そして隆一郎にはお子様ランチ!
ハンバーグ、スパゲッティ、ポテトフライ、ミニ海老天ぷら、そしてオムライス。
もちろん旗もささっており、皿の周りにはダイオードで輝く3色の明かりが装備。
おまけにミカン付。

雅人「ああー!そ、そんなにたくさん!!
    しかも俺と麻紀がそれぞれ頼んだ、スパゲッティとポテトまで。。。。
    俺にも頂戴!!」
麻紀「こら!」耳をつねる!
隆一郎「ハハハ、ごめんねっ!麻紀ちゃん、いただきます。」
麻紀「いえいえ、どうぞ召し上がれ!」
隆一郎がフォークでオムライスをすくい、生まれて初めて地球食を口にした・・・・・。

そんな隆一郎をじっと見つめる二人。
ツバを飲み込み、その反応をうかがう。
隆一郎「・・・美味しい!」
この一声に笑顔で喜ぶ二人。
そして自分達も食事を取ろうとしたその時。

パチッ!とそのファミレスが停電!!というよりデパートが停電である。
すると、全員大騒ぎ。
麻紀「キャーッ!」
雅人「て、停電だーっ」
隆一郎「停電?くっ・・・真っ暗でなにもみえない・・・」
と、そのときお子様ランチの皿につけられたライトを見て隆一郎はひらめいた。
隆一郎「そうだ!みんな、このライトをある限り全部つけるんだ!
     少しはマシになるはずだ!」
それを聞いた店員はすぐさま、厨房にあったライト全てを用意し、スイッチをつけた。
すると、見事作戦どうりにライトが辺りを照らし、通路がハッキリ見えるようになった。

478 :ピース作者 :2006/12/28(木) 00:35:40 ID:LQuMiav00
1時間後、停電騒ぎも収まり一件落着となった。
だが雅人と麻紀は一口も料理を口にしていないため少々不満げな様子。
隆一郎「また来ようよ!今度こそ楽しく食べたいね!」
麻紀「うん、また来ましょう!」
隆一郎「じゃあ俺はひとまず・・・」
雅人「え?奥菜さん何処へ?」
隆一郎「ん?・・うん。ちょっとね、散歩してくるよ!」
そういって、バイクに乗ってどこかへと走り出していった。

そこは人気のない森。
そこで隆一郎は苦しんでいた。
・・・そう、人間食を口にしてしまったため、体内のエネルギーに不祥事が起こってしまったのだ。
胸を押さえて苦しむ隆一郎・・・。
そこへバド・リューが現れた!!
バド「おい、No.099!」
隆一郎「?!お、お前はサターンズのバド・リュー!!」
バド「ふん、貴様は人間と仲良くしているようだな」
隆一郎「それの何が悪い!」
バド「何が悪いだ?
    それはこっちのセリフだ!
    俺はサターンズが結成される少し前に、地球人と仲良く暮らそうとここへ来たのだ。
    だが、4本ある腕に不信を持った人間どもは私を拒み、しまいには攻撃してきたのだ!!
   何故私がダメで、あんたがいいんだ?!
    そして復讐を狙っていたときに、ヘル・デス様に遭遇したのだ。
    なのに貴様はどうどうと!」
そう、バド・リューはヘル・デスに出会う前に地球との交流をはかった。
だが、猛烈に反対され追い出されてしまったのだった・・・

479 :ピース作者 :2006/12/28(木) 00:36:50 ID:LQuMiav00
隆一郎「・・・。そうだったのか。
     あんたも地球と仲良くしようとしていたんだな!
     それなら、今また一緒に!」
バド「黙れ!もう騙されんぞ!」
と、眼から光線を発射。
苦しみながら避ける隆一郎。
バド「ふん、人間食は我々にとっては毒だ!そんなこともしらんのか。
   無理して喰うこともないのにな。
   まあ、お前は一人寂しく暗闇で過ごしたほうがよさそうだな。
   楽しみにしていろ、フフフ」そういってどこかへとワープしてしまった。
「待て!一体どういうことだ?・・っっう!!」まだ苦しい隆一郎はその場で倒れてしまった。
ここで、前回でも話された自動回復作業”パワフル・ドライバー”によって眠りについた。

その夜、真っ暗で明かりが無い街路を歩く女性達。
「こんな暗いと、何か怖いわよねー」
「そうよねぇ。ライトぐらい取り付けてほしいわ」
その時、女性達にいきなり飛びつく謎の影!
「キャーッ!」と叫ぶ女性達はそのまま、どこかえと消え去った。
ホオオオオという謎の鳴き声と共に。

CM
イースリングのOPとEDを収めた両A面CD、全国で発売中!
さあ、みんなも買って一緒に歌おう。

480 :ピース作者 :2006/12/28(木) 00:37:25 ID:LQuMiav00
翌日、8割回復した隆一郎は目を覚まし、バドの言った事に不審を抱きバイクで街を走った。
まずは雅人らの家へ。
ガチャと開き、帰ってきた隆一郎を心配する二人。
雅人「奥菜さん!大丈夫だったんですか?」
麻紀「心配したわよ!」
隆一郎「ごめん!それより、何か重大なニュースとか無かった?」
麻紀「ニュース?。。。そうえいば、夜に女性がさらわれるって事件があったわよ?」
隆一郎「犯人は?!」
麻紀「さぁ・・・わからないわ。ごめんなさい!それより、お腹すいてない?ご飯が・・・」
隆一郎「行かなくちゃ!」
そのまままた何処かへとバイクを走らせた。
雅人「あぁっ!また行っちゃった・・・」
麻紀「仕方ないわ・・。だって隆一郎さんは」
雅人「麻紀!」
麻紀「え・・・?」
雅人「それは言っちゃダメだ。」
麻紀「ご、ごめんなさい・・・」

一方、隆一郎は新聞の記事を頼りに現場へと向かった。
そこでは刑事達が調査中であった。
刑事「んー・・・・」
警察「何の手がかりもありませんね。」
刑事「そうだなあ。指紋も何も取れない」
そこへ入ろうとする隆一郎だが、「あ、駄目だよ。関係者以外立ち入り禁止なんだ」
だが隆一郎は振り切って奥へ進んでゆく。
「こら!待ちなさい!」と警察が追いかけるが、隆一郎は素早く森の中へ。
隆一郎「おそらく、ここら辺に潜んでいるはずだ。
     女性達は一体どこへ・・・?」

481 :ピース作者 :2006/12/28(木) 00:38:15 ID:LQuMiav00
くまなく探したのだが、結局アジトらしきものは見つけられなかった。
夕方となり警察らもいったん帰ってゆく。
隆一郎はしばらくここで見張ることにした。
すると、コツコツと女性が歩く音が。OL二人が喋りながら帰宅していた。
じっくり見守る隆一郎。
だが・・・何も変化は起きなかった。
「サターンズは関係なかったのだろうか・・・」
そう思ったときに、「キャー!」という叫び声が。
とっさにその場へ駆け込むと、そこではサターンズ生物がOL二人を通せんぼしていた!
「貴様!」と、そこからジャンプして強烈なパンチをカマス!
隆一郎「さあ、逃げるんだ!」
女性「は、はい!」
そのまま走って逃げる二人。
今回の生物は、異常に口が長いオオカミのような生物。
頭の中央には角がある。
そこへ再びバド・リューが!
バド「ふふふ、そいつはNo.010ことカルブだ!
   たしかにパワーはお前の方が勝るかもしれないが、
   空間を入れ替えたら断然かわるはずだぜ!キッヒッヒ」
隆一郎「空間?」
するとバド・リューは両腕を掲げて、「ブラック・アウト!」と叫んだ。
その直後に、見る見るうちに辺りが真っ暗に染まってゆく・・・。
バド「ブラック空間だ!
   この暗さは”黒”よりも濃い”黒”という、人類がまだ見ぬ特殊な色だ。
   この空間ならお前も戦えぬ!キッヒッヒ」

482 :ピース作者 :2006/12/28(木) 00:39:06 ID:LQuMiav00
そのとうり、隆一郎の視界は真っ黒状態で、他の色が何一つ見えてこない。
戸惑っているそのときに後ろからいきなり生物がアタックしてきた!
その衝撃で目の前にあった電柱と激突してしまう。
クラクラとめまいがするなか、敵を探そうとするが全く検討がつかない。
鼻で笑いその場から立ち去るバド。
作戦はうまく進行してしまい、隆一郎は一方的にやられてしまう。
そしてついにカルブは頭上の角を隆一郎へ向けて、突進の準備を始めてしまう。
この攻撃を食らえば、いくら隆一郎でも大ダメージを食らってしまう。
だがその時ひらめいた!
デパートが停電したときのことだ。あのとき、真っ暗な中ぽつんと照らしたライト・・・。
これにかけるしかない!
隆一郎はフラッシュラッシュを掲げた。
すると先端が光り輝き、辺りを照らし始めた!
目の前にはカルブの姿がハッキリと映り、跳び箱の要領で飛び越える!
避けられたカルブは怒って巨大化!
隆一郎はそのまま手にしたフラッシュラッシュを使用してイースリングへ変身した。

モニターで見ていたバド・リューは驚愕。
ギライバー「あらら?バド、これはどういうことかしら?」
ゴウ・マグマ「くっ、闇には光が強いという事を知っていたようだな。
        闇の世界で生まれた者は、知らないはずだが・・・」
バド「くっ!まだわからん!もっと暗闇に染めるのだ!No.099など倒してしまえ!」

カルブはその指示どうり、吠えることであたりをさらに黒く染めてゆく。
見えぬ暗闇世界に再びハマリ、角を腹に受けてしまうイースリング。
そこをさらに狙い、噛み付くカルブ。
だがそのとき、月が現れこちらを直に照らした。
月の光がそのままイースリングの胸の辺りにある「e」のしるしに反射し、激しい光を出現させた!
一挙に暗闇世界は消し去っていった。
カルブもあまりの眩しさに眼を押さえる。
そこをイースリングが大ジャンプからのチョップで攻撃し、角を叩き落とす!
連続して、トドメのエモーション光線で完全に撃破した。

483 :ピース作者 :2006/12/28(木) 00:40:31 ID:LQuMiav00
バド「う!!この、No.099め・・・」
するとバドをギライバーが蹴り倒した!!
ギライバー「ふん、どうせ失敗すると思っていたよ。
       もっとまともな作戦を考えな!」
No.3のバドとNo.4のギライバーだが、バドはみなから見下されてしまう。
メガンダー「また・・・失敗・・・」カタゴトの機械生物にさえ。
この仕打ちに顔には怒りの表情が表れるバドだが、仕方なく「ははー」と返事をするしかなかった。

翌日の朝。
太陽の明かりが町全体を照らす、お昼時に隆一郎は雅人らの家に再び帰ってきた。
「ただいま!」笑顔でそういい、雅人と麻紀も「おかえり!」と笑顔で出迎えた。
麻紀「隆一郎さん、私が作ったクッキー食べる?」
雅人「麻紀のクッキーは最高ですよ!」
果たして隆一郎は以前駄目であった人間食を満足して味わえることができるのか?
「うん!」そううなづき、1枚口にする・・・・
するとこれは偽りでもなんでもなく、心から「美味い!」と叫んだ。
人間のように、食べ物を味わえる喜びを知った隆一郎。

そんな彼の戦いはまだまだつづく。
こんなに楽しい生活が永遠に続くことを祈る彼は明日もまた行く。
負けるな、隆一郎。

次回予告
第4話「対立する者よ」怒獣ヴァース登場

些細な事で喧嘩をすることはよくあるものだ。
どちらが悪いかが問題である。
この二組の争いもどちらが悪いのか・・・
次回をお楽しみに。

484 :イースリング作者 :2006/12/28(木) 00:45:21 ID:LQuMiav00
>>475冒頭いきなり間違え。
「くっつ!!No.099」の間違いです。すみません。

やはり完全にウルトラマン路線は外されてますが、
どうかお許しを。
次回の怪獣の肩書きは”イカリケモノ”とそのままでおよびください。

485 :イースリング作者 :2006/12/28(木) 01:02:03 ID:LQuMiav00
>>483の前に追加します・・・・

すると行方不明だった女性等も光となって救出された。
喜びの余りそれを見つめるイースリング。
そして元の姿へと戻る。
隆一郎「・・・良かった。」
安心して笑顔でそういう隆一郎であった。
女性等も救急車ですぐさま運ばれた。
ちなみに今回の生物とウルトラマンの戦いは、一部の人間に見られていた・・・

486 :イースリング作者 :2006/12/28(木) 02:41:14 ID:LQuMiav00
>リュウラ作者様
感想、見逃しておりました。
今見ましたがとても楽しみな展開でワクワクしております。
楽しみにしておりますね。

もしかしたら6スレ目もそろそろ危ないかもしれませんね・・・・

487 :名無しより愛をこめて:2006/12/28(木) 08:07:37 ID:2bDoQXHLO
クラウス作者はアルファ作者がせっかく書いてくれたEXエピソードにどうして触れてくれないんだろう・・・。
お気に召さなかったのか?
まあ単純に他の作品は読んでないんだろうな

488 :名無しより愛をこめて:2006/12/28(木) 08:23:53 ID:JSNKCahxO
ヒント:まとめサイトのBBS
というかあなたsageられてないですね。

489 :アルファ作者:2006/12/28(木) 08:47:38 ID:nG2nRq0X0
>>487
掲示板でちゃんとご感想を頂きました。お気遣いありがとうございます。
まあ、ちょうどあの時期はシグマ最終回で盛り上がっていたときで、
その雰囲気に本スレ割り込みで水を差すのもあれだろうと気を遣われたのでしょう。
神経が過剰に細い人もいますし。

490 :イースリング作者 :2006/12/28(木) 13:56:14 ID:s0s+TkYn0
>アルファ作者様
21話。ついに決着しましたね。
アヴォルとヴァニルの二人も戻り、ゾーリミウスも倒し。
アヴォルとヴァニルをゾーリムウスの体内に入れた作戦(?)はナイスでした。

491 :ピース作者 :2006/12/28(木) 15:02:57 ID:s0s+TkYn0
最終話「昇進!モチヅキの強盗退治作戦!」強盗怪獣バッドモンズ登場

PETは危機にさらされていた。
隊員等に銃を向け、5人の強盗が基地内を占領していた。
オウノ「お前等の要求はなんだ?」
強盗A「ふっ、簡単さ。」
強盗B「ここにある武器、全てを俺達に渡してもらおうじゃないか」
オウノ「そんなことはできん!」
強盗A「ほぉ?ならこの銃弾があんたの頭を貫くことになるぜ?」
キムラ「隊長!!」
メグロ「う・・・・・ご、ごうとうめ!」

1時間後、全武器・全戦闘機・全資料が奪われていった・・・
そこへモチヅキがやってこいた。
そして土下座を・・・
実はこの強盗事件の責任はモチヅキにある。
新入隊員を装った強盗らをそのまま通してしまっていたのだ。
後にモチヅキも強盗に銃を向けられ、助けに行けない状況へ。
新入隊員ならその証を持っているはずなのだが、そのことをモチヅキは忘れていた。
他の隊員らは強盗に暴行を加えられ、怪我をしている・・・。
オウノ隊長に関しては右足に銃弾が。。。。

「この責任必ず!!」
その時、街に謎の怪獣が現れた!
右手には巨大な銃と左手には危険なサーベル。
その後ろには、超巨大戦闘機が街へ攻撃。

492 :ピース作者 :2006/12/28(木) 15:04:04 ID:s0s+TkYn0
そう、PETから盗んだ道具を改造し怪獣の道具としていたのだ!強盗は怪獣が分身した姿であった。
モチヅキは叫んだ。「隊長!!!俺に行かせてください!」
キムラ「だが、モチヅキ。警備員には攻撃する権利がない。しかも武器がない・・・」
オウノ「っう。。。武器・・・ならある。」
隊員達「え?!」
ミキ「武器っていったい・・・?」
オウノ「・・・実は隠し持っていた戦闘機”P-SHOT-BLUE”がある!
    操作方法はわかるのか?」
モチヅキ「・・・はい。」
オウノ「よし、モチヅキ行け!お前は今日から昇進。正式隊員だ!」
モチヅキ「!!あ、ありがとうございます!!」
すぐさま管理部の責任者がパスワードを入力し、地下に隠された戦闘機が出現。
戦闘機操縦資格は持っているモチヅキはすぐさま乗り込み、出動した。
だがまん前からいきなりいけば、やられるだけである。
そのため作戦を考えていた。
強盗返し作戦だ。
怪獣へ攻撃し始めたら、向こうの巨大戦闘機はこちらへ向かってくるはず。
そのときにすばやく正面衝突する感じで突撃して敵の戦闘機の部品を奪ってゆく作戦だ。

まずは怪獣へ慎重にレーザー攻撃!苦しむ怪獣の鳴き声を聞き取り、巨大戦闘機はこちらへ向かってきた。
第1段階は成功だ。次はあちらの攻撃をよけつつ、巨大戦闘機の頭部に付いたレーザー砲を磁力で奪いとる作戦。
あちらのレーザーはとにかく太い。だがスピーディーな操作で避け続け、見事奪取。
第2段階終了。これで巨大戦闘機は攻撃不可に。
最後は怪獣を倒すために、巨大戦闘機を怪獣に激突させる作戦なのだが・・・
余所見をしていたすきに、怪獣がこちらへ巨大な銃を発射していた!命中してしまい、P-S-Bは墜落・・・。

「モチヅキ!!」
基地から叫ぶ隊員達
その時、モチヅキはウルトラマンピースへと変身した。
「ピースだ!!」
「良かったーっ!」
と安心の声もあがる。

493 :ピース作者 :2006/12/28(木) 15:05:07 ID:s0s+TkYn0
ピースは早速飛び掛るが、突き放されサーベルを横に振られる。
しゃがんで避けるが、後ろにあったビルは真っ二つ。
そしてしゃがんだところを、銃で撃たれそうになるが転がってぎりぎりで避ける。
そして横からとび蹴り!
着地したところでエクスプレイション!だが銃から放たれる光線で防がれてしまう。
かなりの強敵・・。互角勝負である。
さらには巨大戦闘機がピースに激突してきた!
あまりの痛さに倒れこむピース。そこをサーベルで突き刺そうとする怪獣だがピースの蹴りで転んでしまう。

すると向こう側からオウノ隊長が墜落したP-S-Bに乗車。残り燃料をフルに使い、できる限り飛行した。
ピース(オウノ隊長!!)
オウノ隊長は怪我した右足をかばいながら、巨大戦闘機を攻撃。
オウノ「俺は平和を愛している!」
そして奪い取ったレーザー砲を投げつけ、巨大戦闘機は爆発した。
しかし、この破片らは全てPETのもの・・・・
使命を果たしたオウノ隊長の乗ったP-S-Bは再び墜落した。

カラータイマーが高速点滅するピースも全身全霊をかけ、高速ジャンプし、空中で回転。
怪獣を惑わし、そこを狙って両手をチョップ!
両手が切断され無防備となった怪獣にGスワット光線を放ち、撃破した。
両手にあったサーベルと銃もサンシャイン・シャワーで破壊した。

戦いは終わったが、オウノ隊長の体力は莫大に減っている。
救急車に運ばれるオウノ隊長。
「ふっ!大丈夫だ。心配しなくていいぞ!お前等はしっかりと怪獣の破片などの片付けをするのだぞ。
 PETは・・・PETは・・・俺の宝物だ!」
「はい」返事する隊員ら。
言われたとうり、片づけをするのだが、いてもたってもいられず、
モチヅキらはすぐさま病院へ運ばれたオウノ隊長の元へゆくが・・・・・

494 :ピース作者 :2006/12/28(木) 15:06:17 ID:s0s+TkYn0
息をひきとっていた。
全員が信じられないという表情で、顔に布が置かれたオウノ隊長を見つめ、直後に涙した。
そこが海になるかというぐらい、涙を流す。
モチヅキはあまりのショックに両膝をつく・・・
もう・・・帰ってこない。
自分のせいで地球防衛軍の隊長という存在を消してしまうなんて。
あまりの責任の重さにモチヅキは決断した。
M78星雲に帰ると。

3日後、PETは全ての兵器を喪失したことから、やむなく解散。
基地も撤去作業中。
他の隊員らは別の国や地区に派遣された。

キムラ「くっ。。。隊長・・・隊長ー!!!」
マチダ「隊長・・俺、隊長の分まで頑張ります!!」
ミキ「・・・・・ありがとう。。。私は地球の平和のために戦い続けます。お元気で。」
コウノ「ここで泣いてばかりいたら駄目だ。さぁ、俺達も早く行くぞ!」
メグロ「・・・・・・・うん!俺だって!」
ハナサカ「俺も世にいる凶悪な犯罪者を必ず捕まえる!」
イシモリ「私もよ。誰もが愛する平和を創るのよ!」

全員が涙を堪えてそれぞれの勤務先へ向かった。

495 :ピース作者 :2006/12/28(木) 15:07:03 ID:s0s+TkYn0
一方、モチヅキ。
「師匠・・・。」
80「どうしたピースよ。」
「俺、、、平和を創れずに終わってしまった・・・・」
80「・・・・」
「帰る資格はあるんでしょうか。」
80「お前は十分平和を創った。」
「え?」
80「PETは終わってしまったが、みんなの心の中のピースを創ったのだ。
   そう、あの強盗怪獣と戦うため変身したとき、お前の正体はみんなに認知されていたのだ。」
「!!」
80「お前は人を殺してしまった。だが彼は君を救えて死ねたことを誇りにしているはずだ。
   お前はこのことを一生忘れずに、懸命に生きてゆくのだぞ」
「はい!師匠。」
80「では、待ってるぞ」
「・・・はい。」

やはりモチヅキは星へ帰るのが切なくなった。
8ヶ月いた地球を離れるのだから。
だが決意した。
次はきっと人間達自らの力で平和を創ってくれると信じて、
ウルトラマンピースへ変身。
「ジュワ!」
そのまま大空へと飛び立っていった。

496 :ピース作者 :2006/12/28(木) 15:07:55 ID:s0s+TkYn0
こうしてウルトラマンピースの平和を創る戦いは幕を閉じた。
その直後に地球に怪獣が現れたらしい。
どうなったかはわからないが、きっとみんな頑張っているはずだ。
ありがとう、みんな。ごめんない、隊長。さようなら、地球。

M78星雲へ向かう途中、宇宙から地球を見下ろすピースは、
みんなも困ったときは掲げてくれ。
そういって、思い切り掲げた。
”平和を創るピースサイン”

                                     終わり

497 :ピース作者 :2006/12/28(木) 15:16:56 ID:s0s+TkYn0
ごめんなさい。打ち切りです・・・。
短い間でしたが、本当にありがとうございました。
ピースという作品に独特な世界を創れなかったことや、
隊員達のキャラ設定の失敗が原因であります。
いきなりの最終話で内容が薄くてすみません。
もう1度、短い間でしたが、本当にありがとうございました。

498 :アルファ作者:2006/12/28(木) 22:15:01 ID:Z+pXCXbi0
 うーむ。
 以下はあくまで私個人の感想ですが。

 登場人物の作り方自体に問題があったわけではないと思います。ざっと読ませて頂いてきましたが、
魅力的なキャラクターは沢山いたと思いますし。
 ウルトラマンピースという作品は、『平和を創る』というテーマを掲げてきたわけですが、
『平和』についての考え方は人によって千差万別です。

 自分の作品を挙げるのはおこがましいのですが、イレイズ17話『ピースウエーブ』のパライソ
星人は、彼らなりの解釈で宇宙に平和を齎すため、宇宙全ての生き物から闘争本能を取り除いて
しまおうとしました。結果、その活動は生きるために最低限必要な『他の生き物を捕まえて殺して
食べる』という本能までも奪うことになり、人類が滅んでしまいかねない。イレイズとBIDはやむなく
星人の活動を阻止し、星人はその結果を受け入れられず、全員自殺しました。その後、人間達は
戦争という名目や日々のフラストレーションで再び毎日争いを続け・・・

499 :アルファ作者:2006/12/28(木) 22:15:59 ID:Z+pXCXbi0
 という、正直読んでて楽しくない話です。判ってて書きました。平和という言葉の意味が一つだけ
だったら、とっくに世界から戦争はなくなってると思います。
 まあ、これは極端すぎる例と自覚しておりますが、『平和を創る』とは具体的にどういうことか、
『平和』とは一体何かということについての考察が、ピースという作品を通していまいち希薄
だったかなーという感じはします。勿論、物凄く難しい問題です。寧ろ、そういう主題と余り
関係ない隊員個々のメイン話や、隆一郎自身が色々悩みつつも彼が人類を愛していることをしっかり
実感できるイースリングのエピソードのほうが、確かにのびのびと書けている気はします。
失敗というなら、その辺ではなかったかと。
 オウノ隊長の「俺は平和を愛している!」が重いです。多分、誰でも平和を愛しています。ただ、
一人一人それぞれ愛し方が違う。

 しかし、平和を創るための方法を、ウルトラマンの力やその他の神がかり的な力のみで安易に
やるという方向に逃げず、モチヅキも含めたPETのメンバー全員が最後まで悩み考え続けた。
その点については評価すべきだと思います。
 返す返すも残念ですが、これに挫けず今後も頑張って欲しい。

500 :ピース作者 :2006/12/28(木) 23:05:23 ID:s0s+TkYn0
>アルファ作者様
貴重なご意見まことにありがとうございます。
平和の意味は1つだけじゃないということは、ピースを創っているときには明確に気づきませんでした。
また「平和を創る」
このテーマはどういうものなのかを毎度、表せなかったことに自らも反省しておりました。
イレイズ17話の発想は素晴らしいと思いました。
ただ自分は、こうすれば創れる!などといった大きな行動にでず、
来る事件にただ立ち向かうだけでしたね。
これではただの平和の守るになってしまい、ミラクルよりも小さくなるのも無理はないですね
自分でいうのもなんですが、たしかにイースリングのほうがストーリーとしては、
アイディアがいろいろ浮かんきて、のびのびやれます。
ピースの敗因原因を作者ながら、改めて考えさせていただきました。
ありがとうございます。
似たような作品を作るときがもしきたら、そのテーマを真剣にどういうものなのか考えて
つくるよう努力します。

501 :ピース作者 :2006/12/28(木) 23:11:12 ID:s0s+TkYn0
そして一番重要な「平和」とはなにか。
作品毎にその考え方はかわるものですが、
ピースという作品でハッキリ答えを出せなかったのは本当にすみません。
平和・・・・
たしかに、いくつも考え方はありますもんね。
その中のどれに一番あてはまるのか・・・・
結局出せずじまいでした。
この不完全な作品を中途半端に終わらせてしまった反省をいかし、
イースリングにしっかり思いを寄せて作り上げようとおもいます。

502 :ピース作者 :2006/12/28(木) 23:16:33 ID:s0s+TkYn0
>>486
いまさらですが修正。「感想、見逃し」ではなく「次回予告、見逃し」です。
本当にすみません、
恥ずかしい・・・・

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